JPH0710543Y2 - 扉鎖錠装置 - Google Patents

扉鎖錠装置

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JPH0710543Y2
JPH0710543Y2 JP1990017650U JP1765090U JPH0710543Y2 JP H0710543 Y2 JPH0710543 Y2 JP H0710543Y2 JP 1990017650 U JP1990017650 U JP 1990017650U JP 1765090 U JP1765090 U JP 1765090U JP H0710543 Y2 JPH0710543 Y2 JP H0710543Y2
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JP
Japan
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door
handle
hook
lock member
elastic piece
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1990017650U
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English (en)
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JPH03109382U (ja
Inventor
洋二 堀尾
成夫 鈴木
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Nitto Kogyo Corp
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Nitto Kogyo Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は分電盤、制御盤等の盤用箱体に使用される扉鎖
錠装置に関するものである。
(従来の技術) 従来、盤用箱体に使用される扉の鎖錠装置としては、例
えば実公昭61-45685号公報に示されるように、箱体の口
縁にフック受金を設けるとともに、扉側に前記フック受
金に係脱するフック付のハンドルを摺動自在に取付けた
ものが知られている。ところがこのような従来のもの
は、内部に組み込まれたコイルばねの弾発力を利用して
ハンドルのガタ付きを防止する構造となっていたので、
ハンドル取付時にコイルばねを組込む必要があり、組立
ての作業性が悪いばかりでなく、部品点数が多いこと、
ハンドルの係止が確実に行えない場合があること等の問
題があった。
(考案が解決しようとする課題) 本考案は上記したような従来の問題点を解決して、構造
が簡単で部品点数が少なく、組立作業が容易でしかも確
実な係止ができる扉鎖錠装置を提供するために完成され
たものである。
(課題を解決するための手段) 本考案は前記のような問題点を解決するためになされた
もので、箱体に施蓋される扉に窓孔を設けるとともに、
該窓孔に箱体のフック係止孔の孔縁に係脱するフックを
備えたハンドルを摺動自在に取り付け、該ハンドルを扉
の前面に臨ませたハンドル本体と扉の後面に臨ませたロ
ック部材よりなるものとし、ロック部材にフックとハン
ドル復帰用弾性片とを形成し、また、ロック部材の背面
に箱体の前面に当接するガタ防止用弾性片を形成したこ
とを特徴とするものである。さらに、ロック部材の端部
に先端を扉の後面に当接する板厚調整用弾性片を設けた
ものである。
(実施例) 次に、本考案の実施例を図面に基いて詳細に説明する。
(1)は分電盤、制御盤等の箱体であり、該箱体(1)
の開口部すなわち口縁にはフック係止孔(2)付の係止
板(3)が内向きに張設されている。なお、この係止板
(3)は第5図に示すように扉が両開きの場合は内側と
なる扉の一側に張設してもよい。(4)は前記箱体
(1)を施蓋する周枠部(5)付の扉である。(6)は
扉(4)の前記係止板(3)に対応する位置に設けた縦
長の窓孔であり、該窓孔(6)には前記フック係止孔
(2)の孔縁に係止されるフック(7)付の合成樹脂製
のハンドル(8)が横方向に摺動自在に取付けてある。
このハンドル(8)は扉(4)の前面に臨ませたハンド
ル本体(9)と、扉(4)の裏面に臨ませた背面にフッ
ク(7)を設けたロック部材(10)からなるものであっ
て、ハンドル本体(9)は指掛止用の長円形の枠筒部
(11)の前面周縁に張設した鍔板部(12)の上下内面に
前記窓孔(16)の上下辺(6a)、(6a)に係止する案内
片(13)、(13)を突設したものであり、鍔板部(12)
を扉(4)の前面に添装したうえ、枠筒部(11)と該枠
筒部(11)の上下箇所に設けたねじ螺合用の短筒体(1
4)、(14)を窓孔(6)から内側に嵌挿している。
ロック部材(10)は裏面に横向きのフック(7)を連設
した浅箱状の主体(15)の上下にねじ挿通孔(16a)を
連設して、枠板部(16)、(16)の先端に板厚調整用弾
性片(17)、(17)を設けるとともに、フック(7)の
係合方向と対向する一側面に上下一対のハンドル復帰用
弾性片(18)、(18)を設け、また、主体(15)の背面
に扉のガタ防止用弾性片(19)、(19)をフック(7)
の上下に一対設けたものである。そして枠板部(16)、
(16)のねじ挿通孔(16a)より挿通したねじ(20)を
前記短筒部(14)に螺合してロック部材(10)とハンド
ル本体(9)を窓孔(6)を介して連結し、ロック部材
(10)の板厚調整用弾性片(17)、(17)の先端を扉
(4)の後面に当接するとともに、ハンドル復帰用弾性
片(18)の先端を扉(4)の周枠部(5)に係止させた
うえ扉のガタ防止用弾性片(19)を係止板(3)の前面
に当接している。
なお、実施例ではロック部材(10)のハンドル復帰用弾
性片(18)、扉のガタ防止用弾性片(19)および板厚調
整用弾性片(17)はロック部材(10)と同一の合成樹脂
材として一体に形成されているが、これらを金属片より
なるものとしてロック部材(10)と一体に成形してもよ
い。またこれらを一体とすることなく、夫々を同材また
は別材により作成してビスまたは抜止め手段付の挿込式
等の適宜の手段により取付てもよい。
(作用) このように構成されたものは、開扉時には第3図に示す
ようにハンドル(8)をハンドル復帰用弾性片(18)の
ばね力に抗して横方向に摺動すれば、ロック部材(10)
の背面に設けたフック(7)と箱体(1)のフック係止
孔(2)の孔縁との係合が解かれることとなるので、こ
の状態で扉(4)を前面に引けば容易に扉を開くことが
できる。また、閉扉時にはハンドル復帰用弾性片(18)
の弾発力により旧状に復帰したハンドル(8)を再びハ
ンドル復帰用弾性片(18)に抗して摺動させた状態に
し、扉(4)を前面より押圧してフック(7)をフック
係止孔(2)に嵌挿させたうえでハンドル(8)の摺動
を解除すれば、ハンドル(8)は旧状に復帰してフック
(7)が係止孔(12)の孔縁に係止し、第2図のように
鎖錠されることとなる。なお、実施例のようにフック
(7)の先端面を案内面(7a)に形成しておけば、閉扉
時には手指によりハンドル(8)を摺動させることなく
扉(4)を押圧すれば、案内面(7a)がフック係止孔
(2)の孔縁に案内されつつ復帰用ハンドル(18)に抗
してハンドル(8)が摺動し、フック(7)が自動的に
フック係止孔(2)の孔縁に係止することとなる。
また、ハンドル(8)はハンドル主体(9)の周縁部
(12)の内部を扉(4)の前面に添装するとともにロッ
ク部材(10)の上下に設けた板厚調整用弾性片(17)、
(17)の先端を該扉(4)の後面に当接して、窓孔
(6)摺動自在に取付けられているので、扉(4)の板
厚が異なっていても的確に取付けできるものである。
更に、ロック部材(10)の背面に設けた扉のガタ防止用
弾性片(19)が係止板(3)の前面に当接しているの
で、該ガタ防止用弾性片(19)が扉(4)を前面に押圧
してフック(7)がフック係止孔(2)の孔縁に緩むこ
となく係止し、扉(4)はガタ付くことなく施蓋される
こととなる。
(考案の効果) 本考案は以上の説明によって明らかなように、ハンドル
本体と予め復帰用弾性片、ガタ防止用弾性片および板厚
調整用弾性片を設けたロック部材を扉板の前後から窓孔
に取り付けるだけでよいので、部品点数が少なく組立て
が容易なものであり、また、上記の各弾性片を巧妙に配
置したことにより扉の開閉を確実に行うことができるも
のである。よって本考案は従来のこの種の扉鎖錠装置の
問題点を一掃したものとして、その実用的価値は極めて
大なものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す一部切欠正面図、第2図
は要部の一部切欠平面図、第3図は態様を異にした要部
の一部切欠平面図、第4図は要部を分解して示す一部切
欠斜視図、第5図は扉が両扉である場合を示す一部切欠
平面図である。 (1):箱体、(2):フック係止孔、(4):扉、
(6):窓孔、(7):フック、(8):ハンドル、
(9):ハンドル本体、(10):ロック部材、(12):
周縁部内面、(17):板厚調整用弾性片、(18):ハン
ドル復帰用弾性片、(19):ガタ防止用弾性片。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】箱体(1)に施蓋される扉(4)に窓孔
    (6)を設けるとともに、該窓孔(6)に箱体(1)の
    フック係止孔(2)の孔縁に係脱するフック(7)を備
    えたハンドル(8)を摺動自在に取り付け、該ハンドル
    (8)を扉(4)の前面に臨ませたハンドル本体(9)
    と扉(4)の後面に臨ませたロック部材(10)よりなる
    ものとし、該ロック部材(10)にフック(7)とハンド
    ル復帰用弾性片(18)とを形成し、また、ロック部材
    (10)の背面に箱体(1)の前面に当接するガタ防止用
    弾性片(19)を形成したことを特徴とする扉鎖錠装置。
  2. 【請求項2】ロック部材(10)の端部に先端を扉(4)
    の後面に当接する板厚調整用弾性片(17)、(17)を設
    けたものである請求項1記載の扉鎖錠装置。
JP1990017650U 1990-02-23 1990-02-23 扉鎖錠装置 Expired - Lifetime JPH0710543Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990017650U JPH0710543Y2 (ja) 1990-02-23 1990-02-23 扉鎖錠装置

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JP1990017650U JPH0710543Y2 (ja) 1990-02-23 1990-02-23 扉鎖錠装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03109382U JPH03109382U (ja) 1991-11-11
JPH0710543Y2 true JPH0710543Y2 (ja) 1995-03-08

Family

ID=31520835

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1990017650U Expired - Lifetime JPH0710543Y2 (ja) 1990-02-23 1990-02-23 扉鎖錠装置

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS578219U (ja) * 1980-06-16 1982-01-16
JPS5922217U (ja) * 1982-08-04 1984-02-10 小森印刷機械株式会社 折丁搬送装置

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Publication number Publication date
JPH03109382U (ja) 1991-11-11

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