JPH0519669Y2 - - Google Patents
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- JPH0519669Y2 JPH0519669Y2 JP1988131976U JP13197688U JPH0519669Y2 JP H0519669 Y2 JPH0519669 Y2 JP H0519669Y2 JP 1988131976 U JP1988131976 U JP 1988131976U JP 13197688 U JP13197688 U JP 13197688U JP H0519669 Y2 JPH0519669 Y2 JP H0519669Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hanger
- nut
- bolt
- hanging
- support fitting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 claims description 4
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 4
- 239000010959 steel Substances 0.000 claims description 4
- 238000005452 bending Methods 0.000 claims description 2
- 239000000725 suspension Substances 0.000 description 7
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 3
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 3
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 description 1
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Supports For Pipes And Cables (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この考案は、ビル、工場その外の建築工事にお
いて、電設工事等の設備の増設や変更に使用する
もので、特に、ケーブルラツクやダクト等を吊持
している既設の吊りボルトの中間位置に、新規ケ
ーブルラツク等を載置するためのハンガーを増設
するのに好適な既設吊りボルト用ハンガー増設装
置に関する。
いて、電設工事等の設備の増設や変更に使用する
もので、特に、ケーブルラツクやダクト等を吊持
している既設の吊りボルトの中間位置に、新規ケ
ーブルラツク等を載置するためのハンガーを増設
するのに好適な既設吊りボルト用ハンガー増設装
置に関する。
(従来の技術)
従来、ケーブルラツクやダクト等を付設するの
には、天井スラブ等から懸吊された一対の吊りボ
ルト間に、ケーブルラツク等を載置するハンガー
を架設する。この際、吊りボルトにハンガーを架
設するための支持装置が使用されている。この支
持装置は、主に、ハンガーの端部に装着した支持
金具に吊りボルトを挿通し、予め吊りボルトにネ
ジ止めしたナツトで固定するものであつた。
には、天井スラブ等から懸吊された一対の吊りボ
ルト間に、ケーブルラツク等を載置するハンガー
を架設する。この際、吊りボルトにハンガーを架
設するための支持装置が使用されている。この支
持装置は、主に、ハンガーの端部に装着した支持
金具に吊りボルトを挿通し、予め吊りボルトにネ
ジ止めしたナツトで固定するものであつた。
ところが、このような支持装置で架設したハン
ガー上にケーブルラツク及びケーブル等を付設し
たあとで、新規ハンガーを架設したり、既存のハ
ンガー位置を変更しようとするとき、まず、既存
のハンガーを吊りボルト上方へ移動し、その後、
既存のハンガーの下に新規ハンガーを増設するな
どといつた極めて多くの手間を要していた。
ガー上にケーブルラツク及びケーブル等を付設し
たあとで、新規ハンガーを架設したり、既存のハ
ンガー位置を変更しようとするとき、まず、既存
のハンガーを吊りボルト上方へ移動し、その後、
既存のハンガーの下に新規ハンガーを増設するな
どといつた極めて多くの手間を要していた。
そこで、既存のハンガーおそのままの状態に保
ちながらでも、このハンガー上方に新規のハンガ
ーの装着が可能になる支持装置として、従来で
は、実公昭57−20937号公報に記載されたハンガ
ーの吊下装置や、当出願人が先に提案した実開昭
60−58983号公報に記載された支持装置が知られ
ている。
ちながらでも、このハンガー上方に新規のハンガ
ーの装着が可能になる支持装置として、従来で
は、実公昭57−20937号公報に記載されたハンガ
ーの吊下装置や、当出願人が先に提案した実開昭
60−58983号公報に記載された支持装置が知られ
ている。
一方、棒体状のチユーブを断面コ字形状の把持
部に固定するものとして、実開昭54−43622号に
記載されたチユーブホルダーがある。
部に固定するものとして、実開昭54−43622号に
記載されたチユーブホルダーがある。
(考案が解決しようとする問題点)
ところが、これらの支持装置には次のような問
題点があつた。
題点があつた。
すなわち、前者の吊下装置では、吊りボルトと
ハンガーとの連結部分に装着する支持金具を、吊
りボルトの側面から装着し得るものとすること
で、吊りボルトの側面適位置にハンガーを増設で
きるようにしたものである。ところが、吊りボル
トの側面から支持金具の装着ができても、これを
吊りボルトに固定する手段は、吊りボルトに予め
ネジ止したナツトを使用するものであるために、
このナツトを予め装着していない吊りボルトに
は、支持金具の装着はできず、この結果、予定さ
れたハンガー以外の増設は行えないといつた問題
点があつた。
ハンガーとの連結部分に装着する支持金具を、吊
りボルトの側面から装着し得るものとすること
で、吊りボルトの側面適位置にハンガーを増設で
きるようにしたものである。ところが、吊りボル
トの側面から支持金具の装着ができても、これを
吊りボルトに固定する手段は、吊りボルトに予め
ネジ止したナツトを使用するものであるために、
このナツトを予め装着していない吊りボルトに
は、支持金具の装着はできず、この結果、予定さ
れたハンガー以外の増設は行えないといつた問題
点があつた。
また、この吊下装置は、筺型吊金具と、上下二
つの押え金具との三つの部材を組合わせるものな
ので、装着作業性が悪く、ケーブル配線用のハン
ガーのように連続して多数装着するものとして
は、不適当であつた。
つの押え金具との三つの部材を組合わせるものな
ので、装着作業性が悪く、ケーブル配線用のハン
ガーのように連続して多数装着するものとして
は、不適当であつた。
一方、当出願人が先に提案した支持装置は、前
者の問題点を解消するため、支持金具の固定を吊
りボルト側面から行えるようにしたものである。
この支持装置は、ハンガーにネジ止めする支持金
具から、吊りボルト側面に沿つて延長した圧止片
と、同じく吊りボルト側面に装着する平面略コ字
形状の支持具とで吊りボルトを挟み付け、これら
圧止片と支持具とを2本の締め付けネジで緊締固
着するものである。そのため、前者の吊下装置の
如く、固定用ナツトを予め吊りボルトに装着して
いなくても、吊りボルト側面に支持装置を自在に
装着できるようになつている。
者の問題点を解消するため、支持金具の固定を吊
りボルト側面から行えるようにしたものである。
この支持装置は、ハンガーにネジ止めする支持金
具から、吊りボルト側面に沿つて延長した圧止片
と、同じく吊りボルト側面に装着する平面略コ字
形状の支持具とで吊りボルトを挟み付け、これら
圧止片と支持具とを2本の締め付けネジで緊締固
着するものである。そのため、前者の吊下装置の
如く、固定用ナツトを予め吊りボルトに装着して
いなくても、吊りボルト側面に支持装置を自在に
装着できるようになつている。
ところが、圧止片と平面略コ字状の支持具とを
2本のボルトで緊締する場合には、これらの挟着
力をよほど高めなければ、ハンガーを装着する充
分な支持強度は得られない。そのためには、支持
具を固定する2本のボルトの緊締力を均一にし
て、慎重且つ確実に行う必要があり、このボルト
締付け作業に手間を要する問題が生じていた。
2本のボルトで緊締する場合には、これらの挟着
力をよほど高めなければ、ハンガーを装着する充
分な支持強度は得られない。そのためには、支持
具を固定する2本のボルトの緊締力を均一にし
て、慎重且つ確実に行う必要があり、このボルト
締付け作業に手間を要する問題が生じていた。
更に、吊りボルトを挟着する2つの金具を締付
ネジで緊締固着するこの支持装置では、ハンガー
の位置調整は、ハンガーを手指で支持した上で、
2本の締付ネジを調整しなければならず、このよ
うなハンガー位置の微調節は極めて面倒な作業と
なつていた。
ネジで緊締固着するこの支持装置では、ハンガー
の位置調整は、ハンガーを手指で支持した上で、
2本の締付ネジを調整しなければならず、このよ
うなハンガー位置の微調節は極めて面倒な作業と
なつていた。
また、前記チユーブホルダーのように、棒体状
のものをホルダーに固定する構造のものは提案さ
れていても、棒体状の吊りボルトにハンガーを装
着し、このハンガーにケーブルラツク等を載置で
きる構造ではなく、単にチユーブを固定するだけ
にとどまつていた。
のものをホルダーに固定する構造のものは提案さ
れていても、棒体状の吊りボルトにハンガーを装
着し、このハンガーにケーブルラツク等を載置で
きる構造ではなく、単にチユーブを固定するだけ
にとどまつていた。
そこでこの考案は、上述の問題点を解消すべく
案出されたもので、取付け作業が容易で連続して
多数装着するケーブル配線用のハンガーとして最
適であり、ハンガーの支持力が強固で、しかも、
取付け位置の微調節も容易に行うことが可能な既
設吊りボルト用ハンガー増設装置の提供を目的と
する。
案出されたもので、取付け作業が容易で連続して
多数装着するケーブル配線用のハンガーとして最
適であり、ハンガーの支持力が強固で、しかも、
取付け位置の微調節も容易に行うことが可能な既
設吊りボルト用ハンガー増設装置の提供を目的と
する。
(問題点を解決するための手段)
上述の目的を達成すべくこの考案は、
ナツトの側面に、所定雄ネジを雌ネジ内に誘導
する切欠を設け、このナツトの高さが二分される
位置でナツト自体が分割されると共に、この分割
面において二分された両者が回転自在に連結され
た切欠付きダブルナツトを使用する。
する切欠を設け、このナツトの高さが二分される
位置でナツト自体が分割されると共に、この分割
面において二分された両者が回転自在に連結され
た切欠付きダブルナツトを使用する。
そして、所定板体を屈曲してハンガーの端部に
外嵌する正面略コ字形状のハンガー支持金具を形
成し、このハンガー支持金具の上下板体側縁に、
吊りボルトを連通せしめる切欠を転回位置で一対
設け、 ハンガー支持金具に内嵌したリツプ溝形鋼製ハ
ンガーのリツプ部に内側から係合する中ナツト
と、この中ナツトにネジ止めする連結ボルトとを
上板に装着したことを問題解決のための手段とす
る。
外嵌する正面略コ字形状のハンガー支持金具を形
成し、このハンガー支持金具の上下板体側縁に、
吊りボルトを連通せしめる切欠を転回位置で一対
設け、 ハンガー支持金具に内嵌したリツプ溝形鋼製ハ
ンガーのリツプ部に内側から係合する中ナツト
と、この中ナツトにネジ止めする連結ボルトとを
上板に装着したことを問題解決のための手段とす
る。
(作用)
この考案によれば、ハンガー支持金具の上下板
の間に沿つて吊りボルトを介した状態からハンガ
ー支持金具を回転させることで、ハンガー支持金
具の上下板体に転回位置で設けた上下一対の切欠
内に吊りボルトを連通させ、更に正面略コ字形状
を成したハンガー支持金具の内部に、ハンガーの
端部を嵌入する。
の間に沿つて吊りボルトを介した状態からハンガ
ー支持金具を回転させることで、ハンガー支持金
具の上下板体に転回位置で設けた上下一対の切欠
内に吊りボルトを連通させ、更に正面略コ字形状
を成したハンガー支持金具の内部に、ハンガーの
端部を嵌入する。
そして、自身の側面の切欠から雌ネジ内に吊り
ボルトを嵌入して、この吊りボルトにネジ止めし
た一対の切欠付きダブルナツトが、ハンガー支持
金具を吊りボルトに緊締固着する。
ボルトを嵌入して、この吊りボルトにネジ止めし
た一対の切欠付きダブルナツトが、ハンガー支持
金具を吊りボルトに緊締固着する。
また、ハンガー支持金具は、上板に装着した連
結ボルトと、ハンガーのリツプ部に内側から係合
する中ナツトとにより、内嵌したハンガー端部を
ハンガー支持金具にネジ止めするものである。
結ボルトと、ハンガーのリツプ部に内側から係合
する中ナツトとにより、内嵌したハンガー端部を
ハンガー支持金具にネジ止めするものである。
(実施例)
以下、図面を参照してこの考案の実施例を詳細
に説明する。
に説明する。
図に示される符号1は、後述するハンガー支持
金具2を吊りボルトQに固定する切欠付きダブル
ナツト1である。この切欠付きダブルナツト1
は、吊りボルトQ側面から装着できる切欠1Eを
有した、上下一対のダブルナツトである(第5図
参照)。図示例では、六角ナツトの高さを二分す
る位置でナツト自身を分割し、互いに相接する分
割面に、係合突条1Bを設けた雄片1Aと、緩嵌
溝部1Dを設けた雌片1Cとからなる一対のナツ
ト片を形成してあり、これら係合突条1Bと緩嵌
溝部1Dとを離脱しないように緩嵌して、雄片1
Aと雌片1Cとを回転自在に連結したものであ
る。
金具2を吊りボルトQに固定する切欠付きダブル
ナツト1である。この切欠付きダブルナツト1
は、吊りボルトQ側面から装着できる切欠1Eを
有した、上下一対のダブルナツトである(第5図
参照)。図示例では、六角ナツトの高さを二分す
る位置でナツト自身を分割し、互いに相接する分
割面に、係合突条1Bを設けた雄片1Aと、緩嵌
溝部1Dを設けた雌片1Cとからなる一対のナツ
ト片を形成してあり、これら係合突条1Bと緩嵌
溝部1Dとを離脱しないように緩嵌して、雄片1
Aと雌片1Cとを回転自在に連結したものであ
る。
符号2は、ハンガーPの端部に装着するハンガ
ー支持金具2であり、このハンガー支持金具2も
また、切欠付きダブルナツト1と同様に、吊りボ
ルトQ側面から装着できるように切欠2Dを設け
てある。すなわち、このハンガー支持金具2は、
上板2Aと側板2Bと下板2Cとから成る正面略
コ字形状を成し、所定ハンガーの端部に外嵌す
る。
ー支持金具2であり、このハンガー支持金具2も
また、切欠付きダブルナツト1と同様に、吊りボ
ルトQ側面から装着できるように切欠2Dを設け
てある。すなわち、このハンガー支持金具2は、
上板2Aと側板2Bと下板2Cとから成る正面略
コ字形状を成し、所定ハンガーの端部に外嵌す
る。
そして、上板2Aと下板2Cとの夫々板面に
は、ハンガーの長手方向に略直交する切欠2Dを
転回位置で一対設けてあり、吊りボルトQを上下
板2A,2Cの間に沿つて介した状態から、この
吊りボルトQに切欠2Dを沿わせてハンガー支持
金具2を回転させることで、吊りボルトQに装着
する(第2図及び第3図参照)。
は、ハンガーの長手方向に略直交する切欠2Dを
転回位置で一対設けてあり、吊りボルトQを上下
板2A,2Cの間に沿つて介した状態から、この
吊りボルトQに切欠2Dを沿わせてハンガー支持
金具2を回転させることで、吊りボルトQに装着
する(第2図及び第3図参照)。
このとき、ハンガーPは、リツプ溝形鋼を用
い、自身の端部をハンガー支持金具2の上板2A
と下板2Cとの間に嵌入し、連結ボルトSにネジ
止め固定される。すなわち、上板2Aに閉穿した
連結ボルト挿入孔2Fに、連結ボルトSが挿入さ
れており、この連結ボルトSにネジ止した中ナツ
トRがハンガー支持金具2内に内側から係合され
ている。そして、ハンガーPのリツプ部P1に係
合した中ナツトRに、連結ボルトSを緊締するこ
とで、ハンガー支持金具2とハンガーPとを固定
する(第2図及び第4図参照)。図示例の中ナツ
トRは、矩形状板体の両側縁を屈曲してハンガー
Pのリツプ部P1への係合を確実なものにしてあ
る。この外、この中ナツトRの形状は、リツプ部
P1に内側から係合可能なものなら適宜なもので
よい。
い、自身の端部をハンガー支持金具2の上板2A
と下板2Cとの間に嵌入し、連結ボルトSにネジ
止め固定される。すなわち、上板2Aに閉穿した
連結ボルト挿入孔2Fに、連結ボルトSが挿入さ
れており、この連結ボルトSにネジ止した中ナツ
トRがハンガー支持金具2内に内側から係合され
ている。そして、ハンガーPのリツプ部P1に係
合した中ナツトRに、連結ボルトSを緊締するこ
とで、ハンガー支持金具2とハンガーPとを固定
する(第2図及び第4図参照)。図示例の中ナツ
トRは、矩形状板体の両側縁を屈曲してハンガー
Pのリツプ部P1への係合を確実なものにしてあ
る。この外、この中ナツトRの形状は、リツプ部
P1に内側から係合可能なものなら適宜なもので
よい。
尚、図中符号2Gは、下板2Cの上面に突出形
成したハンガーP端部の位置決めを行うストツパ
ーであり、符号2Hは、上板2A及び下板2Cの
強度を高めると共に、ハンガー支持金具2に内嵌
したハンガーP端部の位置ずれを防止する補強片
である。
成したハンガーP端部の位置決めを行うストツパ
ーであり、符号2Hは、上板2A及び下板2Cの
強度を高めると共に、ハンガー支持金具2に内嵌
したハンガーP端部の位置ずれを防止する補強片
である。
(考案の効果)
この考案は上述の如く構成したことにより、当
初の目的を達成する。
初の目的を達成する。
すなわち、所定板体を屈曲してハンガーPの端
部に外嵌する正面略コ字形状のハンガー支持金具
2を形成し、このハンガー支持金具2の上板2A
及び下板の2C側縁に、吊りボルトQを連通せし
める上下一対の切欠2Dを転回位置で設けたこと
で、ハンガー支持金具2の上下板2A,2Cの間
に吊りボルトQを介した状態から、ハンガー支持
金具2を回転させることで、この切欠2D内に吊
りボルトQを連通させることができる。したがつ
て、このハンガー支持金具2は、吊りボルトQの
側面適位置に直接装着できるものになつた。
部に外嵌する正面略コ字形状のハンガー支持金具
2を形成し、このハンガー支持金具2の上板2A
及び下板の2C側縁に、吊りボルトQを連通せし
める上下一対の切欠2Dを転回位置で設けたこと
で、ハンガー支持金具2の上下板2A,2Cの間
に吊りボルトQを介した状態から、ハンガー支持
金具2を回転させることで、この切欠2D内に吊
りボルトQを連通させることができる。したがつ
て、このハンガー支持金具2は、吊りボルトQの
側面適位置に直接装着できるものになつた。
しかも、従来のハンガーの吊下装置の如く、三
つの部材を組合わせる必要もなく、その装着性能
が極めて高いから、連続して多数装着するケーブ
ル配線用のハンガーとして最適であるといえる。
つの部材を組合わせる必要もなく、その装着性能
が極めて高いから、連続して多数装着するケーブ
ル配線用のハンガーとして最適であるといえる。
更に、ナツトの側面に、所定雄ネジを雌ネジ1
F内に誘導する切欠1Eを設け、このナツトの高
さが二分される位置で分割されると共に、この分
割面において二分された両者が回転自在に連結さ
れた切欠付きダブルナツト1を使用するから、こ
の切欠付きダブルナツト1もまた、吊りボルトQ
の側面適位置に自由に装着できる。したがつて、
従来の支持装置の如く、支持金具を固定するナツ
トを、予め吊りボルトにネジ止する必要がなく、
ハンガーPの増設時期を選ばない。また、支持金
具の固定を吊りボルト側面から行えるようにした
従来の支持装置に比べても、上下一対の切欠付き
ダブルナツト1を調整するだけで良いから、支持
装置の装着が極めて容易なものになつた。
F内に誘導する切欠1Eを設け、このナツトの高
さが二分される位置で分割されると共に、この分
割面において二分された両者が回転自在に連結さ
れた切欠付きダブルナツト1を使用するから、こ
の切欠付きダブルナツト1もまた、吊りボルトQ
の側面適位置に自由に装着できる。したがつて、
従来の支持装置の如く、支持金具を固定するナツ
トを、予め吊りボルトにネジ止する必要がなく、
ハンガーPの増設時期を選ばない。また、支持金
具の固定を吊りボルト側面から行えるようにした
従来の支持装置に比べても、上下一対の切欠付き
ダブルナツト1を調整するだけで良いから、支持
装置の装着が極めて容易なものになつた。
しかも、この切欠付きダブルナツト1は、切欠
2D内に吊りボルトQを連通させたハンガー支持
金具2を、吊りボルトQの上下から直接緊締固着
するから、その固定力は、支持金具の固定を吊り
ボルト側面から行えるようにした従来の支持装置
に比べてはるかに強力である。
2D内に吊りボルトQを連通させたハンガー支持
金具2を、吊りボルトQの上下から直接緊締固着
するから、その固定力は、支持金具の固定を吊り
ボルト側面から行えるようにした従来の支持装置
に比べてはるかに強力である。
更に、この切欠付きダブルナツト1の取付け位
置の微調節は、吊りボルトQに沿つて回転させる
ことで容易に行えるから、ハンガー支持金具2の
装着位置の微調整も容易に行える。
置の微調節は、吊りボルトQに沿つて回転させる
ことで容易に行えるから、ハンガー支持金具2の
装着位置の微調整も容易に行える。
そして、ハンガー支持金具2は、内嵌したリツ
プ溝形鋼製ハンガーPのリツプ部P1に内側から
係合する中ナツトRと、この中ナツトRにネジ止
めする連結ボルトSとを上板2Aに装着したの
で、ハンガー支持金具2とハンガーPとを確実に
固定できる。
プ溝形鋼製ハンガーPのリツプ部P1に内側から
係合する中ナツトRと、この中ナツトRにネジ止
めする連結ボルトSとを上板2Aに装着したの
で、ハンガー支持金具2とハンガーPとを確実に
固定できる。
このように、この考案によれば、取付け作業が
容易で連続して多数装着するケーブル配線用のハ
ンガーとして最適であり、ハンガーの支持力が強
固で、しかも、取付け位置の微調整も容易である
などといつた実用上有益な種々の効果を奏する。
容易で連続して多数装着するケーブル配線用のハ
ンガーとして最適であり、ハンガーの支持力が強
固で、しかも、取付け位置の微調整も容易である
などといつた実用上有益な種々の効果を奏する。
図面はこの考案の実施例を示すもので、第1図
は使用状態を示す要部正面図、第2図は斜視図、
第3図は平面図、第4図は第3図で示す矢視−
線断面図、第5図は切欠付きダブルナツトを示
す一部切欠斜視図である。 P……ハンガー、P1……リツプ部、Q……吊
りボルト、R……中ナツト、S……連結ボルト、
1……切欠付きダブルナツト、1A……雄片、1
B……係合突条、1C……雌片、1D……緩嵌溝
部、1E……切欠、1F……雌ネジ、2……ハン
ガー支持金具、2A……上板、2B……側板、2
C……下板、2D……切欠、2E……ハンガー挿
入口、2F……連結ボルト挿入孔、2G……スト
ツパー、2H……補強片。
は使用状態を示す要部正面図、第2図は斜視図、
第3図は平面図、第4図は第3図で示す矢視−
線断面図、第5図は切欠付きダブルナツトを示
す一部切欠斜視図である。 P……ハンガー、P1……リツプ部、Q……吊
りボルト、R……中ナツト、S……連結ボルト、
1……切欠付きダブルナツト、1A……雄片、1
B……係合突条、1C……雌片、1D……緩嵌溝
部、1E……切欠、1F……雌ネジ、2……ハン
ガー支持金具、2A……上板、2B……側板、2
C……下板、2D……切欠、2E……ハンガー挿
入口、2F……連結ボルト挿入孔、2G……スト
ツパー、2H……補強片。
Claims (1)
- ナツトの側面に、所定雄ネジを雌ネジ内に誘導
する切欠を設け、このナツトの高さが二分される
位置でナツト自体が分割されると共に、この分割
面において二分された両者が回転自在に連結され
た切欠付きダブルナツトにて吊りボルトの側面か
らネジ止め可能なハンガー増設装置であつて、所
定板体を屈曲してハンガーの端部に外嵌する正面
略コ字形状のハンガー支持金具を形成し、このハ
ンガー支持金具に内嵌したリツプ溝形鋼製ハンガ
ーのリツプ部に内側から係合する中ナツトと、こ
の中ナツトにネジ止めする連結ボルトとを上板に
装着し、一方、ハンガー支持金具の上下板側縁
に、吊りボルトを連通せしめる切欠を転回位置で
一対設けたことを特徴とする既設吊りボルト用ハ
ンガー増設装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988131976U JPH0519669Y2 (ja) | 1988-10-08 | 1988-10-08 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988131976U JPH0519669Y2 (ja) | 1988-10-08 | 1988-10-08 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0251783U JPH0251783U (ja) | 1990-04-12 |
JPH0519669Y2 true JPH0519669Y2 (ja) | 1993-05-24 |
Family
ID=31388529
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988131976U Expired - Lifetime JPH0519669Y2 (ja) | 1988-10-08 | 1988-10-08 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0519669Y2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5443622B2 (ja) * | 1973-05-15 | 1979-12-21 | ||
JPS5720937U (ja) * | 1980-07-11 | 1982-02-03 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5443622U (ja) * | 1977-09-01 | 1979-03-26 |
-
1988
- 1988-10-08 JP JP1988131976U patent/JPH0519669Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5443622B2 (ja) * | 1973-05-15 | 1979-12-21 | ||
JPS5720937U (ja) * | 1980-07-11 | 1982-02-03 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0251783U (ja) | 1990-04-12 |
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