JPH0627039Y2 - フロッピーディスク装置取付構造 - Google Patents

フロッピーディスク装置取付構造

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JPH0627039Y2
JPH0627039Y2 JP8291588U JP8291588U JPH0627039Y2 JP H0627039 Y2 JPH0627039 Y2 JP H0627039Y2 JP 8291588 U JP8291588 U JP 8291588U JP 8291588 U JP8291588 U JP 8291588U JP H0627039 Y2 JPH0627039 Y2 JP H0627039Y2
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JP
Japan
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floppy disk
upper cover
cover
knob
disk device
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JP8291588U
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隆男 関口
健二 青木
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は電子機器に実装するフロッピーディスク装置
(以下FDDという)の取付構造に関し、特に、FDDのノブ
が電子機器筐体の窓から外側に突出した状態で取付ける
取付構造に関する。
(従来の技術) 近年、電子機器は、表示部、操作部やFDDあるいはこれ
らを制御するプリント配線板や電源ユニット等を一体に
筐体に収容したものが多くなっている。具体例として、
「沖電気研究開発Vo1・54No.4第99頁〜第102頁」
に開示される機器がある。以下、この種の電子機器につ
いて図面にしたがって説明する。
第4図はFDDを実装した電子機器を示す斜視図、第5図
はFDDを実装した電子機器を示す側面図である。両図に
おいて、電子機器1の筺体はフロントカバ2,アッパカ
バ3およびロワカバ4から成っている。フロントカバ2
には表示部5および操作部6が組み込まれている。また
アッパカバ3にはFDD用の窓7が形成されている。この
窓7の内側にFDD8が収容されており、この窓7を通し
てFDD8のフロッピーディスク挿入孔9から図示せぬフ
ロッピーディスクを挿入するようになっている。またフ
ロッピーディスクを装着、排出するためのノブ10がこ
の窓7から外側に突出している。
第6図は第5図のA−A拡大断面図であり、FDDの取付
構造を示す。ロワカバ4の底部に形成されたボス12は
上部にネジ溝が切ってあり、このボス12にスタッド1
3により印刷配線板14が取付けられている。このスタ
ッド13は図示していないが、上部にネジ溝が切ってあ
り、下部には雄ネジが一体になっている。このスタッド
13の上部にFDD取付金具15が、別の印刷配線板16
とともにネジ17により固定されている。FDD8はこの
取付金具15に取付けられ、ネジ18により固定されて
いる。前述したようにFDD8のノブ10はアッパカバ3
の窓7から外側に突出している。これはオペレータの操
作をし易くするためである。なお図示していないが、第
6図におけるFDD8の左側には他の部品やコード等がぎ
っしり収容されている。
第7図はアッパカバとロワカバの分解斜視図であり、ア
ッパカバ3をロワカバ4へ取付ける構造を説明する。ア
ッパカバ3の前部にはU字溝20が形成されており、後
部にはL字突起21が形成されている。またロワカバ4
には、前部U字溝20と対応する位置にネジ穴が形成さ
れたボス22が設けられ、また前記L字突起21と対応
する位置に角孔23が形成されている。
以上の構成を有する電子機器を保守点検する際には、ア
ッパカバを取外す必要がある。次に、こうした場合のア
ッパカバの取付け取外し動作について説明する。
まず取付ける場合であるが、第7図に示すアッパカバ3
の後部L字突起21をロワカバ4の角孔23に挿入す
る。なおこのとき既にFDD8は取付金具15に固定され
ている。そしてこの挿入部分を支点にしてアッパカバ3
の手前に下降させる。このまま下降させるとアッパカバ
3の側板3aがFDD8のノブ10にぶつかるので、アッ
パカバ3の側板3aを手で外側に拡げてノブにぶつかる
のを避けて下降させる。ノブ10がアッパカバ3の窓7
に入る状態になったとき拡げるのを止め、アッパカバ3
をロワカバ4に着くまで下す。ここで図示せぬネジによ
りU字溝20を介してアッパカバ3をボス22に固定す
る。
次に取外す場合は、取付け動作の逆の動作を行うのであ
るが、この場合も、アッパカバ3を持ち上げるときに側
板3aがFDD8のノブ10にぶつからないようにアッパ
カバ3を手で外側に押し拡げるように取外す。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら上記構成の機器においては、アッパカバの
取付け取外しの際に、アッパカバがFDDのノブにぶつか
ってノブを破損する虞れがある。またこれを避けるため
に、アッパカバを手で外側に押し拡げて注意深く扱わな
ければならないので、保守者に負担をかけるという問題
があった。
したがって本考案は、上記課題を解決し、アッパカバの
取付け取外しの際にFDDのノブを機器筐体の中に入り込
ませることにより、ノブの破損を防止し、保守者の負担
を軽減することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 上記課題を解決するために本考案は、アッパカバとロワ
カバを有する電子機器筐体の該アッパカバの窓からフロ
ッピーディスク装置のノブを突出させて前記ロワカバに
固定されたフロッピーディスク装置取付金具に前記フロ
ッピーディスク装置を実装し、前記ノブの突出方向に対
して直角方向に前記アッパカバを移動してフロッピーデ
ィスク装置の取付け取外しを行う電子機器筐体に対する
フロッピーディスク装置取付け構造において、前記アッ
パカバに形成されたスリット孔と、前記フロッピーディ
スク装置取付金具に移動可能に載置され前記フロッピー
ディスク装置を収納するシールドカバと、前記シールド
カバに形成され、該シールドカバが前記ノブの突出方向
に移動することにより前記ノブが前記アッパカバの窓か
ら突出する前に前記スリット孔に係合する突起部とを設
けたものである。
また、前記スリット孔を突起部にし、前記突起部をスリ
ット孔にすることにより、より簡単な取付構造が得られ
る。
(作用) 上記構成に基く本考案においては、アッパカバを取付け
る時はFDDを収納したシールドカバをノブの突出方向に
対して逆方向に移動させてアッパカバをロワカバに取付
ける。こうすることによりノブが筐体の内側に入り込ん
でアッパカバがノブにぶつかることはない。アッパカバ
をロワカバに取付けた後シールドカバをノブの突出方向
に移動させることにより、シールドカバの突起がアッパ
カバのスリット孔に入るので、アッパカバを取外しでき
ないようになる。
アッパカバを取外す時は、前記シールドカバをノブの突
出方向に対して逆方向に移動させて取外す。ノブが筐体
の内側に入り込むのでアッパカバがノブにぶつかること
なく取外すことができる。
(実施例) 以下図面にしたがって本考案に係る実施例を説明する。
なお各図面に共通の要素には同一の符号を付す。
第1図は本考案に係る実施例を示す断面図である。ロワ
カバ4の底部には従来例と同様に、ボス12が形成され
ており、このボス12にはネジ溝が切ってある。スタッ
ド13は従来例と同様に、上部にネジ溝が切ってあり、
下部には雄ネジが一体となっており、このスタッド13
でボス12に印刷配線板14が取付けられている。
また、このスタッド13上部にFDD取付金具としてのブ
ラケット31が別の印刷配線板16とともにネジ17に
よって固定されている。ブラケット31にはシールドカ
38が取付けられており、さらにシールドカバ38
にFDD8が収納されている。これらの、ブラケット
、シールドカバ38およびFDD8については後に詳述
する。
アッパカバ3にはFDD用窓7が形成されており、この窓
7からFDD8のノブ10が突出している。アッパカバ3
の下方にはボス44が形成され、このボス44にガード
ブラケット45がネジ48により固定されている。この
ガードブラケット45には、第2図に示すようにスリッ
ト孔46とネジ止め用孔47が形成されている。ガード
ブラケット45はこのネジ止め用孔47を介してボス4
4に固定されている。なお第2図は本実施例を示す分解
斜視図であり、アッパカバ3とロワカバ4を示す。第2
図において、アッパカバ3には従来例と同様に、前部に
U字溝20が形成され、後部にL字突起21が形成され
ている。またロワカバ4にはやはり従来例と同様に、前
部にボス22、後部に角孔23がそれぞれ形成されてい
る。
第3図は本考案に係る実施例を示す分解斜視図であり、
ブラケット31、シールドカバ38およびFDD8を示
す。
第3図において、ブラケット31は垂直面32と水平面
33を有する。垂直面32には長孔34が形成され、水
平面33には長孔35が形成されている。ブラケット
の脚部36にはブラケット31を固定するための穴3
7があけられている。
またシールドカバ38は箱形であり、下部には突起39
が形成されている。なおこの突起39は第1図に示すよ
うにガードブラケット45のスリット孔46に入る位置
に設けられている。シールドカバ38の側面には、ネジ
孔40が形成され、このネジ孔40はシールドカバ38
をブラケット31の水平面33上に載置したとき垂直面
32の長孔34と合う位置にあり、長孔34を介してネ
ジ41で固定できるようになっている。シールドカバ
の底面には下方に突出した鉤状突起42が設けられ、
この鉤状突起42はブラケット31の水平面33の長孔
35に入り、長孔35に沿って移動できるようになって
いる。さらにシールドカバ38の上面および底面にはそ
れぞれ4個所凹部43が形成され、それぞれ凹部43に
は固定用孔43aが設けられている。
FDD8には上下にそれぞれネジ孔8aが切ってあり、シ
ールドカバ38に収納したとき、第1図に示すように、
ネジ49により固定用孔43aを介してシールドカバ
に固定される。このとき、ネジ48の頭部は凹部43
に入り込んでシールドカバ38の上面および下面から飛
び出ないようになっている。
上記構成にもとづく本実施例のアッパカバの取付け取外
し動作を説明する。
最初に取付ける場合を説明する。第1図および第3図に
おいて、まずFDD8をシールドカバ38に収納し、ネジ
48で固定する。次にシールドカバ38をブラケット
の水平面33上に載置し、鉤状突起42を水平面33
の長孔35に挿入する。続いてブラケット31をネジ1
7でスタッド13に固定する。次にネジ41を長孔34
を介してネジ孔40に挿入する。ただしシールドカバ
が移動できるように締め付けないでおく。ここでシー
ルドカバ38を第1図に示す矢印B方向へ移動する。こ
れによりFDD8のノブ10はアッパカバ3の側板3aよ
り内側に入る。
次に第2図に示すアッパカバ3の後部L字突起21をロ
ワカバ4の角孔23に挿入する。そしてこの挿入部分を
支点にしてアッパカバ3の手前を下降させる。このとき
FDD8のノブ10はアッパカバ3の内側に入り込んでい
るので、アッパカバ3の側板3aはFDD8のノブ10に
ぶつからずに下降できる。アッパカバ3の手前がロワカ
バ4まで着いたならば、図示せぬネジによりU字溝20
を介してアッパカバ3をボス22に固定する。ここでシ
ールドカバ38を第1図に示す矢印C方向に移動し、ネ
ジ41を締め付けてシールドカバ38をブラケット31
に固定する。このときFDD8のノブ10はアッパカバ3
の窓7から外側に突出し、またシールドカバ38の突起
39がガードブラケット45のスリット孔46に入り込
んでいる。さらに、鉤状突起42の鉤部が長孔35を通
り越してブラケット31の水平面33の下側に来てい
る。
次に取外す場合を説明する。前述の状態はシールドカバ
38の突起39がガードブラケット45のスリット孔4
6に入り込んでアッパカバ3が取外せない状態になって
いる。ここでネジ41をゆるめ、第1図に示す矢印B方
向にシールドカバ38を移動する。これによりFDD8の
ノブ10がアッパカバ3の内側に入り、続いてシールド
カバ38の突起39がガードブラケット45のスリット
孔46から抜け出る。なお、突起39はノブ10がアッ
パカバ3の内側に入る前にはスリット孔46から抜け出
ないように寸法調整してある。ここでアッパカバ3をロ
ワカバ4のボス22に固定してあるネジを外して、アッ
パカバ3の手前を持ち上げる。このときアッパカバ3の
側板3aがFDD8のノブ10にぶつかることなくアッパ
カバ3を持ち上げることができる。
なお本考案は上記実施例に限定されるものではなく、ア
ッパカバ自体にスリット孔を設け、このスリット孔にシ
ールドカバの突起を係合させるような構成でも本考案の
目的が達成されることはいうまでもない。上記実施例よ
り構成が簡単になる効果がある。
さらに別の実施例として、アッパカバに突起を設け、シ
ールドカバに該突起と係合するスリット孔を設ける構成
にしてもよい。
またシールドカバの形状も箱形に限定される訳ではな
く、たとえば、ブラケットの垂直面と水平面に接する面
を持つL字形のものでもよいことはいうまでもない。
(考案の効果) 以上詳細に説明したように本考案によれば、アッパカバ
の取付け取外し時に、FDDのノブをアッパカバの内側に
入り込ませるようにしたので、アッパカバがノブにぶつ
からないようになる。とくに取外し時は、ノブをアッパ
カバの内側に入り込ませてからでなければ、アッパカバ
を取外せない構成としたので、アッパカバの取外しに特
別な注意を払う必要もなくなり、保守者の負担を軽減で
きる効果がある。
また、シールドカバにスリット孔を設け、アッパカバに
このスリット孔に係合する突起を設けることにより、上
記効果に加えてさらに構造が簡単になる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る実施例を示す断面図、第2図は本
考案に係る実施例を示す分解斜視図、第3図は本考案に
係る実施例を示す分解斜視図、第4図はFDDを実装した
電子機器を示す斜視図、第5図はFDDを実装した電子機
器を示す側面図、第6図は第5図のA−A拡大断面図、
第7図はアッパカバとロワカバを示す分解斜視図であ
る。 3:アッパカバ、4:ロワカバ、8:FDD、10:ノ
ブ、31:ブラケット、38:シールドカバ、39:突
起、45:ガードブラケット、46:スリット孔。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】アッパカバとロワカバを有する電子機器筐
    体の該アッパカバの窓からフロッピーディスク装置のノ
    ブを突出させたまま前記ロワカバに固定されたフロッピ
    ーディスク装置取付金具に前記フロッピーディスク装置
    を実装し、前記ノブの突出方向に対して直角方向に前記
    アッパカバを移動してフロッピーディスク装置の取付け
    取外しを行う電子機器筐体に対するフロッピーディスク
    装置取付構造において、 前記アッパカバに形成されたスリット孔と、 前記フロッピーディスク装置取付金具に移動可能に載置
    され前記フロッピーディスク装置を収納するシールドカ
    バと、 前記シールドカバに形成され、該シールドカバが前記ノ
    ブの突出方向に移動することにより前記ノブが前記アッ
    パカバの窓から突出する前に前記スリット孔に係合する
    突起部とを設けたことを特徴とするフロッピーディスク
    装置取付構造。
  2. 【請求項2】前記スリット孔は前記アッパカバに固定さ
    れたガードブラケットに形成された請求項1記載のフロ
    ッピーディスク装置取付構造。
  3. 【請求項3】アッパカバとロワカバを有する電子機器筐
    体の該アッパカバの窓からフロッピーディスク装置のノ
    ブを突出させて前記ロワカバに固定されたフロッピーデ
    ィスク装置取付金具に前記フロッピーディスク装置を実
    装し、前記ノブの突出方向に対して直角方向に前記アッ
    パカバを移動してフロッピーディスク装置の取付け取外
    しを行う電子機器筐体に対するフロッピーディスク装置
    取付構造において、 前記アッパカバに形成された突起部と、 前記フロッピーディスク装置取付金具に移動可能に載置
    され前記フロッピーディスク装置を収納するシールドカ
    バと、 前記シールドカバに形成され、該シールドカバが前記ノ
    ブの突出方向に移動することにより前記ノブが前記アッ
    パカバの窓から突出する前に前記突起部に係合するスリ
    ット孔とを設けたことを特徴とするフロッピーディスク
    装置取付構造。
JP8291588U 1988-06-24 1988-06-24 フロッピーディスク装置取付構造 Expired - Lifetime JPH0627039Y2 (ja)

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JPH025195U JPH025195U (ja) 1990-01-12
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