JP2568308Y2 - 棚装置 - Google Patents

棚装置

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JP2568308Y2
JP2568308Y2 JP2510692U JP2510692U JP2568308Y2 JP 2568308 Y2 JP2568308 Y2 JP 2568308Y2 JP 2510692 U JP2510692 U JP 2510692U JP 2510692 U JP2510692 U JP 2510692U JP 2568308 Y2 JP2568308 Y2 JP 2568308Y2
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JP
Japan
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shelf
auxiliary
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draining
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孝之 中村
徳之 阿部
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Sekisui House Ltd
Sun Wave Corp
Original Assignee
Sekisui House Ltd
Sun Wave Corp
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  • Washing And Drying Of Tableware (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、厨房室等に配設され
る棚装置に係り、特に、棚を取付ける部位がタイル貼り
等されていて、直接棚を取り付けることができないよう
な部位に棚を容易に取り付けることができる棚装置に関
する。
【0002】
【従来技術とその課題】周知のように、厨房室の中に
は、耐熱性・耐汚染性の見地から流し台や加熱調理器の
背部の壁面にタイル等を貼ることが多い。
【0003】しかしながら、このようなタイル貼りの壁
面を有する厨房室等に、後から棚を取り付ける場合に
は、タイル貼りの壁面を壊して取付金具をビス止め固定
等して取り付けなければならず、かかる棚の取付作業が
非常に煩雑であると共に、折角貼ったタイルを少なくと
も2箇所以上破壊することから、壁面の美観が損なわれ
る、という問題を有していた。
【0004】この考案は、かかる現状に鑑み創案された
ものであって、その目的とするところは、洗面化粧台や
流し台或は加熱調理キャビネット等が設置される厨房室
の壁面がタイル貼りであっても、該タイルを破壊するこ
となく容易に棚を取り付けることができる棚装置を提供
しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この考案に係る棚装置にあっては、所要間隔離間し
て壁面に配設された一対の吊戸棚の下面に夫々固着され
る側面形状が略コ字状に形成された補助棚体と、これら
各補助棚体の対向側面部に夫々固着される取付金具と、
上記補助棚体間に架設され上記取付金具の水平片部に両
端部が夫々固着される水切り棚体と、から構成したこと
を特徴とするものである。
【0006】
【実施例】以下、添付図面に示す一実施例に基き、この
考案を詳細に説明する。
【0007】図1と図2に示すように、この実施例に係
る棚装置1は、所要間隔離間して壁面に配設された一対
の吊戸棚2の下面に夫々固着される補助棚体10と、こ
れら各補助棚体10の対向側面部に夫々固着される取付
金具20と、上記補助棚体10間に架設される水切り棚
体30と、から構成されている。
【0008】補助棚体10は、吊戸棚2の下面にビスB
等で取り付けられる上側水平板部11と、この上側水平
板部11より短寸の下側水平板部12と、上側水平板部
11と下側水平板部12の奥行側端部を連結する垂直板
部13と、で側面形状が略コ字状に形成されている。
【0009】このように構成された補助棚体10は、そ
の上側水平板部11が、例えば、流し台(図示せず)の
上部左右に振り分けられて配設された吊戸棚2の下面に
ビスBを介して夫々固着される。尚、図中符号14は、
上記下側水平板部12の上面両端部に取り付けられた載
置物落下防止用のストッパであり、15は下側水平板部
12の下面に取り付けられたフックである。
【0010】取付金具20は、図3と図4に示すよう
に、左右の吊戸棚2に取り付けられた補助棚体10を構
成する下側水平板部12の対向側面部12aにビスB等
によって固着される垂直片部21と、この垂直片部21
の上端から水平方向に延設された水平片部22と、この
水平片部22の前後部に開設されたビス孔23と、から
構成されている。尚、上記水平片部22の後端部22a
は、上記垂直片部21よりも短く形成されており、該水
平片部22に上記水切り棚体30を取り付けたときに、
該水切り棚体30の後側枠部32が嵌合して、該水切り
棚体30が落下しないように構成されていると共に、垂
直片部21の後端部は、上記下側水平板部12より下方
に延設された垂直板部13の下端部13aと係合して、
水切り棚体30の支持強度を上げるように構成されてい
る。尚、図中符号24は、垂直片部21に開設されたビ
ス孔である。
【0011】このように構成されてなる取付金具20
は、左右対称に形成されたものが、下側水平板部12の
対向側面部12aにビスB等によって夫々固着される。
【0012】水切り棚体30は、図1と図3及び図5に
示すように、断面略C字状に形成されてなる前側枠部3
1および後側枠部32と、これら前側枠部31および後
側枠部32の両端部を連結する連結体33,33と、こ
れら連結体33,33の上面に架設された複数本の線材
34と、これら各線材34の両端下面に架設された平板
状の取付片35,35と、これら取付片35,35の前
後部に夫々開設された長孔36と、から構成されてい
る。勿論、この長孔36は、水切り棚体30の長さ方向
に対する取り付け誤差を吸収できる程度の長さに形成さ
れている。
【0013】次に、以上のように構成されてなる棚装置
1を取り付ける場合には、先ず、流し台の上部左右に振
り分けられて配設された吊戸棚2の下面に、ビスBを介
して補助棚体10の上側水平板部11を夫々固着し、次
に、該補助棚体10の下側水平板部12であって、その
対向する面部12aに、ビスBを介して左右対称に形成
された各取付金具20の垂直片部21を固着する。この
後、各取付金具20の水平片部22に水切り棚体30を
載置して嵌合させると共に、該水平片部22に開設され
たビス孔23の軸心と水切り棚体30の取付片35に開
設された長孔36の軸心とを合致させ、次に、ビスBを
上記長孔36とビス孔23に挿入して緊締することで、
上記水切り棚体30を上記補助棚体10間に架設するこ
とができる。
【0014】それ故、この実施例に係る棚装置1にあっ
ては、該棚装置1が取り付けられる壁面になんら手を加
えることなく水切り棚体30を取り付けることができ、
しかも、上記壁面にタイル等が貼着されていても、上記
補助棚体10或は取付金具20を手前側に若干ずらす程
度の調整で取り付けることができるため、取付作業を大
幅に簡略化することができる。
【0015】尚、上記実施例では、この考案を流し台の
上部に取り付ける棚装置を例にとり説明したが、この考
案にあってはこれに限定されるものではなく、例えば、
洗面化粧台の上部に配設される棚装置にも適用すること
ができ、また、水切り棚体30の構成も、図示の実施例
のものに限定されず、取付金具20に固着可能な形状で
あればよいこと勿論である。
【0016】
【考案の効果】この考案は、以上説明したように構成し
たので、例えば、洗面化粧台や流し台或は加熱調理キャ
ビネット等が設置される場所の壁面がタイル貼りであっ
ても、該タイルを破壊することなく容易に棚を取り付け
ることができる、という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例に係る棚装置の取付状態を
一部破断して示す分解斜視図である。
【図2】同棚装置の補助棚体の側面図である。
【図3】同棚装置の取付金具と水切り棚体の連結状態を
示す側面図である。
【図4】同棚装置の取付金具の構成を示す平面図であ
る。
【図5】同棚装置の水切り棚体の構成を一部切欠して示
す平面図である。
【符号の説明】
1 棚装置 2 吊戸棚 10 補助棚体 12a 補助棚体の対向側面部 20 取付金具 22 取付金具の水平片部 30 水切り棚体

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所要間隔離間して壁面に配設された一対
    の吊戸棚の下面に夫々固着される側面形状が略コ字状に
    形成された補助棚体と、これら各補助棚体の対向側面部
    に夫々固着される取付金具と、上記補助棚体間に架設さ
    れ上記取付金具の水平片部に両端部が夫々固着される水
    切り棚体と、から構成されてなる棚装置。
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JPH0572245U JPH0572245U (ja) 1993-10-05
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