JPH0526166Y2 - - Google Patents

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JPH0526166Y2
JPH0526166Y2 JP19115187U JP19115187U JPH0526166Y2 JP H0526166 Y2 JPH0526166 Y2 JP H0526166Y2 JP 19115187 U JP19115187 U JP 19115187U JP 19115187 U JP19115187 U JP 19115187U JP H0526166 Y2 JPH0526166 Y2 JP H0526166Y2
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plate
box
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connecting plate
stud
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、主に、軽量間柱にアウトレツトボ
ツクスを取付けるのに好適な軽量間仕切用ボツク
ス支持金具に関する。
(従来の技術) 従来、軽量間柱にコンセントボツクスや水道管
を取付けるこの種の支持金具として、実開昭57−
168608号公報に記載された建物用接続具が知られ
ている。この接続具は、第7図に示す如く、軽量
間柱Pに所定の取付け金具体10をネジ止めし、
更に、取付け金具体10にアーム体20をネジ止
めして、このアーム体20にボツクス類や水道管
を取付けるものである。そして、軽量間柱Pへの
ボツクス類や水道管等の取り付け位置を調整する
には、取付け金具体10を軽量間柱Pに止着した
ボルト30を緩めることで、取付け金具体10を
軽量間柱Pの上下方向にスライド自在とし、ま
た、アーム体20を取付け金具体10に止着した
ボルト40を緩めることで、アーム体20を軽量
間柱Pの幅方向にスライド自在とするものであ
る。
(考案が解決しようとする問題点) ところが、このような従来の支持金具は、ボツ
クスの位置調整を一定の順序で行なう必要があ
り、軽量間柱に一旦装着したボツクスの装着位置
を調整するには極めて面倒なものとなる問題点が
残されている。
すなわち、ボツクス類や水道管を取付けるアー
ム体20を、所定の取付け金具体10に固定する
ためには、まず始めに、軽量間柱Pと所定の取付
け金具体10とをボルト30でネジ止めし、更に
その上で、取付け金具体10にアーム体20をボ
ルト40でネジ止めする必要があつた。しかも、
この従来の支持金具は、先に取付け金具体10と
アーム体20とをネジ止めすると、その構造上、
取付け金具体10と軽量間柱Pとのネジ止めはで
きなくなつてしまうものである。
従つて、このネジ止めする順序は逆にすること
ができないから、軽量間柱Pに装着したアーム体
20の装着位置を軽量間柱Pの上下方向に沿つて
調整しようとすると、まず、アーム体20と取付
け金具体10とをネジ止めしたボルト40を緩め
てアーム体20を一旦取り外し、その後に、取付
け金具体10を止着したボルト30を緩めて取付
け金具体10の位置を調整する。更に一旦取り外
したアーム体20を再び取付け金具体10の所定
位置に調整しながらネジ止めするといつた極めて
煩雑な手間を要するものである。
このように、従来の支持金具では、ボツクスの
位置調整を一定の順序で行なう必要があり、軽量
間柱に一旦装着したボツクスの装着位置を、軽量
間柱の上下方向に調整するには極めて面倒なもの
となる問題点があつた。
そこで、この考案は、上述の問題点を解消すべ
く案出されたもので、軽量の間柱に装着するボツ
クスの位置調整を、軽量間柱に対して上下方向、
幅方向のいずれにも容易に行なうことができ、し
かも、これらの位置調整を行なう順序は規制され
ず、これらの位置調整を同時に行なうことも可能
な軽量間仕切用ボツクス支持金具の提供を目的と
する。
(問題点を解決するための手段) この考案による問題解決のための手段は、配線
用ボツクスを軽量間柱に支持固定する支持金具に
おいて、軽量間柱の開口内側部に係止する係止板
と、軽量間柱の開口外側部に圧接する挟着板と、
所定ボツクスを支持し、連結板と固定板とから略
L字状に構成されたボツクス支持杆の連結板とを
順序重合すること。
これら重合した各板を貫通し、各板を軽量間柱
に上下スライド自在に固定せしめる一本の止着ボ
ルトを設けること。
挟着板の板面に開穿した複数の調整孔に嵌入係
止せしめる係止片を連結板の一端部に設けると共
に、連結板のボルト挿通孔を軽量間柱の幅方向に
延長してスライド孔を形成すること。
連結板から略水平に屈曲延長された固定板の板
面に、ボツクスをスライド自在にネジ止めせしめ
るスライド長孔を長手方向に沿つて開穿したこと
にある。
(作用) この考案によれば、係止板と挟着板とが一本の
止着ボルトに緊締され、軽量間柱の開口部に上下
スライド自在に固定される。更に、同じ止着ボル
トにて、所定ボツクスを支持し、連結板と固定板
とから略L字状に構成されたボツクス支持杆端部
の連結板が挟着板に重合してネジ止めされる。
連結板の係止片は、挟着板の板面に開穿した複
数の調整孔に嵌入係止して、連結板と挟着板との
連結力を高める。また、連結板のスライド孔は、
ボツクス支持杆の装着位置を軽量間柱の幅方向に
スライド調整する。
ボツクス支持杆の固定板に開穿したスライド長
孔は、固定板に装着するボツクスの装着位置を略
水平にスライド調整する。
(実施例) 以下、図面を参照してこの考案の実施例を詳細
に説明する。
図に示される符号1は、軽量間柱Pの開口内側
部に係止する係止板であり、符号2は軽量間柱P
の開口外側部に当接する挟着板である。これら係
止板1と挟着板2とは、止着ボルト4によつて軽
量間柱Pの開口部にネジ止めし、軽量間柱Pの上
下方向にスライド調整自在に設けてある。このと
き、係止板1は、第5図または第6図に示す如
く、係止板1の対向する側縁を屈曲して屈曲片1
Bを形成することで、係止板1自体の強度を高め
ることができる。更に、係止板1のネジ孔1Aに
は、止着ボルト4をネジ止めするネジ山を設けて
ある。
一方、挟着板2の板面に、複数の調整孔2Aを
開穿し、後述するボツクス支持杆3の係止片3B
を嵌入係止させる。図示例の調整孔2Aは、ボツ
クス支持杆3の、連結板3A一端部側縁に沿つた
長孔状に開穿してある。こうすることにより、連
結板3Aの一端部を挟着板2がわに屈曲するだけ
で容易に係止片3Bを形成できる利点がある。
また、挟着板2上下の長手側縁を屈曲して屈曲
片2Bを形成することで、挟着板2自体の強度を
高める。屈曲片2Bは、第1図乃至第4図に示す
如く、挟着板2の上下側縁を延長して形成する。
また、第5図に示す如く、挟着板2左右の側縁を
屈曲して屈曲片2Bを形成し、この屈曲片2Bを
軽量間柱Pの外側面に嵌合させることで、挟着板
2と軽量間柱Pとの連結力を高めることもでき
る。更に、挟着板2のボルト挿通孔2Cは、止着
ボルト4を緩挿自在に開穿してある。
ボツクス支持杆3は、アウトレツトボツクスQ
等を軽量間柱Pに支持固定するもので、平面略L
字状に屈曲した帯状板で形成される。このボツク
ス支持杆3は、挟着板2の外側面に圧着固定する
連結板3Aと、連結板3Aの一端部に設けられた
係止片3Bと、連結板3Aの他端部から屈曲延長
される固定板3Dとからなる。
止着ボルト4は、重合した係止板1と挟着板2
とを貫通し、各板を軽量間柱Pに上下スライド自
在に固定する。
連結板3Aは、係止板1と挟着板2とをネジ止
めする止着ボルト4によつて挟着板2に圧着固定
される。このとき、前記挟着板2の板面に複数開
穿した調整孔2A内に、係止片3Bを嵌入係止さ
せる。
また、止着ボルト4を挿通する連結板3Aのボ
ルト挿通孔は、軽量間柱Pの幅方向に沿つた長孔
状に開穿してスライド孔3Cとし、ボツクス支持
杆3の固定位置をスライド調整自在とする。そし
て、ボツクス支持杆3をスライド調整した際に、
複数開穿した調整孔2Aの中の一つを選択して係
止片3Bを嵌入係止させる。
一方、固定板3Dは、軽量間柱Pに構築する軽
量間仕切Rの壁面に沿つて略平行に延長されるも
ので、帯板状の固定板3D中央部に、長手方向に
沿つたスライド長孔3Eを開穿し、このスライド
長孔3Eに沿つてボツクスQの装着位置をスライ
ド調整自在としてある。尚、図中符号5は、ボツ
クスQを、ボツクス支持杆3にスライド固定する
ボツクス止着ネジである。
この考案の使用方法は、次の通りである。
まず、係止板1と挟着板2とボツクス支持杆3
の連結板3Aとを重合して止着ボルト4で緩くネ
ジ止めする。そして、係止板1を軽量間柱Pの開
口側部から内部に挿入して軽量間柱Pの開口内側
部に係止せしめると共に、挟着板2の長手両端を
軽量間柱Pの開口外側部に当接させる。更に、各
板に貫通した止着ボルト4を緊締し、挟着板2の
調整孔2A内に係止片3Bを嵌入係止させた状態
で、挟着板2の外側面に連結板3Aを圧接し、係
止板1、挟着板2、ボツクス支持杆3を軽量間柱
Pに固定する。
次に、軽量間柱PへのボツクスQ装着位置の調
整は、止着ボルト4を緩めることで行なうもの
で、係止板1と挟着板2との挟着位置を軽量間柱
Pの上下方向にスライドさせて、ボツクスQの高
さを調整する。また、同じ止着ボルト4を緩め、
連結板3Aをスライド孔3Cに沿つて軽量間柱P
の幅方向にスライドさせて、係止片3Bを嵌入係
止する調整孔2Aの位置を選択することで、ボツ
クスQの前後の位置を調整するものである。更
に、ボツクスQの左右方向への調整は、ボツクス
支持杆3のスライド長孔3Eに沿つて行なう。
(考案の効果) この考案は上述の如く構成したことにより、当
初の目的を達成する。
すなわち、配線用ボツクスQを軽量間柱Pに支
持固定する支持金具において、軽量間柱Pの開口
内側部P1に係止する係止板1と、軽量間柱Pの
開口外側部P2に圧接する挟着板2と、所定ボツ
クスQを支持し、連結板3Aと固定板3Dとから
略L字状に構成されたボツクス支持杆3の連結板
3Aとが順次重合され、これら重合した各板を貫
通し、各板を軽量間柱Pに上下スライド自在に固
定せしめる一本の止着ボルト4を設け、この止着
ボルト4で各板を軽量間柱Pに上下スライド自在
に固定し、連結板3Aのボルト挿通孔を軽量間柱
Pの幅方向に延長してスライド孔3Cを形成した
ことにより、一本の止着ボルト4を緩めるだけ
で、軽量の間柱に装着するボツクスの位置調整
を、軽量間柱に対して上下方向、幅方向のいずれ
にも容易に行なうことができる。
しかも、挟着板2の板面に開穿した複数の調整
孔2Aに嵌入係止せしめる係止片3Bを連結板3
Aの一端部に設けたことにより、この係止片3B
が、緊締した挟着板2の調整孔2Aに嵌入係止し
て、連結板3Aと挟着板2との連結力が高まる。
この結果、ボツクス支持杆3の連結板3Aにボ
ツクスQを支持しても、連結板3Aと挟着板2と
の連結位置がずれたりはせず、一本の止着ボルト
4でも充分な連結力が得られるものとなる。
したがつて、従来のこの種の支持金具の如く、
ボツクスQ装着時における軽量間柱Pの幅方向へ
の位置調整や、軽量間柱Pの高さ方向への位置調
整を行なう順序は規制されず、同時に行なうこと
もできる。このように、一旦取り付けたボツクス
Qの装着位置を再度調整できるから、極めて正確
な位置調整が可能となる。
さらに、連結板3Aから略水平に屈曲延長され
た固定板3Dの板面にボツクスQをスライド自在
にネジ止めせしめるスライド長孔3Eを長手方向
に沿つて開穿したことで、固定板3Dに装着する
ボツクスQの装着位置を水平方向にスライド調整
できる。
このようにこの考案によれば、軽量の間柱に装
着するボツクスの位置調整を、軽量間柱に対して
上下方向、幅方向のいずれにも容易に行なうこと
ができ、しかも、これらの位置調整を行なう順序
は規制されず、これらの位置調整を同時に行なう
ことも可能であるなどといつた実用上有益な種々
の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の実施例を示すもので、第1図
は使用状態を示す斜視図、第2図は同じく正面
図、第3図は同じく平面図、第4図は分解斜視
図、第5図及び第6図は夫々他の実施例を示す分
解斜視図、第7図は従来例を示す分解斜視図であ
る。 P……軽量間柱、P1……開口内側部、P2…
…開口外側部、Q……ボツクス、R……軽量間仕
切、1……係止板、1A……ネジ孔、1B……屈
曲片、2……挟着板、2A……調整孔、2B……
屈曲片、2C……ボルト挿通孔、3……ボツクス
支持杆、3A……連結板、3B……係止片、3C
……スライド孔、3D……固定板、3E……スラ
イド長孔、4……止着ボルト、5……ボツクス止
着ネジ、10……取付け金具体、20……アーム
体、30……ボルト、40……ボルト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 配線用ボツクスを軽量間柱に支持固定する支持
    金具において、軽量間柱の開口内側部に係止する
    係止板と、軽量間柱の開口外側部に圧接する挟着
    板と、所定ボツクスを支持し、連結板と固定板と
    から略L字状に構成されたボツクス支持杆の連結
    板とが順次重合され、これら重合した各板を貫通
    し、各板を軽量間柱に上下スライド自在に固定せ
    しめる一本の止着ボルトを設け、挟着板の板面に
    開穿した複数の調整孔に嵌入係止せしめる係止片
    を連結板の一端部に設けると共に、連結板のボル
    ト挿通孔を軽量間柱の幅方向に延長してスライド
    孔を形成し、連結板の他端部から略水平に屈曲延
    長された固定板の板面に、ボツクスをスライド自
    在にネジ止めせしめるスライド長孔を長手方向に
    沿つて開穿したことを特徴とする軽量間仕切用ボ
    ツクス支持金具。
JP19115187U 1987-12-16 1987-12-16 Expired - Lifetime JPH0526166Y2 (ja)

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JP5122886B2 (ja) * 2007-08-08 2013-01-16 未来工業株式会社 配設体
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