JPH0346536Y2 - - Google Patents

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JPH0346536Y2
JPH0346536Y2 JP9605385U JP9605385U JPH0346536Y2 JP H0346536 Y2 JPH0346536 Y2 JP H0346536Y2 JP 9605385 U JP9605385 U JP 9605385U JP 9605385 U JP9605385 U JP 9605385U JP H0346536 Y2 JPH0346536 Y2 JP H0346536Y2
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JP
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fixing device
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wall
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JP9605385U
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Description

【考案の詳細な説明】 [技術分野] 本考案は、壁に掛けたり、卓上に載置して使用
する住宅情報盤を固定する情報盤固定器具に関す
るものである。
ざ背景技術] インターホン機能、火災センサー、防犯センサ
ーからの信号を報知する機能等を有する住宅情報
盤を壁や卓上に固定する場合、現状では壁掛け型
用器具、卓上型器具と個々の器具が必要である。
また、住宅情報盤の構造についても複雑な構造を
必要とする。第7図は従来の情報盤を固定する壁
掛け型の引つ掛け式の固定器具3′を示すもので
あり、中央部に開口部8が開口された板状であ
り、両側片6を前面側に折曲して形成されてい
る。側片6の前端面の上下には上方へL型に形成
された引掛爪7が一体に延出形成されている。ま
た、開口部8へ突出する取付片9が一体に形成さ
れ、この取付片9にねじを挿通する挿通孔10が
穿孔され、この固定器具3′が壁面にねじにて固
定されるものである。一方、第9図に示すよう
に、上述のような情報盤1のケースの背面には固
定器具3′の引掛爪7が挿通して引つ掛ける取付
部2が形成されている。しかして、第8図に示す
ように情報盤1の取付部2に固定器具3′の引掛
爪7を挿入し、次いで、情報盤1を下方に下げて
引掛爪7を取付部2に引つ掛けることで、情報盤
1は固定器具3′に取り付けられることになる。
このような構造においては、単なる引つ掛け式の
ため、簡単に取り付けられるが、逆に簡単に取り
外されるという問題がある。
第10図乃至第12図は卓上型の場合を示すも
のであり、中央部にゴムのようなすべり止め12
を装着したコ字型のアングル11と、断面コ字型
の止め金具13とを用いているものである。すな
わち、情報盤1の底板14に背面からアングル1
1の先端のねじ部を内部へ挿入し、内側から止め
金具13の挿通孔13aを挿通してナツト15に
て螺着している。つまり、底板14をアングル1
1と止め金具13によりはさみ、予めアングル1
1に切つたねじのナツト15を締め付けるもので
ある。また、底板14は取付ネジ16にて情報盤
1側に取着される。そして、情報盤1に配線され
る電線17は底板14の穿孔した開口部に通して
いる。第12図に示すようにテーブル等の台上に
置き、情報盤1を傾斜させて用いる。かかる場合
においては、卓上型とする場合の構成部品が非常
に多くなり、取付方法も複雑となる。また、美観
も悪いという問題を有している。さらに、この構
造では底板14に電線17を通す開口部を穿孔す
る必要があり、電線17の処理が困難である。
第13図及び第14図は卓上型の他の従来例を
示し、傾斜した台18の上に情報盤1を載置固定
するものである。この台18の四隅にはねじ挿通
用の取付穴20が穿孔され、また、後部には電線
17を通すための電線穴19が設けられている。
第14図はこの台18に情報盤1を取着した状態
を示している。かかる場合、取付、美観等は非常
によいが、コストが高いという問題を有してい
る。
[考案の目的] 本考案は上述の点に鑑みて提供したものであつ
て、取付用の器具1種類にて壁掛け型、卓上型両
方に使用できる情報盤固定器具を提供することを
目的とするものである。
[考案の開示] 以下、本考案の実施例を図面により説明する。
第1図は弾性を有する固定器具3の斜視図を示す
ものであり、両側には側片21が前面側に折曲形
成してあり、側片21の上端部及び下部にL型に
上方へ折曲した引掛部4が夫々一体に延出形成し
てある。また、これら引掛部4の背面側端面には
引つ掛け止め用の突起4aが一体に形成されてい
る。固定器具3の上部より開口部22へは幅広の
舌片23が一体に延出形成され、該舌片23の先
端部に先端が切り欠かれた電線17係止用の係止
穴26が穿孔され、さらに、係止穴26の両側を
折曲片28,29としている。一方の折曲片28
には表面にスリツト24が形成され、他方の折曲
片29には裏面にスリツト25が形成されてい
る。固定器具3を繰り返して折り曲げが可能なよ
うに、折り曲げに強い材料(P.P)を利用し、成
形加工にて形成している。固定器具3の略中央部
の横方向に折り曲げ可能なようにスリツト5が形
成してあり、両側片21にもスリツト5に対応し
てV字型に切欠27が夫々切り欠かれている。第
2図は固定器具3の側面図を示し、第3図は壁掛
け型とした場合における固定器具3に情報盤1を
取り付けた状態を示している。取付は従来と同様
に引掛部4を情報盤1の取付部2に挿通して取り
付けるものであるが、簡単に外れるのを防止する
ために、引掛部4の突起4aを情報盤1のケース
に押接させて、取り外し力を強くして容易に外れ
ないようにしている。尚、固定器具3を壁掛け型
とした場合、係止穴26の両側のスリツト24,
25を切断するようにしてもよい。
次に、本固定器具3を卓上型として使用する場
合について説明する。第4図は固定器具3をスリ
ツト5のところで縦方向に略90゜前面側に折り曲
げた状態を示している。第5図はこのように折り
曲げた固定器具3に情報盤1を取り付けた状態を
示し、壁掛け型と同様に固定器具3の引掛部4を
情報盤1の取付部2に挿入して引つ掛け固定し、
同様に突起4aにて情報盤1に押接している。ま
た、台に載置される固定器具3の部分は第5図に
示すように、少し曲成して固定器具3の弾性力に
より所謂Rを持たせることができる。電線17は
上記係止穴26に挿通して整線している。第6図
はこの状態を示し、まず同図aの状態から、スリ
ツト24,25を介して折曲片28,29を夫々
反対方向に折り曲げることで、係止穴26が開口
されて、その開口した部分は同図bのように電線
17の径よりも大きくなる。従つて、この大きく
なつた開口部分より電線17を係止穴26に下方
より入れ、折曲片28,29を夫々元に折り返
し、同図cのように元に復帰させる。同図dは電
線17を係止穴26に挿通して整線した状態を示
す。このように、固定器具3への情報盤1の取付
がワンタツチにてでき、また、電線17の処理も
折曲片28,29にて容易にでき、しかも、特殊
な部材を用いていないのでコストが安く、外観も
良いものである。
[考案の効果] 本考案は上述のように、インターホン機能、火
災センサー、防犯センサーからの信号を報知する
機能等を有する情報盤の背面に取付部を形成し、
壁に取着可能で且つ卓上に載置される固定器具を
形成し、該固定器具の前面側に上記情報盤の取付
部に着脱自在に取付可能な引掛部を形成すると共
に、固定器具を前面に縦方向に折り曲げ可能とす
るスリツトを横方向に固定器具に形成したもので
あるから、壁掛け型として使用する場合はスリツ
トで折り曲げずそのまま使用することで、壁掛け
用として使用でき、またスリツトにて固定器具を
折り曲げることで、情報盤を固定器具に傾斜して
取り付ることができるため、卓上型として使用で
きるものであり、このように、1種類の固定器具
で壁掛け型、卓上型として使用できる利点を有す
るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の固定器具の斜視図、
第2図は同上の側面図、第3図は同上の壁掛け型
として使用した場合の取付状態を示す断面図、第
4図は同上の卓上型として折り曲げた固定器具の
斜視図、第5図は同上の卓上型として情報盤を取
り付た状態を示す断面図、第6図は同上の説明
図、第7図は従来例の壁掛け型の固定器具の斜視
図、第8図は同上の説明図、第9図は同上の取付
状態を示す断面図、第10図aは従来例の卓上型
のアングルの斜視図、第10図bは同上の止め金
具の斜視図、第11図は同上の斜視図、第12図
は同上の卓上型の場合の断面図、第13図は従来
例の他の卓上型の斜視図、第14図は同上の側面
図である。 1は情報盤、2は取付部、3は固定器具、4は
引掛部、5はスリツトを示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. インターホン機能、火災センサー、防犯センサ
    ーからの信号を報知する機能等を有する情報盤の
    背面に取付部を形成し、壁に取着可能で且つ卓上
    に載置される固定器具を形成し、該固定器具の前
    面側に上記情報盤の取付部に着脱自在に取付可能
    な引掛部を形成すると共に、固定器具を前面に縦
    方向に折り曲げ可能とするスリツトを横方向に固
    定器具に形成して成る情報盤固定器具。
JP9605385U 1985-06-25 1985-06-25 Expired JPH0346536Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9605385U JPH0346536Y2 (ja) 1985-06-25 1985-06-25

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JP9605385U JPH0346536Y2 (ja) 1985-06-25 1985-06-25

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JPS625687U JPS625687U (ja) 1987-01-14
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JPS625687U (ja) 1987-01-14

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