JP2521473Y2 - スピーカ吊架装置 - Google Patents

スピーカ吊架装置

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JP2521473Y2 JP1989117786U JP11778689U JP2521473Y2 JP 2521473 Y2 JP2521473 Y2 JP 2521473Y2 JP 1989117786 U JP1989117786 U JP 1989117786U JP 11778689 U JP11778689 U JP 11778689U JP 2521473 Y2 JP2521473 Y2 JP 2521473Y2
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哲夫 川村
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案はスピーカ吊架装置に関し、さらに詳しく
は、壁面や、天井面などに取り付けるためのスピーカ吊
架装置に関する。
〔従来の技術〕
従来知られているスピーカを壁面などの垂直面に取り
付ける場合には、例えば、第5図に示されているように
壁面1に予め雄ねじ2をねじ込んで置き、この雄ねじ2
に対してスピーカキャビネット3を吊架するのである
が、キャビネットの背面板3Aに瓢箪孔3Bが穿けてあっ
て、この瓢箪孔3Aに雄ねじ2を引っかけることでスピー
カキャビネットを吊架するようにしたものである。
〔考案が解決しようとする課題〕
上述のような吊架装置では、雄ねじ2に対して垂直方
向の荷重が加わっていることでスピーカキャビネット3
は安定するのであって、不用意に下側から突き上げる荷
重が加えられたような場合、スピーカキャビネット3は
雄ねじ2から外れ、落下する危険があり、取付け上信頼
性に乏しい問題があり、しかも、取付け対象面は垂直面
だけに限定されていて不便であった。
また、取付け作業はスピーカキャビネット3により見
えなくなった雄ねじ2に対して、その背面板の瓢箪孔を
目検討で合わせるために、困難な作業を余儀なくされて
いる。
更に、スピーカを取付けているバッフル板は、スピー
カキャビネット3に支持されているのみであって、壁面
1に対しては間接的に固定される構成がとられているこ
とから、バッフル板に不要共振が発生してしまい、大入
力時にビビリ音等の発生を招いてしまうという不具合も
あった。
そこで、この考案は取付け作業が簡単であり、しか
も、取付け上の信頼性が高く、バッフル板の不要共振の
発生を防止することで音質向上を図るとともに、安全性
を向上させることができるスピーカ吊架装置を提供する
ことを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上述のような目的を達成するために、この考案は、壁
面などに対してスピーカを取付けるためのスピーカ吊架
装置において、その先端部に雌ねじ部を設けた複数の支
持突起をもつ取付ベースと、この取付けベースの各支持
突起を挿入できる挿入孔を背面板に穿設してあり、この
挿入孔と同一軸線上のバッフル板に穿けた窓孔をもつス
ピーカキャビネットとを備え、前記取付けベースは取付
け対象面に固定され、前記挿入孔に挿入された前記支持
突起の雌ねじ部に対して前記窓孔から取付けねじをねじ
込み、前記バッフル板と前記支持突起を固定することで
スピーカキャビネットを吊架できるように構成したこと
を特徴とするものである。
〔作用〕
この考案の吊架装置は、予め壁面などに取り付けられ
た取付けベースに形成してある支持突起に対して、スピ
ーカキャビネットの背面板の挿入孔を挿入してバッフル
板越しに取付けねじをねじ込んで、両者を固定する。
〔実施例〕
以下、この考案の実施例を添付した図面の第1図ない
し、第4図に沿って説明する。先ず、これらの図におい
て符号10は取付けベースを示し、取付け対象となるスピ
ーカキャビネットの背面投影形状より小さく定められて
おり、複数のねじ孔11が穿けられていて、これらねじ孔
11とは別に複数の支持突起12が形成されている。この支
持突起12の自由端部には雌ねじ12Aが螺設されている。
この取付けベース10はスピーカを取付ける壁面Wに取
付けねじ13により固定されるのであって、この取付けね
じ13は前記ねじ孔11から壁面に向かってねじ込まれる。
そして、スピーカキャビネット20は、その背面板21に
前記支持突起12と対応して挿入孔22が穿けられており、
この挿入孔22の周縁にはガイドとなるテーパ22Aが形成
されている。この背面板21と共にスピーカキャビネット
20を構成するバッフル板23ならびに、側板24が一体的に
形成されるのであって、バッフル板23には前記支持突起
12の雌ねじを捉える窓孔25が穿けられ、この窓孔25の周
囲はビス頭部を収容できるくぼみ25Aになっており、窓
孔25の奥は前記支持突起12を導入できる案内筒部25Bが
バッフル板23と一体成形されていて、その端部は背面板
21に当たってキャビネット内部の空気漏れを防ぐと共
に、バッフル板23と背面板21との連結構造を構成してい
る。符号26は前記バッフル板の窓孔25越しに前記支持突
起12の雌ねじ部を捉える取付けビスを示し、バッフル板
23と、前記背面板21を貫いている取付けベース10を直接
的に一体化するためのものである。
バッフル板23にはスピーカユニットSが取り付けられ
ている。これらの図面において、符号27はバッフル板23
の前面に取り付けたフロントグリルを示している。
次に、この考案による吊架装置を用いてスピーカを壁
面に取り付ける作業について説明する。先ず、取付け対
象となる壁面Wに対して取付けベース10を当てがい、そ
のねじ孔11から取付けねじ13を壁面Wにねじ込むことで
固定する。この固定された取付けベース10にスピーカキ
ャビネット20を重ね、支持突起12の雌ねじ12Aにバッフ
ル板23の窓孔25からビス26をねじ込むことで取付けベー
ス10と一体化する。両者を一体化したところでフロント
グリル27を被せる。
以上の説明では垂直面である壁面Wにスピーカを取り
付ける場合を説明したが、取付けの対象面は天井などの
水平面であってもよく、また、スピーカ自体を斜めや、
第4図に示すように90°回転させた状態に取り付けるこ
とも可能である。
〔考案の効果〕
以上の説明から明らかなように、この考案のスピーカ
吊架装置によれば、取付け対象面に対して予め固定した
取付けベースの支持突起に対して、スピーカキャビネッ
トの背面板に穿けた挿入孔を合わせて、バッフル板の正
面側から取付けビスで支持突起を捉えることでスピーカ
キャビネットと一体化するように構成したから、不用意
な荷重がどの方向から加えられてもスピーカキャビネッ
トが取付けベースから外れることがなく、脱落などの虞
がなく、取付け作業も目認しながら実施することができ
る。
とくに、バッフル板と背面板を取付けビスにより強固
に一体化することができるので、バッフル板や、背面板
が振動して音質を低下させることがなく、薄型スピーカ
に生じがちなスピーカキャビネットの共振の問題を解決
でき、取付け姿勢にも自由度があるなどの効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案のスピーカ吊架装置の分解斜視図、第
2図は同じく第1図II−II線に沿う断面図、第3図は取
付け状態を示す分解斜面図、第4図は取付け例を示す斜
面図、第5図は従来例の分解斜面図である。 10……取付けベース、11……ねじ孔、12……支持突起、
12A……雌ねじ部、13……取付けねじ、20……スピーカ
キャビネット、21……背面板、22……挿入孔、22A……
テーパ、23……バッフル板、24……側板、25……窓孔、
25A……くぼみ、25B……案内筒部、26……取付けビス、
27……フロントグリル

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】壁面などに対してスピーカを取付けるため
    のスピーカ吊架装置において、その先端部に雌ねじ部を
    設けた複数の支持突起をもつ取付ベースと、 この取付けベースの各支持突起を挿入できる挿入孔を背
    面板に穿設してあり、この挿入孔と同一軸線上のバッフ
    ル板に穿けた窓孔をもつスピーカキャビネットとを備
    え、 前記取付けベースは取付け対象面に固定され、前記挿入
    孔に挿入された前記支持突起の雌ねじ部に対して前記窓
    孔から取付けねじをねじ込み、前記バッフル板と前記支
    持突起を固定することでスピーカキャビネットを吊架で
    きるように構成したことを特徴とするスピーカ吊架装
    置。
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