JPH0350571Y2 - - Google Patents

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JPH0350571Y2
JPH0350571Y2 JP18202987U JP18202987U JPH0350571Y2 JP H0350571 Y2 JPH0350571 Y2 JP H0350571Y2 JP 18202987 U JP18202987 U JP 18202987U JP 18202987 U JP18202987 U JP 18202987U JP H0350571 Y2 JPH0350571 Y2 JP H0350571Y2
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case
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hooking
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  • Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、照光式スイツチのケース側壁中途部
にケースを上部と下部に着脱自在に分離せしめる
掛合機構を設け、パネル取付用のフランジを上部
ケースに一体に固設し、フランジによるパネル取
り付けが強固になされると共に、メンテナンス等
も極めて容易になし得る照光式スイツチに関す
る。
[従来の技術] 照光式スイツチは、スイツチ機能と表示機能と
が一体化されている利便さのため、各種制御機器
等の電子機器の操作パネル部に配設され広く用い
られており、通常その操作表示部等の位置する上
端部が操作パネルの前面側に配置され、下端部が
機器内部に収納された状態でパネルに取り付けら
れている。
前述の取付方法として従来は、照光式スイツチ
のケース上端にフランジを一体に形成し、又ケー
ス側壁に取付金具を装着してパネルに穿設した取
付孔に挿入し、ケースのフランジをパネル前面に
位置させて、フランジと取付金具とで取付孔縁部
を挟持して照光式スイツチを固定させていた。一
方、機器に組み込まれた照光式スイツチは、ケー
ス下端部より導出された端子と機器の内部回路と
の間が、ハンダ付やワイヤーラッピング等により
配線接続されるが、電子機器のメンテナンス等で
操作パネルを機器本体から取り外す必要が生じた
場合、照光式スイツチのケースにフランジが一体
に形成されているため、配線を全て外して照光式
スイツチをパネルから抜き取らなければ操作パネ
ルを取り外すことができず、その作業は煩雑なも
のであつた。
その欠点を解決すべく、本出願人は既に、第3
図及び第4図に示す如く、ケース本体とフランジ
とを分離可能とした照光式スイツチを提案(実開
昭58−148827号)している。これは、照光式スイ
ツチに於いては、誤操作防止のためにバリアを用
いる場合があることに着目し、ケース本体とクラ
ンジとをバリアによつて着脱自在に固定する構造
としたものである。
図中101は照光式スイツチ、102はケー
ス、103はケース本体、104はフランジ、1
05はバリアである。ケース102は合成樹脂で
それぞれ別体に形成されたケース本体103とフ
ランジ104とで構成され、ケース本体103の
上端面に形成した嵌合孔103aにフランジ10
4の底面に形成した突起104aを嵌入して互い
の位置合わせとしている。尚、ケース102の内
部にはスイツチ手段及び発光手段が収納され、そ
の開口部に表示操作部106が配置されている。
又、バリア105は合成樹脂で一体成形されたも
ので、その上端にフランジ部105aを有し、該
フランジ部105aの下部にケースのフランジ1
04と係合する溝105bが形成されていて、ケ
ース102の相対向する面に対し、バリア内面に
突設した突起105cをケース本体103に形成
した嵌合孔103bに挿脱自在に嵌入してケース
102の両側部に取り付けることによつて、ケー
ス本体103とフランジ104とを着脱自在に係
合させている。107はケース102の両側部に
装着された取付金具であつて、バネ材よりなり、
基部両側端を断面略コ字形状となすとともに、そ
の両端部から一対の腕部107aを突設させてい
る。
尚、前述したバリア105は、照光式スイツチ
101を1ケ操作パネルに取り付ける場合に使用
されるものであるが、照光式スイツチを多数個連
接し、各スイツチ間にバリアを配設して操作パネ
ルに取付ける場合には、前述のバリア105の溝
105bと突起105cとをバリア105の両側
面に形成し、両側の照光式スイツチと係合させれ
ばよい。
尚、図中109は照光式スイツチ101の下端
部から導出された端子、110は電子機器の内部
回路と照光式スイツチの端子109とを接続する
電気配線である。
叙上の構成からなる第3図及び第4図に示され
た照光式スイツチ101は、フランジ104とケ
ース本体103とを必要に応じて分離でき、端子
に接続された配線を外すことなく、ケース本体1
03をパネル後方へ移動することで、取り付けら
れた電子機器の操作パネルから容易に取り外すこ
とができ、照光式スイツチ101を取り付けた電
子機器は煩雑な配線外し作業を行うことなく操作
パネルを機器本体から取り外すことができる等メ
ンテナンスが容易に行い得るものであつた。
[考案が解決しようとする問題点] 然し乍ら、第3図及び第4図で示された従来の
照光式スイツチ101は、バリア105の存在を
必須とするため、バリア105をその本来の機能
に於いて必要としない場合でも、これを用いなけ
ればならず、そのために、部品点数も多くなり、
且つ取り付け操作が煩雑となる欠点を有してい
た。
本考案は、前述した従来の照光式スイツチの問
題点を解決するためになされたものであり、バリ
アを用いなくともパネルへの取り付け操作並びに
メンテナンス上の取外し操作も極めて容易な照光
式スイツチを提供することを目的とするものであ
る。
[問題点を解決するための手段] 前述した問題点は、パネル取付用フランジを備
え、且つスイツチ手段及び発光手段等の電気部材
を収納する筒状のケースを有する照光式スイツチ
に於いて、前記ケースの側壁中途部に、該ケース
を上部ケースと下部ケースとに着脱自在に分離せ
しめる掛合機構を設けると共に、前記上部ケース
の上端に前記フランジを一体に固設し、前記下部
ケースに前記電気部材を固定し、前記下部ケース
より、前記電気部材に接続された端子を導出した
ことを特徴とする照光式スイツチによつて解決さ
れるものである。
[実施例] 以下、実施例に基づいて本考案の構成を詳述す
る。
第1図イは本考案による照光式スイツチの一実
施例を示す概略斜視図、第1図ロは第1図イの一
部省略分解斜視図であり、第2図イは本考案の他
の実施例を示す概略斜視図、第2図ロは第2図イ
の一部省略分解斜視図である。
本考案による照光式スイツチ1は、上方が開口
された略筒状のケース2を有しており、ケース2
の側壁の中途部に、ケース2を上部ケース3と下
部ケース4に着脱自在に分離せしめる掛合機構6
を設け、さらに上部ケース3の上端にパネル(図
示せず)取付用のフランジ5を上部ケース3と一
体的に固設している。
第1図イ及び第1図ロで示される掛合機構6
は、上部ケース3の相対向した側壁下辺部3aか
ら垂下され且つ先端に突状部8を有する掛合片7
と、掛合片7に対向して下部ケース4の相対向し
た側壁上方に設けられた掛合孔9からなり、掛合
片7は少なくとも内方向(矢印R方向)への弾性
力を有しているものであり、掛合片7を掛合孔9
に向かつて移動することにより、掛合片7の突状
部8の上縁8aが掛合孔9の上縁9aに掛合さ
れ、上部ケース3と下部ケース4は堅固に連結さ
れるものである。上下部ケースの分離は、上部ケ
ース3の下辺部3aをR方向へ押しつつ双方のケ
ースを引き離すことで容易になすことができる。
第2図イ及び第2図ロで示される掛合機構6
は、上部ケース3の相対向した側壁下辺部3aか
ら垂下され且つ先端に突部12を有する左右一対
の掛合脚10と、掛合脚10に対向して下部ケー
ス4の相対向した側壁上方に上端の開放された略
逆T字状の掛合孔14からなり、一対の掛合脚1
0は少なくとも双方の間隔が互いに狭まる方向
(矢印S方向)の弾性力を有し、さらに掛合脚1
0の突部12は掛合脚10の中途部11の外方に
突出し且つ突部12にはピンセツト様の取外し器
具挿入用の小孔13が設けられるものであり、掛
合脚10を掛合孔14に向かつて移動することに
より、掛合脚10の突部12が掛合孔14の下方
の拡開部15に堅固に連結されるものである。上
下部ケース3,4の分離は、掛合脚10の小孔1
3に取外し器具の先端を挿入し、双方の掛合脚1
0をS方向に寄せつつ双方のケースを引き離すこ
とで容易になすことができる。尚、掛合脚10の
外側周縁に設けられた突条10aと、掛合孔14
の上方の狭窄部14bに設けられた凹溝14aと
は互いに嵌合され、上下ケースの掛合状態を一層
安定化せしめると共に、上下ケース3,4の脱着
時に於ける掛合脚10のスムーズな移動を可能と
する案内の役割を果たすものである。
掛合機構6の設けられた側壁とは異なる相対向
した下部ケース4及び上部ケース3の側壁辺部に
は、挿入片16,16′と該挿入片16,16′を
挟持しつつ上下に挿脱せしめる凹部17からなる
嵌合機構が配され、それにより上下ケース3,4
はずれ等が生ぜずに正確且つ強固に掛合がなされ
る。尚、双方の挿入片16,16′の巾等の寸法
を相違(それに応じて凹部17の巾等の寸法も変
更されるが)とすることにより、上部ケース3と
下部ケース4の嵌合方向を単一方向に規制できる
ものである。
尚、本考案の照光式スイツチ1に於いては、ケ
ース2の上方開口部に表示操作部18が配置され
ると共に、その内部にスイツチ手段及び発光ダイ
オード等からなる発光手段等の電気部材の総べて
が収納され、下部ケース4に端子19等を介して
電気配線20が接続され、且つ前記電気部材が固
定されている。ケース2の外壁には、バネ材より
なる取付金具が装着される。
尚、本考案の照光式スイツチ1は、バリアを取
付けることも可能であり、バリア装着時には、バ
リアが表示操作部18面より突出した山部を有す
る故に、照光スイツチ1の表示操作部18の誤操
作防止及び照光式スイツチ1のパネル取付時の美
観の向上を図ることができる。
[考案の作用及び効果] 上述構成に係る本考案の照光式スイツチは、パ
ネル取付時にバリア等の他の部品を不要とし、部
品点数の省略並びにパネル取付操作も一段と簡明
なものとなる。
また、本考案の照光式スイツチに於いては、下
部ケースに電気配線が接続されるための端子が設
けられ、且つスイツチ手段、発光手段等の電気部
材が固定されることから、上部ケースと下部ケー
ス間の電気的接続機構を全く要せずに、単なる掛
合機構のみにより下部ケースと上部ケースとが容
易に分離でき、さらに態々電気配線を外すことな
く照光式スイツチをパネルから取り外すことが可
能となり、パネルに係るメンテナンス作業が容易
になし得るものとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図イは本考案による照光式スイツチの一実
施例を示す概略斜視図、第1図ロは第1図イの一
部省略分解斜視図であり、第2図イは本考案の他
の実施例を示す概略斜視図、第2図ロは第2図イ
の一部省略分解斜視図、第3図は従来の照光式ス
イツチの概略分解斜視図、第4図は第3図による
照光式スイツチのパネルへの取付状態を示す要部
縦断面図である。 1……照光式スイツチ、2……ケース、3……
上部ケース、4……下部ケース、5……フラン
ジ、6……係合機構、7……掛合片、8……突条
部、9……掛合孔、10……掛合脚、12……突
部、13……小孔、14……掛合孔、15……拡
開部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) パネル取付用フランジを備え、且つスイツチ
    手段及び発光手段等の電気部材を収納する筒状
    のケースを有する照光式スイツチに於いて、前
    記ケースの側壁中途部に、該ケースを上部ケー
    スと下部ケースとに着脱自在に分離せしめる掛
    合機構を設けると共に、前記上部ケースの上端
    に前記フランジを一体に固設し、前記下部ケー
    スに前記電気部材を固定し、前記下部ケースよ
    り、前記電気部材に接続された端子を導出した
    ことを特徴とする照光式スイツチ。 (2) 掛合機構が、上部ケースの相対向した側壁下
    辺部から垂下され且つ先端に突条部を有する掛
    合片と、該掛合片に対向して下部ケースの相対
    向した側壁上方に設けられた掛合孔からなり、
    前記掛合片は少なくとも内方向の弾性力を有
    し、前記掛合片の突条部の上縁と前記掛合孔の
    上縁が着脱自在に掛合されることを特徴とする
    実用新案登録請求の範囲第1項記載の照光式ス
    イツチ。 (3) 掛合機構が、上部ケースの相対向した側壁下
    辺部から垂下され且つ先端に突部を有する左右
    一対の掛合脚と、該掛合脚に対向して下部ケー
    スの相対向した側壁上方に上端の開放された略
    逆T字状の掛合孔からなり、前記一対の掛合脚
    は少なくとも双方の間隔が互いに狭まる方向の
    弾性力を有し、さらに前記掛合脚の突部は前記
    掛合脚の中途部の外方に突出し且つ前記突部に
    は取外し器具挿入用の小孔が設けられ、前記掛
    合脚の突部が前記掛合孔の拡開部に着脱自在に
    掛合されることを特徴とする実用新案登録請求
    の範囲第1項記載の照光式スイツチ。
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