JPS6112818Y2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6112818Y2
JPS6112818Y2 JP3620482U JP3620482U JPS6112818Y2 JP S6112818 Y2 JPS6112818 Y2 JP S6112818Y2 JP 3620482 U JP3620482 U JP 3620482U JP 3620482 U JP3620482 U JP 3620482U JP S6112818 Y2 JPS6112818 Y2 JP S6112818Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
hanging cabinet
plate
lower hanging
cabinet
fixing
Prior art date
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Expired
Application number
JP3620482U
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English (en)
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JPS58139944U (ja
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Publication date
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Priority to JP3620482U priority Critical patent/JPS58139944U/ja
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Publication of JPS6112818Y2 publication Critical patent/JPS6112818Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、上部吊戸棚と下部吊戸棚とを連結固
定してなる吊戸棚に係り、特に互いの連結固定構
造の改良に関する。
たとえば厨房室の壁面には第1図に示すような
吊戸棚が取付けられる。これは上部吊戸棚aの底
面に下部吊戸棚bを連結固定してなる。上部吊戸
棚aには開閉扉cが枢着され、比較的使用頻度が
低い用品を収容し、下部吊戸棚bにはガラス扉d
がスライド自在に取付けられ、比較的使用頻度が
高い用品を収容するのが一般的である。
ところが、これら上、下部吊戸棚a,bの連結
構造は以下に述べるようになつている。すなわ
ち、第2図に示すように下部吊戸棚bの上面板e
側から連結固定具である。木ねじf…を螺挿して
上部吊戸棚aの底面板gに取付固定する。
しかるに、ふつう上部吊戸棚aは枠木の両面に
薄板を設けて肉厚感を得るフラツシユ構造の板体
からなるものである。上記枠木の位置は下部吊戸
棚b内部からは全く不明である。またこれらの連
結固定は、上部吊戸棚aを壁面に取付けてから、
下部吊戸棚bの取付けになる。このため無理な姿
勢をとりながら下部吊戸棚b内を覗いて木ねじf
の挿入位置を探さなければならず、作業性が悪
い。場合によつては木ねじが枠木から外れる虞れ
すらある。
そこで第3図に示す構造のものが実用化され
た。これは上部吊戸棚aの底面板gに奥行き方向
へ一対の受けレールh,hを並設し、下部吊戸棚
bの上面板eに一対の吊げレールi,iを並設し
てなる。上部吊戸棚aを取付け後、下部吊戸棚b
を手前側から奥方へ移動して受けレールh,hに
吊げレールi,iを掛合すれば良い。木ねじ等の
連結固定具は不要でごく簡単に取付けることがで
き作業性に優れる。
しかるに、この場合は受けレールh,hを吊げ
レールi,iとの取付固定位置に神経を使わねば
ならない。互いの間隙寸法および平行度もさるこ
とながら、取付位置によつて上、下部吊戸棚a,
bの位置ずれが生じる虞れもあり、美観が損われ
る。また各レールh,iの材質強度を余裕をもつ
必要があり、コスト高の原因となる。
本考案は上記事情に着目してなされたものであ
り、その目的とするところは、上部吊戸棚の底面
板に固定板を位置決め固定し、この固定板に、下
部吊戸棚を取付けるようにして、上部吊戸棚に対
する下部吊戸棚の連結固定の作業性向上化を図
り、取付位置の正確化を得る吊戸棚を提供しよう
とするものである。
以下本考案の一実施例を第4図ないし第6図に
もとづいて説明する。第4図は固定板1を示す。
この固定板1は矩形板体であり、長手方向の一側
端には取付金具2,2が設けられる。各取付金具
2,2は略L字状に折曲された金属片であり、そ
の水平片側が固定板1に固着され、かつ立位片側
が固定板1より上方へ突出する。またこの突出部
分には小孔2a,2aが穿設される。固定板1の
四隅にはねじ孔3を有するナツト4…が埋設固定
される。これらナツト4は後述する下部吊戸棚5
および収容用品の総重量がかかつても充分に余裕
のあるねじ径と長さが選択される。さらに各ナツ
ト4…の近傍に木ねじ用孔6…が穿設される。こ
れら木ねじ用孔6…の位置は後述する上部吊戸棚
7に合せて正確に定められる。
しかして、第5図および第6図に示すように上
記固定板1を用いて上部吊戸棚7へ下部吊戸棚5
を連結固定する。まず上部吊戸棚7を図示しない
厨房室の壁面に取付固定する。この固定手段は従
来と同様で良い。つぎに固定板1を上部吊戸棚7
の底面板7aに取付ける。上部吊戸棚7がたとえ
フラツシユ構造のものであつても、この背面側に
取付金具2,2の立位片を当接することにより、
木ねじ用孔6…が底面板7aを構成する枠木に確
実に対向するように木ねじ用孔6…の位置が定め
られている。したがつて固定板1の下側から木ね
じ用孔6…に取付具である木ねじ8…を挿入し、
底面板7aに螺挿する。また取付金具2の小孔2
a,2aにも木ねじ8,8を挿入し、これを底面
板7a端面に螺挿する。固定板1は上部吊戸棚7
に取付固定されることになる。つぎに固定板1に
下部吊戸棚5を取付ける。この上面板5aには上
記ナツト4…と全く相対向する位置に透孔9…が
穿設される。したがつて下部吊戸棚5を持ち上げ
て上部吊戸棚5の底面に当接すれば、各透孔9…
はナツト4…のねじ孔3に全て対向するので、こ
れらに連結固定具であるねじ10…を螺挿すれば
良い。上部板5aには背面側を除く周縁に立上り
片5bが設けられるが、その分だけ固定板1の寸
法を小さくしておけば、固定板1は外部から遮へ
いされ、上部吊戸棚7と下部吊戸棚5とが直接連
結するように見える。しかも上部吊戸棚7に対し
て固定板1の位置が設定され、この固定板1に下
部吊戸棚5が取付固定されるところから、下部吊
戸棚5の上部吊戸棚1に対する位置が自動的に定
まる。
たとえば厨房室に配置されるシンクやガスレン
ジとの関係もしくは上部吊戸棚7に別の上部吊戸
棚7を隣設することにより、下部吊戸棚5の位置
が変る場合などは特に有利である。すなわち、上
部吊戸棚7に対する固定板1の位置を設計的に定
めて取付け、この固定板1に下部吊戸棚5を固定
すれば、下部吊戸棚5の位置が容易に定まり、取
付作業性も良い。
このように上記実施例においては、取付金具
2,2を設けたので、固定板1の位置決めが容易
である。
なお図において下部吊戸棚5を、いわゆるムク
板としたが、これに限定されるものではなく、上
部吊戸棚7と同様フラツシユ構造のものを用いて
も良い。フラツシユ構造自体、枠木の両面側に薄
板を取付けたものに限らず、片面側のみに薄板を
取付けたものであつても良い。
また固定板1にナツト4…を埋設したが、これ
に限定されるものではなく、下部吊戸棚5側から
たとえば木ねじを固定板1に直接螺挿して取付け
ても良い。この場合固定板1に対する下部吊戸棚
5の位置を調整できる。
以上説明したように本考案によれば、上部吊戸
棚の底面板に固定板を位置決めのうえ取付け、こ
の固定板に連結固定具を介して下部吊戸棚を固定
するようにしたから、上部吊戸棚に対する下部吊
戸棚の連結固定作業が容易となり作業性が向上す
るとともに下部吊戸棚の取付位置を任意に、かつ
正確に設定できるなどの効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は吊戸棚の斜視図、第2図および第3図
は本考案の従来例を示す互いに異る連結固定構造
の縦断面図、第4図は本考案の一実施例を示す固
定板の斜視図、第5図は連結固定構造の縦断面
図、第6図は同じく正面図である。 7……上部吊戸棚、5……下部吊戸棚、1……
固定板、10……連結固定具(ねじ)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上部吊戸棚の底面に下部吊戸棚を連結固定して
    なるものにおいて、上部吊戸棚の底面板に対して
    位置決めのうえ取付けられる固定板と、この固定
    板に連結固定具を介して固定される下部吊戸棚と
    を具備したことを特徴とする吊戸棚。
JP3620482U 1982-03-15 1982-03-15 吊戸棚 Granted JPS58139944U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3620482U JPS58139944U (ja) 1982-03-15 1982-03-15 吊戸棚

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3620482U JPS58139944U (ja) 1982-03-15 1982-03-15 吊戸棚

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58139944U JPS58139944U (ja) 1983-09-20
JPS6112818Y2 true JPS6112818Y2 (ja) 1986-04-21

Family

ID=30047649

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3620482U Granted JPS58139944U (ja) 1982-03-15 1982-03-15 吊戸棚

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JP (1) JPS58139944U (ja)

Also Published As

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JPS58139944U (ja) 1983-09-20

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