JPH0725106Y2 - 洗面台や流し台等におけるカウンタートップの支持構造 - Google Patents
洗面台や流し台等におけるカウンタートップの支持構造Info
- Publication number
- JPH0725106Y2 JPH0725106Y2 JP6522891U JP6522891U JPH0725106Y2 JP H0725106 Y2 JPH0725106 Y2 JP H0725106Y2 JP 6522891 U JP6522891 U JP 6522891U JP 6522891 U JP6522891 U JP 6522891U JP H0725106 Y2 JPH0725106 Y2 JP H0725106Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cabinet
- sink
- countertop
- support structure
- counter top
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Sink And Installation For Waste Water (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、洗面台や流し台等に
おけるカウンタートップの支持構造に係り、特に、シン
ク等が陶器等の重量物で形成されている洗面台や流し台
等に好適なカウンタートップの支持構造に関する。
おけるカウンタートップの支持構造に係り、特に、シン
ク等が陶器等の重量物で形成されている洗面台や流し台
等に好適なカウンタートップの支持構造に関する。
【0002】
【従来技術とその課題】従来のこの種のカウンタートッ
プの支持構造としては、図7に示す構造が知られてい
る。
プの支持構造としては、図7に示す構造が知られてい
る。
【0003】この図7に示す従来の支持構造は、シンク
3の上部周囲に形成したリム3aの下面を拘束保持する
吊り金具6をカウンタートップ5の下面に設け、上記シ
ンク3より下側に位置し、かつ、上記キャビネット1の
前端部を間口方向に走る支持材2を上記キャビネット1
に固定し、該支持材2に上記シンク3の下面を受ける支
持具4を設けることで、上記カウンタートップ5をキャ
ビネット1の上に支持するように構成したものてある。
3の上部周囲に形成したリム3aの下面を拘束保持する
吊り金具6をカウンタートップ5の下面に設け、上記シ
ンク3より下側に位置し、かつ、上記キャビネット1の
前端部を間口方向に走る支持材2を上記キャビネット1
に固定し、該支持材2に上記シンク3の下面を受ける支
持具4を設けることで、上記カウンタートップ5をキャ
ビネット1の上に支持するように構成したものてある。
【0004】ところで、この種の洗面台や流し台の中に
は、高級感を出すために、シンクを陶器で形成し、或
は、カウンタートップを大理石で形成する場合がある。
は、高級感を出すために、シンクを陶器で形成し、或
は、カウンタートップを大理石で形成する場合がある。
【0005】とりわけ、シンクを陶器等の重量物で構成
した場合には、上記従来のカウンタートップの支持構造
では、シンク3およびカウンタートップ5の重量を全て
支持具4で受けなければならないため、支持強度が不十
分となり易く、また、かかる従来の支持構造では、シン
ク3の傾斜面部を支持具4で支持するため、支持が不安
定となる等の問題を有していた。
した場合には、上記従来のカウンタートップの支持構造
では、シンク3およびカウンタートップ5の重量を全て
支持具4で受けなければならないため、支持強度が不十
分となり易く、また、かかる従来の支持構造では、シン
ク3の傾斜面部を支持具4で支持するため、支持が不安
定となる等の問題を有していた。
【0006】この考案は、かかる現状に鑑み創案された
ものであって、その目的とするところは、シンクやカウ
ンタートップが重量物で形成されていても、かかるカウ
ンタートップやシンクの荷重をキャビネットに有効に分
散させることができると共に、カウンタートップを安定
した状態で支持することができる洗面台や流し台等にお
けるカウンタートップの支持構造を提供しようとするも
のである。
ものであって、その目的とするところは、シンクやカウ
ンタートップが重量物で形成されていても、かかるカウ
ンタートップやシンクの荷重をキャビネットに有効に分
散させることができると共に、カウンタートップを安定
した状態で支持することができる洗面台や流し台等にお
けるカウンタートップの支持構造を提供しようとするも
のである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この考案に係る洗面台や流し台等におけるカウンタ
ートップの支持構造にあっては、キャビネットの上にカ
ウンタトップを配置し、上記キャビネットの前方側に配
設された幕板にコーナー金具の前面板部をビス止め固定
すると共に、キャビネットの側板にコーナー金具の側面
板部をビス止め固定し、かつ、コーナー金具の平面板部
に昇降自在に螺装されたアジャスターボルトの上端をカ
ウンタートップの下面に当接させることで、カウンター
トップをキャビネットで支持するように構成したことを
特徴とするものである。
め、この考案に係る洗面台や流し台等におけるカウンタ
ートップの支持構造にあっては、キャビネットの上にカ
ウンタトップを配置し、上記キャビネットの前方側に配
設された幕板にコーナー金具の前面板部をビス止め固定
すると共に、キャビネットの側板にコーナー金具の側面
板部をビス止め固定し、かつ、コーナー金具の平面板部
に昇降自在に螺装されたアジャスターボルトの上端をカ
ウンタートップの下面に当接させることで、カウンター
トップをキャビネットで支持するように構成したことを
特徴とするものである。
【0008】
【実施例】以下、添付図面に示す実施例に基づき、この
考案を詳細に説明する。
考案を詳細に説明する。
【0009】図1に示すように、この実施例に係る洗面
台10は、シンク13が取り付けられたカウンタートッ
プ15と、このカウンタートップ15が載置されるキャ
ビネット11と、このキャビネット11の右側或は左側
に配置され、キャビネット11と連結されたサイドキャ
ビネット12と、から構成されている。
台10は、シンク13が取り付けられたカウンタートッ
プ15と、このカウンタートップ15が載置されるキャ
ビネット11と、このキャビネット11の右側或は左側
に配置され、キャビネット11と連結されたサイドキャ
ビネット12と、から構成されている。
【0010】カウンタートップ15は、上記シンク13
が下面に取り付けられるシンク取付部15aと、サイド
キャビネット12の上面を覆うサイド部15bと、が一
体形成されており、上記シンク取付部15aの前部は、
キャビネット11の前端部より前方に突出するように形
成されている。尚、図中符号30はシンクカバーを、3
1はキャビネット1の前部に取り付けられた前框を夫々
示している。
が下面に取り付けられるシンク取付部15aと、サイド
キャビネット12の上面を覆うサイド部15bと、が一
体形成されており、上記シンク取付部15aの前部は、
キャビネット11の前端部より前方に突出するように形
成されている。尚、図中符号30はシンクカバーを、3
1はキャビネット1の前部に取り付けられた前框を夫々
示している。
【0011】このように形成されてなるカウンタートッ
プ15のシンク取付部15a下面に取り付けられるシン
ク13は、上記カウンタートップ15と同様、その前部
がキャビネット11の前端部より前方に突出するように
形成されており、図2に示すように、吊り金具14を介
してカウンタートップ15の下面に取り付けられてい
る。
プ15のシンク取付部15a下面に取り付けられるシン
ク13は、上記カウンタートップ15と同様、その前部
がキャビネット11の前端部より前方に突出するように
形成されており、図2に示すように、吊り金具14を介
してカウンタートップ15の下面に取り付けられてい
る。
【0012】この吊り金具14は、その上部14aが、
カウンタートップ15の下面に植設されたボルト16の
下端部に螺合され、かつ、その下部14bが、シンク1
3の上部周囲に形成されたリム13aと係合すること
で、該シンク13をカウンタートップ15の下面に吊持
する。従って、上記吊り金具14は、シンク13の周囲
に所要間隔毎に複数個配設される。
カウンタートップ15の下面に植設されたボルト16の
下端部に螺合され、かつ、その下部14bが、シンク1
3の上部周囲に形成されたリム13aと係合すること
で、該シンク13をカウンタートップ15の下面に吊持
する。従って、上記吊り金具14は、シンク13の周囲
に所要間隔毎に複数個配設される。
【0013】このようにしてシンク13が取り付けられ
たカウンタートップ15は、図3と図4に示すようにコ
ーナー金具20によってキャビネット11に支持され
る。
たカウンタートップ15は、図3と図4に示すようにコ
ーナー金具20によってキャビネット11に支持され
る。
【0014】このコーナー金具20は、キャビネット1
1の前方に2箇所設けられ、図5に示すように、キャビ
ネット11の前方側に配設された幕板17と対面する前
面板部21と、この前面板部21の一側端部からキャビ
ネット11の側板18,19方向へ折曲形成され、か
つ、該側板18,19と対面する側面板部22と、該側
面板部22の上端部から水平方向に延設された平面板部
23と、この平面板部23に螺装された昇降自在なアジ
ャスターボルト24と、から構成されており、上記前面
板部21は、図3と図4に示すように、上記キャビネッ
ト11の幕板17にビス止め固定され、また、側面板部
22は上記キャビネット11の側板18,19にビス止
め固定される。
1の前方に2箇所設けられ、図5に示すように、キャビ
ネット11の前方側に配設された幕板17と対面する前
面板部21と、この前面板部21の一側端部からキャビ
ネット11の側板18,19方向へ折曲形成され、か
つ、該側板18,19と対面する側面板部22と、該側
面板部22の上端部から水平方向に延設された平面板部
23と、この平面板部23に螺装された昇降自在なアジ
ャスターボルト24と、から構成されており、上記前面
板部21は、図3と図4に示すように、上記キャビネッ
ト11の幕板17にビス止め固定され、また、側面板部
22は上記キャビネット11の側板18,19にビス止
め固定される。
【0015】一方、カウンタートップ15は、その下面
がキャビネット11に固着されたコーナー金具20の前
記アジャスターボルト24の上端と当接して支持され
る。
がキャビネット11に固着されたコーナー金具20の前
記アジャスターボルト24の上端と当接して支持され
る。
【0016】従って、シンク13およびカウンタートッ
プ15の荷重は、上記アジャスターボルト24から平面
板部23を経て側面板部22および前面板部21から幕
板17および側板18,19へと分散される。
プ15の荷重は、上記アジャスターボルト24から平面
板部23を経て側面板部22および前面板部21から幕
板17および側板18,19へと分散される。
【0017】尚、上記実施例では、この考案を洗面台に
適用した場合を例にとり説明したが、この考案にあって
はこれに限定されるものではなく、流し台等にも適用す
ることができ、しかも、シンクおよびカウンタートップ
の前部がキャビネットの前端部よりも前方に突出してい
ない洗面台や流し台にも適用することもできる。
適用した場合を例にとり説明したが、この考案にあって
はこれに限定されるものではなく、流し台等にも適用す
ることができ、しかも、シンクおよびカウンタートップ
の前部がキャビネットの前端部よりも前方に突出してい
ない洗面台や流し台にも適用することもできる。
【0018】また、上記実施例では、コーナー金具20
を幕板17および側板18,19にビス止め固定する場
合を例にとり説明したが、キャビネット11と、その両
側に配設されたサイドキャビネット12,12と、が一
体となった長尺にキャビネットでカウンタートップ15
の中央にシンク13が位置するような場合、シンク回り
に側板や中仕切り板がないので、図6に示す手段でカウ
ンタートップ15を支持することができる。
を幕板17および側板18,19にビス止め固定する場
合を例にとり説明したが、キャビネット11と、その両
側に配設されたサイドキャビネット12,12と、が一
体となった長尺にキャビネットでカウンタートップ15
の中央にシンク13が位置するような場合、シンク回り
に側板や中仕切り板がないので、図6に示す手段でカウ
ンタートップ15を支持することができる。
【0019】この図6に示すカウンタートップ15の支
持構造は、前記実施例に係るコーナー金具20の側面板
部22を廃止し、前記幕板17にビス止め固定される前
面板部21と、この前面板部21の上端から水平方向に
延設された平面板部23と、この平面板部23に螺装さ
れた昇降自在なアジャスターボルト24と、上記前面板
部21の下端から横倒L字状に折曲形成された係止片部
25と、から構成し、上記アジャスターボルト24で支
承されたカウンタートップ15の荷重を、幕板17と上
記係止片部25がビス止め固定される前框31とで受け
るように構成したものである。
持構造は、前記実施例に係るコーナー金具20の側面板
部22を廃止し、前記幕板17にビス止め固定される前
面板部21と、この前面板部21の上端から水平方向に
延設された平面板部23と、この平面板部23に螺装さ
れた昇降自在なアジャスターボルト24と、上記前面板
部21の下端から横倒L字状に折曲形成された係止片部
25と、から構成し、上記アジャスターボルト24で支
承されたカウンタートップ15の荷重を、幕板17と上
記係止片部25がビス止め固定される前框31とで受け
るように構成したものである。
【0020】
【考案の効果】以上説明したように、この考案に係る洗
面台や流し台等におけるカウンタートップの支持構造
は、シンクやカウンタートップが重量物で形成されてい
ても、かかるカウンタートップやシンクの荷重を、コー
ナー金具を介してキャビネットに有効に分散させること
ができ、その結果、この種の洗面台や流し台等の耐久性
が大幅に向上し、また、アジャスターボルトでカウンタ
ートップの水平度を維持し、かつ、水平な下面を支承す
るので、カウンタートップを安定した状態で支持するこ
とができる等の優れた効果を奏する。
面台や流し台等におけるカウンタートップの支持構造
は、シンクやカウンタートップが重量物で形成されてい
ても、かかるカウンタートップやシンクの荷重を、コー
ナー金具を介してキャビネットに有効に分散させること
ができ、その結果、この種の洗面台や流し台等の耐久性
が大幅に向上し、また、アジャスターボルトでカウンタ
ートップの水平度を維持し、かつ、水平な下面を支承す
るので、カウンタートップを安定した状態で支持するこ
とができる等の優れた効果を奏する。
【図1】この考案の一実施例に係る洗面台の構成を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図2】同洗面台のカウンタートップとシンクの取付状
態を示す断面図である。
態を示す断面図である。
【図3】同洗面台のカウンタートップの支持構造を示す
断面図である。
断面図である。
【図4】同洗面台のカウンタートップの支持構造を示す
部分斜視図である。
部分斜視図である。
【図5】コーナー金具の構成を示す斜視図である。
【図6】カウンタートップの他の支持構造を示す断面図
である。
である。
【図7】従来のカウンタートップの支持構造を示す断面
図である。
図である。
10 洗面台 11 キャビネット 13 シンク 15 カウンタートップ 17 幕板 18,19 側板 20 コーナー金具 21 前面板部 22 側面板部 23 平面板部 24 アジャスターボルト
Claims (1)
- 【請求項1】 キャビネットの上にカウンタトップを配
置し、上記キャビネットの前方側に配設された幕板にコ
ーナー金具の前面板部をビス止め固定すると共に、キャ
ビネットの側板にコーナー金具の側面板部をビス止め固
定し、かつ、コーナー金具の平面板部に昇降自在に螺装
されたアジャスターボルトの上端をカウンタートップの
下面に当接させることで、カウンタートップをキャビネ
ットで支持するように構成したことを特徴とする洗面台
や流し台等におけるカウンタートップの支持構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6522891U JPH0725106Y2 (ja) | 1991-05-15 | 1991-05-15 | 洗面台や流し台等におけるカウンタートップの支持構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6522891U JPH0725106Y2 (ja) | 1991-05-15 | 1991-05-15 | 洗面台や流し台等におけるカウンタートップの支持構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04128682U JPH04128682U (ja) | 1992-11-24 |
JPH0725106Y2 true JPH0725106Y2 (ja) | 1995-06-07 |
Family
ID=31930255
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6522891U Expired - Lifetime JPH0725106Y2 (ja) | 1991-05-15 | 1991-05-15 | 洗面台や流し台等におけるカウンタートップの支持構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0725106Y2 (ja) |
-
1991
- 1991-05-15 JP JP6522891U patent/JPH0725106Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04128682U (ja) | 1992-11-24 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |