JPH036692Y2 - - Google Patents

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JPH036692Y2
JPH036692Y2 JP1985128460U JP12846085U JPH036692Y2 JP H036692 Y2 JPH036692 Y2 JP H036692Y2 JP 1985128460 U JP1985128460 U JP 1985128460U JP 12846085 U JP12846085 U JP 12846085U JP H036692 Y2 JPH036692 Y2 JP H036692Y2
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JP
Japan
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counter
washbasin
depth
bolt
rim
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JP1985128460U
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JPS6238977U (ja
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  • Sink And Installation For Waste Water (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、洗面器を洗面化粧台等のカウンター
に固定する取付構造に係り、持に通常の奥行き寸
法を持つ洗面器を奥行きが小さいカウンターに安
定して固定できるようにした取付構造に関する。
〔従来の技術〕
従来、洗面器のカウンターへの取付けは、アン
ダーカウンター式、フレーム式、セルフリミング
式等がある。また、この他に、第6図で示すよう
に、嵌込タイプ洗面器50の場合はカウンター5
1に切欠52を設けてこの切欠52内に固定する
構造としたものもある。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、最近例えばトイレ、ユニツトバ
スルームのような狭い場所での洗面器取付けにお
いて、空間の有効利用を図る考えから270mm〜370
mmのカウンターの利用が多くなる傾向があり、こ
のようなカウンターに対する洗面器の取付構造の
解決が迫られていた。
例えば、嵌込タイプ洗面器50の奥行が550mm
で、カウンター51の奥行が350mmとした場合、
人がもたれたり手をついたり、又は物を載せたり
して洗面器50の手前部分に荷重がかかつた場
合、洗面器50がカウンター51から外れて割れ
る恐れがある。
このように、室内スペースを有効に利用するた
めに洗面器だけを前に突き出してカウンターの奥
行きを短くする場合では、従来の取付け構造のま
までは洗面器を安定して固定できない面がある。
そこで、本考案は、奥行の狭いカウンターに対
し洗面器を安定して固定できる洗面器の取付構造
を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、カウンターに該カウンターの奥行き
寸法より長い奥行きを持つ洗面器を組み込み、且
つ該洗面器の前側を前記カウンターから突き出す
取付け構造であつた、前記カウンターの前端から
奥行き方向のほぼ全長に開口縁を持つ取付け口を
該カウンターに設け、前記取付け口に組み込まれ
る部分の洗面器に前記開口縁周りのカウンターの
上面に載るリムを形成し、更に、前記カウンター
の下面に固定具を設けると共に、該固定具に前記
洗面器の底部側に係合して該洗面器を押し下げる
ボルトを備えていることを特徴とする。
〔実施例〕
第1図は本考案の洗面器の取付け構造を示す一
部切欠正面図、第2図は一部切欠側面図、第3図
は平面図である。
図において、洗面器1が一対のキヤビネツト1
4の上に固定したカウンター2に一体に組み込ま
れている。左右のキヤビネツト14の間であつて
カウンター2の前端には、洗面器1の底面形状に
合わせて曲面状の盗み13aを設けた幕板13を
固定し、キヤビネツト14どうしは補強木12及
び桟木15によつて連結されている。
カウンター2は背部に立ち上げたバツクガード
2aを一体に連結し、洗面器1を組み込む部分を
開放した取付け口6を設けたものである。この取
付け口6は、カウンター2の前端からバツクガー
ド2aまでの直線状の開口縁6aによつて左右を
囲まれて前側のみを開放したものである。そし
て、洗面器1は取付け口6を跨ぐようにしてその
左右両端をカウンター2の上面に載せ、更に左右
を固定具3によつてカウンター2に拘束して固定
されている。
第4図は洗面器1と固定具3を上方から見た斜
視図及び第5図は下方から見たものである。
洗面器1は取付け口6の間口長さよりも長い幅
を持ち、上端面は前端から奥まで平面状に形成さ
れている。そして、カウンター2から前側に突き
出る部分を除く左右両端の下面には、取付け口6
の開口縁6aの上に載るリム1aを形成し、更に
これらのリム1aの前端どうしを結ぶ段部1bを
底面に設けている。この段部1bは第2図に示す
ように幕板13の前側に垂れ下がる配置となり、
幕板13の盗み13aと洗面器1の底面との〓間
を隠す役目を果たす。一方、固定具3は適切な強
度を持つ金属板を素材としたもので、カウンター
2の下面にて固定される固定座4と、この固定座
4の一端からL字状に屈曲させて下端部を洗面器
1の保持座5とを備えている。固定座4にはビス
9を通すためのビス孔4aを開け、また保持座5
にはT形のボルト10を通すボルト孔5aを開け
ている。ボルト10はその先端に係合部10aを
ボルト軸線と直交させたもので、ボルト10をボ
ルト孔5aに通した後に下側から締め付けナツト
11を螺合する。
更に、洗面器1の下面には、ボルト10の係合
部10aが入り込む長孔8を設ける。この長孔8
に対してボルト10の係合部10aの姿勢を合わ
せればこれを長孔8の中に差し込むことができ、
ほぼ90度回転させると係合部10aが長孔8を横
切る姿勢となり、ボルト10は洗面器1に拘束さ
れる。
洗面器1の取付け作業は次のとおりである。
まず、カウンター2の下面にビス9によつて2
個の固定具3を予め取り付ける。これらの固定部
3の位置は、第2図に示すようにカウンター2の
前側に近く、洗面器1の全体の奥行き方向おほぼ
中間部分である。次いで、洗面器1のリム1aを
取付け口6の開口縁6a周りのカウンター2の上
に載せ、適切なシールを施す。そして、固定具3
のボルト10の係合部10aを長孔8に合わせて
差し込んで係合させ、締め付けナツト11を回転
させてボルト10を下側に移動させる。これによ
り、、洗面器1は下に押し下げられる力を受け、
リム1aの下面がカウンター2の上面に強く押し
付けられて固定される。
以上の構成において、カウンター2の奥行き寸
法が350mm程度で、洗面器1のそれが通常のもの
と同様に550mm程度であつても、固定具3によつ
て洗面器1はカウンター2に固定されるので、安
定支持される。この支持においては、固定具3に
よつて洗面器1は下に押され、このときにリム1
aがカウンター2の上面を押す反力を利用して固
定される。そして、特にリム1aはカウンター2
の奥行き方向のほぼ全長に載るので、固定具3を
それぞれのリム1a側に1個だけ配置する構造で
あつても、カウンター2に対する接合面を広くと
ることができ、安定性がより向上する。
また、リム1aが奥行き方向に走つてカウンタ
ー2に上の載るので、洗面器1がカウンター2よ
り前側に突き出る破置であつても、洗面器1の自
重による支持がカウンター2で賄える。すなわ
ち、洗面器1の全体を前側に繰り出してカウンタ
ー2の上に載せる場合では、カウンター2に載る
部分が小さくなるため自重による安定性に乏しく
なるのに対し、カウンター2の奥行き方向のほぼ
全長にリム1aを載せるので、洗面器1の自重を
利用して固定部3によつて強固に支持できる。
このように洗面器1はカウンター2の上に安定
支持されるので、、洗面器1が前側に突き出てそ
の先端に負荷を受けても、前に傾くようなことは
ない。また、カウンター2の奥行き寸法は短く且
つ洗面器1は通常のものが利用できるので、洗面
台として支障なく使え、ユニツトバス式のものに
組み込むとカウンター2が場所を取らずにスペー
スを有効に利用できる。
〔考案の効果〕 カウンターの奥行き寸法を短くして洗面器の
みを前側に突き出すので、ユニツトバス等のよ
うに限られたスペースへの据付けが行える。
洗面器はカウンターの奥行き方向のほぼ全長
に載るリムによつてカウンターに加わる自重と
固定具による下向きの固定力とによつてカウン
ターに固定されるので、洗面器がカウンターよ
りも前に突き出てその前端側の支持ができなく
ても、安定したカウンターへの固定が維持され
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の洗面器の取付け構造を示す一
部切欠正面図、第2図は一部切欠側面図、第3図
は平面図、第4図は洗面器と固定具を上方から見
た斜視図、第5図は下方から見た斜視図、第6図
は従来例の斜視図である。 1:洗面器、1a:リム、2:カウンター、
3:固定具、4:固定座、5:保持座、6:取付
け口、6a:開口縁、8:長孔、9:ビス、1
0:ボルト、10a:係合部、11:締め付けナ
ツト、12:補強木、13:幕板、14:キヤビ
ネツト、15:桟木。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. カウンターに該カウンターの奥行き寸法より長
    い奥行きを持つ洗面器を組み込み、且つ該洗面器
    の前側を前記カウンターから突き出す取付け構造
    であつて、前記カウンターの前端から奥行き方向
    のほぼ全長に開口縁を持つ取付け口を該カウンタ
    ーに設け、前記取付け口に組み込まれる部分の洗
    面器に前記開口縁周りのカウンターの上面に載る
    リムを形成し、更に、前記カウンターの下面に固
    定具を設けると共に、該固定具に前記洗面器の底
    部側に係合して該洗面器を押し下げるボルトを備
    えていることを特徴とする洗面器の取付構造。
JP1985128460U 1985-08-22 1985-08-22 Expired JPH036692Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985128460U JPH036692Y2 (ja) 1985-08-22 1985-08-22

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985128460U JPH036692Y2 (ja) 1985-08-22 1985-08-22

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6238977U JPS6238977U (ja) 1987-03-07
JPH036692Y2 true JPH036692Y2 (ja) 1991-02-20

Family

ID=31024151

Family Applications (1)

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JP1985128460U Expired JPH036692Y2 (ja) 1985-08-22 1985-08-22

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0324135Y2 (ja) * 1986-02-12 1991-05-27

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5738873B2 (ja) * 1974-05-16 1982-08-18

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6014868Y2 (ja) * 1980-08-15 1985-05-11 東陶機器株式会社 水洗容器の取付装置
JPS58124569U (ja) * 1982-02-17 1983-08-24 日立化成工業株式会社 カウンタ−の洗面器取付構造

Patent Citations (1)

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JPS5738873B2 (ja) * 1974-05-16 1982-08-18

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Publication number Publication date
JPS6238977U (ja) 1987-03-07

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