JP2991614B2 - 分電盤 - Google Patents

分電盤

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JP2991614B2
JP2991614B2 JP6127013A JP12701394A JP2991614B2 JP 2991614 B2 JP2991614 B2 JP 2991614B2 JP 6127013 A JP6127013 A JP 6127013A JP 12701394 A JP12701394 A JP 12701394A JP 2991614 B2 JP2991614 B2 JP 2991614B2
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JP
Japan
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support
cover plate
distribution board
box body
side locking
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JP6127013A
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Inventor
浩司 大川
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Kawamura Electric Inc
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Kawamura Electric Inc
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電気機器収納用箱体に
各種電気機器を収納して構成される分電盤の構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、分電盤は、図5に示すように分電
盤21の箱体本体22に取り付けたレール23に設けて
ある螺子挿通孔23aと、支柱24の下端部近傍に設け
た螺子挿通孔24aとを一致させて螺子25によって、
支柱24をレール23に締め付け固定し、次に支柱24
に被覆板26を載置し、支柱24の上端部近傍に設けた
螺子挿通孔24bと、被覆板26に設けてある螺子挿通
孔26aとを一致させて螺子27によって被覆板26を
支柱24に締め付け固定し、箱体本体22に被覆板26
を取り付けていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の分電盤21
は、被覆板26を箱体本体22に取り付けたり、取り外
したりする場合に、螺子27を回転させて締め付けた
り、緩めたりしなければならず、作業が煩わしいと共
に、加工上の精度や歪みによって支柱24の上端部近傍
に設けた螺子挿通孔24bと、被覆板26に設けてある
螺子挿通孔26aとが一致しないことがあって、螺子2
7の締め付け作業に手間が掛かるという欠点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記従来の分電盤の問題
点に鑑み、本発明の目的は、被覆板の取り付け、取り外
しが容易にできる分電盤を提供するもので、その構成
は、少なくとも前面を開口した箱体本体と、該箱体本体
の開口部を被覆する被覆板と、該被覆板を支持する前記
箱体本体に立設された支柱とで構成される分電盤におい
て、前記被覆板の前記支柱と対向する位置には挿通孔を
適宜箇所設け、該挿通孔の端縁部には被覆板側係止具を
設け、前記支柱には前記被覆板の挿通孔から突出する操
作部と、該操作部と一体形成される係止部とで成る支柱
側係止具と、前記被覆板を支持する支持具と、該支持具
を箱体本体の前面方向に付勢すると共に前記支柱側係止
具と前記被覆板側係止具とを係止状態で維持するために
付勢するバネ体とを支柱支持金具に取り付けたことであ
る。
【0005】また、前記分電盤において、前記支柱を構
成する支柱側係止具と、支持具と、バネ体とを嵌め込み
により前記支柱金具に取り付けたことである。
【0006】
【作用】分電盤の被覆板を取り外すには、被覆板の挿通
孔から突出している支柱の操作部をバネ体の付勢力に抗
してスライドさせる。すると、被覆板側係止具と支柱側
係止具の係止が解除される。このとき、支柱の支持具が
バネ体によって箱体本体の前面方向に付勢されているた
め、被覆板を箱体本体の前面方向に浮き上がらせる。こ
の一連の行為を全ての挿通孔の操作部について行うこと
により、被覆板を取り外すことができる。
【0007】また、分電盤に被覆板を取り付けるには、
支柱の操作部を被覆板の挿通孔に挿通する。すると、支
柱の支持具が被覆板に当接するので、この状態で被覆板
を押圧すると、支持具がバネ体の付勢力に抗して押圧さ
れると共に、軸によって軸支された支柱側係止具が被覆
板側係止具に沿って内側に進む。更に押圧すると支柱側
係止具が被覆板側係止具を越え、この時バネ体の付勢力
に抗して支柱側係止具が軸を中心に回動し係止する。こ
の一連の行為を全ての挿通孔の操作部について行うこと
により、被覆板を分電盤に取り付けることができる。
【0008】
【実施例】本発明に係る分電盤の実施例を図1〜図4に
示す。以下これらの図面に基づき本発明を説明する。
【0009】分電盤1は、前面を開口した箱体本体2
と、この箱体本体2の開口部を被覆する被覆板3と、こ
の被覆板3を支持する4箇所の支柱4とで構成される。
支柱4は箱体本体2の背面に取り付けられたレール1
1,11に固定されている。被覆板3の支柱4と対向す
る位置には挿通孔5を設け、これらの挿通孔5の端縁部
には被覆板側係止具6が設けられている。また、支柱4
には被覆板3の挿通孔5から突出する操作部7aと、こ
の操作部7aと一体形成される係止部7bとで成る支柱
側係止具7と、被覆板3を支持する支持具8と、この支
持具8を箱体本体2の前面方向に付勢すると共に支柱側
係止具7と被覆板側係止具6とを係止状態で維持するた
めに付勢するバネ体9とを支柱支持金具10に取り付け
て構成される。
【0010】分電盤1の被覆板3を取り外すには、被覆
板3の挿通孔5から突出している支柱4の操作部6をバ
ネ体9の付勢力に抗してスライドさせる。すると、被覆
板側係止具6と支柱側係止具7の係止が解除される。こ
のとき、支柱4の支持具8がバネ体9によって箱体本体
2の前面方向に付勢されているため、被覆板3を箱体本
体2の前面方向に浮き上がらせる。この一連の行為を全
ての挿通孔5の操作部7aについて行うことにより、被
覆板3を取り外すことができる。
【0011】また、分電盤1に被覆板3を取り付けるに
は、支柱4の操作部7aを被覆板3の挿通孔5に挿通す
る。すると、支柱4の支持具8が被覆板3に当接するの
で、この状態で被覆板3を押圧すると、支持具8がバネ
体9の付勢力に抗して押圧されると共に、軸7cによっ
て軸支された支柱側係止具7が被覆板側係止具6に沿っ
て内側に進む。更に押圧すると支柱側係止具7が被覆板
側係止具6を越え、この時バネ体9の付勢力に抗して支
柱側係止具7が軸7cを中心に回動し係止する。この一
連の行為を全ての挿通孔5の操作部7aについて行うこ
とにより、被覆板3を分電盤1に取り付けることができ
る。
【0012】尚、分電盤1において、支柱4を構成する
支柱側係止具7と、支持具8と、バネ体9とを嵌め込み
により支柱金具10に取り付けたり、夫々の部品を螺子
等による螺着手段によって支柱金具10に取り付けても
本発明の主旨を逸脱しない範囲において何ら問題はな
い。
【0013】また、支柱金具や装着される部品は、本発
明の形状に限定されるものではなく、本発明の主旨を逸
脱しない範囲において適宜変更可能である。
【0014】
【発明の効果】以上のように本発明の分電盤は、少なく
とも前面を開口した箱体本体と、該箱体本体の開口部を
被覆する被覆板と、該被覆板を支持する前記箱体本体に
立設された支柱とで構成される分電盤において、前記被
覆板の前記支柱と対向する位置には挿通孔を適宜箇所設
け、該挿通孔の端縁部には被覆板側係止具を設け、前記
支柱には前記被覆板の挿通孔から突出する操作部と、該
操作部と一体形成される係止部とで成る支柱側係止具
と、前記被覆板を支持する支持具と、該支持具を箱体本
体の前面方向に付勢すると共に前記支柱側係止具と前記
被覆板側係止具とを係止状態で維持するために付勢する
バネ体とを支柱支持金具に取り付けたことによって、被
覆板の取り付け、取り外しが極めて容易にできるという
効果がある。
【0015】また、前記分電盤において、前記支柱を構
成する支柱側係止具と、支持具と、バネ体とを嵌め込み
により前記支柱金具に取り付けたことによって、螺子等
の部品点数を削減することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る分電盤の支柱の分解斜視図であ
る。
【図2】本発明に係る分電盤の正面図である。
【図3】本発明に係る分電盤の係止状態の説明図であ
る。
【図4】本発明に係る分電盤の係止解除状態の説明図で
ある。
【図5】従来の分電盤の説明図である。
【符号の説明】
1・・・分電盤、2・・・箱体本体、3・・・被覆板、
4・・・支柱、5・・・挿通孔、6・・・被覆板側係止
具、7・・・支柱側係止具、8・・・支持具、9・・・
バネ体、10・・・支柱支持金具、11・・・レール。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも前面を開口した箱体本体と、
    該箱体本体の開口部を被覆する被覆板と、該被覆板を支
    持する前記箱体本体に立設された支柱とで構成される分
    電盤において、前記被覆板の前記支柱と対向する位置に
    は挿通孔を適宜箇所設け、該挿通孔の端縁部には被覆板
    側係止具を設け、前記支柱には前記被覆板の挿通孔から
    突出する操作部と、該操作部と一体形成される係止部と
    で成る支柱側係止具と、前記被覆板を支持する支持具
    と、該支持具を箱体本体の前面方向に付勢すると共に前
    記支柱側係止具と前記被覆板側係止具とを係止状態で維
    持するために付勢するバネ体とを支柱支持金具に取り付
    けたことを特徴とする分電盤。
  2. 【請求項2】 前記分電盤において、前記支柱を構成す
    る支柱側係止具と、支持具と、バネ体とを嵌め込みによ
    り前記支柱金具に取り付けたことを特徴とする請求項1
    に記載の分電盤。
JP6127013A 1994-05-17 1994-05-17 分電盤 Expired - Lifetime JP2991614B2 (ja)

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JPH07312808A JPH07312808A (ja) 1995-11-28
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