JPH029583Y2 - - Google Patents

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JPH029583Y2
JPH029583Y2 JP1981011228U JP1122881U JPH029583Y2 JP H029583 Y2 JPH029583 Y2 JP H029583Y2 JP 1981011228 U JP1981011228 U JP 1981011228U JP 1122881 U JP1122881 U JP 1122881U JP H029583 Y2 JPH029583 Y2 JP H029583Y2
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JP
Japan
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opening
case body
cover
end plate
mounting plate
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JP1981011228U
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JPS57125576U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、電気機器のケース装置に関するもの
である。
たとえば直管形の蛍光灯器具に用いられる横長
の安定器等の電気部品はケースに囲繞されつつ灯
具本体に取付けられるものである。すなわち、第
1図に示すように、安定器1は両端に接続端子部
である接続端子2を備えている。この安定器1を
保持するケース3は、安定器1が取付けられる取
付板4と安定器1を囲繞しつつ取付板4に固定さ
れるカバー5とよりなり、取付板4の両端には蛍
光灯の灯具本体に固定される取付孔6が形成され
ている。しかして、安定器1はケース3に囲繞さ
れつつ灯具本体に取付けられる。電気配線は灯具
本体を天井に取付けてから行うが、接続端子2が
カバー5により覆われてしまうのでカバー5を外
して配線作業をしたり点検作業をしなければなら
ない。しかし、カバー5を上に外すためには上方
に余裕をもつて作業スペースが得られる場合はよ
いが、狭い部分においてはきわめて困難な作業を
強いられることになる。
本考案はこのような点に鑑みなされたもので、
配線や点検作業をきわめて容易に行いうる電気機
器のケース装置を提供することを目的とするもの
である。
本考案は、断面コの字形の取付板と断面コの字
形で前記取付板よりも短いカバーとを形成し、こ
れらの取付板とカバーとのそれぞれの開口側を対
向させて係止孔と打出突起とを係合させることに
より一体化するとともに少なくとも一端に開口部
を形成した横長のケース本体を設け、端部に設け
られた接続端子部を前記開口部で開放させて前記
ケース本体内に電気部品を取付け、前記接続端子
部を覆うとともに前記開口部を閉塞する端板を設
け、この端板と前記取付板とに長手方向に係脱す
る突部と凹部とを形成し、前記カバーに係止孔を
形成するとともに前記端板に前記係止孔に係脱す
る係止爪を先端に有する弾発的な突片を形成した
ものである。したがつて、ケース本体は断面コの
字形の取付板とカバーとの開口側を対向させて係
合させることにより一体化されるケース構造であ
るため、構造が簡単で安価にできるとともに配線
や点検に際しては端板をケース本体の長手方向外
側に向けて外して接続端子部を露出し、作業終了
後は端板をケース本体の長手方向内側に向けて移
動させ、突部と凹部および係止孔と係止爪とを互
いに係合させて開口部を端板により閉塞し、した
がつて、ケース本体の上部に作業スペースが充分
に存在しなくても、配線や点検作業をきわめて容
易に行いうるように構成したものである。
本考案の第一の実施例を第2図ないし第10図
に基いて説明する。第1図において説明した部分
と同一部分は同一符号を用いて説明する。電気部
品である安定器1を囲繞しつつ保持する横長のケ
ース本体7が設けられている。このケース本体7
は両端に灯具本体に取付けられる取付孔6が形成
された断面コ字形の取付板8と断面コ字形で前記
取付板8より短かいカバー9とよりなる。取付板
8の両側には側板10,11が形成され、カバー
9の両側にも側板12,13が形成され、これら
の側板10,11,12,13の対向面には互い
に弾発的に係合する係止孔14と打出突起15と
が形成されている。また、このケース本体7の両
端には前記安定器1の両端に設けた電源部である
接続端子2を開放する開口部16が形成され、こ
れらの開口部16を閉塞する端板17が設けられ
ている。これらの端板17は弾性を有するプラス
チツクスにより形成されたもので、上面中央には
前記ケース本体7の長手方向に沿つて突出すると
ともにその突出方向に対して直交する方向に弾発
的に係合する突片18が形成され、この突片18
の先端には係止爪19が形成され、また、端板1
7の下部両側にはそれぞれ溝20と突部21とが
形成されている。ついで、前記カバー9の中心部
両端には係止孔である角孔21が形成され、ま
た、前記側板10,11にはそれぞれ突片23と
凹部24とが形成されている。
このような構成において、安定器1は取付板8
に取付けられるが、安定器1は取付板8にカバー
9を取付ける前に取付板8に組立てられるので組
立て易い。ついで、ケース本体7の開口部16に
端板17を対向させてその端板17をケース本体
7の長手方向に沿つて内方へ押圧する。これによ
り、突片18は三角形の係止爪19の先端の斜面
が開口部16の開口縁内に滑り込むので弾性的に
撓み、係止爪19が角孔22に弾発的に係合し、
溝20と突片23及び突部21と凹部24とが互
いに係合する。すなわち、ケース本体7と安定器
1と端板17とがユニツトとして組立てられる。
このようなユニツトは蛍光灯の器具本体(図示せ
ず)に取付けられる。器具本体は天井に取付けら
れ、天井裏に配線された電源コードを安定器1の
接続端子2に接続する。この作業は端板17を外
して行う。端板17は角孔22の上から係止爪1
9を押して突片18を下方へ撓ませつつケース本
体7の長手方向の外方へ引くことによりケース本
体7から外す。そして、配線後は端板17を前述
した動作によりケース本体7に取付けて接続端子
2を覆う。
このように、配線や点検に際しては安定器1の
接続端子2を露出させる必要があるが、その作業
は端板17をケース本体7の長手方向に沿つて動
かすことにより行うことにより、ケース本体7の
上部に作業スペースが広くとることができない場
所でも簡単に行われ、したがつて、配線や点検作
業は容易である。
ついで、本考案の第二の実施例を第11図に示
す。前記実施例と同一部分については第一符号を
用い説明も省略する。本実施例は前記溝20及び
突部21に代えて端板17の下部にそれぞれ溝2
5及び突部26を形成し、これらの溝25に係合
する係止片27及び突部26に係合する凹部28
を取付板8に切起して形成したものである。した
がつて、端板17を開口部16に押し付けること
により、溝25と係止片27及び突部26と凹部
28とが係合し、端板17の上方及び下方並びに
左右方向の動きを固定する。端板17の前後方向
の動きは角孔22と係止爪19との係合により固
定する。なお、係止爪19を突片18の先端に下
向きに形成してケース本体7の上部から角孔22
に弾発的に係合させてもよいものである。
本考案は上述のように構成したので、ケース本
体は断面コの字形の取付板とカバーとの開口側を
対向させて係合させることにより一体化されるケ
ース構造であるため、構造が簡単で安価にできる
とともに配線や点検に際してケース本体に取付け
た電気部品の接続端子部を露出するが、端板をケ
ース本体の長手方向に沿つて移動することにより
接続端子部を露出させあるいは覆うことができ、
したがつて、ケース本体の上部空間を小さくする
ことができ、しかも、配線や点検作業をきわめて
容易に行うことができる等の効果を有するもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例を示す斜視図、第2図ないし第
10図は本考案の第一の実施例を示すもので、第
2図は斜視図、第3図は分解斜視図、第4図はケ
ース本体の縦断側面図、第5図は内部機構を省略
して端板とケース本体との取付状態を示した縦断
正面図、第6図は正面図、第7図は背面図、第8
図は平面図、第9図は底面図、第10図は側面
図、第11図は本考案の第二の実施例を示す一部
の分解斜視図である。 1……電気部品、2……接続端子部、7……ケ
ース本体、8……取付板、9……カバー、16…
…開口部、17……端板、19……係止爪、21
……突部、22……係止孔、24……凹部、26
……突部、28……凹部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 断面コの字形の取付板と断面コの字形で前記取
    付板よりも短いカバーとを形成し、これらの取付
    板とカバーとのそれぞれの開口側を対向させて係
    止孔と打出突起とを係合させることにより一体化
    するとともに少なくとも一端に開口部を形成した
    横長のケース本体を設け、端部に設けられた接続
    端子部を前記開口部で開放させて前記ケース本体
    内に電気部品を取付け、前記接続端子部を覆うと
    ともに前記開口部を閉塞する端板を設け、この端
    板と前記取付板とに長手方向に係脱する突部と凹
    部とを形成し、前記カバーに係止孔を形成すると
    ともに前記端板に前記係止孔に係脱する係止爪を
    先端に有する弾発的な突片を形成したことを特徴
    とする電気機器のケース装置。
JP1981011228U 1981-01-29 1981-01-29 Expired JPH029583Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1981011228U JPH029583Y2 (ja) 1981-01-29 1981-01-29

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JP1981011228U JPH029583Y2 (ja) 1981-01-29 1981-01-29

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Publication Number Publication Date
JPS57125576U JPS57125576U (ja) 1982-08-05
JPH029583Y2 true JPH029583Y2 (ja) 1990-03-09

Family

ID=29809371

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JP1981011228U Expired JPH029583Y2 (ja) 1981-01-29 1981-01-29

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JPS58195472U (ja) * 1982-06-21 1983-12-26 東亜特殊電機株式会社 ケ−ス
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JPS57125576U (ja) 1982-08-05

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