JP2847505B2 - ダクト支持具 - Google Patents
ダクト支持具Info
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F24—HEATING; RANGES; VENTILATING
- F24F—AIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
- F24F13/00—Details common to, or for air-conditioning, air-humidification, ventilation or use of air currents for screening
- F24F13/02—Ducting arrangements
- F24F13/0254—Ducting arrangements characterised by their mounting means, e.g. supports
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Duct Arrangements (AREA)
- Details Of Indoor Wiring (AREA)
- Installation Of Indoor Wiring (AREA)
Description
ル等の長尺物を配線・配管したり照明器具を吊支するた
めのダクトを、その建造物のフレーム等に使用されてい
る形鋼で支持するためのダクト支持具において、ダクト
の外れを防止するための技術に関する。
線・配管したりあるいは照明器具等を吊支するために、
リップ溝形鋼等からなるレースウェイやダクト(以下、
これらをダクトと総称する)が用いられている。この種
のダクトは、建造物のフレーム等を構成するH形鋼やL
形鋼等に交差するように取り付けられる。
る際に用いられている従来のダクト支持具10を示して
いる。
そのネジ部11aに締め付けるナット12および金属製
の押さえ板13とからなり、押さえ板13には、Uボル
ト11のネジ部11a、11aを挿通させるための穴1
4が設けられている。このダクト支持具10を用いて、
ダクト1をH形鋼で支持する場合には、図9に示すよう
にH形鋼2の板状のフランジ3の両縁において、H形鋼
2のフランジ3の両面を押さえ板13とダクト1との間
に挟んで、押さえ板13の穴14にUボルト11のネジ
部11aを通し、穴14から突出したネジ部11aにナ
ット12を締め付けて、ダクト1をH形鋼2のフランジ
3の下面に押し付けて固定する。
(a)のように、ダクト1をL形鋼5の一方の板状部6
で支持する場合にも利用されている。
たような押さえ板13のボルト固定だけでダクト1を支
持するダクト支持具10では、地震等によってダクト1
の長さ方向に外力が加わったときに、ダクト1およびダ
クト支持具10の位置が形鋼に対してずれてしまう。
鋼5でダクト1を支持する場合には、ダクト1が1つの
ダクト支持具10だけで支持されるので、ダクト1の長
さ方向に沿って外力Fが右方(図10において)に加わ
ると、L形鋼5に対してダクト1およびダクト支持具1
0の位置が大きく右方にずれて、図10の(b)のよう
に、押さえ板13がL形鋼5の板部6の縁から外れ、ダ
クト1が落下する危険性がある。
力で形鋼からダクトが外れることを防止したダクト支持
具を提供することを目的としている。
に、本発明の請求項1のダクト支持具は、形鋼の板状部
の外面側にダクトを前記形鋼と交差する向きに支持する
ためのダクト支持具であって、押さえ板と該押さえ板を
前記ダクトに固定するためのボルトとからなり、前記形
鋼の板状部の一方の縁部側を前記押さえ板と前記ダクト
との間にはさんだ状態で前記ボルトを締め付けることに
よって、前記ダクトを前記形鋼の板状部の外面側に押さ
え付ける押さえ部材と、前記形鋼の板状部の他方の縁部
側で該形鋼に一部が当接した状態で前記ダクトに固定さ
れて前記ダクトの長さ方向の移動を規制するずれ止め部
材とを具備している。
外力が加わっても、ずれ止め部材によってダクトの移動
が規制される。
は、請求項1記載のダクト支持具において、前記ずれ止
め部材は、前記ボルトによって前記押さえ板とともに前
記ダクトに固定されている。
外力が加わっても、形鋼に対するダクト支持具の位置ず
れが防止される。
実施形態を説明する。図1〜3は、建造物内に横架され
たL形鋼5の水平な板状部6の下面側に、リップ溝形鋼
からなるダクト1をL形鋼5と交差した状態に取り付け
るためのダクト支持具20を示している。
に、ダクト1を内側に通すことができるUボルト21、
Uボルトのネジ部21a、21aに締め付けるナット2
2、金属製の押さえ板23およびずれ止め板30とによ
って構成されている。
1a、21aの間隔より広い幅を有する矩形平板状の基
部24と、基部24の一端側の両端から下方に屈曲され
た一対の押圧片25、25と、基部24の他端側から下
方に屈曲された係合片26とからなり、基部24の中間
部には、U字ボルト21のネジ部21a、21aを挿通
させるための1対の長穴27、27が一直線上に並んで
設けられ、係合片26の下端中間部にはダクト1の一部
を受け入れるためにダクト1の幅より僅かに広い幅で切
り欠かれた切欠部28が形成されている。
一幅の矩形板状の基部31と、基部31の一端側から上
方に屈曲された当接片32とからなり、基部31の他端
側の両端には、Uボルト21のネジ部21a、21aを
挿通させるための1対の長穴33、33が平行に設けら
れている。当接片32は1対の長穴33、33の並び方
向に平行に立設されており、各長穴33の中心から当接
片32の立ち上がり部分までの距離は、L形鋼5の板状
部6の幅とほぼ等しく設定されている。
は、図2、図3に示しているように取り付けられる。即
ち、ずれ止め板30の当接片32の一面32aとL形鋼
5の垂直な板状部7の側面7aとを当接させた状態で、
ずれ止め板30の基部31をL形鋼5の板状部6の下面
6aとダクト1の上面との間にはさみ、Uボルト21の
ネジ部21a、21aを下方からずれ止め板30の基部
31の長穴33、33に通す。そして、押さえ板23の
押圧片25、25の下端がL形鋼5の板状部6の上面6
bに当接し且つ係合片26の切欠部28にダクト1の上
部が係合するように、押さえ板23の長穴27、27に
Uボルト21のネジ部21a、21aを通し、そのネジ
部21a、21aにボルト22を締め付ける。これによ
って、押さえ板23の押圧片25、25がL形鋼5の板
状部6の上面6bを強く押圧した状態で固定されるとと
ともに、ずれ止め板30がダクト1とL形鋼5の板状部
6の間にはさまれた状態で固定され、ダクト1はL形鋼
5に対してほぼ直交する向きに支持される。
地震等によって水平方向の外力Fがダクト1に加わって
L形鋼5に対しダクト1とダクト支持具20が右方へ移
動しようとしても、その移動は、L形鋼5の垂直な板状
部7に当接しているずれ止め板30によって規制され
る。このため、ダクト1がL形鋼5から外れることはな
い。また、より強い外力によってダクト1がダクト支持
具20に対してスライド移動しても、ダクト支持具20
全体の位置はL形鋼5に対して変わらないので、ダクト
1の外れは起きない。
で支持する場合には、図4に示すように、基部31′の
長さがH形鋼2の板状のフランジ3の幅に対応したずれ
止め板30′を用いればよい。この場合でも、強い外力
によってダクト1がスライド移動することはあっても、
ダクト支持具20の位置はH形鋼2に対して変わらない
ので、ダクト1の外れは起きない。また、フランジ3の
両縁でダクト1を支持する従来の方法に比べて、ナット
止めする箇所が少なくて済み、部品点数および工数を節
約できる。
接触した状態で押さえ板23によって支持されていて、
ずれ止め板30をダクトと形鋼の板状部の間に挿入する
ことが困難な場合には、図5に示すように、ずれ止め板
30″をL形鋼5を挟んで押さえ板23の反対側に配置
し、その当接片32の反対面32bをL形鋼5の板状部
7に当接させた状態で、別のボルト21によってダクト
1上に固定してもよい。この場合、ずれ止め板30″の
基部31″の長さはL形鋼5の板状部6の幅とは無関係
なので、図5に示しているように基部31″の長さを短
くすることができる。
れ止め板30をUボルト21によってダクト1に取り付
けるようにしていたが、これは本発明を限定するもので
ない。例えば、図6に示すように、ダクト1の内側に回
転が規制された状態で挿着されたボルト40とナット4
1で押さえ板43およびずれ止め板50をダクト1に固
定したり(図6で符号42はボルト40の回転を規制す
るための規制板)、また、図7に示すように、外周面に
長穴55(丸穴でもよい)を有するダクト1′を支持す
る場合には、その長穴55に通したボルト65とナット
66で押さえ板43およびずれ止め板50をダクト1′
に固定することもできる。
形鋼の下方でダクトを支持する場合について説明した
が、I形鋼、T形鋼、溝形鋼にダクトを支持する場合で
も本発明を同様に適用でき、また、形鋼の上方にダクト
を支持したり、あるいは、立設された形鋼に交差するよ
うにダクトを支持する場合にも本発明を同様に適用でき
る。
持具は、ボルトによって押さえ板とダクトとの間に形鋼
の板状部を挟みつけることによって形鋼の板状部にダク
トを押さえ付けるとともに、ダクトに固定したずれ止め
部材によって形鋼に対するダクトの長さ方向の移動を規
制しているので、たとえ、地震等によってダクトにその
長さ方向の外力が加わっても、ダクトが形鋼から外れる
恐れが少なくなる。
え板とともにダクトに固定したダクト支持具では、強い
外力が加わってもダクト支持具全体は形鋼に対して位置
ずれしないので、ダクトの形鋼からの外れを確実に防止
することができる。
図
Claims (2)
- 【請求項1】形鋼の板状部の外面側にダクトを前記形鋼
と交差する向きに支持するためのダクト支持具であっ
て、 押さえ板と該押さえ板を前記ダクトに固定するためのボ
ルトとからなり、前記形鋼の板状部の一方の縁部側を前
記押さえ板と前記ダクトとの間にはさんだ状態で前記ボ
ルトを締め付けることによって、前記ダクトを前記形鋼
の板状部の外面側に押さえ付ける押さえ部材と、 前記形鋼の板状部の他方の縁部側で該形鋼に一部が当接
した状態で前記ダクトに固定されて前記ダクトの長さ方
向の移動を規制するずれ止め部材とを具備したダクト支
持具。 - 【請求項2】前記ずれ止め部材は、前記ボルトによって
前記押さえ板とともに前記ダクトに固定されていること
を特徴とする請求項1記載のダクト支持具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8267871A JP2847505B2 (ja) | 1996-09-17 | 1996-09-17 | ダクト支持具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8267871A JP2847505B2 (ja) | 1996-09-17 | 1996-09-17 | ダクト支持具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1089757A JPH1089757A (ja) | 1998-04-10 |
JP2847505B2 true JP2847505B2 (ja) | 1999-01-20 |
Family
ID=17450794
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8267871A Expired - Fee Related JP2847505B2 (ja) | 1996-09-17 | 1996-09-17 | ダクト支持具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2847505B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111878815A (zh) * | 2020-07-29 | 2020-11-03 | 镇江美博红外科技有限公司 | 一种红外线管道加热装置 |
-
1996
- 1996-09-17 JP JP8267871A patent/JP2847505B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH1089757A (ja) | 1998-04-10 |
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