JPS639196A - ケ−スの取付装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は家電機器等を電灯線を利用して手元より制御
、動作確認を行なうためのコントローラ等のケースを壁
に取付ける装置に関するものである０ 従来の技術 従来、この種のケースの取付けは第４図に示すような構
成であった。第４図において１は電灯線を利用して家電
機器等の制御、動作確認を行なうためのプリント基板等
を内蔵したケースである。

２は上記ケースを壁に取付けるための壁掛具であり、壁
に取付けられるだめのビス穴３を有している。４はコン
トローラを壁掛具２に引っ掛けるためにケース１に設け
られた穴であり、同じく壁掛具２に設けられた爪５と係
合する。６は上記穴４の外側にケース１より突出して設
けられたガイドリブであり、壁掛具２にコントローラを
引っ掛ける際の幅方向のガイドの役割をする。７はケー
ス１に設けられた足ゴムである。

発明が解決しようとする問題点 このような従来の構成では、ケース１の裏面よりガイド
リブ６が飛び出しているため、商品としての見映えが良
くなかった。また足ゴム７はケース１の端蘭よシ、ガイ
ドリブ６より大きく突出させる必要があり、高さ調整が
難しく、高さが必要以上に大きくなるという問題があっ
た。また壁に取付けて使用する場合ケース１を上下に壁
掛具２に引っ掛けてしまい、ちょっと触れたりしたとき
に壁掛具から外れ落ちてこわれたり、足の上に落ちて怪
我をするという問題があった。

本発明はこのような問題点を解決することを目的とする
もので、コントローラの商品としての見映えを良くする
と共に壁に取付けて使用する場合、壁掛具に上下逆に取
付けられることを防止し、落下の危険性をなくしたもの
である。

問題点を解決するだめの手段 この問題点を解決するために本発明は、ケース裏面より
突出したガイドリブをなくし、代りに裏面に凹部を設け
、この凹部内には位置決め用の凸部を設け、ケースを取
付ける壁掛具には凸部と対向する逃げ部を設けたもので
ある。

作用 この構成により、壁掛具のケースへのガイドは、凹部を
利用して行なえるため、ケースよシ突出したガイドリブ
は不要となり、ケース裏面の見映えが良くなり、足ゴム
との高さ調整も不要になり、また足ゴムがケース裏面の
端面より必要以上に突出することも防止できるものであ
る。更にケース裏面の凹部内には凸部が、また壁掛具に
は凸部の逃げ部が設けられているため、ケースが逆に壁
掛具に取付けられることがなくなり、落下や落下による
怪我を防止できるものである。

実施例 以下、本発明の一実施例を添付図面にもとづいて説明す
る。第１図〜第３図において、８はケースで電灯線を利
用して家電機器等の制御、動作確認を行なうための電子
部品が実装されたプリント基板（図示せず）を内部に装
備するコントローラの外郭を構成する。

９は上記ケース８を壁に取付けるための壁掛具である。

壁掛具９はビス穴１ｏを有し、このビス穴１ｏを利用し
て壁にビス締めされる。１１はケース８の外側中央附近
に裏側より内方に向けてくぼませた凹部であり、上記壁
掛具９より少し大きい寸法に設定しである。この凹部１
１はケース８の内側では凸部となっている。１２は壁掛
具９に設けられた複数個の爪である。１３は凹部１１内
に設けられた上記壁掛具９の冬瓜１２と係合するように
対応して設けた穴であり、この係合によシケース８が壁
掛具９に引っ掛けられる。１４はケース８の位置決め用
の凸部であシ、ケース８の内側ではコードをはわずコー
ド収納部を構成している。この凸部１４は凹部１１内で
その中央からずれた位置に設けである。この凸部１４は
ケース８の内側では凹部どなっている。壁掛具９はケー
ス８を引っ掛けて取付ける際に上記凸部１４と衝突しな
いように凸部１４と対応する位置に逃げ部１５を有して
いる。また上記凸部１４はケース８を壁掛具９に引っ掛
ける方向とは直交する方向に設けられている。１６はケ
ース８の内側にあって凸部１４の裏側の凹部でコードを
圧入気味に保持するリブである。１７はケース８に設け
られたコード出口であり、コードのブツシュ部が固定で
きるように設けられている。１８はケース８の外側に設
けられた足ゴムであり、ケース８が構成するコントロー
ラを机の上等に設置して使用する際のすべりや傷付を防
止するものである。

なお、図面ではコントローラを構成する下側のケース８
のみを示したが、実際には、電子部品が実装されたプリ
ント基板の上方を覆って上側のケースが施されるもので
ある。

次に、この一実施例における作用を説明する。

先ずケース８を予じめ壁に取付けられた壁掛具９に引っ
掛ける場合であるが、ケース８を壁掛具９に当てると、
ケース８にはその中央附近に壁掛具９よりも大きい凹部
１１が設けられているため、これがガイドとなって壁掛
具９を凹部１１内に容易に導き入れることができる。そ
して次にケース８をわずかに左右に移動させれば、壁掛
具９の爪１２に、ケース８の凹部１１内の穴１３が引っ
掛かって係合し、ケース８が壁掛具９に引っ掛けられる
ものである。そしてこの壁掛具ｅのガイドである凹部１
１は従来のようにケース８の外側へ突出していないため
、商品としての見映えが良くなる。またケース８の外側
に設けている足ゴム１８の高さ調整も不要になり、必要
以上に足ゴム１８をケース８から突出させるということ
もしなくて済むようになる。

またケースを壁に取付けて使用する場合、壁掛具９に正
規に取付けたときは壁掛具９の逃げ部１５が凹部１１内
の凸部１４と対向するためスムーズに取付けられるが、
逆に取付けると、壁掛具９の逃げ部１５以外の所が凸部
１４と衝突し、乗り上げてしまって引っ掛けられなくな
る。このため中途半端に引っ掛けられて、何かのはずみ
に落下してこわれたシ、足の上に落して怪我をするとい
うこともなくなる。またコードは凸部１４の内側に形成
されるコード収納部に収納できるため、コントローラも
コンパクトになるものである。

発明の効果 以上のように本発明によればケースの外側に従来突出し
ていた、壁掛具取付けのためのガイドリブが廃止でき、
同じくケースの外側に設けられる足ゴムの高さを適切に
設定できるため、商品としての見映えを良くすることが
できる。また壁掛具は凹部に完全に入シ込むため、ケー
スが壁掛具の正規の位置に来たことが良くわかり、壁取
付の作業性も向上するものである。

更に凹部内の凸部の作用によりケースが逆に壁掛具に引
っ掛けられることがなくなり、中途半端に引っ掛かって
、後で落ちてこわれたシ、足の上に落ちて怪我をする心
配もなくなるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例によるコントローラのケース
の主要部を表わす断面図、第２図は同ケースの斜視図、
第３図は同ケースと壁掛具の分解斜視図、第４図は従来
例を表わすケースと壁掛具の分解斜視図である。 ８・・・・・・ケース、９・・・・・・壁掛具、１１・
・・・・・凹部、１４・・・・・・凸部。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第１
図 ケース 第　２　図 第３図 １θ 足ゴム

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ケース裏面にケースを取付ける壁掛具より大きい凹部を
   有し、この凹部内に壁掛具に設けた爪が引っ掛かる穴を
   設けるとともに凹部内に位置決め用の凸部を設け、壁掛
   具には凸部と対向する逃げ部を設けたケースの取付装置
   。