JP2578427Y2 - システム機器の取付け機構 - Google Patents

システム機器の取付け機構

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JP2578427Y2
JP2578427Y2 JP1993050303U JP5030393U JP2578427Y2 JP 2578427 Y2 JP2578427 Y2 JP 2578427Y2 JP 1993050303 U JP1993050303 U JP 1993050303U JP 5030393 U JP5030393 U JP 5030393U JP 2578427 Y2 JP2578427 Y2 JP 2578427Y2
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system device
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system equipment
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浩志 不二
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、例えば操作盤のような
システム機器を収納ラックへ取付ける機構に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】以下の説明では、システム機器(1)の操
作釦(10)が設けられている方を前方とする。図3に示す
ようにシステム機器(1)は、これを収納ラック(7)に取
付けるために、次の構造を有している。システム機器
(1)は、フロントパネル(3)と、天板(4)と、底板(5)
と、背面板(6)を具える。天板(4)及び底板(5)の両側
部からは上側板(40)及び下側板(50)が、下向きに及び上
向きに、夫々突出している。上側板(40)と下側板(50)に
は、夫々ビス孔(41)(51)が開設され、上側板(40)の下端
と、下側板(50)の上端は接している。システム機器(1)
の側面には、支持片(2)が取り付けられる。支持片(2)
はL字形で、システム機器(1)の側面に接する当接板(2
2)と、当接板(22)の前端縁から外方に向かって突出した
支持板(20)とを具え、システム機器(1)のビス孔(41)(5
1)に対応する位置に、貫通孔(24)(24)が開設されてい
る。支持片(2)は、貫通孔(24)(24)を通してビス(8)
(8)を、ビス孔(41)(51)に夫々螺合することで、システ
ム機器(1)に取付けられる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】従来の取付け機構で
は、支持片(2)はシステム機器(1)に対して、一定の位
置に取付けられ、これを収納ラック(7)に固定すること
で、システム機器(1)は収納ラック(7)に対し前後方向
が定められた位置にて取付けられる。しかして、システ
ム機器(1)は操作釦(10)を操作しやすいように、収納ラ
ック(7)に対し前後にずらして取付けたい場合がある。
かかる場合に、従来の取付け機構では、例えば支持板(2
0)と収納ラック(7)との間にスペーサを挟んでシステム
機器(1)を取付ける必要があり、取付けが面倒かつ困難
である。また、ビス(8)は支持片(2)を通って、システ
ム機器(1)の上側板(40)及び下側板(50)に直接取付けら
れている。従って、天板(4)又は底板(5)をシステム機
器(1)から外す為には、ビス(8)を上側板(40)又は下側
板(50)から完全に外す必要があり、システム機器(1)の
補修等の際に不便である。本考案は、システム機器を前
後方向に任意にずらして、収納ラックに取付けることを
可能にし、かつ支持片を装着したまま天板や底板を外す
ことを可能にするものである。
【0004】
【課題を解決する為の手段】システム機器(1)の内側か
らは、締結具が側方に突出している。システム機器(1)
の側部に取付けるべき支持片(2)には、システム機器
(1)の前後方向に沿ってスリット孔(21)が開設され、締
結具の先端部はスリット孔(21)を貫通している。締結具
の先端部には固定具が取付けられ、該固定具はシステム
機器(1)の側部との間で、支持片(2)を挟持している。
【0005】
【考案の作用及び効果】システム機器(1)の側部内側か
ら突出したビス(8)の先端部には、支持片(2)のスリッ
ト孔(21)が嵌まっている。スリット孔(21)はシステム機
器(1)の前後方向に延びているので、スリット孔(21)を
利用して、支持片(2)を前後方向に動かして、取付ける
ことができる。従って、支持片(2)を介して、システム
機器(1)を収納ラック(7)に取付ける場合に、システ
ム機器(1)を収納ラック(7)に対し、前後方向にずらし
た位置に容易に取付けできる。また、ビス(8)はシステ
ム機器(1)に螺合せず、ビス(8)とナット(9)によって
支持片(2)を挟持している。従って、ナット(9)を緩め
て、支持片(2)をシステム機器(1)に取付けた状態で、
システム機器(1)の天板や底板を外すことができ、シス
テム機器(1)の補修等が容易に行なえる。
【0006】
【実施例】以下、本考案の一実施例につき、図面に沿っ
て詳述する。図1に示すように、システム機器(1)側面
の上側板(40)の下端と、下側板(50)の上端との間には、
前後方向に亘って、隙間(11)が設けられている。上側板
(40)の下端部中央には、切欠き(42)が設けられ、下側板
(50)の上端部で切欠き(42)に対応する部位には、切欠き
(43)が設けられている。図2に示すように、システム機
器(1)の側面内側には、各種部品を保持するフレーム(8
0)が設けられている。フレーム(80)の側面には、隙間(1
1)と切欠き(42)(43)と略同一形状の開口(81)が形成され
ている。図1に示すように、システム機器(1)の前方に
は、従来と同様に支持片(2)が取付けられる。支持片
(2)の当接板(22)の中央部には、前後方向にスリット孔
(21)が開設され、支持板(20)には、透孔(23)(23)が上下
に並んで開設されている。
【0007】(支持片取付け)支持片(2)をシステム機器
(1)側部に取付けるには、以下の手順で行なう。まず、
図2(a)に示すように、ビス(8)(8)の頭部を切欠き(4
2)、(43)及びフレーム(80)の開口(81)を通して、システ
ム機器(1)の内部に挿入する。ビス(8)(8)の先端をシ
ステム機器(1)の側方に突出させた状態で、図2(b)に
示すように、ビス(8)(8)を隙間(11)に沿って前方に引
き込み、複数本のビス(8)を前後方向に配置する。かか
る状態で、図1に示すように、ビス(8)の先端が、支持
片(2)のスリット孔(21)を貫通するように、当接板(22)
面を上側板(40)及び下側板(50)に合わせる。ビス(8)の
先端部にナット(9)を螺合させ、上側板(40)及び下側板
(50)と、ナット(9)との間で、支持片(2)を挟持する。
かくして、支持片(2)は上側板(40)と下側板(50)に固定
される。
【0008】システム機器(1)の内側から突出したビス
(8)(8)は、前後に延びたスリット孔(21)に嵌まってい
るので、支持片(2)をシステム機器(1)に取付ける際
に、スリット孔(21)を利用して、支持片(2)を前後方向
に位置決めすることができる。また、ビス(8)(8)は従
来と異なり、システム機器(1)の側板に螺合していな
い。従って、ナット(9)を緩めた状態では、フレーム(8
0)及び支持片(2)がビス(8)(8)に支持されつつ、天板
(4)及び底板(5)の挟持が緩められる。即ち、支持片
(2)がシステム機器(1)に取付けられた状態で、システ
ム機器(1)の天板(4)、又は底板(5)を外すことがで
き、システム機器(1)の補修が容易に行なえる。
【0009】上記実施例では、支持片(2)をシステム機
器(1)の前方にのみ取付けていたが、後方にも支持片
(2)を取付け、システム機器(1)を前後から支持片(2)
によって支持する構成も可能である。また、透孔(23)(2
3)を例えば、上下に長く形成すれば、システム機器(1)
を収納ラック(7)に上下にずらして取付けることもでき
る。更に、ビス(8)の代りに、システム機器(1)の内側
から、鍔付きピンを挿入し、先端部にブシュを圧入し
て、支持片(2)を固定する構成も可能である。
【0010】上記実施例の説明は、本考案を説明するた
めのものであって、実用新案登録請求の範囲に記載の考
案を限定し、或は範囲を減縮する様に解すべきではな
い。又、本考案の各部構成は上記実施例に限らず、実用
新案登録請求の範囲に記載の技術的範囲内で種々の変形
が可能であることは勿論である。
【図面の簡単な説明】
【図1】システム機器と支持片の取付け状態を示す斜視
図である。
【図2】システム機器に、ビスを挿入する状態を示す斜
視図である。
【図3】従来のシステム機器と支持片の取付け状態を示
す斜視図である。
【符号の説明】
(1) システム機器 (2) 支持板 (21) スリット孔

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端部がシステム機器(1)の側部内側か
    ら側方へ突出した締結具と、 締結具の先端が貫通するスリット孔(21)が、前後方向に
    開設された支持片(2)と、 締結具の先端部に取付けられ、システム機器(1)の側部
    との間で、支持片(2)を挟持する固定具とを具えたシス
    テム機器の取付け機構。
JP1993050303U 1993-09-16 1993-09-16 システム機器の取付け機構 Expired - Lifetime JP2578427Y2 (ja)

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JPH0722592U JPH0722592U (ja) 1995-04-21
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ID=12855135

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JP4796634B2 (ja) * 2009-01-22 2011-10-19 株式会社立売堀製作所 消火栓格納箱の機器取付構造
JP2011155145A (ja) * 2010-01-27 2011-08-11 Fujitsu Ltd 電子機器および電子機器収納体

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