JP6444250B2 - 電気機器収納用箱 - Google Patents

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Description

本発明は、電気機器収納用箱に関するものである。
電気機器をその内部に収納し、上開き式の扉を備えた電気機器収納用箱には、特許文献1に示すように、扉を開状態として保持するためのステー装置が設けられる。その構造としては、扉の裏面に、可動金具を回動自在に設けるものとし、さらに可動金具の胴部の先端に突設部として形成したピンを、筐体本体に設けられた固定金具の案内長孔に摺動自在に嵌合させるものとしている。
特許文献1によれば、案内長孔の下側の中間位置には、ピンの頭部を外側から挿入可能とし、かつ扉を開状態で支持するために傾斜させた挿入孔が形成されている。また、挿入孔を傾斜させる代わりに、筐体本体の水切部と固定金具の案内長孔との間にストッパ等を挿入することにより、可動金具の摺動を規制して、扉を開状態で保持することもできる。しかしながら、このように挿入孔を下側に形成した場合には、ピンを挿入孔の位置まで摺動させた際に、自重によりピンの軸部が挿入孔に引っ掛かってしまい、干渉音が生じる問題があった。
この問題を解決するために、挿入孔を案内長孔の上側に形成することも考えられる。しかしながら、その場合も可動金具が自重により案内長孔に対して回外方向に傾くことから、ピンの頭部が案内長孔の上側に強く当接した状態で摺動されることとなり、ピンが挿入孔の位置まで摺動された際にピンの頭部が挿入孔に引っ掛かってしまい、干渉音が生じてしまう。
実開平3−75155号公報
本発明の目的は前記した従来の問題点を解決し、突設部が挿入孔に引っ掛かることのない電気機器収納用箱を提供することである。
上記課題を解決するためになされた本発明は、上側開口部が形成された筐体本体と、該上側開口部に取付けられる扉と、前記筐体本体と扉との間に設けられるステー装置とを備え、該ステー装置は、先端に突設部を形成した可動金具と、該突設部を摺動自在に支持する案内長孔を有する固定金具とからなる電気機器収納用箱であって、前記案内長孔は、その上側に設けられた上側案内部と、下側に設けられた下側案内部との間に形成されるものとし、該上側案内部には、前記突設部を挿入可能な挿入孔を形成するとともに、前記上側案内部が、前記下側案内部よりも前記可動金具の胴部に近接するよう前記固定金具を形成したことを特徴とするものである。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の電気機器収納用箱において、前記上側案内部を、前記下側案内部に対して前記筐体本体の外側方向にずらしたことを特徴とするものである。
請求項3記載の発明は、請求項2記載の電気機器収納用箱において、前記挿入孔を、前記上側案内部の中間位置に形成したことを特徴とするものである。
請求項4記載の発明は、請求項1記載の電気機器収納用箱において、前記上側案内部は、その両端にクランク状の曲げ部を備えたことを特徴とするものである。
本発明に係る電気機器収納用箱は、上側案内部と下側案内部との間に案内長孔を形成するものとし、この上側案内部には、可動金具の先端に形成された突設部を挿入可能な挿入孔を形成するとともに、上側案内部が下側案内部よりも可動金具の胴部に近接するよう固定金具を形成するものとした。これにより、可動金具が自重により傾いた状態で摺動されても、突設部として形成したピンの頭部が上側案内部と当接しないため、ピンの頭部が挿入孔に引っ掛かることを防止できることとなり、干渉音が生じることもない。
また、請求項2に係る発明のように、上側案内部を下側案内部に対して筐体本体の外側方向にずらすことにより、前記と同様の効果を奏するものとなる。
請求項3に係る発明のように、挿入孔を上側案内部の中間位置に形成すれば、案内長孔の蝶番側端部の強度低下を防止することができる。
請求項4に係る発明のように、上側案内部は、その両端にクランク状の曲げ部を備えるものとすれば、上側案内部が下側案内部よりも可動金具の近接側に位置する関係性を容易に形成することができるものとなり、また突設部として形成したピンが曲げ部に引っ掛かることも防止することができる。
第1の実施形態を示す全体斜視図である(扉閉状態)。 第1の実施形態を示す全体斜視図である(扉開状態)。 図2の拡大図である。 固定金具の斜視図である。 ステー装置の要部断面図である。 第2の実施形態における固定金具の斜視図である。 第3の実施形態における固定金具の斜視図である。 第4の実施形態におけるステー装置の要部断面図である。 第5の実施形態を示す斜視図である。 第5の実施形態におけるステー装置の要部断面図である 第6の実施形態における固定金具の上面図である。
以下に本発明の好ましい実施形態を示す。なお、本明細書中における上下、左右方向とは、図1に示す方向を指すものとする。
(第1の実施形態)
図1に示す電気機器収納用箱は、筐体本体1の内部に図示しない電気機器を収納するとともに、上開き式の扉2を備えている。この扉2は、図2に示すように、筐体本体1の上側開口部3を被覆するように、蝶番4によって開閉自在に取付けられている。この扉2を開状態で保持するために、筐体本体1と扉2との間にステー装置5が設けられる。ステー装置5は、可動金具6と固定金具9とにより構成されるものである。図3に示すように、可動金具6は、扉2の裏面に回動自在に固定される基端部6aと、胴部6bとを備えている。さらに、可動金具6の胴部6bの先端には突設部であるピン7が形成されており、このピン7は、図5のように頭部7aと軸部7bとからなる。固定金具9は筐体本体1に固定されており、ピン7の軸部7bを摺動自在とするための案内長孔8が形成されている。そして、図示しないストッパを筐体本体1に形成された水切部の垂直辺10と固定金具9の案内長孔8との間に挿入することにより、可動金具6の摺動を規制して、扉2を開状態に保持することができるものとしている。
固定金具9は、図3に示す筐体本体1の水切部の垂直辺10に取付けられるものであり、図4に示すように、その取付け箇所となる取付片11と、取付片11の端部を図3のように筐体本体1外側方向に折り曲げてなる垂直片12と、垂直片12の端部を取付片11と平行に折り曲げてなる平行片13とにより構成され、略ハット形状を有する。
平行片13には、ピン7の軸部7bを摺動自在に嵌合させるための案内長孔8が、その長手方向に亘って形成されている。この案内長孔8は、その上側に設けられた上側案内部14と、下側に設けられた下側案内部15との間に形成されるものである。
上側案内部14の中央位置には、ピン7の頭部7aを挿入可能な挿入孔16が、案内長孔8と連通して形成されている。そして、図3のようにピン7の頭部7aを筐体本体1の外側から挿入することで、可動金具6と固定金具9とが連結されることとなる。なお、ピン7の軸部7bは下側案内部15に当接しながら摺動する。このように、案内長孔8の上側に挿入孔16を形成すれば、ピン7を挿入孔16の位置まで摺動させた際に、自重によりピン7の軸部7bが挿入孔16に引っ掛かることを防止できるものとなる。
図4のように、上側案内部14は、その両端にクランク状の曲げ部17を備えている。そして、この曲げ部17により、上側案内部14が下側案内部15に対して筐体本体1外側方向にずれるものとした。即ち、図5に示すように、上側案内部14の下端部が下側案内部15の上端部よりも可動金具6の胴部6bに近接することとなる。これにより、可動金具6が自重により回外方向に傾いた状態で摺動されても、ピン7の頭部7aが上側案内部14の下端部と当接しないため、頭部7aが挿入孔16に引っ掛かることを防止できることとなり、干渉音が生じることもない。また、衝撃によりピン7が挿入孔16から抜けてしまう恐れもないものとなる。また、曲げ部17を形成するという簡単な工程によって、上側案内部14の下端部が下側案内部15の上端部よりも可動金具6の胴部6bに近接する関係性を容易に形成することができることとなる。
また、前述のように挿入孔16を上側案内部14の中央位置に形成したことにより、ステー装置5を筐体本体1の左右両側に設ける場合に、共通の固定金具9を用いることができる。なお、挿入孔16の形成位置は中央位置に限定されず、上側案内部14の中間位置であっても差し支えない。図2に示す扉2の開状態においては、ピン7は案内長孔8の蝶番4側端部に位置し、この位置で最も荷重がかかった状態となっている。したがって、挿入孔16を上側案内部14の中間位置、即ち案内長孔8の両端部間に形成するものとすれば、案内長孔8の蝶番4側端部の強度低下を防止することができるものとなる。
なお、本実施形態においては筐体本体1を底面設置としたが、壁面設置であっても差し支えない。
(第2の実施形態)
図6に示す第2の実施形態は、曲げ部17を下側案内部15に形成したものである。このような構成によっても、図5と同様に上側案内部14が下側案内部15に対して筐体本体1外側方向にずれるものなり、即ち上側案内部14の下端部が下側案内部15の上端部よりも可動金具6の胴部6bに近接することとなる。これにより、第1の実施形態と同様の効果を奏する。
一方で、下側案内部15に曲げ部17を形成した場合、ピン7がこの曲げ部17に引っ掛かってしまう恐れがある。したがって、第1の実施形態のように、上側案内部14に曲げ部17形成することで、ピン7が曲げ部17に引っ掛かることを防止することがより好ましいと言える。
(第3の実施形態)
図7に示す第3の実施形態においては、上側案内部14の内側表面に溝部18を形成することにより、上側案内部14の下端部が下側案内部15の上端部よりも可動金具6の胴部6bに近接するものとした。このような構成によっても、ピン7の頭部7aが上側案内部14の下端部と当接しないため、頭部7aが挿入孔16に引っ掛かることを防止できることとなる。
(第4の実施形態)
図8に示す実施形態は、上側案内部14と下側案内部15とを、可動金具6が傾く方向と同方向に傾斜させて形成したものである。このような構成によっても、上側案内部14の下端部は下側案内部15の上端部よりも可動金具6の胴部6bに近接することとなるため、第1乃至第3の実施形態のように、曲げ部17や溝部18を形成する必要がないものとなる。
(第5の実施形態)
図9及び図10には、第5の実施形態を示す。この実施形態は、第1の実施形態と比較して、ピン7の頭部7aを内側から挿入する点で相違する。この場合、図10に示すように、可動金具6は自重により回内方向に傾いて摺動することとなる。そこで、図9のように、固定金具9の向きを第1の実施形態と反対として取付けるものとすれば、図10のように上側案内部14の下端部が下側案内部15の上端部よりも可動金具6の胴部6bに近接することとなる。これにより、ピン7の頭部7aを内側から挿入する場合においても、頭部7aが上側案内部14の下端部と当接しないため、頭部7aが挿入孔16に引っ掛かることを防止することができる。なお、固定金具9を取付けるための取付片11は、固定金具9の底部に形成し、これにより水切部の水平辺19に対して固定するものとして、可動金具6との接触を回避している。なお、固定金具9は第1の実施形態に示すものを反対として取付けるものとしたが、第2乃至第4の実施形態及び後述する第6の実施形態に示す固定金具9の構造を採用しても良いことは言うまでもない。
(第6の実施形態)
図11には第6の実施形態を示す。この実施形態は、上側案内部14の両端部を、双方から中央の挿入孔16に向かって徐々に傾斜させることでアーチ状に形成し、これによって上側案内部14の下端部を、下側案内部15の上端部よりも可動金具6の胴部6bに近接させたものである。このような構成によっても、ピン7の頭部7aが上側案内部14の下端部と当接しないため、頭部7aが挿入孔16に引っ掛かることを防止できることとなる。
1 筐体本体
2 扉
3 上側開口部
4 蝶番
5 ステー装置
6 可動金具
6a 基端部
6b 胴部
7 ピン
7a 頭部
7b 軸部
8 案内長孔
9 固定金具
10 垂直辺
11 取付片
12 垂直片
13 平行片
14 上側案内部
15 下側案内部
16 挿入孔
17 曲げ部
18 溝部
19 水平辺

Claims (4)

  1. 上側開口部が形成された筐体本体と、
    該上側開口部に取付けられる扉と、
    前記筐体本体と扉との間に設けられるステー装置とを備え、
    該ステー装置は、先端に突設部を形成した可動金具と、該突設部を摺動自在に支持する案内長孔を有する固定金具とからなる電気機器収納用箱であって、
    前記案内長孔は、その上側に設けられた上側案内部と、下側に設けられた下側案内部との間に形成されるものとし、
    該上側案内部には、前記突設部を挿入可能な挿入孔を形成するとともに、前記上側案内部が、前記下側案内部よりも前記可動金具の胴部に近接するよう前記固定金具を形成したことを特徴とする電気機器収納用箱。
  2. 前記上側案内部を、前記下側案内部に対して前記筐体本体の外側方向にずらしたことを特徴とする請求項1記載の電気機器収納用箱。
  3. 前記挿入孔を、前記上側案内部の中間位置に形成したことを特徴とする請求項2記載の電気機器収納用箱。
  4. 前記上側案内部は、その両端にクランク状の曲げ部を備えたことを特徴とする請求項1記載の電気機器収納用箱。
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