JP3387277B2 - 洗面化粧台の前板取付構造 - Google Patents
洗面化粧台の前板取付構造Info
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Description
付構造に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、洗面化粧台のカウンターの下方前
面側に前板を保持するには、図9に示すような取付治具
3によって、前板2を保持することが行われている。こ
の取付治具3は、前板2裏面に固着される挿入部材21
と、カウンターの側板に取り付けられ、前記の挿入部材
21先端部に形成された引っ掛かり部を弾性的に挟み込ん
で保持する受け部材22とからなっている。 【0003】このような従来の取付治具3によれば、前
板2をカウンター下方の所定位置に押し込むことによっ
て、挿入部材21の引っ掛かり部を受け部材22に弾性的に
係止させて、前板2を所定位置に簡単に保持させること
ができる。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来例にあっては、挿入部材21の引っ掛かり部を受け部
材22によって弾性的に係止保持しているのみであるの
で、誤って前板2を蹴飛ばしたりしてこの弾性力を越え
るような大きな外力を加えると、前板2が外れて倒れて
しまうことがあった。 【0005】本発明は、以上のような問題点を解決する
ためになされたものであり、その目的は、簡単に前板を
保持させることができるとともに、しっかりと前板が保
持されて、外れて倒れてしまう危険性のない洗面化粧台
の前板取付構造の提供にある。 【0006】 【課題を解決するための手段】上記課題を解決する請求
項1記載の発明は、カウンターの下方前面側に前板上端
部に係止溝を穿設した前板を取付治具によって保持して
成る洗面化粧台の前板取付構造において、取付治具に係
止片を具備させて、カウンターの下方側方に配される側
板にこの取付治具を上下にスライド自在に設け、この取
付治具を下方にスライドさせて、前板上端部の係止溝に
取付治具の係止片先端部を挿入係止して成ることを特徴
とする洗面化粧台の前板取付構造を特徴として構成して
いる。【0007】 この発明では、取付治具3の係止片3a先端
部が前板2の係止溝2aに確実に係止保持されているの
で、たとえ前板2に大きな外力が加わっても、前板2は
この係止状態を外れて倒れる可能性が極めて少なくなっ
ている。【0008】 その上、係止片3aが前板2の前面側に露出
しないので、洗面化粧台の前側から取付治具3の係止片
3aが目に付くことがなくなっている。【0009】 【発明の実施の形態】本発明の参考例の形態を図1ない
し図6を参照して以下に説明する。【0010】 図1は上記参考例の形態における洗面化粧
台を示す斜視図であり、図2ないし図6は同洗面化粧台
における前板取付構造を示す斜視図である。【0011】 図2の参考例に示すように、この洗面化粧
台は、洗面ボウル11やカランなどが取り付けられたカウ
ンター1の下方両側にキャビネット13を有し、また、こ
のカウンター1の下方前面側に前板2が取り付けられて
いるものである。なお、12はカウンター1の化粧前板で
ある。【0012】 上記の前板2は両側に配されるキャビネッ
ト13の間の隙間を塞ぎ、洗面ボウル11下方に配される排
水管などを覆い隠して美観を整えている。そして、この
前板2の手前側で洗面や化粧などを行うために、この前
板2をやや奥方に配して、カウンター1下方の空間を足
が入る程度のニースペースとして確保している。【0013】 図1は、このような参考例としての前板取
付構造を示す図であって、カウンター1下方の前板2お
よびキャビネット13の一部を、要部として斜視図に示し
ている。【0014】 この参考例としての図に示すように、この
前板取付構造では、カウンター1の下方側方に配されて
キャビネット13を構成している側板4に固定用木桟5を
固着させ、この固定用木桟5に取付治具3を固着させ、
この取付治具3によって前板2が保持されて取り付けら
れている。より詳しくは、この取付治具3は断面コ字型
の係止片3aをその上端部に具備しており、カウンター1
の下方側方に配される側板4に固定用木桟5を介して取
り付けられている。そして、係止片3aのコ字型形状の内
部に前板2上端部を挿入させて、この前板2を保持して
いるのである。【0015】 なお、この参考例としての図の形態では、
取付治具3は固定用木桟5を介して側板4に設けられて
いるが、側板4に直接設けることもでき、側板4の強度
が十分にある場合には、このように構成にすることも好
ましい。【0016】参考例としての 図3ないし図6は、以上の
ような前板2の取り付け手順を示す斜視図であって、図
3または図4は洗面化粧台のほぼ全体を、図5または図
6は取付治具3周辺の要部を示したものである。これら
の図に基づいて、上記の前板取付構造を、以下にさらに
詳しく説明する。図3に示すように、固定用木桟6は両
側のキャビネット13の向かい合う側板4に鉛直方向にネ
ジ止めして固着されている。そして、図4に示すよう
に、両側のキャビネット13の間隔に合わせて切断された
前板2を、固定用木桟5に当接するように押し込んでい
る。このとき、この前板2の裏面側と固定用木桟5とに
は面ファスナー6が貼ってあって、固定用木桟5に前板
2を当接させることによって仮止めとなるのである。【0017】参考例としての 図5は、このようにして前
板2を当接した状態を、裏面側から示したものである。
この図に示すように、この前板2を当接する時には、取
付治具3は上方にスライドした状態とされていて、前板
2をピッタリと固定用木桟5に当接することができるの
である。このため、この取付治具3は、係止片3aにおけ
る固定用木桟5の端面に当接される側の一片3ab に垂直
片3bを立設し、この垂直片3bを固定用木桟5の表面に当
接させるように形成し、さらに、この垂直片3bに鉛直方
向の長孔3cを設けて、ネジ14がスライド軸となるように
スライド自在に形成されている。【0018】参考例としての 図6は、以上のようにして
前板2を仮止めしたのち、係止治具3を押し下げて前板
2の取り付けを完了した状態を示している。このよう
に、面ファスナー6によって仮止めを行っているので、
取付治具3を押し下げて前板2を係止保持する作業が容
易なものになっている。【0019】 以上のような洗面化粧台の前板取付構造に
よれば、係止片3aのコ字型形状の内部に前板2上端部を
挿入させることによって、前板2が機械的に確実に係止
保持されているので、たとえ前板2に大きな外力が加わ
っても、前板2はこの係止状態を外れる可能性が極めて
少なくなっている。したがって、たとえ誤って前板2を
蹴飛ばしたりし、地震などによって大きな外力が加えら
れても、前板2は倒れる可能性が極めて少なく、安全な
ものになっている。【0020】 その上、固定用木桟5を所定位置に固着さ
せて、前板2をこの固定用木桟5に当接させて位置決め
がなされ、前板2の取り付け作業が容易なものになって
いる。さらに、固定用木桟5が側板4の補強になって、
しっかりとした前板2の取り付けが行われる。【0021】 本発明の実施の形態を、図7ないし図8を
参照して以下に説明する。図7ないし図8はこの実施の
形態を示す斜視図であって、図7は前板2を固定用木桟
5に当接した状態を示し、図8はさらに取付治具3を押
し下げて、前板2の取り付けを完了した状態を示してい
る。いずれの図も前板2の裏面側から見た状態を示した
ものである。【0022】 これらの図に示すように、この実施の形態
では、前述した実施の形態において、前板2上端面に係
止溝2aを穿設し、この係止溝2aに取付治具3の係止片3a
先端部を挿入係止しているものである。【0023】 このような実施の形態によれば、係止片3a
が前板2の前面側に露出しないので、洗面化粧台の前側
から取付治具3の係止片3aが目に付くことがなくなって
いる。したがって、すっきりした外観に前板2を保持す
ることができるものになっている。【0024】 【発明の効果】請求項1記載の発明では、前板が係止保
持されているので、何らかの原因で大きな外力が加えら
れても、前板はこの係止状態を外れて倒れる可能性が極
めて少なく、安全なものになっている。また、洗面化粧
台の前側から取付治具の係止片が目に付くことがなく、
すっきりした外観に前板を保持することができている。
板取付構造を示す斜視図である。 【図2】同上の洗面化粧台を示す斜視図である。 【図3】同上の洗面化粧台に固定用木桟を取り付けてい
る状態を示す斜視図である。 【図4】同上の洗面化粧台に前板を取り付けている状態
を示す斜視図である。 【図5】同上の洗面化粧台の取付治具周辺であって、取
付治具を上昇させた状態を示す斜視図である。 【図6】同上の取付治具を下げた状態を示す斜視図であ
る。 【図7】本発明の実施の形態における洗面化粧台の前板
取付構造を示し、取付治具を上昇させた状態の取付治具
周辺を示す斜視図である。 【図8】同上の取付治具を下げた状態を示す斜視図であ
る。 【図9】従来例を示す斜視図である。 【符号の説明】 1 カウンター 2 前板 2a 係止溝 3 取付治具 3a 係止片 4 側板 5 固定用木桟 6 面ファスナー 11 洗面ボウル 12 化粧前板 13 キャビネット 14 ネジ 21 挿入部材 22 受け部材
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 カウンターの下方前面側に前板上端部に
係止溝を穿設した前板を取付治具によって保持して成る
洗面化粧台の前板取付構造において、取付治具に係止片
を具備させて、カウンターの下方側方に配される側板に
この取付治具を上下にスライド自在に設け、この取付治
具を下方にスライドさせて、前板上端部の係止溝に取付
治具の係止片先端部を挿入係止して成ることを特徴とす
る洗面化粧台の前板取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18231195A JP3387277B2 (ja) | 1995-07-19 | 1995-07-19 | 洗面化粧台の前板取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18231195A JP3387277B2 (ja) | 1995-07-19 | 1995-07-19 | 洗面化粧台の前板取付構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0928589A JPH0928589A (ja) | 1997-02-04 |
JP3387277B2 true JP3387277B2 (ja) | 2003-03-17 |
Family
ID=16116088
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP18231195A Expired - Fee Related JP3387277B2 (ja) | 1995-07-19 | 1995-07-19 | 洗面化粧台の前板取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
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Families Citing this family (2)
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---|---|---|---|---|
JP5022678B2 (ja) * | 2006-11-29 | 2012-09-12 | クリナップ株式会社 | 洗面化粧台 |
JP6349853B2 (ja) | 2013-06-27 | 2018-07-04 | 株式会社デンソーウェーブ | 産業用ロボット |
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1995
- 1995-07-19 JP JP18231195A patent/JP3387277B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0928589A (ja) | 1997-02-04 |
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