JPH0645580Y2 - 蝶 番 - Google Patents

蝶 番

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Publication number
JPH0645580Y2
JPH0645580Y2 JP7407690U JP7407690U JPH0645580Y2 JP H0645580 Y2 JPH0645580 Y2 JP H0645580Y2 JP 7407690 U JP7407690 U JP 7407690U JP 7407690 U JP7407690 U JP 7407690U JP H0645580 Y2 JPH0645580 Y2 JP H0645580Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seat
screw
screwed
fitting
plate
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP7407690U
Other languages
English (en)
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JPH0431983U (ja
Inventor
泰男 勝山
芳郎 荒川
Original Assignee
マツ六株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by マツ六株式会社 filed Critical マツ六株式会社
Priority to JP7407690U priority Critical patent/JPH0645580Y2/ja
Publication of JPH0431983U publication Critical patent/JPH0431983U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は蝶番、特に建具の立て付け調整を容易に行う
ことのできる蝶番に関する。
〔従来の技術〕
立て付け調整を行うことのできる蝶番としては、実開昭
62−16672号公報に掲載されたものがある。
この蝶番は、第4図に示すように、建具の取り付け枠A
の側面に埋め込まれてビス止めされる座板51に、2本の
フランジ付の調整ねじ52をねじ込み、この調整ねじ52の
フランジが係止され、その頭部だけが露出する操作穴54
が形成された一方の羽根板53を複数本の連結ビス55で座
板に締結するようにしたものである。
従って、調整ねじ52のねじ込み量によって建具Bと取付
け枠Aとの隙間調整を行うことができる。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところで、上述したような蝶番で建具、例えば扉の立て
付け調整を行う場合は、先ず、第5図に示すように、羽
根板53を座板51に仮止めした状態で調整ねじ52を操作
し、フランジの位置を調整する。そして、連結ビス55を
仮締めして立て付け状態を確認し、立て付け状態が悪け
れば、この作業を何度か繰り返して位置が決った状態で
連結ビス55を本締めする。
以上のように、この蝶番の場合、連結ビス55を緩めてお
かないと調整ねじ52を操作できないので、調整時には羽
根板53が浮いて、最終取付状態での確実な調整ができな
い。このため、同じ作業を繰り返して行うことになり、
何度も連結ビス55を締めたり、緩めたりしなければなら
ず非常に面倒である。
また、二本の調整ねじ52のバランス調整も難しく、調整
に時間がかかる。
さらに、第6図に示すように、座板51と羽根板53との間
に隙間ができ、しかも調整ねじ52の小さなフランジ面で
羽根板53を受けて扉の荷重を支えることになるので、扉
の吊り下げ状態が不安定になる。
そこで、この考案の課題は、調整が簡単に行え、しかも
建具の吊り下げ状態が安定する蝶番を提供することにあ
る。
〔課題を解決するための手段〕
上部の課題を解決するため、この考案は、建具の取付け
枠にビス止めされる座板に蝶番本体の一方に羽根板をビ
ス止めし、他方の羽根板を建具にビス止めするようにし
た蝶番において、前記座板を、建具の取付け枠の側面に
埋め込まれてビス止めされる固定座と、この固定座の厚
み方向に進退可能に嵌め込まれる可動座とで形成し、前
記固定座または可動座の一方にねじ込まれる前記厚み方
向の調整ねじを他方に定位置回転可能に取り付け、前記
調整ねじの操作穴を有する一方の羽根板を前記可動座に
ビス止めし、その羽根板を、可動座を貫通するビスで固
定座に締結する構成を採用したのである。
〔作用〕
以上のように構成された蝶番は、まず、固定座を建具の
取付け枠にビス止めし、可動座に一方の羽根板をビス止
めすると共に他方の羽根板に建具をビス止めする。この
状態で、調整ねじを回転操作して建具と建具の取付け枠
との隙間を調整し、調整完了後に一方の羽根板をビスで
固定座に締結する。
このように、調整時には既に羽根板が可動座にビス止め
されているため、調整中に羽根板が座板から浮き上るこ
となく、最終取付状態と略同様の状態が維持される。ま
た、可動座が固定座に嵌め込まれているため、両者間に
がたつきが生じない。
〔実施例〕
以下、実施例について図面を参照して説明する。
第1図に示すように、この蝶番は座板10と蝶番本体20と
から成る。
前記座板10は、建具Bの取付け枠Aの側面に埋め込まれ
た状態での取付け枠Aにビス止めされる固定座10aと、
この固定座10aの厚み方向に進退可能に埋め込まれる可
動座10bとから構成されている。
固定座10aには、ビス止め用の皿穴11aと、前記蝶番本体
20の羽根板21をビス止めするためのねじ穴12aとが形成
され、中央の貫通穴15aには調整ねじ16が定位置回転可
能に支持されている。また、この調整ねじ16の上下には
ガイド穴13aが形成されている。
一方、可動座10bには、前記調整ねじ16がねじ込まれる
ねじ穴11bと、前記ガイド穴13aの挿通されるガイドピン
12bが設けられており、上部のガイドピン12bは前記羽根
板21の位置合わせのため、外面にも突出している。
さらに、可動座10bには、前記羽根板21をビス止めする
ためのねじ穴13bが形成され、羽根板21を前記固定座10a
に締結するビスの貫通穴14bが前記ねじ穴12aに対応して
形成されている。
また、前記皿穴11aに対応してビス止め用の操作穴15bが
形成されている。
前記羽根板21には、前記固定座10aに対するビス止め用
の皿穴22、前記可動座10bに対するビス止め用の皿穴2
3、前記調整ねじ16の操作穴24および前記ガイドピン12b
に係合する位置決め穴25がそれぞれ形成されている。
従って、第2図に示すように、ガイドピン12bをガイド
穴13aに通して調整ねじ16をねじ穴11bにねじ込み、可動
座10bを固定座10aに嵌め込んだ状態で固定座10aを木ね
じ31で建具の取付け枠Aに固定する。
この状態で、同図に示すように、蝶番本体20の羽根板21
をビス32で可動座10bに固定し、他方の羽根板21に建具
Bを取り付ける。
そして、前記調整ねじ16を回転操作して建具Bと取付け
枠Aとの隙間調整をし、調整完了後は、第3図に示すよ
うに、羽根板21をビス33で固定座10aに締結する。
また、建具の取付け完了後に何らかの支障が生じた場合
でも、ビス33を緩めるだけで簡単に再調整することがで
きる。
〔効果〕
以上のように、この考案の蝶番は可動座に羽根板が固定
された最終取付状態に近い状態で調整を行うことができ
るので、見込み調整による繰り返し作業が軽減され、し
かも従来のようにビスを何度も締めたり、緩めたりする
こともないので短時間で確実な調整を行うことができ
る。
また、可動座が固定座に嵌め込まれた状態にあるのでが
たつきがなく、建具の吊り下げ状態も安定する。
さらに、近年の空調設備の普及に伴い、取り付け後に取
付け枠や建具に歪みが生じた場合でも簡単に立て付け調
整を行うことができるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る一実施例を示す分解斜視図、第
2図は同上の調整前の断面図、第3図は同じく調整後の
断面図、第4図は従来例を示す分解斜視図、第5図は同
上の断面図、第6図は同じく調整後の状態を示す断面図
である。 10……座板、10a……固定座、 10b……可動座、11a……皿穴、 11b、12a、13b……ねじ穴、 12b……ガイドピン、13a……ガイド穴、 13b……ねじ穴、14b……貫通穴、 15a……貫通穴、15b……操作穴、 16……調整ねじ、20……蝶番本体、 21……羽根板、22、23……皿穴、 24……操作穴、25……位置決め穴、 31……木ねじ、32、33……ビス。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】建具の取付け枠にビス止めされる座板に蝶
    番本体の一方の羽根板をビス止めし、他方の羽根板を建
    具にビス止めするようにした蝶番において、前記座板を
    建具の取付け枠の側面に埋め込まれてビス止めされる固
    定座と、この固定座の厚み方向に進退可能に嵌め込まれ
    る可動座とで形成し、前記固定座または可動座の一方に
    ねじ込まれる前記厚み方向の調節ねじを他方に定位置回
    転可能に取り付け、前記調整ねじの操作穴を有する一方
    の羽根板を前記可動座にビス止めし、その羽根板を、可
    動座を貫通するビスで固定座に締結するようにしたこと
    を特徴とする蝶番。
JP7407690U 1990-07-11 1990-07-11 蝶 番 Expired - Lifetime JPH0645580Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7407690U JPH0645580Y2 (ja) 1990-07-11 1990-07-11 蝶 番

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7407690U JPH0645580Y2 (ja) 1990-07-11 1990-07-11 蝶 番

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0431983U JPH0431983U (ja) 1992-03-16
JPH0645580Y2 true JPH0645580Y2 (ja) 1994-11-24

Family

ID=31613454

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JP7407690U Expired - Lifetime JPH0645580Y2 (ja) 1990-07-11 1990-07-11 蝶 番

Country Status (1)

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JP (1) JPH0645580Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09144419A (ja) * 1995-11-16 1997-06-03 Daiken:Kk 移動パネルの取り付け構造

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Publication number Publication date
JPH0431983U (ja) 1992-03-16

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