JP2601988Y2 - 錠の受け装置 - Google Patents

錠の受け装置

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JP2601988Y2
JP2601988Y2 JP1993016552U JP1655293U JP2601988Y2 JP 2601988 Y2 JP2601988 Y2 JP 2601988Y2 JP 1993016552 U JP1993016552 U JP 1993016552U JP 1655293 U JP1655293 U JP 1655293U JP 2601988 Y2 JP2601988 Y2 JP 2601988Y2
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JP
Japan
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strike
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door
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Inventor
忠義 須藤
明男 金子
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美和ロック株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、扉に取り付けられた錠
の受け装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、扉に取り付けられる錠は、多種多
様な機能があり扉の用途に応じて選択されるが、その機
能により錠の構造が異なり、それらの各錠に応じて錠の
受け装置(以下、ストライクという)の形状も多種多様
である。
【0003】
【課題を解決する為の手段】以上の様な欠点を解決する
為に、本考案のストライクは、扉18に取り付けられた
錠の係止部材19が係脱する開口部2と、スペーサスト
ライク9と化粧ストライク13を取り付ける為のネジ穴
5、5と、平面部61,61に溶接用の複数の小突起7
を設けた取付段部6、6とを有し、扉枠1に固着され
るベースストライク4に、前記錠の係止部材19が係脱
する開口部11および化粧ストライク13の取付用ネジ
が貫通する長穴10、10を有するスペーサストライク
を重着し、更に錠の係止部材19が係脱する開口部1
2および取付用のネジが貫通する皿穴14、14を有す
る化粧ストライク13を前記スペーサストライク9に重
着したものである。
【0004】
【課題を解決する為の手段】以上の様な欠点を解決する
為に、本考案のストライクは錠の係止部材19が係脱す
る開口部2およびスペ−サ−ストライク9と化粧ストラ
イク13を取り付ける為のネジ穴5、5と取付段部6、
6を有し、扉枠1に固着されるベ−スストライク4に、
前記錠の係止部材19が係脱する開口部11および化粧
ストライク13の取付用ネジが貫通する長穴10、10
を有するスペ−サストライク9を前記ベ−スストライク
4に重着し、更に錠の係止部材19が係脱する開口部1
2および取付用のネジが貫通する皿穴14、14を有す
る化粧ストライク13を前記スペ−サストライク9に重
着したものである。
【0005】
【作用】ベ−スストライク4を扉枠1の切欠部3の内側
面16に固着し、扉枠1の切欠部前方(扉側)より、ス
ペ−サストライク9と化粧ストライク13を重着して、
ネジにて扉枠1に固定する。
【0006】
【実施例】以下、本考案の実施例を説明する。図1は、
扉枠1にストライクを取り付ける為の切欠部3を設け
て、鉄製のベ−スストライク4を扉枠1に溶接等により
固着した状態を示している。
【0007】ベ−スストライク4は、板体の中央部に錠
のラッチボルトやデッドボルト等の係止部材19が係脱
する開口部2を有し、上端部および下端部にはネジ穴
5、5を有し、左右端部を折り曲げて、取付段部6、6
を設けている。この取付段部の平面部61、61には溶
接用の複数の小突起7を設け、該小突起を有する平面部
61、61を扉枠1の内側面16に溶着させる。尚、溶
接に限らず、ネジどめでもよい。
【0008】ところで、スペ−サストライク9は長方形
状の板体で、その開口部11の開口寸法が大きいと係合
時でも扉18を開ける方向に大きなガタが生じることに
なり、好ましくない。その為に開口部11の開口寸法は
適切な係合状態を得るような寸法にする必要がある。
尚、スペ−サストライク9の材質は、使用目的により金
属、硬質樹脂等の使い分けをする。
【0009】さて、該ベ−スストライク4の段落部62
にスペ−サストライク9を嵌挿し、段落部62内にて扉
の開閉方向に数ミリ程度摺動可能にする。これは、扉1
8と扉枠1との建付不良により錠の係止部材19とスペ
−サストライク9の開口部11との係合位置がずれて
も、スペ−サストライク9をずらして適切な係合状態を
得ることができる様にする為である。
【0010】また、図2は本考案のストライクが錠の係
止部材19と係合しており、スペ−サストライク9にト
ロヨケ8を一体にした状態を示している。トロヨケ8
は、扉枠1内にモルタル等が充填される場合に、前記係
止部材19が係合可能な空間部を確保する為のものであ
る。
【0011】次に図5は前記係止部材19が係脱する開
口部12と取付ネジ用の皿穴14、14と扉18が閉ま
ってきたときにラッチボルト等の係止部材19が、当接
する係合端部131とを有する化粧ストライク13を示
しており、本考案のストライク装置を取り付ける際に外
部から見える部分である。尚、化粧ストライク13の材
質は通常ステンレス板や真鍮板が使用される。
【0012】ここで、図示しないストライク取付ネジを
化粧ストライク13の皿穴14、14、スペ−サストラ
イク9の長穴10、10に貫通させてベ−スストライク
4のネジ穴5、5に螺合することにより三重構造の受け
装置となし、両開き(観音開き)扉の場合には一方の扉
に、片開き扉の場合には扉枠1に取り付けられる。
【0013】
【考案の効果】本考案は、上述のとおり構成されている
ので、次に記載する効果を有する。
【0014】従来のストライクは、錠の種類毎に形状が
異なるので各々の形状に応じた切り欠き加工を工場にて
する為に、数種類の金型が必要で不経済であったが、本
考案では、ベ−スストライクおよび化粧ストライクの外
形寸法、および開口部寸法を従来の種々のストライクの
中で最も大きいものに合わせて1種類とし、スペ−スス
トライクの開口部寸法を錠の種類に合わせて変えればよ
いので、扉枠の切り欠きの為の金型は1種類でよいの
で、非常に経済的である。
【0015】また、従来のストライクの取付は図6の様
な取付ステーを設け、化粧ストライクを取り付けていた
ので、取付ステーの強度不足および切欠部による扉枠の
強度不足により、閉扉施錠時にストライクや扉枠を破壊
されて不法侵入される恐れがある等、防犯上の問題があ
ったが、本考案は、従来の取付ステーの代わりにベース
ストライクを使用し、切欠部全体を補強すると共に、ベ
ースストライク取付段部の平面部を扉枠内側面に溶着で
きるようにしたので、防犯性能が大幅に向上した。
【0016】更に、従来のストライクは、一度取り付け
ると取付位置の調整ができなかったが、本考案は、スペ
−サストライクをベ−スストライクの段落部内で、扉の
開閉方向に摺動可能としたので、錠の係止部材とスペ−
サストライクの開口部の位置ずれによる係合不良を解消
することができる。
【0017】更にまた、錠の係止部材とスペ−サストラ
イクの開口部との係合に余裕がなく、せっている状態で
もスペ−サストライクの材質を樹脂にすると、作動が滑
らかになる等種々の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】扉枠にベ−スストライクを取り付けた状態を示
す斜視図。
【図2】扉枠に本考案のストライクを取り付けた状態を
示す横断面図。
【図3】ベ−スストライクの斜視図
【図4】スペ−サストライクの斜視図
【図5】化粧ストライクの斜視図
【図6】扉枠に従来の取付ステ−の取り付いた状態を示
す斜視図
【符号の説明】
1 扉枠 2、11、12 開口部 4 ベ−スストライク 6 取付段部 9 スペ−サストライク 13 化粧ストライク

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】扉18に取り付けられた錠の係止部材19
    が係脱する開口部2と、スペーサストライク9と化粧ス
    トライク13を取り付ける為のネジ穴5、5と、平面部
    61,61に溶接用の複数の小突起7を設けた取付段部
    6、6と、を有し、扉枠1に固着されるベースストライ
    ク4に、前記錠の係止部材19が係脱する開口部11お
    よび化粧ストライク13の取付用ネジが貫通する長穴1
    0、10を有するスペーサストライク9を重着し、更に
    錠の係止部材19が係脱する開口部12および取付用の
    ネジが貫通する皿穴14、14を有する化粧ストライク
    13を前記スペーサストライク9に重着してなる錠の受
    け装置。
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JPH0671804U JPH0671804U (ja) 1994-10-07
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016017388A (ja) * 2014-07-11 2016-02-01 株式会社Lixil ストライク装置

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JP2016017388A (ja) * 2014-07-11 2016-02-01 株式会社Lixil ストライク装置

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