JPH10318241A - 吊りボルト用振れ止め金具 - Google Patents
吊りボルト用振れ止め金具Info
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- JPH10318241A JPH10318241A JP9148573A JP14857397A JPH10318241A JP H10318241 A JPH10318241 A JP H10318241A JP 9148573 A JP9148573 A JP 9148573A JP 14857397 A JP14857397 A JP 14857397A JP H10318241 A JPH10318241 A JP H10318241A
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- suspension bolt
- suspension
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- Hooks, Suction Cups, And Attachment By Adhesive Means (AREA)
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Abstract
体1と、これら挟着体1の左右両端部を貫通して固定す
る一対の連結ボルト2と、長ボルトQに連結する斜め支
持体3とからなる。ねじ山のピッチが異なる複数種類の
吊りボルトPに対し、夫々ネジの上下2カ所の谷部に共
通して食い込む上下一対の係止突起を各挟着体1の内側
面に設ける。連結片の境界部分に位置する湾曲面部に係
止突起を設ける。 【効果】既設の吊りボルトに後付けで装着することが極
めて容易になる。径の異なる吊りボルトに兼用すること
ができる。
Description
ック、ダクト等を懸吊する吊りボルトの振れ止めに使用
するもので、特に既設の設備に後付け設置するのに好適
な吊りボルト用振れ止め金具に関する。
出願人が先に出願した実公平 4-16569号、実公平 4-480
88号に記載された考案が公知である。
結する連結部材と固定部材とを設けたもので、帯板状の
連結部材と吊りボルトのネジ山に係止する側面コ字状の
固定部材とを締め付けボルトで固定し、振れ止め用とし
て使用する長ボルトを連結部材の端部に連結するもので
ある。
設備と共に装着する金具で、吊りボルトとケーブルラッ
クを載置する架台部材との連結部分に同時に取り付けて
使用する金具である。
は、吊りボルトに対して斜めに配置する振れ止め用の長
ボルトを角度調整自在に取り付けすることが困難であっ
た。すなわち、振れ止め用の長ボルトを連結する連結部
材は、帯状板を屈曲形成したものなので、この連結部材
の端部に連結される長ボルトの配設角度は、連結部材の
屈曲角度に規制されるからである。従って、既設の設備
の状況に応じて配設角度を調整しながら装着することが
困難であった。また、連結部材を吊りボルトの側面に固
定する固定部材は、固定力を確実にするために、吊りボ
ルトのネジの谷部に嵌合する上下一対の嵌合切欠を設け
ている。この嵌合切欠は、吊りボルトのピッチに合せて
予め適応するように設けたものであるが、一般に使用さ
れる吊りボルトは主に2種類の径が多く使用されている
ため、嵌合切欠のピッチも各吊りボルトのピッチに夫々
適応したものが必要とされる。その為、前者の考案は、
径が異なる吊りボルト用に少なくとも2種類のタイプが
必要になっていた。
設備と共に装着する金具であり、吊りボルトの側面に差
し込む切欠を設けたものなので、吊りボルトの異なる径
に対応できる利点がある。しかしながら、既に装着され
ている設備に、この振れ止め金具を後付けで装着しよう
とすると、吊りボルトを固定しているナットを緩めてか
らでなければ、振れ止め金具を装着することができない
不都合があった。
く創出されたもので、既設の吊りボルトに後付けで装着
することが極めて容易となり、しかも、径の異なる吊り
ボルトに兼用することが可能な吊りボルト用振れ止め金
具の提供を目的とする。
本発明の第1の手段は、吊りボルトP側面に装着する吊
りボルト用振れ止め金具であって、吊りボルトPの側面
に挟着する一対の挟着体1と、これら挟着体1の左右両
端部を貫通して固定する一対の連結ボルト2と、この連
結ボルト2に上下角度自在に連結され、吊りボルトPに
対して斜めに配設される長ボルトQに連結する斜め支持
体3とから成り、吊りボルトPのネジの上下2カ所の谷
部に食い込む上下一対の係止突起1Aを各挟着体1の内
側面に設けたことにある。
のピッチが異なる複数種類の吊りボルトPに対し、夫々
ネジの上下2カ所の谷部P2に共通して食い込む位置に
設けたものである。
側面に沿って湾曲する湾曲面部1Bと、この湾曲面部1
Bの両端から延長して連結ボルト2を挿通する挿通孔1
Dを設けた連結片1Cとを有し、連結片1Cの境界部分
に位置する湾曲面部1Bに前記係止突起1Aを設けたこ
とを課題解消のための手段とする。
実施例を詳細に説明する。
ルトPの側面に挟着固定する一対の挟着体1と、この挟
着体1に斜め支持体3を角度調整自在に連結する連結ボ
ルト2とからなり(図1参照)、連結ボルト2は、挟着
体1を緊締すると共に、斜め支持体3を挟着体1に連結
する(図3参照)。図3の連結ボルト2は、固定ナット
4で挟着体1と斜め支持体3とを緊締するものである。
カ所の谷部P2に食い込む上下一対の係止突起1Aを各
挟着体1の内側面に設けている(図2、図3参照)。こ
の係止突起1Aは、ねじ山P1のピッチが異なる複数種
類の吊りボルトPに適応するように設けてある。すなわ
ち、異なるピッチ夫々の上下2カ所の谷部P2に共通し
て食い込む位置に設けたものである(図5参照)。ま
た、挟着体1は、吊りボルトPの側面に沿って湾曲する
湾曲面部1Bと、この湾曲面部1Bの両端から延長して
連結ボルト2を挿通する挿通孔1Dを設けた連結片1C
とから成る(図4参照)。そして、連結片1Cの境界部
分に位置する湾曲面部1Bに前記係止突起1Aを設けて
いる(図3参照)。図3に示す係止突起1Aは、各挟着
体1に、左右2組の係止突起1Aを設けることで、係止
突起1Aの係合力を高めている。
連結する部材で、連結ボルト2を挿通する挿通孔3Aの
部分で上下角度の調整が自在になっている。また、長ボ
ルトQを挿通する挿通孔3Bを設け、斜め支持体3と長
ボルトQとを固定ナット4で連結する(図2、3参
照)。図示例の斜め支持体3は、帯状板体を屈曲したも
ので、長ボルトQの連結が容易なように、長ボルトQと
の連結端部を鉤形状に屈曲している。また、挟着体1の
間に斜め支持体3を配した状態で挟着体1に連結するこ
とで、上下の角度調整を容易にしている。
する固定ナット4の代わりとして、挟着体1の一方の挿
通孔1Dにタッピンネジ1Eを設けたものである。この
ような構成により、本発明の部品点数を少なくすること
ができる。
てクリップ状を成した一対の挟着体1を形成したもので
ある。この実施例によっても本発明の部品点数を少なく
することができる。
止突起1Aを各挟着体1に一組づつ設けて構成を簡略化
したものである。また、この実施例では、挟着体1の間
に斜め支持体3を介さずに、挟着体1相互を直接連結し
て挟着体1の緊締力を高めている。また図示していない
が、図6に示す実施例と、この実施例とを組み合わせる
ことも可能である。
を吊りボルトP側に屈曲し、この屈曲した側縁に係止突
起1Aを設けたものである。この場合、挟着体1の湾曲
面部1Bがそのまま係止突起1Aとして機能するので、
吊りボルトPの谷部P2への係合力を高めることができ
る。
り、当初の目的を達成する。
ルトに後付けで装着することが極めて容易になった。し
たがって、従来のこの種の振れ止め金具の如く、長ボル
トQの配設角度が連結部材の屈曲角度に規制される不都
合や、吊りボルトを固定しているナットを緩めてからで
なければ装着できなといった不都合は解消された。
ルトに兼用することが可能になり、最も使用頻度の多い
2種類の径の吊りボルトPに装着できるものになった。
この結果、各吊りボルトのピッチに夫々適応した少なく
とも2種類のタイプを形成する必要はなくなり、製造、
収納、運搬等の全ての場面において合理化できるものに
なった。
合力を高め、斜め支持体3の角度調整を容易にすること
ができる。
ボルトに後付けで装着することが極めて容易となり、し
かも、径の異なる吊りボルトに兼用することが可能にな
るなどといった種々の効果を奏するものである。
Claims (3)
- 【請求項1】 吊りボルト側面に装着する吊りボルト用
振れ止め金具であって、吊りボルトの側面に挟着する一
対の挟着体と、これら挟着体の左右両端部を貫通して固
定する一対の連結ボルトと、この連結ボルトに上下角度
自在に連結され、吊りボルトに対して斜めに配設される
長ボルトに連結する斜め支持体とから成り、吊りボルト
のネジの上下2カ所の谷部に食い込む上下一対の係止突
起を各挟着体の内側面に設けたことを特徴とする吊りボ
ルト用振れ止め金具。 - 【請求項2】 前記係止突起は、ねじ山のピッチが異な
る複数種類の吊りボルトに対し、夫々ネジの上下2カ所
の谷部に共通して食い込む位置に設けた請求項1記載の
吊りボルト用振れ止め金具。 - 【請求項3】 前記挟着体は、吊りボルトの側面に沿っ
て湾曲する湾曲面部と、この湾曲面部の両端から延長し
て連結ボルトを挿通する挿通孔を設けた連結片とを有
し、連結片の境界部分に位置する湾曲面部に前記係止突
起を設けた請求項1又は2記載の吊りボルト用振れ止め
金具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP9148573A JP2884337B2 (ja) | 1997-05-22 | 1997-05-22 | 吊りボルト用振れ止め金具 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP9148573A JP2884337B2 (ja) | 1997-05-22 | 1997-05-22 | 吊りボルト用振れ止め金具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH10318241A true JPH10318241A (ja) | 1998-12-02 |
JP2884337B2 JP2884337B2 (ja) | 1999-04-19 |
Family
ID=15455774
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP9148573A Expired - Lifetime JP2884337B2 (ja) | 1997-05-22 | 1997-05-22 | 吊りボルト用振れ止め金具 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2884337B2 (ja) |
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-
1997
- 1997-05-22 JP JP9148573A patent/JP2884337B2/ja not_active Expired - Lifetime
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JP2884337B2 (ja) | 1999-04-19 |
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