JPH08790Y2 - 電子機器用ケースの取付構造 - Google Patents

電子機器用ケースの取付構造

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Publication number
JPH08790Y2
JPH08790Y2 JP1992052284U JP5228492U JPH08790Y2 JP H08790 Y2 JPH08790 Y2 JP H08790Y2 JP 1992052284 U JP1992052284 U JP 1992052284U JP 5228492 U JP5228492 U JP 5228492U JP H08790 Y2 JPH08790 Y2 JP H08790Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
chassis
case
hook
shaped member
hole
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1992052284U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0623287U (ja
Inventor
裕人 吉江
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsumi Electric Co Ltd
Original Assignee
Mitsumi Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsumi Electric Co Ltd filed Critical Mitsumi Electric Co Ltd
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Publication of JPH0623287U publication Critical patent/JPH0623287U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はシャーシに実装されたプ
リント基板をカバーするようにシャーシにケースを取り
付けるためのケース取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種のケース取付構造は、図
6に示すように、ケース50の内側の四隅にねじ受け部
51〜54を一体成形し、ケース50が取り付けられる
シャーシ60の底板にはねじ受け部51〜54に対応す
る位置にねじ挿通用の穴を設けて、シャーシ60にケー
ス50をねじ71〜74により固定するようにしてい
る。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな取付構造では、4つのねじ止めが必要であるため、
取り付け,取り外しが面倒である。加えて、ケース50
内には4つのねじ受け部51〜54のためのスペースが
必要であり、これはシャーシ60に実装されるプリント
基板(図示せず)の大きさが制限されることを意味す
る。
【0004】このような問題点に鑑み、本考案の課題は
取り付け,取り外しが簡単で、内蔵されるプリント基板
の大きさも拡大できるような電子機器用ケースの取付構
造を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案においては、シャ
ーシに実装されたプリント基板をカバーするように前記
シャーシに箱形のケースを取り付けるために、前記ケー
ス開口部の一端縁の内壁側に鉤状部材を一体成形すると
共に、他端の内壁側にはねじ受け部を一体成形し、前記
シャーシの一端には上方に立ち上がった壁部材を設け、
該壁部材における前記鉤状部材との対応箇所には前記鉤
状部材の嵌入可能な第1の穴を設け、該穴に隣接した前
記シャーシには前記鉤状部材の先端部の嵌入可能な第2
の穴を設けて、これら第1、第2の穴の間の領域を、前
記鉤状部材を掛止すると共に回動可能に支持する支持部
材とし、前記シャーシには更に、前記ねじ受け部との対
応箇所にねじ挿通用の穴を設けたことを特徴とする。
【0006】
【作用】このような構造によれば、ケースをシャーシに
取り付ける際には、シャーシに対してケースを立てかけ
た状態にして鉤状部材を支持部材に引っ掛け、支持部材
を中心にしてケースを回動させることでシャーシがケー
スにはまり込むようにし、ねじ挿通用の穴を通してねじ
受け部にねじをねじ込むことにより、ケースはシャーシ
に固定される。
【0007】
【実施例】以下に図面を参照しながら本考案の実施例に
ついて説明する。図1はプリント基板実装用のシャーシ
10を上から見た図で、長手方向の一端縁には直角に立
ち上がったフランジ(壁部材)11を有し、このフラン
ジ11に隣接した主面に2つの長穴12,13(第2の
穴)が設けられている。後に明らかになるように、フラ
ンジ11における長穴12,13に隣接した位置にも穴
14,15(第1の穴)が設けられている。シャーシ1
0の長手方向の他端縁に近い主面にはねじ挿通用の穴1
6が設けられている。
【0008】図2は図1に示されたシャーシ10に実装
されたプリント基板をカバーするようにシャーシ10に
取り付けられるケース20の断面図である。ケース20
における開口部の一端縁の内壁であって、図1に示され
たシャーシ10の長穴12,13に対応する位置には、
先端部21−1を下側に向けた鉤状部材21が一体成形
により設けられている。一方、ケース20の内壁であっ
て図1に示されたシャーシ10の穴16に対応する位置
には、ねじ受け部22が一体成形により設けられてい
る。図3は図2に示されたケース20の内部を、図2の
矢印A方向から見た図であり、図1に示された長穴1
2,13と対応し合う位置にそれぞれ鉤状部材21が設
けられている。
【0009】図4はシャーシ10の穴14にケース20
の鉤状部材21全体が入り、しかも鉤状部材21の先端
部21−1が長穴12に入り込んだ状態を示している。
この状態は、ケース20がシャーシ10に取り付けられ
た状態であり、長穴12と穴14との間の部分が、鉤状
部材21を掛止すると共に回動可能に支持する支持部材
として作用する。
【0010】ケース20をシャーシ10に取り付けるに
は、図5に概略図で示すように、ケース20をシャーシ
10に対して立てかけた状態で2つの鉤状部材21を穴
14,15にセットし、シャーシ10側に倒してゆく。
すると、鉤状部材21の先端部21−1が長穴12,1
3に入り込み、ケース20がシャーシ10にぴったりは
まった状態で図4に示すようになる。この状態では、ケ
ース20は上下方向、前後、左右のいずれの方向にも動
きを阻止される仮止め状態となる。次に、シャーシ10
の下面側から穴16を通してケース20のねじ受け部2
2にねじをねじ込むことにより、ケース20はシャーシ
10に完全に固定される。このように組付けた後は、鉤
状部材21と長穴12(13)、穴14(15)との関
係がねじ止めと同じ作用をするので、実際のねじ止めは
1箇所で十分である。ケース20の取り外しは上記と逆
にすれば良い。
【0011】
【考案の効果】以上説明してきたように、本考案による
ケース取付構造は、ケースの一端縁における複数の鉤状
部材による掛止と他端における1つのねじ止めで済む構
造であり、取り付けはケースの鉤状部材をシャーシの穴
にセットして回動させ、ねじ止めを1箇所で行えば良い
ので簡単であり、取り外しも逆の操作で済むので簡単で
ある。しかも、ケースのねじ受け部によりプリント基板
の面積に制約を受けるのは1箇所だけなので、プリント
基板の有効面積を大きくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に使用されるシャーシの平面図である。
【図2】本考案に使用されるケースの縦断面図である。
【図3】図2に示されたケースを図2の矢印A方向から
見た断面図である。
【図4】本考案における鉤状部材とシャーシとの関係を
拡大して示した図である。
【図5】本考案によるケースの取付方法を説明するため
の図である。
【図6】従来のケース取付構造を説明するための図であ
る。
【符号の説明】 10 シャーシ 12,13 長穴 14,15 穴 20 ケース 21 鉤状部材 22 ねじ受け部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シャーシに実装されたプリント基板をカ
    バーするように前記シャーシに箱形のケースを取り付け
    る構造において、前記ケース開口部の一端縁の内壁側に
    鉤状部材を一体成形すると共に、他端の内壁側にはねじ
    受け部を一体成形し、前記シャーシの一端には上方に立
    ち上がった壁部材を設け、該壁部材における前記鉤状部
    材との対応箇所には前記鉤状部材の嵌入可能な第1の穴
    を設け、該穴に隣接した前記シャーシには前記鉤状部材
    の先端部の嵌入可能な第2の穴を設けて、これら第1、
    第2の穴の間の領域を、前記鉤状部材を掛止すると共に
    回動可能に支持する支持部材とし、前記シャーシには更
    に前記ねじ受け部との対応箇所にねじ挿通用の穴を設け
    たことを特徴とする電子機器用ケースの取付構造。
JP1992052284U 1992-07-24 1992-07-24 電子機器用ケースの取付構造 Expired - Lifetime JPH08790Y2 (ja)

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JPH0623287U JPH0623287U (ja) 1994-03-25
JPH08790Y2 true JPH08790Y2 (ja) 1996-01-10

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51146910U (ja) * 1975-05-20 1976-11-25
JPS591000B2 (ja) * 1979-12-28 1984-01-10 富士通株式会社 シャ−シ固定機構
JPS5917997Y2 (ja) * 1980-06-03 1984-05-24 日昭興産株式会社 防臭リング

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JPH0623287U (ja) 1994-03-25

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