JP2841284B2 - 調整ストライク - Google Patents

調整ストライク

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JP2841284B2
JP2841284B2 JP7333896A JP33389695A JP2841284B2 JP 2841284 B2 JP2841284 B2 JP 2841284B2 JP 7333896 A JP7333896 A JP 7333896A JP 33389695 A JP33389695 A JP 33389695A JP 2841284 B2 JP2841284 B2 JP 2841284B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ドアに取り付けられた
ラッチボルトやデッドボルト等の錠片を枠体に係止する
ためのストライクであって、その係止位置を調整するこ
とができると共に、リップ部を枠体から突出しないよう
にその突出長さを調整することができる調整ストライク
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、錠片の係止位置を調整するも
のとして、実願昭58−70815号(実開昭59−1
75562号)考案や実願昭54−5212号(実公昭
58−34200号)考案が提案され、リップ部の突出
長さを調整するものとして実願昭62−142524号
(実開平1−46358号)考案が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】錠片を係止するストラ
イクにおいては、枠体に取り付けた時、リップ部が枠体
から突出していると、そこに身体が当たったり衣服を引
っ掛けたりする不都合がある。従って、リップ部を枠体
から突出しないように、その突出長さを調整することが
できれば、上記の不都合を解決できる。また、ドアが閉
まった時、錠片とそれを係止する係止部との間に隙間が
あると、ドアが閉まっていても風などでがたつく不都合
がある。従って、係止部を錠片との間に隙間ができない
ように、その左右位置を調整することができれば、上記
の不都合を解決できる。これらの不都合を解決するため
に、錠片の係止位置を調整する機能とリップ部の突出長
さを調整する機能をそれぞれ単独で有するものは前記従
来例のように存在するが、2つの機能を共に有する調整
ストライクは存在せず、本発明は、錠片の係止位置を調
整することができると共にリップ部の突出長さも調整す
ることができる調整ストライクを提供することを課題と
する。
【0004】なお、第1の従来例においては、本発明と
同様に、取付箱、ガイド板及び表面板から成るものであ
るが、錠片を係止する係止部は、取付箱ではなくガイド
板に設けられ、ガイド板の開口部は、開口しておらず閉
塞しており、この2点で本発明と相違している。錠片を
係止する係止部をガイド板に設けた場合、ガイド板を移
動すると、錠片の係止位置と共にリップ部の突出長さも
同時に変化してしまい、それぞれを個別に調整すること
ができず、実質的にいずれか一方しか調整できないもの
である。従って、この第1の従来例においては、係止位
置が調整できることしか記載されていない。また、たと
え、係止部を取付箱に設けたとしても、ガイド板の開口
部は閉鎖しているので、第1の従来例の公報第3図にお
いて、ガイド板のリップ部を左方に、取付箱を右方に移
動して調整すると、取付箱の箱体の左側の壁(係止部と
なる)とガイド板の開口部の右側の縁(ここが開放して
いない)との間の空間の寸法が小さくなってしまい、こ
の空間に挿入・収容される錠片の大きさが制限されてし
まう。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、取付箱は、開口部を有する箱体の上下に横
長の取付孔を設けた鍔体を設けると共に、箱体の内側面
に錠片を係止する係止部を設け、ガイド板は、開口部の
一側面に錠片をガイドするリップ部を設けると共に他側
面を開放し、開口部の上下に横長の取付孔を設けた鍔体
を設け、表面板は、開口部の上下に取付孔を設けた鍔体
を設け、取付箱、ガイド板及び表面板を、それぞれの開
口部及び取付孔を対応させて重ねて取り付けるものであ
る。
【0006】
【作用】本発明は上記のように構成されており、ガイド
板を左右に移動すれば、リップ長さを調整することがで
き、取付箱を左右に移動すれば錠片の係止位置を調整す
ることができる。
【0007】
【実施例】本発明の調整ストライクは、取付箱1、ガイ
ド板2、表面板3及びねじ4・4から構成されている。
【0008】取付箱1は、上面が矩形の開口部6となっ
ている箱体5の一側の内側面に係止部9を設け、さらに
そこから外方に鍔状に突出すると共に表面側に一段突出
する被覆部10を設けてある。また、開口部6の上下に
は、外方に突出する板状の鍔体7・7を設け、そこに横
長の取付孔8・8を設けてある。
【0009】ガイド板2は、矩形の開口部11の一側面
にリップ部12を設けると共に、他側面を開放してお
り、さらに、開口部11の上下には、表面側に一段突出
している案内突条15・15を介して外方に突出する板
状の鍔体13・13を設け、そこに横長の取付孔14・
14を設けてある。リップ部12は上下の案内突条15
・15と同様に鍔体13・13よりも表面側に一段突出
している。
【0010】表面板3は、矩形の開口部16の一側面を
開放し、開口部16の上下には、外方に突出する板状の
鍔体17・17を設け、そこに円形の取付孔18・18
を設けてある。
【0011】そして、取付箱1の上にガイド板2を、そ
の上に表面板3を、それぞれの開口部6、開口部11、
開口部16及び取付孔8・8、取付孔14・14、取付
孔18・18を対応させて重合する。すると、表面板3
の開口部16の上下縁は、ガイド板2の案内突条15・
15に接する。この調整ストライクが取り付けられる枠
体19には、凹部20を設けると共に、その三方の周囲
に段落ち部21を設けてあり、凹部20に取付箱1の箱
体5を挿入し、重なった鍔体及びガイド板2のリップ部
12を段落ち部21に合致させ、ねじ4・4を取付孔1
8・18、取付孔14・14及び取付孔8・8から挿通
して枠体19に取り付ける。取り付けた後、ねじ4・4
を緩めれば取付箱1とガイド板2はそれぞれ単独に左右
に移動することができる。
【0012】図2において、ガイド板2を左に移動して
も、鍔体13・13があるので、枠体19は露出せず、
また、取付箱1を右に移動しても、被覆部10があるの
で、枠体19は露出しない。
【0013】図4に示すように、枠体19のドア進入側
端縁から凹部20のドア進入側の内側面との距離がXの
時、まずガイド板2を移動させてその先端縁を枠体19
のドア進入側端縁に合致させ、その後、ドアに取り付け
た錠片の位置によって、枠体19のドア進入側端縁と取
付箱1の係止部9との距離をaからbまで変化可能なの
で、錠片が係止部9にがたなく係止される位置に、取付
箱1を移動させ、ねじ4・4を締め付ければ取り付ける
ことができる。
【0014】また、図5に示すように、枠体19のドア
進入側端縁から凹部20のドア進入側の内側面との距離
がXより大きいYの時、同様に、まずガイド板2を移動
させてその先端縁を枠体19のドア進入側端縁に合致さ
せ、その後、ドアに取り付けた錠片の位置によって、枠
体19のドア進入側端縁と取付箱1の係止部9との距離
をcからdまで変化可能なので、錠片が係止部9にがた
なく係止される位置に、取付箱1を移動させ、ねじ4・
4を締め付ければ取り付けることができる。
【0015】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、錠片の係
止位置を調整することができると共にリップ部の突出長
さも調整することができる調整ストライクを提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】分解斜視図。
【図2】正面図。
【図3】縦断面図。
【図4】枠体のドア進入側端縁から凹部のドア進入側の
内側面との距離がXの時の横断面図であって、(A)
は、枠体のドア進入側端縁と取付箱の係止部との距離が
最小値aの時、(B)は、その距離が最大値bの時を示
す。
【図5】枠体のドア進入側端縁から凹部のドア進入側の
内側面との距離がYの時の横断面図であって、(A)
は、枠体のドア進入側端縁と取付箱の係止部との距離が
最小値cの時、(B)は、その距離が最大値dの時を示
す。
【符号の説明】
1 取付箱 2 ガイド板 3 表面板 5 箱体 6 開口部 7 鍔体 8 取付孔 9 係止部 11 開口部 12 リップ部 13 鍔体 14 取付孔 16 開口部 17 鍔体 18 取付孔

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】取付箱は、開口部を有する箱体の上下に横
    長の取付孔を設けた鍔体を設けると共に、箱体の内側面
    に錠片を係止する係止部を設け、ガイド板は、開口部の
    一側面に錠片をガイドするリップ部を設けると共に他側
    面を開放し、開口部の上下に横長の取付孔を設けた鍔体
    を設け、表面板は、開口部の上下に取付孔を設けた鍔体
    を設け、取付箱、ガイド板及び表面板を、それぞれの開
    口部及び取付孔を対応させて重ねて取り付ける調整スト
    ライク。
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