JP2524401Y2 - 浴槽のエプロンの取り付け構造 - Google Patents

浴槽のエプロンの取り付け構造

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JP2524401Y2
JP2524401Y2 JP1990058549U JP5854990U JP2524401Y2 JP 2524401 Y2 JP2524401 Y2 JP 2524401Y2 JP 1990058549 U JP1990058549 U JP 1990058549U JP 5854990 U JP5854990 U JP 5854990U JP 2524401 Y2 JP2524401 Y2 JP 2524401Y2
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apron
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保博 野崎
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、浴槽のエプロンを着脱自在に取り付けるた
めの技術に関する。
[従来の技術] 従来から浴槽の前面側にエプロンを取り付けて化粧を
することが行なわれているが、このエプロンは清掃時に
着脱できるようになっている。そして、従来エプロンの
取り付けに当たっては、第6図のようにエプロン9の下
部の背面部にエプロン支持金具30を配置し、エプロン9
の前面側から挿入したねじ31をエプロン支持金具30の縦
長孔32に挿入し、ねじ31の先端をナット33に螺合し、エ
プロン支持金具30の下部に設けた逆U状のはめ込み部34
を床パン1の洗い場部1aと浴槽設置部1bとを仕切る堤部
24に上方からはめ込み、ねじ31を締め付けて取り付けて
いた。
[考案が解決しようとする課題] ところが、上記の従来例にあっては、床パン1に堤部
24を設けたものでなければ取り付けることができず、ま
た、堤部24を設けたものにおいても堤部24の巾が一定の
巾のものでなければ逆U状のはめ込み部34をはめ込んで
取り付けることができなかった。
本考案は上記の従来例の問題点に鑑みて考察したもの
であって、その目的とするところは床パンに堤部がある
場合、無い場合のいずれの場合も取り付けることがで
き、また堤部がある場合でも堤部の巾が異なっても取り
付けることができる浴槽のエプロンの取り付け構造を提
供するにある。
[課題を解決するための手段] 本考案の浴槽のエプロンの取り付け構造は、床パン1
にL状金具2の下横片3を取り付け手段4により固着
し、エプロン取り付け金具5の前部の前縦片6に上下に
長い縦長孔7を形成するとともにエプロン取り付け金具
5の後部の後縦片18の上端から後ろ側に縦縦片18よりも
短い長さの係止片19を折り返して該後縦片18と係止片19
とで下方に開口する挟持部8を形成し、該エプロン取り
付け金具5をエプロン9の下部の背面部に配置し、エプ
ロン9の下部に設けた孔10にエプロン9の前面側から挿
入したねじ11を縦長孔7に挿通してエプロン取り付け金
具5をエプロン9の下端よりも上方位置で上下移動自在
とするとともに、ねじ11を前縦片6の背面側に配置した
ナット12に螺合し、挟持部8をL状金具2の立ち上がり
片13に着脱自在に係止して成るものであって、このよう
な構成を採用することで上記した従来例の問題点を解決
して本考案の目的を達成したものである。
[作用] しかして、エプロン取り付け金具5を上方に引き上げ
た状態でねじ11を締め付けてL状金具2が下方に落ちな
いようにした状態でエプロン9を所定の位置に配置して
挟持部8を床パン1に固定したL状金具2の前縦片6の
上に配置し、この状態でねじ11を緩めてエプロン取り付
け金具5を下降させて挟持部8をL状金具2の立ち上が
り片13にはめ込み、この状態で再びねじ11を締め付けて
エプロン9を取り付けるものである。
[実施例] 本考案を以下添付図面に示す実施例に基づいて詳述す
る。
浴槽14の前面側にはエプロン9が取り付けられる。こ
のエプロン9は下部が第2図に示すようにL状に屈曲し
てあって、横片部15に指入れ用孔29が設けてある。また
横片部15の先端から垂下した垂下片部16には孔10が穿孔
してある。エプロン取り付け金具5は第4図に示すよう
にU字状をした部分の前部を構成する前縦片6に上下に
長い縦長孔7を形成してあり、前縦片6の背面側の縦長
孔7の両側にはナット回り止め用リブ17が突設してあ
る。エプロン取り付け金具5のU字状をした部分の後部
を構成する後縦片18の上端から係止19を垂下して後縦片
18と係止片19とで下方に向けて開口する挟持部8が形成
してある。ここで係止片19の下端部分はく字状に屈曲し
た案内片部20となっている。また、係止片19の下端は後
縦片18よりも上方に位置しているものである。上記エプ
ロン取り付け金具5はエプロン9の下部の背面部に配置
され、エプロン9の下部に設けた孔10にエプロン9の前
面側から挿入したねじ11を縦長孔7に挿通して前縦片6
の背面側に配置した板状をしたナット12に螺合してあ
る。このアット12はナット回り止め用リブ17により回転
しないように規制されている。エプロン取り付け金具5
は取り付け前においては予め上方に引き上げられた状態
でねじ11を締め付けてある。しかして、エプロン9を取
り付けるにあたっては、床パン1の上面部にL状金具2
の下横片3をねじのような取り付け手段4により固着
し、エプロン9を所定の位置に配置してエプロン取り付
け金具5の後縦片18の下部の背面が第3図(a)に示す
ようにL状金具2の立ち上がり片13の前面に当て、この
状態で、ねじ11を緩めてエプロン取り付け金具5を下降
させて第3図(b)に示すように挟持部8をL状金具2
の立ち上がり片13に着脱自在に係止し、この状態でねじ
11を締め付けてエプロン9を取り付けるものである。な
お、エプロン9の上部は浴槽14のフランジ21の裏面側に
取り付けられるが、例えば、第5図のようにフランジ21
の裏面側の係止凹部22にエプロン9の上端部の係止部23
を抜き取り自在に係止するものである。ところで、第2
図の実施例ではL状金具2は床パン1の洗い場部1aと浴
槽設置部1bとを仕切る堤部24の上面に取り付け手段4に
より取り付けてあるが、堤部24の巾が違う場合でも取り
付け手段4による取り付け位置を選択することが所定の
位置にL状金具2を取り付けることができる。また、床
パン1に堤部24がない場合には直接床パン1上面部にL
状金具2を取り付けることができる。なお、L状金具2
の取り付けにあたってはねじにより取り付けたが、他の
取り付け手段4、例えば接着剤等により取り付けてもよ
い。
しかして、掃除などの際にエプロン9を取り外すには
ねじ11を緩めた状態でエプロン取り付け金具5を上方に
引き上げて挟持部8を立ち上がり片13から引き抜いて取
り外すものである。この場合、エプロン9の下部の横片
部15に設けた指入れ用孔29から指を入れてエプロン取り
付け金具5に指をかけて引き上げるようにすることで簡
単にエプロン取り付け金具5を上方に引き上げることが
できる。
[考案の効果] 以上のように本考案にあっては、床パンにL状金具の
下横片を取り付け手段により固着し、エプロン取り付け
金具の前部の前縦片に上下に長い縦長孔を形成するとと
もにエプロン取り付け金具の後部の後縦片の上端から後
ろ側に後縦片よりも短い長さの係止片を折り返して該後
縦片と係止片とで下方に開口する挟持部を形成し、該エ
プロン取り付け金具をエプロンの下部の背面部に配置
し、エプロンの下部に設けた孔にエプロンの前面側から
挿入したねじを縦長孔に挿通してエプロン取り付け金具
をエプロンの下端よりも上方位置で上下移動自在とする
とともに、ねじを前縦片の背面側に配置したナットに螺
方し、挟持部をL状金具の立ち上がり片に着脱自在に係
止してあるので、エプロン取り付け金具を上方に引き上
げた状態でねじを締め付けてL状金具が下方に落ちない
ようにした状態でエプロンを所定の位置に配置して挟持
部を床パンに固定したL状金具の前縦片の上に配置し、
この状態でねじを緩めてエプロン取り付け金具を下降さ
せて挟持部をL状金具の立ち上がり片にはめ込み、この
状態で再びねじを締め付けてエプロンを取り付けること
ができ、床パンに堤部がある場合、ない場合のいずれの
場合でもエプロンの取り付けができ、また、堤部があっ
ても堤部の巾に関係なく取り付けることができるもので
あり、また、本考案にあっては、エプロンの下部背面に
設けた挟持部を立ち上がり片に上から挿入して挟持する
ものにおいて、エプロンを上下することなく、上から立
ち上がり片に挟持部を挿入して挟持でき、この結果、エ
プロンの上をフランジの上端部に係止した状態でエプロ
ンを上下移動することなく、上から立ち上がり片に挟持
部を挿入して簡単に挟持でき、また、エプロン取り付け
金具がエプロンの背方に隠されて外観良く仕上がるもの
であり、更に、エプロン取り付け金具の後部の後縦片の
上端から後ろ側に後縦片よりも短い長さの係止片を折り
返して該後縦片と係止片とで下方に開口する挟持部を形
成してあるので、立ち上がり片に挟持部を挿入して挟持
するに当たり、後縦片の下部の背面を立ち上がり片の前
面に当てた状態でねじを緩めてエプロン取り付け金具を
下降させて挟持部を立ち上がり片に係止して、ねじを締
め付けてエプロンを取り付けることができるものであ
り、エプロンの背方の見えにくい部分における挟持部の
立ち上がり片への取り付け作業が容易にできるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の全体斜視図、第2図は同上の断面図、
第3図(a)(b)はエプロンの取り付け順序を示す説
明図、第4図(a)(b)はエプロン取り付け金具の側
面図及び正面図、第5図はエプロンの上部の取り付け部
分の一例を示す断面図、第6図は従来例の断面図であっ
て、1は床パン、2はL状金具、3は下横片、4は取り
付け手段、5はエプロン取り付け金具、6は前縦片、7
は縦長孔、8は挟持部、9はエプロン、10は孔、11はね
じ、12はナット、13は立ち上がり片である。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】床パンにL状金具の下横片を取り付け手段
    により固着し、エプロン取り付け金具の前部の前縦片に
    上下に長い縦長孔を形成するとともにエプロン取り付け
    金具の後部の後縦片の上端から後ろ側に後縦片よりも短
    い長さの係止片を折り返して該後縦片と係止片とで下方
    に開口する挟持部を形成し、該エプロン取り付け金具を
    エプロンの下部の背面部に配置し、エプロンの下部に設
    けた孔にエプロンの前面側から挿入したねじを縦長孔に
    挿通してエプロン取り付け金具をエプロンの下端よりも
    上方位置で上下移動自在とするとともに、ねじを前縦片
    の背面側に配置したナットに螺合し、挟持部をL状金具
    の立ち上がり片に着脱自在に係止して成る浴槽のエプロ
    ンの取り付け構造。
JP1990058549U 1990-06-01 1990-06-01 浴槽のエプロンの取り付け構造 Expired - Lifetime JP2524401Y2 (ja)

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