JPH02271597A

JPH02271597A - 部品取付構造

Info

Publication number: JPH02271597A
Application number: JP9070989A
Authority: JP
Inventors: Toshiyuki Edakawa; 敏之枝川
Original assignee: Hitachi Ltd
Current assignee: Hitachi Ltd
Priority date: 1989-04-12
Filing date: 1989-04-12
Publication date: 1990-11-06

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は電子機器装置における、取付用のねじ穴を有す
るディスクユニット、電源ユニット等の取付は構造に係
り、ねじを１本も使用せずワンタッチで取付は可能な構
造に関する。

〔従来の技術〕

従来、取付は用ねじ穴を有するＦＤＤ、ＨＤＫや電源等
のユニットを取付ける構造は、第４図に示すようねじ止
めであった。

第５図は第４図の■−■矢視図でディスクユニット２３
を、取付金具２４を介してシ、ヤーシ２５にねじ２６と
ねじ２７で取付けていた。ねじ締めは工数がかかるため
、組立、保守交換時に時間を要していた。

なお、この種の装置として関連するものに、実開昭５９
−１５１４８４号が挙げられる。

〔発明が解決しようとする課題〕

上記従来技術は、ユニットの着脱について配慮されてお
らず、装置の組立工数低減において問題があった。また
、ドライバー等の治工具が必要で、保守交換時にはねじ
の紛失の恐れもあった。

本発明の目的は、ユニットの容易な着脱構造を提供し、
組立工数削減保守性向上を図ることにある。

〔課題を解決するための手段〕

上記目的を達成するために、取付は用のねじ穴を有する
部品と、該部品を実装する電子機器装置に設けられた部
品取付はシャーシと、該部品をシャーシに取付けるため
の取付具より成る部品取付構造において、該取付具に該
部品の取付けねじ穴に嵌合するピンと弾性を有する部品
固定用爪と該シャーシと嵌合するシャーシ固定用爪とを
設けたものである。

〔作用〕

取付具に設けたピンは、部品の取付けねじ穴に嵌合して
取付具と部品の位置決めをする。また、取付具に設けた
部品固定用爪は、ねじ穴に嵌合したピンが抜けない方向
で部品に掛かる。これによって完全に取付具が部品に固
定できる。

次に取付具に設けたシャーシ固定用爪は、平板のシャー
シに嵌合し、爪の一辺がシャーシの端面に当たり位置決
めをする。爪の断面は各シャーシの板厚に対応できるよ
う階段状に成形し、一つの取付具で板厚の違うシャーシ
に適応する。また、取付具とシャーシは、一方に凸他方
に凹を設け、一定の位置で嵌合し固定する。

以上の機構によって、部品がシャーシに固定され、しか
も、取付具は１種類で板厚の違うシャーシに適応する。

〔実施例〕

以下、本発明の一実施例を第１図により説明する。第１
図は、ディスクユニット１と取付具６とシャーシ１６の
３つの部品で構成されている。

ディスクユニット１には、取付用のねじ穴３が４ケ所設
けられており、アルミダイキャストのフレーム４と板金
カバー２で構成されている。角部５はフレーム４の最後
部である。

取付具６は、シャーシ固定用の爪１４と取外し穴１５と
ロック片１１とピン８を設けた底面と、底面の両端より
立ち上がるサポート９とディスクユニット固定用爪１３
でコの字形に構成されている。ガイド１０は取付具６の
最後部に位置し、ディスクユニット１を取付具６に取付
ける際、角部５が当たりピン８とねじ穴３が嵌合しやす
いよう位置決めの役割を果たす。また、爪７とロック片
１１は弾性を有する。

シャーシ１６は平板で爪１４と嵌合する角穴１７と切欠
き１８と、ロック爪１２が嵌合するロック穴１９を有す
る。

取付は手順は、第１にディスクユニット１の角部５を取
付具６のガイド１０に当て、取付具６の両端に立ち上が
るサポート９に沿ってディスクユニット１を挿入してい
く。爪７は先端の勾配１３がフレーム４に当たり外側へ
弛む。ピン８とねじ穴３が嵌合して取付位置が決まり、
スペーサ２０にねじ穴３が当たると、爪７はフレームか
ら外れカバー２に引っ掛かり、ディスクユニット１と取
付具６が固定される。また、サポート９はディスクユニ
ット１が誤挿入した場合、爪７が弛み量の許容値を越え
破損するのを防ぐ。スペーサ２０は、第２図に示すよう
に取付具６とディスクユニット底面２１とのスキマ２２
を保ち、ディスクユニット１の破損を防ぐ。

第２に、取付具６のシャーシ固定用爪１４をシャーシ１
６の角穴１７と切欠き１８に挿入し、前から後へスライ
ドさせと、シャーシ固定用爪１４はシャーシ１６を挾み
込む、このとき、シャーシ固定用爪１４は第３図に示す
よう２種類の板厚のシャーシに対応できるよう２段構造
に成形されており、シャーシ１６の板厚が厚い場合はス
キマが厚い段へ、シャーシ１６の板厚が薄い場合は、ス
キマが薄い段へ嵌合し、シャーシ１６と取付具６の上下
方向の遊びを防ぐ、また、左右方向は、第２図に示すよ
う角穴１７の端面と取付具６の外面が接し位置決めをす
る。

そして、前後方向は、後方には第３図に示すよう角１７
の端面がシャーシ固定爪１４に接し、前方には第１図に
示すロック爪１２がロック穴１９に嵌合し位置決めされ
る。

取外し手順は、ロック片１１を持ち上げることによりロ
ック爪１２がロック穴１９より外れ、取付具６を前方へ
スライドさせてシャーシ１６より外す。次に、爪７を両
手で外へ弛ませながら取外し穴へ指を挿入しディスクユ
ニット１を持ち上げる。

〔発明の効果〕

本発明によれば、取付用のねじ穴を有するディスクユニ
ットや電源ユニット等の取付けにネジを１本も使用せず
、容易な嵌合だけで取付けができ、取外しも嵌合部を抜
くだけでできるので、組立工数の低減、保守性の向上に
大きな効果がある。

また、１種類の取付具が板厚の違うシャーシに適用する
ため、多機種に使用でき原価低減も効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本考案の一実施例に係るディスクユニットの取
付は構造を説明するための斜視図、第２図は第１図の取
付は完了状態を示すＩ−Ｉ断面図、第３図は第１図の取
付は完了状態を示すｎ−ｎ断面図、第４図は従来のディ
スクユニット取付は構造を示す斜視図、第５図は第４図
のｍ−ｔｎ矢視図である。１・・・ディスクユニット（取付は部品）、２・・・デ
ィスクユニットのカバー　３・・・ねじ穴、４・・・フ
レーム、５・・・角部、６・・・取付具、７・・・爪（
部品固定用）、８・・・ピン、９・・・サポート、１０
・・・ガイド、１１・・・ロック片、１２・・・ロック
爪、１３・・・爪の勾配、１４・・・爪（シャーシ固定
用）、１５・・・取外し穴、１６・・・シャーシ、１７
・・・角穴、１８・・・切欠き、１９・・・ロック穴、
２０・・・スペーサ、２１・・・ディスクユニット底面
、２２・・・ディスクユニットと取付具のすきま、２３
・・・ディスクユニット、２４・・・取付金具、２５・
・・シャーシ、２６・・・ねじ、２７・・・ねじ筋　１　閉躬　２　圀ノ１躬４区第５の

Claims

【特許請求の範囲】

１．取付け用のねじ穴を有する部品と、該部品を実装す
る電子機器装置に設けられた部品取付けシャーシと、該
部品をシャーシに取付けるための取付具より成る部品取
付構造において、該取付具に該部品の取付けねじ穴に嵌
合するピンと弾性を有する部品固定用爪と該シャーシと
嵌合するシャーシ固定用爪とを設けたことを特徴とする
部品取付構造。
２．前記取付具と前記シャーシとの嵌合するシャーシ固
定用爪部の断面形状を階段状にしたことを特徴とする特
許請求の範囲第１項記載の部品取付構造。