JP3035041U - 受金具 - Google Patents

受金具

Info

Publication number
JP3035041U
JP3035041U JP1996006099U JP609996U JP3035041U JP 3035041 U JP3035041 U JP 3035041U JP 1996006099 U JP1996006099 U JP 1996006099U JP 609996 U JP609996 U JP 609996U JP 3035041 U JP3035041 U JP 3035041U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hole
mounting
receiving plate
frame
receiving
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1996006099U
Other languages
English (en)
Inventor
尚幾 菊池
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Goal Co Ltd
Original Assignee
Goal Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Goal Co Ltd filed Critical Goal Co Ltd
Priority to JP1996006099U priority Critical patent/JP3035041U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3035041U publication Critical patent/JP3035041U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Patch Boards (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 扉錠の錠杆がラッチボルトであってもデッド
ボルトであっても、両方に使用することができる受金具
であって、錠杆との係止部の位置の調整も行えるように
した受金具を提供すること。 【構成】 係合孔10と取付穴11とを有する第一の受
板と、開口部20と長穴21およびリップ22とを有す
る第二の受板、および取付用のネジ孔31,31および
錠杆嵌合用の嵌合孔30とを有する箱受3とによって構
成され、枠5に形成した取付孔50内に嵌装させた箱受
3と第一の受板1とを取付ネジ4,4によって枠を挾み
込むようにして取付固定すると共に、第一の受板1と枠
5との間には、第二の受板2を挾み付けるようにして取
付固定するようにしてなることを特徴とする受金具。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、扉錠のラッチボルトやデッドボルトなどの錠杆の係止部の位置を調 整できると共に、扉錠の錠杆がラッチボルトの場合でも、デッドボルトの場合で も使用できるようにした新規な受金具に関するものである。
【0002】
【従来の技術とその問題点】
従来、ラッチボルトの係止部の位置を調整できるようにした受金具は種々提案 されているが、その構成が複雑であることや、またそれらはどれもラッチボルト 係止用の受金具であって、デッドボルトの係止用の受金具としては使用できなか った。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、上記従来の問題点を解消し、扉錠の錠杆がラッチボルトであっても デッドボルトであっても使用できる受金具であって、しかも簡単な構成で錠杆の 係止部の位置を調整することができるようにしたものである。
【0004】
【課題を解決する為の手段】
上記問題点を解決する為、本考案は扉錠の錠杆係合用の係合孔と取付孔とを有 する第一の受板と、開口部と取付ネジが左右に移動可能な長孔および、閉扉時に ラッチボルトの斜面が当接するリップとを有した第二の受板と、錠杆嵌合用の嵌 合孔と取付ネジ用のネジ孔とを有した箱受とによって構成され、枠に形成した取 付孔内に箱受を嵌装し、第二の受板を枠と第一の受板との間に挾み付けるように して、第一の受板と箱受とを取付ネジによって取付固定するようにしたものであ る。
【0005】
【実施例】
本考案の一実施例を図1ないし図5に基づいて以下に説明する。 1は第一の受板で、中央部には扉錠の錠杆(ラッチボルトやデッドボルト)が 係合する係合孔10が、上部および下部には取付ネジ用の取付孔11,11が形 成してある。
【0006】 2は第二の受板で、中央部であって上記第一の受板1の係合孔10に対向する 位置に開口部20が形成してある。この開口部20の巾は、上記第一の受板1の 係合孔10の巾より大きく設けてある。21,21は第二の受板2の上部および 下部に設けた長孔で、上記第一の受板1の皿孔11,11に対向する位置に形成 されており、取付ネジ4,4がこの長孔21,21内を左右に移動可能なように してある。 また22は、第二の受板2の一端を折り曲げて形成したリップで、扉閉鎖時に扉 錠のラッチボルト(図示せず)の斜面が当接し、ラッチボルトを後退させる為の ものである。
【0007】 3は箱受で、中央部であって前記第一の受板1の係合孔10および第二の受板 2の開口部20と対向する位置に、扉錠の錠杆が嵌合する嵌合孔30が形成して ある。また、その上下には、前記第一の受板1の取付孔11,11および第二の 受板2の長孔21,21に対向する位置にネジ孔31,31が形成してある。
【0008】 本考案の受金具の取付方法は図2に示すように、まず枠5に形成した取付孔5 0内に箱受3を嵌装する。尚、枠5に形成した取付孔50は、箱受3の嵌合孔3 0と、その上下方向の長さおよび左右方向の巾寸法が略等しい長孔51と、その 上下部に連設され、長孔51の巾より小さい巾であって、少なくとも箱受3のネ ジ孔31,31が露出すると共に、前記第二の受板2の長孔21,21の左右方 向の巾寸法と同等以上の巾寸法を有する開口部52,52が形成されている。
【0009】 次に、第二の受板2を、その開口部20が枠5に形成した取付孔50の長孔5 1および取付孔50内に嵌装した箱受3の嵌合孔30に対向し、長孔21,21 が箱受3のネジ孔31,31に対向するように枠5に当接させると共に、その上 から第一受板1をその取付孔11,11が前記箱受3のネジ孔31,31および 第二受板2の長孔21,21に対向するように当接させ、取付ネジ4,4を箱受 3のネジ孔31,31にネジ込んで締め付けて、第一の受板1と第二の受板2お よび箱受3とを枠5に取付固定する。
【0010】 この時、図3aおよび図3bに示すように、ネジ4,4によつて第一受板1と 箱受3とが、枠5を挾み付けるようにして固定される。また、第二の受板2は、 枠5の表面で、枠5と第一の受板1との間に挾み付けられるようにして固定され る。22は、第二の受板2に形成したリップで、枠5の端部を覆っており、扉閉 鎖時に、扉錠のラッチボルト(図示せず)の斜面がこのリップ22に当接して後 退するようにしてある。
【0011】 本考案の受金具の図3の取付状態では、扉閉鎖時にラッチボルトは第一の受板 1の係合孔10および第二の受板2の開口部20から箱受3の嵌合孔30に突出 して嵌合する。そして、ラッチボルトの係止面(背面の垂直面)(図示せず)は 第一の受板1の係合孔10の側縁部である係止部12に係止される。
【0012】 係止部12の位置を調整する為には、取付ネジ4,4を箱受3のネジ穴31, 31から外れない範囲内で少し弛めて、枠5および第二の受板に対して、第一の 受板1と箱受3および取付ネジ4,4とを一緒に、第二の受板2の長孔21,2 1に沿って左右方向に必要量だけ移動させた後、ネジ4,4を締め付けて固定す ればよい。 図4は、図3に対し、第一の受板1と箱受3および取付ネジ4,4とを一緒に 右方向にx寸法だけ移動させ、ラッチボルトの係止部12の位置を右方向にx寸 法だけ移動させて調整した場合を示す。
【0013】 ラッチボルトの係止部12を、図3に於て左方向に移動させて調整する場合も 上記と同様、取付ネジ4,4を少し弛めて、第一の受板と第一のと箱受3および 取付ネジ4,4とを一緒に、枠5および第二の受板2に対して左方向に移動させ た後取付ネジ4,4を締め付けて固定すればよい。 尚、上記の係止部12の位置は、第二の受板2の長孔21,21内で第一の受 板1が左右方向に移動できる範囲内で調整できる。
【0014】 図5は、本考案の受金具に於て、第二の受板2を省略した場合を示す。これは 、扉錠の錠杆がデッドボルトの場合の為のもので、デッドボルトは扉を開閉動作 の途中に於ては後退しており、扉を閉鎖した状態で突出させて、受金具に嵌合さ せて扉を施錠するものであるから、ラッチボルトの斜面が当接する第2の受板2 のリップ22は不要である。 図5の状態では、扉錠の錠杆(デッドボルト)(図示せず)は、第一の受板1 の係合孔10から箱受3の嵌合孔30内に突出して嵌合する。そして、錠杆と係 合孔10との係止部12の位置は、前記と同様に左右方向に移動させて調整でき る。尚、調整できる範囲は、第一の受板1が枠5に設けた取付孔50の開口部5 2の左右方向の巾寸法内で移動できる範囲内である。
【0015】 以上の構成よりなる本考案の受金具は、次のような効果を奏する。 1).使用する扉錠の錠杆がラッチボルト(またはラッチボルトとデッドボルト の両方を有するもの)の場合は、第二の受板を使用し、扉錠の錠杆がデッドボル トである場合は、第二の受板を使用しないことによって対応できる。即ち、扉錠 の錠杆がラッチボルトであっても、デッドボルトであっても簡単に対応すること ができ、両方に使用することができる。 2).扉錠の錠杆の種類に関係なく、どちらの場合でも、錠杆と第一の受板1の 係合孔との係合部の位置を調整することができる。これによって、取付位置の誤 差や、扉などの経年変化等による錠杆の係止部の位置の変化を吸収することがで きる。 3).錠杆と第一の受板の係合孔との係止部の位置調整は、従来のものに比べて 極めて簡単な構成にて行える。 以上の如く、本考案による受金具は、実用上極めて優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の受金具を分解した状態の斜視図であ
る。
【図2】本考案の受金具の枠への取付状態を示す斜視図
である。
【図3】a本考案の受金具を枠へ取付状態の正面図であ
る。
【図3】b
【図2】aのA−A′線における断面図である。
【図4】a本考案の受金具において、錠杆との係止部の
位置を
【図3】a,bの状態より右方向へx寸法だけ移動させ
た状態を示すものである。
【図5】a本考案の受金具を、デッドボルト用に対応さ
せた場合を示す正面図である。
【図5】b
【図5】aのA−A′線における断面図である。
【符号の説明】
1 第一の受板 10 係合孔 12 係止部 2 第二の受板 20 開口部 21 長孔 3 箱受 30 嵌合孔 31 ネジ孔 4 取付ネジ 5 枠 50 取付孔
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年9月24日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の受金具を分解した状態の斜視図であ
る。
【図2】本考案の受金具の枠への取付状態を示す斜視図
である。
【図3】図3aは本考案の受金具を枠へ取付状態の正面
図である。図3bは図2aのA−A′線における断面図
である。
【図4】図4aは本考案の受金具において、錠杆との係
止部の位置を図3aおよび図3bの状態より右方向へx
寸法だけ移動させた状態を示すものである。
【図5】図5aは本考案の受金具を、デッドボルト用に
対応させた場合を示す正面図である。図5bは図5aの
A−A′線における断面図である。
【符号の説明】 1 第一の受板 10 係合孔 12 係止部 2 第二の受板 20 開口部 21 長孔 3 箱受 30 嵌合孔 31 ネジ孔 4 取付ネジ 5 枠 50 取付孔
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中央部に、扉錠のラッチボルトやデッド
    ボルトなどの錠杆が係合する係合孔10と取付ネジ用の
    取付孔11,11とを形成した第一の受板1と、上記係
    合孔10と取付孔11とに各々対向する位置に開口部2
    0と取付ネジが左右方向に移動可能な長孔21,21と
    を有すると共に、扉錠のラッチボルトの斜面が当接する
    リップ22を形成した第二の受板2と、上記係合孔10
    および開口部20に対向する位置に扉錠の錠杆が嵌合す
    る嵌合孔30を有すると共に、前記取付孔11および長
    孔21に対向する位置に取付ネジ用のネジ孔31を有す
    る箱受3とによって構成され、枠5に形成した取付孔5
    0内に箱受3を嵌装し、前記第二の受板2を枠5と第一
    の受板1との間に挾み付けるようにして第一の受板1と
    箱受3とを取付ネジ4,4によって取付固定するように
    してなることを特徴とする受金具。
JP1996006099U 1996-05-24 1996-05-24 受金具 Expired - Lifetime JP3035041U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1996006099U JP3035041U (ja) 1996-05-24 1996-05-24 受金具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1996006099U JP3035041U (ja) 1996-05-24 1996-05-24 受金具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3035041U true JP3035041U (ja) 1997-03-11

Family

ID=43169862

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1996006099U Expired - Lifetime JP3035041U (ja) 1996-05-24 1996-05-24 受金具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3035041U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015010398A (ja) * 2013-06-28 2015-01-19 株式会社Lixil ストライク
CN114893076A (zh) * 2022-06-02 2022-08-12 宁波知行物联科技有限公司 伸缩式螺杆电控锁

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015010398A (ja) * 2013-06-28 2015-01-19 株式会社Lixil ストライク
CN114893076A (zh) * 2022-06-02 2022-08-12 宁波知行物联科技有限公司 伸缩式螺杆电控锁
CN114893076B (zh) * 2022-06-02 2024-03-12 宁波知行物联科技有限公司 伸缩式螺杆电控锁

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5722276A (en) Method for attaching faceplate mounting tabs to a mortise lock housing and tabs and housings adapted for that method
JP2000064672A (ja) ドア用の乗物ドア開放ノブを取り付けるための装置
JP3035041U (ja) 受金具
JP3284394B2 (ja) カーテンウオールのファスナー
JPH0339576Y2 (ja)
JPS6233874Y2 (ja)
JPH0526166Y2 (ja)
JPH0585429A (ja) 自動車ボデーの外板部材組付調整方法
JP4035186B2 (ja) 共用ストライク
JPH057416Y2 (ja)
JP2591034Y2 (ja) 錠箱類の取付装置
JP2789439B2 (ja) ドア用のピボット金具
JP2533478Y2 (ja) ストライクボックスの取付構造
JPH0721768Y2 (ja) ラッチ受け金具
JPH03129072A (ja) 錠受具
JP2512400Y2 (ja) クレセントの取付け構造
JPS592285Y2 (ja) 扉の取付装置
JPH05228027A (ja)
JPH0526165Y2 (ja)
JP2841284B2 (ja) 調整ストライク
JP3044196U (ja) 取付補助金具
JP3030690B2 (ja) 照明器具取付用スペーサー
JPH0234349Y2 (ja)
JPH0431967Y2 (ja)
JPH0613324Y2 (ja) 錠の取付位置調整金具