JP4856453B2 - 電気機器収納用箱体 - Google Patents
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図7に示されている蝶番構造は、正面に開口を有するキャビネット本体51の開口縁に扉体52を回動自在に支持するためのものであって、キャビネット本体51の開口縁に固着される本体側蝶番53と、扉体52側に固着される扉体側蝶番54とを備えてなる。本体側蝶番53は、キャビネット本体51の開口縁から前方へと突出する腕部55の先端に筒状の保持部56を設けたものである。また、扉体側蝶番54は、ボルト57、57にて扉体52の支持側端部に固着されたものであって、バネ部材(図示しない)により下方へと付勢された可動ピン58を備えている。該本体側蝶番53と扉体側蝶番54とを備えてなる蝶番構造によれば、扉体側蝶番54の可動ピン58を付勢力に抗して上方へ引き上げ、扉体側蝶番54を本体側蝶番53の上方にあてがい、その保持部56内へ可動ピン58を挿入することによって、扉体52をキャビネット本体51に対して回動可能に支持することができる。また、扉体52をキャビネット本体51から取り外す場合には、扉体52を開放した状態で、可動ピン58を引き上げて保持部56から抜き取ればよい。尚、扉体52の支持側端部には、その端縁を後方へ折り曲げ、さらに扉体52内側へと折り返す折り曲げ加工が施されており、該折り曲げ部及び折返し部には、本体側蝶番53を嵌入可能な切り欠き59が設けられている。
請求項2に記載の発明は、請求項1の発明において、上側蝶番に、閉塞姿勢にある扉体の上方に位置するフランジを設けており、扉体が閉塞姿勢にある場合には、前記フランジが前記扉体の上面に干渉することによって前記上側蝶番の揺動操作が規制されることを特徴とする。
さらに、請求項2に記載の発明によれば、上側蝶番に、閉塞姿勢にある扉体の上方に位置するフランジを設け、扉体が閉塞姿勢にある場合には、該フランジと扉体の上面とが干渉して上側蝶番の揺動操作を規制するようにしている。したがって、扉体により箱体本体の開口を閉塞している際に、上側蝶番を誤って揺動操作してしまうおそれもなく、扉体が不用意に外れたりする心配がない。
図1は、扉体2が開放姿勢にあるキャビネット1を示した斜視説明図であり、図2は、扉体2を着脱する際の蝶番4の動作について示した説明図である。また、図3は蝶番4を示した説明図、図4は上側蝶番5を示した説明図、図5は下側蝶番6を示した説明図であり、図3〜図5において夫々(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は右側面図である。さらに、図6は、扉体2が閉塞姿勢にあるキャビネット1の蝶番4部を拡大して示した説明図である。
また、キャビネット本体3の開口周縁には、支持壁9が開口周縁に沿って前方へと立設されている。さらに、開口縁の各隅部には、蝶番4等を固着するための複数のボルト孔10、10・・が穿設されている。尚、扉体2取付側の下隅部には、上記軸ピンを備えた軸部材30がボルトにより取り付けられている。
上側蝶番5は、薄板状部材を断面L字状に形成してなるものであって、左右方向に長い本体12の上端には、前方へ突出するフランジ13が一体的に設けられている。該フランジ13の右端部には、扉体2の挿入孔8に挿入可能なピン11が下方へ突設されている。また、本体12の略中央には、下側蝶番6と連結するためのリベット20を挿通可能なリベット孔15が穿設されている。さらに、本体12の右側は、背面側へ段差を付けられた凹部14として形成されている。さらにまた、本体12の左側(リベット孔15よりも左側)は、下端が左上がりの傾斜状に形成されており、後述するように下側蝶番6の基フランジ22に当接する当接部16として機能する。加えて、本体12の左側で当接部16とリベット孔15との間には、下側蝶番6を取り付けるボルト7の干渉をさけるべく、切り欠き17が設けられている。
まず、上側蝶番5を下側蝶番6の前方側に位置させた状態で、リベット20により上側蝶番5の本体12と下側蝶番6の本体21とを連結する。該連結状態にあっては、上側蝶番5が、上側蝶番5のピン11を扉体2の挿入孔8内に挿入可能な取付位置と、上側蝶番5のピン11を扉体2の挿入孔8から抜き取り可能な脱却位置との間で、下側蝶番6に対し水平軸を中心として揺動可能となっている。このようにして組み立てられた蝶番4は、基フランジ22を支持壁9の上面に当接させた状態で、ボルト7を固着孔24を介してキャビネット本体3の所定のボルト孔10に螺入することにより、キャビネット本体3の開口縁に固着される。尚、図2に示す如く、上記取付位置にあっては、上側蝶番5の凹部14が下側蝶番6の係止部26に係止された状態となる一方、脱却位置にあっては、上側蝶番5の当接部16が下側蝶番6の基フランジ22に当接した状態となる。
またさらに、下側蝶番6に基フランジ22を設けており、該基フランジ22に上側蝶番5の当接部16が当接した際に、上側蝶番5が脱却位置に位置するようにしている。したがって、上側蝶番5を、脱却位置を越えて必要以上に揺動させてしまう心配がなく、使い勝手が良い。加えて、下側蝶番6を、キャビネット本体3の支持壁9に基フランジ22を当接させた状態で取り付けることができるため、取付状態にある蝶番4の安定性を向上させることができる。
加えて、上記実施の形態の蝶番を、扉体下部とキャビネット本体との連結に用いることも当然可能である。
Claims (2)
- 各種電気機器を収納する箱体本体と、該箱体本体の前面に開設された開口を開放/閉塞する扉体と、該扉体を開放姿勢と閉塞姿勢との間で前記箱体本体に対して回動可能に支持する蝶番とを備えてなる電気機器収納用箱体であって、
前記蝶番を、前記箱体本体に固着される下側蝶番と、該下側蝶番に対して前後方向の水平軸を中心として前記下側蝶番の前方で揺動可能に取り付けられる上側蝶番とからなるものとし、該上側蝶番に、前記扉体の上面に穿設された挿入孔に挿入可能なピンを突設するとともに、後方側へ段差を付けた凹部を設け、
前記上側蝶番を、前記ピンが前記挿入孔に挿入される取付位置と、前記ピンが前記挿入孔から抜き取られる脱却位置との間で揺動操作することによって、前記扉体を前記箱体本体に対して着脱可能とする一方、
前記下側蝶番に、前方側へ段差を付けた係止部を設け、前記取付位置にある前記上側蝶番の前記凹部を前記係止部に係止可能としたことを特徴とする電気機器収納用箱体。 - 上側蝶番に、閉塞姿勢にある扉体の上方に位置するフランジを設けており、扉体が閉塞姿勢にある場合には、前記フランジが前記扉体の上面に干渉することによって前記上側蝶番の揺動操作が規制されることを特徴とする請求項1に記載の電気機器収納用箱体。
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