JP2000064672A - ドア用の乗物ドア開放ノブを取り付けるための装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 乗物のドアが開閉されることを可能とする取
り付け要素の製造において、乗物の生産ライン上でなさ
れる操作の数を減少させる。 【解決手段】 外側からの開放用ノブを収容するように
形成された外側ドアパネルを少なくとも具備し、手動開
放手段と、キーを使用して開放する手段と、ドア端面
と、支持板と支持板によって支えられる装着要素とを具
備する装着モジュールとを具備し、開放ノブの開放手段
をロックに接続するための要素を具備する、ドア用の乗
物のドア開放ノブを取り付けるための装置において、取
付装置は、取付装置と外側パネルとの間のモジュールの
支持板によって支えられる中間取付板と、外側からの開
放用ノブとを具備し、中間取付板及び外側からの開放用
ノブは、中間取付板及び外側からの開放用ノブを共に固
定する手段を具備し、開放手段をロックに接続するため
の要素を固定及び予め位置決めする手段を具備する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、自動車のドア等の
乗物のドアが開放（及び閉鎖）されることを可能とする
取り付け要素に関連する。

【０００２】

【従来の技術】現在、自動車のドアに適合されるこれら
の取り付け要素、より一般的には全ての要素は、非常に
多くの部品の結果だけでなく、取り付けがなされる手順
の結果として長くて骨の折れるものであり、これによ
り、自動車の生産ラインの場所から遠いかさらに離れた
場所の専門の工場でなされることのできる操作の数を制
限する。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、これ
らの欠点を克服し、機械工場で予め備えられた、特に本
発明による装置を形成する部品のほとんどを具備する、
ドアモジュールの使用によって乗物の生産ライン上でな
される操作の数の減少を可能とする取り付け装置を作る
ことである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】このために、本発明は、
外側からの開放用ノブを収容するように形成された外側
ドアパネルを少なくとも具備し、手動開放手段と、キー
を使用して開放する手段と、ドア端面と、支持板と支持
板によって支えられる装着要素とを具備する装着モジュ
ールとを具備し、開放ノブの開放手段をロックに接続す
るための要素を具備する、ドア用の乗物のドア開放ノブ
を取り付けるための装置において、取付装置は、取付装
置と外側パネルとの間のモジュールの支持板によって支
えられる中間取付板と、外側からの開放用ノブとを具備
し、中間取付板及び外側からの開放用ノブは、中間取付
板及び外側からの開放用ノブを共に固定する手段を具備
し、開放手段をロックに接続するための要素を固定及び
予め位置決めする手段を具備するということを特徴とす
る、ドア用の乗物ドア開放ノブを取り付けるための装置
に関する。

【０００５】この構成によって、ＣＯＯという名の技術
として知られている、外側又はノブから開放するための
ノブの取り付け部が、かなり容易に形成され、手動開放
手段及びキーを使用して開放する手段にドアのロックを
接続するためのケーブル又はロッドが支持され、その一
方で、同時に、これらケーブル又はロッドは外側からの
開放用ノブへ自由端が取り付けられることを可能とする
ように予め位置決めされる。

【０００６】本発明による装置は、以下の特徴の中の一
つ以上をさらに有する。中間取付板及び外側から開放す
るノブを共に固定する手段は、共につかむ(Clip-togeth
er) 手段を具備する。中間取付板は、外側からの開放用
ノブの少なくとも部分的な挿入が意図された穴のための
閉鎖された外形を形成する周辺領域を具備し、共に固定
する手段を具備し、その一方で外側からの開放用ノブの
少なくとも別の部分がドアの外側のパネルの外側で延び
る。中間取付板の共に固定する手段は、周辺領域に延び
かつ穴の内側に向かって突出する耳部を具備する。取付
装置は、ドア端面を通過する円筒部を有するねじを具備
し、この円筒部は中間取付板内の雌ねじ切りされたねじ
部と協働するねじ部を有する。中間取付板は、モジュー
ル支持板からいくらかの距離でモジュール支持板上に取
り付けられ、同一平面で平行移動することができる。外
側からの開放用ノブの共に固定する手段は、中間取付板
の耳部の一面に部分的に面するように形成された一面を
有する曲げられた指部を具備し、指部の一面はドアの内
側に向かって面し、曲げられた指部のこの一面は、耳部
に属する一面に面する面に関して傾斜し、これらの二つ
の面が接触し、中間の取付板が同一平面内に保持されて
この平面内のみで移動することができ、その一方で、外
側からの開放用ノブは中間取付板と同じ方向に移動する
ことを防がれる時、少なくとも一つの所定方向の中間取
付板の移動は、中間取付板の平面方向の外側ドアパネル
の外側にある外側からの開放用ノブの一部分の移動をも
たらし、中間取付板が外側パネルに対してきつく把持せ
しめられる。ねじは、中間取付板の平面に平行な中央の
軸線に沿って延び、このねじの回転により、中間取付板
をねじ頭の方向に移動させ、外側からの開放用ノブは外
側ドアパネルに対してきつく把持せしめられる。中間取
付板は、板の平面に対して直角に延びかつねじのねじ部
と協働する雌ねじ切りされたねじ部を支える突起部を具
備する。開放手段をロックに接続するための要素を固定
及び予め位置決めする手段は、中間取付板の突起部の形
態でありかつ、中間取付板の平面に直角に延びかつ接続
要素を受け入れるためのスロットを具備する要素支持部
を具備する。開放手段をロックに接続する手段は、スリ
ーブを固定及び予め位置決めする手段へそれを固定する
ための溝部を外側に有するスリーブを具備する。中間取
付板は、モジュール支持板上に取り付けられ、モジュー
ル支持板に関して固定されている。開放手段をロックに
接続するための要素を固定及び予め位置決めする手段
は、中間取付板とは別個でありかつ開放手段をロックに
接続するための要素を受け入れるための貫通穴を具備す
る基礎板を備えた要素支持部と、外側からの開放用ノブ
へこれらの固定手段を結合するための取り外し可能な結
合部材とを具備する。開放手段をロックに接続するため
の要素は少なくとも一つの柔軟なケーブルを具備する。
開放手段をロックに接続するための要素は少なくとも一
つのロッドを具備する。

【０００７】

【発明の実施の形態】本発明の他の特徴及び利点は、本
発明のいくつかの実施例についての記述及び添付図面か
ら明らかになる。一実施例が図面において示されてい
る、自動車のドアを開放するノブ（把手、調節部、ハン
ドル）(control) を取り付けるための装置は、一般にシ
ート金属から成る外側パネル１及び端面２を具備するド
アを備えることが意図されている。この装置の一部が図
面においてしめされている。

【０００８】外側パネル１は、外側からドアを開放する
ためのノブ３がそれを通して部分的に挿入される穴を有
し、外側パネル１は、例えばレバー又はプッシュボタン
の手動開放手段と、図面に示されないキー（機械的又は
その他）の開放手段とを具備し、美的観点から、外側か
らの開放用ノブ３は、外側でパネル１におう圧されるこ
とが意図されかつ穴の外縁部を覆う周縁境界部３１を具
備する。

【０００９】ドアは、支持板、この支持板によって支え
られている装着要素を具備する図示されていない装着モ
ジュール、詳しくは、窓滑り路、手動式及び／又は電気
式窓昇降装置、開放用ノブ、拡声器、ドアロック等をさ
らに一般に具備する。

【００１０】本発明によれば、取り付け装置は、外側か
らの開放用ノブ３とは別に、外側から容易に開放するた
めのノブ３の据え付け、最終的結合及び接続が意図され
ている中間取付板４を具備する。

【００１１】この中間取付板４は、モジュールの支持板
によって支えられ、モジュールと外側パネルとの間に配
置される。

【００１２】中間取付板４及び外側からの開放用ノブ３
の各々は、後により特別に見られるようにつかむ及び／
又は締め付けることによって中間取付板４及びノブ３を
共に固定する手段３２、４１を具備する。

【００１３】この装置は、外側から開放するためのノブ
の開放手段をロック（図示せず）に接続するための接続
要素５、この場合において、手動の開放手段及びキーを
使用する開放手段をさらに具備し、例えば、これらの接
続要素５は柔軟なケーブルタイプ又はリンク（接続ロッ
ド）タイプとすることが可能である。中間取付板４に関
してこれらの要素５を固定及び予め位置決めするため
に、中間取付板４はさらに適切な手段、この場合におい
て、中間取付板４と一体で形成された突起部４２の形態
でありかつ中間取付板の平面に直角に延びかつ接続要素
５の通過用のスロットを備えた支持部を備えている。

【００１４】中間取付板４は、矩形であり、乗物がほぼ
水平な地面に立っている時にその長い中線がおおよそ水
平となるように配置される。中間取付板４は、矩形の全
体形状でありかつ外のパネル１における穴に面する穴４
３を有し、この穴４３は、外側から開放するためのノブ
３の穴４３の挿入が意図されており、板の周辺領域４４
はこの穴４３のための閉鎖された外形を構成する。中間
取付板４の共に固定する手段４１は、穴４３のほぼ矩形
の外形の内側の板の周辺領域に延びかつ周辺領域４４に
関して内側に突出する耳部からなる。これらの耳部４１
は、板４の周辺領域４４の二つの長い側部によって支え
られており、この例において、耳部自身は矩形であり、
対になって互いに面しており、これら耳部の面は少なく
ともほぼ平坦であり平行である。

【００１５】中間取付板それがモジュールの支持面によ
って支持されているという事実とは別に、中間取付板４
はねじ６によってドアへ固定される。ねじ６の円筒部
は、このドアの端面２を通過し、中間取付板４内で雌ね
じ切りされたねじ部と協働するねじ部を有する。中間取
付板４の周辺領域４４の垂直方向側部は、板４の全体の
面に直角に延びる突起部４５によって延ばされる外側縁
部を有する。この突起部はねじ６のねじ部のために雌ね
じ切りされたねじ部を支える。もし突起部厚さが十分で
あるならば、この雌ねじ切りされたねじ部が突起部の穴
に直接的に機械加工されることを可能とする。又は、も
し突起部４５があまりにも薄いならば、このような穴と
は反対の目的のために貫通された結合部４６においてに
おいて直接的に機械加工されることを可能とする。

【００１６】図面において描かれている実施例におい
て、中間取付板４は、中間取付板からいくらかの距離の
モジュール支持板上に、例えば支持板内に付与された滑
り路によって一つの同一平面内の平行移動を中間取付板
がすることができるように取り付けられている。

【００１７】外側からの開放用ノブ３は、前述の任意の
つかみ手段とは別に、共に固定する手段３２として中間
取付板の一つ以上の耳部４１と協働するように形成され
た締結手段を具備する。これらの締結手段は、外側から
の開放用ノブ３の一面によって支えられているＬ字に曲
げられた指部からなる。この指部はドアの内側に向かっ
て面し、ドアパネル１内の穴及び中間取付板４を通過す
るように配置されている。これらのＬ形指部３２は、枝
部の曲げ部に対する対向端部が外側からの開放用ノブ３
の一面へ接続される枝部を有する。枝部はドアの内側に
向かって面し、この面に対して直角である。Ｌ形指部３
２の他端部は、中間取付板４の耳部４１の一面へ少なく
とも部分的に面するようになるように形成された一面を
有する。この面はドアの内側に向かう面に面し、指部３
２のほぼ平坦なこの面は、耳部４１に属するこの面に面
する面及び外側からの開放用ノブの一面に関して傾斜せ
しめられ、中間取付板の雌ねじ切りされた突起部４５に
向かう方向に外側からの開放用ノブのこの面に近づく。
最も深い傾斜の方向は、中間取付板４の平面及び雌ねじ
切りされた突起部４５の平面に直角な平面内にあり、こ
うして、部分的に互いに面する、外側からの開放用ノブ
３のＬ形指部３２の面と、中間取付板４の耳部４１の面
は接触し、その一方で、この中間取付板は支持板へ固定
されている全く同一の平面内に保持されかつ、外側から
の開放用ノブは、例えば外側のドアパネルとの摩擦接触
の結果として中間取付板から離れて又はに向かう以外に
移動することが防がれる時、中間取付板４の方向Ｘの移
動は、この方向にそれを支える側から開放するためのノ
ブのその面に向かってＬ形指部３２の傾斜面が収束し、
中間取付板４の平面方向に外側からの開放用ノブ３のこ
の面を移動（Ｙ方向）させ、中間取付板４が外側パネル
１に対してきつく把持される。

【００１８】中間取付板４を中間取付板の平面方向に移
動させるために、ねじ６はこの中間取付板４の平面に平
行な中央の水平な軸線に沿って延び、ねじを単に回し、
ねじ頭はドアの端面２に支えられ、ねじ６のねじ部は、
突起部４５内の雌ねじ切りされたねじ部内で係合され、
中間取付板４を端面２に向かって移動させ、外側からの
開放用ノブ３が外側ドアパネル１に対してきつく把持せ
しめられる。

【００１９】他で見られるように、中間取付板４は、接
続要素５の通過のためのスロットを具備する突起部４２
を直角に備えている。これら接続要素５が手動の開放手
段及び特別にキーを使用して開放する手段へ取り付けら
れることができるように、これら接続要素５が予め位置
決めされるように、これらの接続要素５を固定すること
が目的であるので、接続要素５は、スリーブの断面に依
存して、外径又は幅を有する外側スリーブ５１を有す
る。スリーブ５１は、突起部内の対応するスロットの幅
を超え、突起部４２内のスロット内に挿入される溝部５
２を有する。こうして、接続要素５は、中間取付板４に
関して固定位置であり、中間取付板の移動を追従し、接
続要素５の自由端５３の領域はそれぞれ図示されていな
い手動開放手段及びキーを有する開放手段内の切欠き部
内に取り付けられる。突起部４２の上方に突出する接続
要素５の長さが調節されることを可能とするように、接
続要素のケーブル又はロッドに沿った、又は中間取付板
の突起部４２に関したスリーブ５１の可動化及び固定化
を可能とする。

【００２０】ドアの端面２の方向に自由に移動する状態
のままであるように、装着モジュールの支持板上の所定
の位置で中間取付板４が固定され、接続要素のスリーブ
５１はスロット内に挿入され、モジュール支持板が所定
位置にあり、外側からの開放用ノブは外側パネル内でこ
のノブのために意図された位置まで付与され、このノブ
の曲げられたＬ形指部３２が外側パネル１内の穴、中間
取付板４内の穴へ挿入され、これら指部を中間取付板の
耳部４１と並んで配置し、外側からの開放用ノブが外側
パネル１に押圧され、必要ならばパネルを中でつかみ、
Ｌ形指部３２の傾斜面が耳部４１を部分的に面するよう
に平行移動でパネルを移動させ、ねじの円筒部がドアの
端面２、中間取付板４内の雌ねじ切りされた穴へ導入さ
れてねじが締められ、これにより、外側からの開放用ノ
ブがドアパネル１に対して締め付けられ、接続要素の端
部５３が固定されるようにさせるので、この装置を使用
して外側からの開放用ノブ３を取り付けることは簡単で
ある。

【００２１】例えば、外側からの開放用ノブ３とドアパ
ネル１との間に挿入されたシールを使用することによっ
て水密性を付与することが可能である。

【００２２】別の態様（図面に示されていない）とし
て、中間取付板は、装着モジュールの支持板に例えば接
着して固定的に取り付けられる。開放手段をロックに接
続するための要素５を予め位置決めする手段は、接続要
素５を収容するための貫通穴を有する基礎板を備えた別
個の支持部を具備し、例えばつかむによって、取外し可
能な結合部材が、外側からの開放用ノブへ支持部を固定
するために付与され、例えば、支持部はケースという形
態で製造されることができ、この一壁面は、一つ以上の
つかみ固定(Clip-fastening)突起部又はキャッチング(c
atching)突起部を形成する。外側からの開放用ノブはね
じによって所定位置に締め付けられ、ドアの端面２へ挿
入される。

【００２３】しかしながら、本発明は以上に記載された
実施形態に制限されず、他の実施形態が本発明の範囲か
ら逸脱することなく付与されることができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明による装置の一実施形態の一部分の略斜
視図であり、その部分のいくつかは「分解された」配置
でしめされている。

【図２】水平平面上の（取付板に直角かつ長手方向の）
略断面図であり、図１に示される装置の全体の構造を示
す。

【図３】図１の実施形態の構成に含まれる要素の取り付
けの、図１の線ＩＩＩ−ＩＩＩに沿った、水平平面上の
略断面図である。

【符号の説明】

１…外側ドアパネル ２…ドア端面 ３…開放ノブ ４…中間取付板 ５…開放手段をロックに接続するための要素 ３２…共に固定する手段 ４１…共に固定する手段

Claims (15)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 外側からの開放用ノブ（３）を収容する
   ように形成された外側ドアパネル（１）を少なくとも具
   備し、手動開放手段と、キーを使用して開放する手段
   と、ドア端面（２）と、支持板と前記支持板によって支
   えられる装着要素とを具備する装着モジュールとを具備
   し、前記開放ノブの開放手段をロックに接続するための
   要素（５）を具備する、ドア用の乗物ドア開放ノブを取
   り付けるための装置において、前記取付装置は、前記取
   付装置と前記外側パネル（１）との間のモジュール支持
   板によって支えられる中間取付板（４）と外側からの開
   放用ノブ（３）とを具備し、前記中間取付板（４）及び
   前記外側からの開放用ノブ（３）は、前記中間取付板
   （４）及び前記外側からの開放用ノブ（３）を共に固定
   する手段（４１、３２）を具備し、前記開放手段をロッ
   クに接続するための要素（５）を固定して予め位置決め
   する手段（４２）を具備することを特徴とする、ドア用
   の乗物ドア開放ノブを取り付けるための装置。
2. 【請求項２】 前記中間取付板（４）及び前記外側から
   の開放用ノブ（３）を共に固定する手段は、共につかむ
   手段を具備することを特徴とする請求項１の装置。
3. 【請求項３】 前記中間取付板（４）は、前記外側から
   の開放用ノブ（３）の少なくとも部分的な挿入が意図さ
   れた穴（４３）のための閉鎖された外形を形成する周辺
   領域（４４）を具備し、共に固定する手段（３２）を具
   備し、その一方で前記外側からの開放用ノブ（３）の少
   なくとも別の部分がドアの外側パネル（１）の外側で延
   びることを特徴とする請求項１に記載の装置。
4. 【請求項４】 前記中間取付板（４）の前記共に固定す
   る手段（４１）は、前記周辺領域（４４）に延びかつ前
   記穴（４３）の内側に向かって突出する耳部を具備する
   ことを特徴とする請求項３に記載の装置。
5. 【請求項５】 前記取付装置は、ドア端面（２）を通過
   する円筒部を有するねじ（６）を具備し、この円筒部
   は、前記中間取付板（４）内の雌ねじ切りされたねじ部
   と協働するねじ部を有することを特徴とする請求項１に
   記載の装置。
6. 【請求項６】 前記中間取付板（４）は、モジュール支
   持板からいくらかの距離でモジュール支持板上に取り付
   けられ、同一平面で平行移動することができることを特
   徴とする請求項１に記載の装置。
7. 【請求項７】 前記外側からの開放用ノブ（３）の共に
   固定する手段（３２）は、前記中間取付板（４）の耳部
   （４１）の一面に部分的に面するようになるように形成
   された一面を有する曲げられた指部を具備し、前記指部
   の前記一面はドアの内側に向かって面し、前記曲げられ
   た指部の前記一面は、前記耳部に属する前記一面に面す
   る面に関して傾斜し、これらの二つの面が接触し、中間
   取付板（４）が同一平面内に保持されてこの平面内のみ
   に移動することができ、その一方で前記外側からの開放
   用ノブ（３）は前記中間取付板と同じ方向に移動するこ
   とが防がれる時、少なくとも一つの所定方向における前
   記中間取付板（４）の移動は、前記中間取付板（４）の
   平面方向に前記外側ドアパネル（１）の外側にある外側
   からの開放用ノブ（３）の前記一部分の移動をもたら
   し、前記中間取付板が外側パネル（１）に対してきつく
   把持せしめられることを特徴とする請求項４に記載の装
   置。
8. 【請求項８】 前記ねじ（６）は、前記中間取付板
   （４）の平面に平行な中央の軸線に沿って延び、この前
   記ねじの回転により、前記中間取付板をねじ頭の方向に
   移動させ、前記外側からの開放用ノブ（３）が前記外側
   ドアパネル（１）に対してきつく把持せしめられること
   を特徴とする請求項５又は７に記載の装置。
9. 【請求項９】 前記中間取付板（４）は、前記中間取付
   板の平面に直角に延びかつねじ（６）のねじ部と協働す
   る雌ねじ切りされたねじ部を支える突起部（４５）を具
   備することを特徴とする請求項５に記載の装置。
10. 【請求項１０】 前記開放手段をロックに接続するため
    の要素（５）を固定及び予め位置決めする手段（４２）
    は、前記中間取付板（４）の突起部の形態でありかつ、
    前記中間取付板（４）の平面に直角に延びかつ前記接続
    要素（５）を受け入れるためのスロットを具備する要素
    支持部を具備することを特徴とする請求項１に記載の装
    置。
11. 【請求項１１】 前記開放手段をロックに接続する手段
    （５）は、スリーブ（５１）を固定及び予め位置決めす
    る手段（４２）へ固定するための溝部（５２）を外側に
    有するスリーブ（５１）を具備することを特徴とする請
    求項１に記載の装置。
12. 【請求項１２】 前記中間取付板（４）はモジュール支
    持板上に取り付けられ、前記モジュール支持板に関して
    固定されていることを特徴とする請求項１に記載の装
    置。
13. 【請求項１３】 前記開放手段をロックに接続するため
    の要素を固定及び予め位置決めする手段は、中間取付板
    とは別個でありかつ前記開放手段をロックに接続するた
    めの要素を受け入れるための貫通穴を具備する基礎板を
    備えた要素支持部と、前記外側からの開放用ノブにこれ
    らの固定手段を結合するための取り外し可能な結合部材
    とを具備することを特徴とする請求項１に記載の装置。
14. 【請求項１４】 前記開放手段をロックに接続するため
    の要素（５）は少なくとも一つの柔軟なケーブルを具備
    することを特徴とする請求項１に記載の装置。
15. 【請求項１５】 前記開放手段をロックに接続するため
    の要素（５）は少なくとも一つのロッドを具備すること
    を特徴とする請求項１に記載の装置。