JP6267924B2 - 扉の片下がり防止構造を備えたキャビネット - Google Patents

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Description

本発明は、扉の片下がり防止構造を備えたキャビネットに関する。
一般に、電気機器収納用のキャビネットでは、図6に示すように、扉51が蝶番52によって箱体53の一側部に枢着されているが、自重により扉51が傾き、蝶番52と反対側の部分が下がり、扉51を滑らかに開閉できなくなったり、キャビネット50の外観を悪くしたりする問題があった。そこで、特許文献1では、図7に示すように、蝶番と反対側において、扉51の内側折曲部54に切欠55を形成し、箱体53の掛金取付ボルト56に切欠55を嵌合し、扉51の片下がりを防止する構造57が提案されている。
特開2011−226094号公報
ところが、従来の片下がり防止構造57によると、比較的小さな切欠55とボルト56の嵌合によって扉51の傾きを補正しているので、扉51が大きく傾いているような場合などに、切欠55がボルト56に正しく嵌らず、この状態を見逃してしまたり、扉51の施錠に支障を来したりする可能性があった。
そこで、本発明の目的は、扉の閉鎖動作に伴って片下がりをより確実に防止できるキャビネットを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のキャビネットは、電気機器を収納する箱体の一側部に前記箱体の開口部を覆う扉が垂直軸線の周りで回動可能に支持されると共に、前記箱体が前記開口部を包囲する水切り部を備え、
前記箱体と前記扉の両方の上側のみに、前記扉の閉鎖方向の回動に伴って互いに接触する係合部を設け、
扉側の前記係合部が前記水切り部に上方から被さるように、前記扉の上辺に折り曲げ形成されて前記箱体側に向かって上り勾配となる斜状に形成されて成り、箱体側の前記係合部が前記扉側の係合部の下面に接触するように前記水切り部に上向きに折り曲げられて成ることを特徴とする
本発明のキャビネットによれば、扉側の係合部を箱体側に向かって上り勾配となる斜状に形成したので、扉の閉鎖動作に伴って扉の片下がりをスムーズに解消できるという効果がある。
本発明の一実施形態を示すキャビネットの斜視図である。 図1のキャビネットの開扉形態を示す正面図である。 図1のキャビネットの閉扉形態を示す正面図である。 図3のIV−IV線に沿って扉の閉鎖動作を示す作用説明図である。 図4に続く閉鎖動作を示す作用説明図である。 従来のキャビネットを示す正面図である。 従来のキャビネットの片下がり防止構造を示す斜視図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1、図2に示すように、この実施形態のキャビネット1は、電気機器を収納する箱体2と、箱体2の開口部3を覆う扉4とを備えている。箱体2の前面には、水切り部5が開口部3を外側から包囲するように四角環状に形成されるとともに、水切り部5に上方から被さるように庇部6が突設されている。
扉4は、蝶番7により箱体2の一側部に垂直軸線Aの周りで回動可能に支持され、開口部3を塞ぐ閉鎖位置と、開口部3を開く開放位置とに配置される。扉4の全周縁には折返し部8が箱体2側に折り曲げられ、折返し部8により水切り部5を外側から取り囲み、水切り部5で開口部3を包囲して、雨水を箱体2の内側に浸入させないようになっている。
図3、図4に示すように、開口部3の上側に位置する水切り部5には、箱体側係合部5aが上向きに折り曲げられている。箱体側係合部5aと対応する高さの折返し部8には、扉側係合部8aが箱体2側に向かって上り勾配となる斜状に形成されている。箱体側係合部5aおよび扉側係合部8aは共に水平方向に延びるように設けられ、扉4が閉鎖方向へ回動されたときに、扉側係合部8aが水切り部5に上方から被さり、箱体側係合部5aが扉側係合部8aの下面に接触するように構成されている。
上記構成のキャビネット1において、片下がりを生じている扉4(図2参照)を閉じると、図4(a)に示すように、回動途中で扉側係合部8aが箱体側係合部5aに接触する。接触当初には、接触点P1が扉側係合部8aの比較的後側に位置し、図4(b)に示すように、扉4の下端が正規位置よりも下がる(下方変位量=D)。
図5(a)に示すように、扉4を更に回動すると、図5(b)に示すように、接触点P2が扉側係合部8aの比較的前側にシフトし、扉側係合部8aの傾斜面作用によって扉4が持ち上げられ、その下端が正規位置に配置される(下方変位量=0)。したがって、扉4の閉鎖動作に伴って扉4の片下がりをスムーズに解消し、キャビネット1の外観を見栄えよくすることができる。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、例えば、扉側係合部8aを箱体2側に向かって上り勾配に形成し、あわせて、箱体側係合部5aを蝶番7に向かって下り勾配となる斜状に形成するなど、発明の趣旨を逸脱しない範囲で、各部の形状や構成を適宜に変更して実施することもできる。
1 キャビネット
2 箱体
3 開口部
4 扉
5 水切り部
5a 箱体側係合部
7 蝶番
8 折返し部
8a 扉側係合部

Claims (1)

  1. 電気機器を収納する箱体の一側部に前記箱体の開口部を覆う扉が垂直軸線の周りで回動可能に支持されると共に、前記箱体が前記開口部を包囲する水切り部を備え、
    前記箱体と前記扉の両方の上側のみに、前記扉の閉鎖方向の回動に伴って互いに接触する係合部を設け、
    扉側の前記係合部が前記水切り部に上方から被さるように、前記扉の上辺に折り曲げ形成されて前記箱体側に向かって上り勾配となる斜状に形成されて成り、箱体側の前記係合部が前記扉側の係合部の下面に接触するように前記水切り部に上向きに折り曲げられて成ることを特徴とするキャビネット。
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