JPH0219903Y2 - - Google Patents

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JPH0219903Y2
JPH0219903Y2 JP1984119636U JP11963684U JPH0219903Y2 JP H0219903 Y2 JPH0219903 Y2 JP H0219903Y2 JP 1984119636 U JP1984119636 U JP 1984119636U JP 11963684 U JP11963684 U JP 11963684U JP H0219903 Y2 JPH0219903 Y2 JP H0219903Y2
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JP
Japan
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front panel
wall
wall plate
lock
hooking
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JP1984119636U
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JPS6137594U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案は壁に固定して使用する警報表示装置に
関する。
〔従来技術〕
従来からこの種の警報表示装置は、一般に第2
図に示すように前面に表示部1aを有するドア1
とこのドア1をヒンジ2を介して回動自在に支持
するケース3とからなり、通路際の壁等に固定し
て使用される。この装置の壁への固定は、この装
置全体を持ち上げて壁に押しあてドア1を開いて
行われ、取付ネジをケース2の背面に開設した壁
取付用孔に挿入して壁あるいは壁に固定された木
材にネジ込むことによつて堅固に壁側に固定され
る。
しかしながら、このような装置によると壁に固
定する際ドア1を開かなければならず、ドア1が
揺動して邪魔になり固定しにくいものであつた。
また、ドア1を含めたケース3を持ち上げなけれ
ばならず、ドア1の重量分だけでもかなり重いも
のであつた。さらに、この装置を通路に取り付け
た場合、ドア1とケース3とがヒンジ2を介して
取り付けられているので装置全体の厚みが厚くな
つており、このため通路側にかなり出張つてしま
い人通りの激しい通路等では非常に危険なもので
あつた。
〔考案の概要〕
本考案はこのような点に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、装置全体の厚みを
薄くすることができると共に壁への取付作業を容
易に可能とする壁掛装置を提供することにある。
このような目的を達成するために本考案は、壁
面に途中までねじ込まれた取付ねじの頭にその瓢
箪状の孔を遊嵌して引つ掛けたうえ、取付ねじを
締め付けてその折曲形成された四側方縁端面を当
接させて壁面に固定されると共に、その上方縁面
に掛合孔を有する壁板と、そのパネル面に警報表
示部を有し、所定角度で曲げ加工の施された掛合
片を掛合孔に掛止し、その掛止部を支軸として壁
板に回動自在に覆いかぶさる前面パネルと、この
前面パネルをその下方側から壁板側にロツクし得
る錠と、この錠によりロツクされる前面パネルと
壁板との間に内蔵されるメインスイツチとを備
え、壁板の縦方向外寸を前面パネルの縦方向内寸
より僅かに小さく形成するようにしたものであ
る。
〔考案の実施例〕
以下、本考案に係る警報表示装置を詳細に説明
する。第3図はその一実施例としての警報表示装
置の前面パネルを示す正面図であり、第4図はそ
の側断面図である。この前面パネル4はその前面
(パネル面)に警報に応じた表示部と操作部とを
有する2つの表示モジユール4aおよび4bを備
えており、箱形に形成されたその上面側内面には
第5図に示すような掛合板5がスポツト溶接され
ている。この掛合板5は左右に間隔をもつて所定
の角度で曲げ加工の施された爪状の掛合片5aお
よび5bを有している。また、前面パネル4の下
面側内面には図示せぬ鍵を差し込んで捻ねること
により板状の係止片6aを回転させることのでき
る錠6が固定されている。
第6図はこの装置の壁板を示す斜視図である。
この壁板7はその四方の端が直角に浅く同方向に
曲げられており、この曲げ加工の施された上方縁
面7aには前面パネル4にスポツト溶接された第
5図の掛合板5の掛合片5aおよび5bを差し込
んで掛止することができるようにスリツト状の掛
合孔7b,7cが左右に間隔をもつて開設されて
いる。この掛合孔7b,7cの幅方向寸法Aは第
5図の掛合片5aおよび5bの幅方向寸法Bより
も若干大きく形成されている。また、掛合孔7
b,7cの内のり寸法Cは掛合板5の掛合片5
a,5bの内のり寸法Dよりも僅かに小さく形成
されている。壁板7の中央部には配線部材を貫通
して引き込むことができるように大きな角孔7d
が開設されており、その上部には壁に係合部材と
しての取付ネジをねじ込んでこの壁板7を固定す
ることができるように瓢箪状の孔7eが間隔をも
つて開設されている。また下部にも同様に丸孔7
fが間隔をつて開設されている。さらに、壁板7
には第3図の前面パネル4の表示モジユール4a
および4bに電源を供給する電源装置等を載置し
て固定することができるように略「L」字状に曲
げ加工の施された載置台8がネジ止め固着されて
いる。この載置台8の前面部中央には切り曲げ加
工して立上片8aが形成されており、前面パネル
4をこの壁板7にかぶせて錠6に鍵を差し込んで
捻ねつたとき、第7図のようにこの錠6の係止片
6aが載置台8の立上片8aに当接して前面パネ
ル4をはずすことができないようになつている。
また、この載置台8の図示左方上面には角孔8b
が開設されており、第8図のようにこの装置のメ
インスイツチとしてのタンブラースイツチ9を取
り付けてこの載置台8の下面側から操作すること
ができるようになつている。尚、この壁板7側か
らの配線と第3図の前面パネル4側からの配線は
コネクタを介して着脱自在に接続することができ
るようになつている。また、壁板7の縦方向外寸
Eは前面パネル4の縦方向内寸Fより僅かに小さ
く形成されており、壁板7の横方向外寸は前面パ
ネル4の横方向内寸より若干小さく形成されてい
る。
以下、このように構成された警報表示装置を壁
に取り付ける際の動作を説明する。まず、第1図
に示すように壁に予め途中までねじ込まれた取付
ネジ10の頭に壁板7の瓢箪状の孔7eを遊嵌し
て壁板7を引掛ける。そして、壁板7の丸孔7f
に取付ネジを挿入して壁にねじ込み、取付ネジ1
0およびこの丸孔7fに挿入した取付ネジを壁に
締め付けて壁板7を壁に固定する。このような方
法で壁板7を壁面へ固定することにより、壁板7
が重量物であつても壁面への固定が容易となり、
一人でも十分にその設置作業を行なうことが可能
となる。また、取付ネジ10を壁面にプリセツト
しておくことができるために、取付ネジ10のプ
リセツト位置として、壁板7の設置レベルや水平
レベルを前もつて調整することができるようにな
る。また、その四側方縁端面を当接させて壁板7
が壁面に固定されるために、壁板7の壁面接触面
積が少なく、壁面の平坦度の影響を受け難くな
る。次に、壁に固定された壁板7の上方縁面7a
の掛合孔7bおよび7cに第9図に示すように前
面パネル4の掛合片5aおよび5bを差し込んで
掛止し、この掛止部を支軸として前面パネル4を
壁板7側へ回動する。そして、最後まで回動して
前面パネル4で壁板7を覆いつくして、前面パネ
ル4の下部側から錠6に鍵を差し込んで捻ねり前
面パネル4を開くことができないように壁板7側
にロツクする。このとき、壁板7の掛合孔7bお
よび7cの幅方向寸法Aは前面パネル4の掛合片
5aおよび5bの幅方向寸法Bよりも若干大きく
形成されており、壁板7の掛合孔7bおよび7c
の内のり寸法Cは前面パネル4の掛合片5aおよ
び5bの内のり寸法Dよりも僅かに小さく形成さ
れているので、掛合片5aおよび5bを掛合孔7
bおよび7cに容易に差し込み掛止することがで
きると共に前面パネル4を壁板7にかぶせたとき
に左右方向へのガタツキも生じない。また、壁板
7の縦方向外寸Eは前面パネル4の縦方向内寸F
より僅かに小さく形成されいるので、前面パネル
4を壁板7にかぶせたとき掛合片5aおよび5b
が掛合孔7bおよび7cよりはずれることはな
く、上下方向へのガタツキも生じない。また、こ
の装置のメインスイツチとしてのタンブラースイ
ツチ9を操作する場合は錠6に鍵を再度差し込ん
で捻ねり前面パネル4と壁板7とのロツクを解除
して前面パネル4を上方へ回動すればよく不特定
の者がこの装置を操作することができないように
なつている。すなわち、前面パネル4を壁板7側
にロツクし得る錠6を設けているので、タンブラ
ースイツチ9等の操作は特定の者にしか行うこと
ができず、しかも前面パネル4はその下方側から
壁板7側に錠6でロツクされるので、これを知ら
ない不特定の者に対しての死角となり得、その防
護対策が万全となる。また、メンテナンスの際等
にも同様にして前面パネル4を上方へ回動して行
うことができる。尚、本実施例においては表示モ
ジユールは4aおよび4bの2つとしたが、さら
に表示モジユールの多い(前面パネルの縦横寸法
の長い)ものでもよく、この場合前面パネル4に
固着する掛合板5の掛合片5aおよび5bの曲げ
角度を変えることにより前面パネル4と壁板7と
の開閉寸法Gを一定とすることができる。すなわ
ち、掛合片5aおよび5bの曲げ角度によつて、
前面パネル4の壁板7に対する開閉角度が規制さ
れ、本装置の立ち上げ時やメンテナンス時など、
最小挙動でタンブラースイツチ9の操作やメンテ
ナンス操作が可能となる。また、本実施例は警報
表示装置を例にとり説明したが、警報表示装置に
限定されるものではないことはいうまでもない。
〔考案の効果〕
以上説明したことから明らかなように、本考案
による警報表示装置によると、上方縁面に掛合孔
を有する壁板を取付ねじを用いて壁板に固定し、
この壁板の掛合孔に前面パネルの掛合片を掛止
し、壁板に前面パネルを覆いかぶせるようにした
ので、従来に比して厚みを薄くすることができる
と共に、壁への取り付け作業も容易に可能とな
る。
また、壁面に途中までねじ込まれた取付ねじの
頭にその瓢箪状の孔を遊嵌して引つ掛けたうえ、
取付ねじを締め付けて壁板を壁面へ固定するよう
にしているので、壁板が重量物であつても壁面へ
の固定が容易となり、一人でも十分にその設置作
業を行なうことが可能である。また、取付ねじを
壁面にプリセツトしておくことができるために、
その取付ねじのプリセツト位置として、壁板の設
置レベルや水平レベルを前もつて調整することが
できる。
また、その四側方縁端面を当接させて壁板が壁
面に固定されるために、壁板の壁面接触面積が少
なく、壁面の平坦度の影響を受け難い。
また、所定角度で曲げ加工の施された掛合片を
掛合孔に掛止し、その掛止部を支軸として壁板に
回動自在に前面パネルを覆いかぶせるようにして
いるので、掛合片の曲げ角度によつて、前面パネ
ルの壁板に対する開閉角度を規制し得るものとな
り、本装置の立ち上げ時やメンテナンス時など、
最小挙動でメインスイツチの操作やメンテナンス
操作が可能となる。
また、前面パネルを壁板側にロツクし得る錠を
設けているので、メインスイツチ等の操作は特定
の者にしか行うことができず、しかも前面パネル
はその下方側から壁板側に錠でロツクされるの
で、これを知らない不特定の者に対しての死角と
なり得、その防護対策が万全となる。
また、壁板の縦方向外寸は前面パネルの縦方向
内寸より僅かに小さく形成するものとしているの
で、前面パネルを壁板にかぶせたときに、掛合孔
からの掛合片の離脱を防止し得、かつ上下方向へ
のガタツキも生じないようにすることが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る警報表示装置の一実施例
を壁に固定する際の状態を説明する側面図、第2
図は従来の警報表示装置を示す斜視図、第3図は
本考案の装置に用いる前面パネルの正面図、第4
図はこの前面パネルの側断面図、第5図はこの前
面パネルに固着する掛合片の斜視図、第6図はこ
の装置に用いる壁板の斜視図、第7図はこの装置
一部破断底面図、第8図はこの装置の壁板の載置
台にタンブラースイツチを取り付けたときの状態
を示す破断底面図、第9図はこの装置の前面パネ
ルの掛合片を壁板の掛合孔に掛止する際の部分拡
大側断面図である。 4……前面パネル、4a,4b……表示モジユ
ール、5……掛合板、5a,5b……掛合片、6
……錠、7……壁板、7a……上方縁面、7b,
7c……掛合孔、7e……瓢箪状の孔、9……タ
ンブラースイツチ(メインスイツチ)、10……
取付ネジ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 壁面に途中までねじ込まれた取付ねじの頭にそ
    の瓢箪状の孔を遊嵌して引つ掛けたうえ、前記取
    付ねじを締め付けてその折曲形成された四側方縁
    端面を当接させて前記壁面に固定されると共に、
    その上方縁面に掛合孔を有する壁板と、そのパネ
    ル面に警報表示部を有し、所定角度で曲げ加工の
    施された掛合片を前記掛合孔に掛止し、その掛止
    部を支軸として前記壁板に回動自在に覆いかぶさ
    る前面パネルと、この前面パネルをその下方側か
    ら前記壁板側にロツクし得る錠と、この錠により
    ロツクされる前記前面パネルと前記壁板との間に
    内蔵されるメインスイツチとを備え、前記壁板の
    縦方向外寸は前記前面パネルの縦方向内寸より僅
    かに小さく形成されていることを特徴とする警報
    表示装置。
JP11963684U 1984-08-03 1984-08-03 警報表示装置 Granted JPS6137594U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11963684U JPS6137594U (ja) 1984-08-03 1984-08-03 警報表示装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP11963684U JPS6137594U (ja) 1984-08-03 1984-08-03 警報表示装置

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Publication Number Publication Date
JPS6137594U JPS6137594U (ja) 1986-03-08
JPH0219903Y2 true JPH0219903Y2 (ja) 1990-05-31

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ID=30678506

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JP11963684U Granted JPS6137594U (ja) 1984-08-03 1984-08-03 警報表示装置

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2515103Y2 (ja) * 1990-04-18 1996-10-30 株式会社三英社製作所 広告ボードの配電塔への取付構造

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5343113U (ja) * 1976-09-18 1978-04-13
JPS5516295U (ja) * 1978-07-20 1980-02-01

Patent Citations (2)

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JPS5343113U (ja) * 1976-09-18 1978-04-13
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