JP3471481B2 - 間仕切り用パネルにおける幅木取付け構造 - Google Patents
間仕切り用パネルにおける幅木取付け構造Info
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- JP3471481B2 JP3471481B2 JP09706995A JP9706995A JP3471481B2 JP 3471481 B2 JP3471481 B2 JP 3471481B2 JP 09706995 A JP09706995 A JP 09706995A JP 9706995 A JP9706995 A JP 9706995A JP 3471481 B2 JP3471481 B2 JP 3471481B2
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- Japan
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- hole
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- Conveying And Assembling Of Building Elements In Situ (AREA)
- Installation Of Indoor Wiring (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は間仕切り用パネルに係
り、特に間仕切り用パネルにおける幅木取付け構造に関
する。 【０００２】 【従来の技術】従来、広い事務室等においては、室を小
さく仕切って使用するために間仕切りが使用されるが、
この際間仕切りは永久に固定する場合もあるが、一般的
には、部屋の模様替え等が随時できるように脚を備えた
もので移動可能としたものが使用されている。 【０００３】このような間仕切用パネルは、下部に脚を
備えた適宜間隔の支柱間に適宜厚さのパネルを取り付け
ているものであるが、このパネルの底面は床面よりも高
い位置にある場合が多い。したがって支柱とパネルの底
面との間が開放されることにより足元が丸見えとなるた
め、ここの目隠しが必要な場合にはパネルの下部に幅木
がパネルの長さに沿って取付けられるようになってい
る。 【０００４】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな幅木を取付ける場合、従来、パネルに対して止めネ
ジ等により吊り下げて固定するか、あるいは支柱の側面
に取付座を設けてこれにネジ止めすることにより固定し
ているためネジの頭部が外側に露出することになり、見
栄えが悪くなるばかりでなく取付や取外しに工具が必要
であるとともに時間がかかると云う欠点があった。ま
た、幅木にも取付のためのネジ孔やその他の加工が必要
となり、これらを含み構造が複雑なものとなっていた。 【０００５】本発明はこれに鑑み、従来支柱や幅木に施
していた取付用の加工を一切不要とし、しかも取付けや
取り外しが容易にできるようにした間仕切りパネルにお
ける幅木の取付け構造を提供して従来技術の欠点の解消
を図ることを目的としたものである。 【０００６】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は、支柱およびパネルからなる間仕切りにおい
て、該パネルの底面の長手方向に設けた複数個の取付け
穴に吊り具の頭部をそれぞれ嵌着し、平板状の幅木の上
下部を前記吊り具の上下に設けた係合部に嵌合支持する
ようにし、前記頭部の下にくびれ部があり、このくびれ
部の付け根に延設された水平張出部分があってこの水平
張出部分に位置決め用凸部が設けられていることを特徴
とする。 【０００７】 【作用】上記構成によれば、パネルの底面の穴に吊り具
を取付けてこの吊り具に幅木を取付けるようにしたか
ら、目隠しが必要な場合は吊り具に幅木を取付ければよ
く、また不要な場合は吊り具および幅木を取り去ればよ
い。 【０００８】 【実施例】以下、本発明を図面に示す実施例を参照して
説明する。 【０００９】本発明にかかる間仕切り用パネルにおける
幅木取付け構造は、図１に示すように支柱１とパネル２
とで構成された間仕切りにおいて、該パネル２の底面の
長手方向に設けた複数個の取付け穴３にそれぞれ吊り具
４を嵌着して、平板状の幅木５の上下部を前記吊り具４
の上下に設けた係合部６，７に取付けるようにしたもの
である。 【００１０】上記吊り具４の取付け穴３は、図４に示す
ようにパネル２の底面から見ると、この穴３は長手方向
に対して幅の広い穴３ａと幅の狭い穴３ｂとが連続した
ものからなっていて、パネル２の長手方向の中心に近い
方に穴３ａ、端部に近い方に穴３ｂがくるように設けら
れている。 【００１１】図２（ｂ）および図５は吊り具４の単体構
造を示すもので、合成樹脂等の材料からなり、前記穴３
ａを通過できる大きさの頭部４ａの直ぐ下にくびれ部４
ｂがあり、くびれ部４ｂの付け根４ｃに延設された水平
張出部分４ｇがあってこの部分に位置決め用凸部４ｄが
設けられている。また、付け根４ｃの下部は所定高さの
柱４ｅとなっていて柱４ｅの上部に近い位置には前記係
合部６が、柱４ｅの根元となる基部４ｆには柱４ｅと離
間した位置に上向きに突出する前記係合部７が設けられ
ている。上記柱４ｃの途中部には必要により配線用のケ
ーブル掛け（フック）を設けることもある。 【００１２】これに対して幅木５は、図２に示すように
横方向に長い四角形の平板で構成され、上端部５ａは前
記係合部６に係合できるように内側に折り曲げられ、下
端はコ字状に折り曲げられてその底部に前記係合部７が
嵌入し得る長孔５ｂ，５ｂが形成された構造をなしてい
る。 【００１３】つぎにパネル２に幅木５を取付ける場合を
説明する。 【００１４】まず、その前にパネル２に吊り具４を取付
けるには吊り具４の頭部４ａを含むくびれ部４ｂを取付
け穴３の３ａ部分に向けて挿入してくびれ部４ｂが穴３
と同じ高さとなるように、つまり穴３の下面側に付け根
４ｃが接するようにする。 【００１５】つぎに吊り具４を穴３ｂ側に移動させる
と、位置決め用凸部４ｄが穴３ａの先端部に係合して位
置決めされ、同時にくびれ部４ｂは穴３ａから穴３ｂに
移動するため吊り具４は上下方向が拘束されて取付け状
態となる。こうして１枚のパネル２に一対の吊り具４，
４を取付ける。 【００１６】これに幅木５を取付けるには、幅木５の下
端の長孔５ｂ，５ｂを吊り具４，４の係合部７，７に嵌
合させ、幅木５の上端部５ａを吊り具４の係合部６に係
合させるようにすれば、係合部６が下方にたわんで係合
し、係合部６の復元によりきっちりと嵌って図１，図３
に示した取付け状態が得られる。この状態において幅木
５を吊り具４から取外す場合も逆の手順により外すこと
ができる。 【００１７】さらに吊り具４をパネル２から取外す場合
は、吊り具４をその取付けられている穴３ｂから３ａに
移動させて穴３の幅広い位置に移動させたのち引き下げ
ることにより取外しができる。 【００１８】なお、支柱１とパネル２の連結は図１に示
す実施例においては左右の支柱１の間に中間支柱１Ａが
あって、支柱１と中間支柱１Ａとの間に設けられたパネ
ル２とはジョイナータイプＡ，Ｂによる連結具８，９で
連結されている。 【００１９】この連結は支柱１側の取付穴とパネル２側
に設けた取付穴１０にジョイナータイプＡの連結具８の
左右の突出部をそれぞれ挿入したのち引き下げることに
より固定されるものである。 【００２０】また、パネル２と中間支柱１Ａとの連結も
中間支柱１Ａに設けられた取付穴１１を挟んでに左右の
パネル２に設けられた取付穴にジョイナータイプＢによ
る連結具９の左右の突出部を挿入したのち、引き下げる
ことにより固定されるようにしたものである。 【００２１】なお、図１において、１２は支柱カバー、
１３は脚である。 【００２２】 【発明の効果】本発明は以上説明したように構成したか
ら、従来パネルの下部に設けられていた幅木は本発明に
よれば単なる板材で良く、しかも取付けや取外しは吊り
具に対して引掛けるだけで行えるので取付けや取外しに
際しても従来のように工具やビス類を用いることなく簡
単に行え、外観上も取付けによるビス等の頭部が露出す
るような見ぐるしさがなくなるのて見栄えが向上する。
り、特に間仕切り用パネルにおける幅木取付け構造に関
する。 【０００２】 【従来の技術】従来、広い事務室等においては、室を小
さく仕切って使用するために間仕切りが使用されるが、
この際間仕切りは永久に固定する場合もあるが、一般的
には、部屋の模様替え等が随時できるように脚を備えた
もので移動可能としたものが使用されている。 【０００３】このような間仕切用パネルは、下部に脚を
備えた適宜間隔の支柱間に適宜厚さのパネルを取り付け
ているものであるが、このパネルの底面は床面よりも高
い位置にある場合が多い。したがって支柱とパネルの底
面との間が開放されることにより足元が丸見えとなるた
め、ここの目隠しが必要な場合にはパネルの下部に幅木
がパネルの長さに沿って取付けられるようになってい
る。 【０００４】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな幅木を取付ける場合、従来、パネルに対して止めネ
ジ等により吊り下げて固定するか、あるいは支柱の側面
に取付座を設けてこれにネジ止めすることにより固定し
ているためネジの頭部が外側に露出することになり、見
栄えが悪くなるばかりでなく取付や取外しに工具が必要
であるとともに時間がかかると云う欠点があった。ま
た、幅木にも取付のためのネジ孔やその他の加工が必要
となり、これらを含み構造が複雑なものとなっていた。 【０００５】本発明はこれに鑑み、従来支柱や幅木に施
していた取付用の加工を一切不要とし、しかも取付けや
取り外しが容易にできるようにした間仕切りパネルにお
ける幅木の取付け構造を提供して従来技術の欠点の解消
を図ることを目的としたものである。 【０００６】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は、支柱およびパネルからなる間仕切りにおい
て、該パネルの底面の長手方向に設けた複数個の取付け
穴に吊り具の頭部をそれぞれ嵌着し、平板状の幅木の上
下部を前記吊り具の上下に設けた係合部に嵌合支持する
ようにし、前記頭部の下にくびれ部があり、このくびれ
部の付け根に延設された水平張出部分があってこの水平
張出部分に位置決め用凸部が設けられていることを特徴
とする。 【０００７】 【作用】上記構成によれば、パネルの底面の穴に吊り具
を取付けてこの吊り具に幅木を取付けるようにしたか
ら、目隠しが必要な場合は吊り具に幅木を取付ければよ
く、また不要な場合は吊り具および幅木を取り去ればよ
い。 【０００８】 【実施例】以下、本発明を図面に示す実施例を参照して
説明する。 【０００９】本発明にかかる間仕切り用パネルにおける
幅木取付け構造は、図１に示すように支柱１とパネル２
とで構成された間仕切りにおいて、該パネル２の底面の
長手方向に設けた複数個の取付け穴３にそれぞれ吊り具
４を嵌着して、平板状の幅木５の上下部を前記吊り具４
の上下に設けた係合部６，７に取付けるようにしたもの
である。 【００１０】上記吊り具４の取付け穴３は、図４に示す
ようにパネル２の底面から見ると、この穴３は長手方向
に対して幅の広い穴３ａと幅の狭い穴３ｂとが連続した
ものからなっていて、パネル２の長手方向の中心に近い
方に穴３ａ、端部に近い方に穴３ｂがくるように設けら
れている。 【００１１】図２（ｂ）および図５は吊り具４の単体構
造を示すもので、合成樹脂等の材料からなり、前記穴３
ａを通過できる大きさの頭部４ａの直ぐ下にくびれ部４
ｂがあり、くびれ部４ｂの付け根４ｃに延設された水平
張出部分４ｇがあってこの部分に位置決め用凸部４ｄが
設けられている。また、付け根４ｃの下部は所定高さの
柱４ｅとなっていて柱４ｅの上部に近い位置には前記係
合部６が、柱４ｅの根元となる基部４ｆには柱４ｅと離
間した位置に上向きに突出する前記係合部７が設けられ
ている。上記柱４ｃの途中部には必要により配線用のケ
ーブル掛け（フック）を設けることもある。 【００１２】これに対して幅木５は、図２に示すように
横方向に長い四角形の平板で構成され、上端部５ａは前
記係合部６に係合できるように内側に折り曲げられ、下
端はコ字状に折り曲げられてその底部に前記係合部７が
嵌入し得る長孔５ｂ，５ｂが形成された構造をなしてい
る。 【００１３】つぎにパネル２に幅木５を取付ける場合を
説明する。 【００１４】まず、その前にパネル２に吊り具４を取付
けるには吊り具４の頭部４ａを含むくびれ部４ｂを取付
け穴３の３ａ部分に向けて挿入してくびれ部４ｂが穴３
と同じ高さとなるように、つまり穴３の下面側に付け根
４ｃが接するようにする。 【００１５】つぎに吊り具４を穴３ｂ側に移動させる
と、位置決め用凸部４ｄが穴３ａの先端部に係合して位
置決めされ、同時にくびれ部４ｂは穴３ａから穴３ｂに
移動するため吊り具４は上下方向が拘束されて取付け状
態となる。こうして１枚のパネル２に一対の吊り具４，
４を取付ける。 【００１６】これに幅木５を取付けるには、幅木５の下
端の長孔５ｂ，５ｂを吊り具４，４の係合部７，７に嵌
合させ、幅木５の上端部５ａを吊り具４の係合部６に係
合させるようにすれば、係合部６が下方にたわんで係合
し、係合部６の復元によりきっちりと嵌って図１，図３
に示した取付け状態が得られる。この状態において幅木
５を吊り具４から取外す場合も逆の手順により外すこと
ができる。 【００１７】さらに吊り具４をパネル２から取外す場合
は、吊り具４をその取付けられている穴３ｂから３ａに
移動させて穴３の幅広い位置に移動させたのち引き下げ
ることにより取外しができる。 【００１８】なお、支柱１とパネル２の連結は図１に示
す実施例においては左右の支柱１の間に中間支柱１Ａが
あって、支柱１と中間支柱１Ａとの間に設けられたパネ
ル２とはジョイナータイプＡ，Ｂによる連結具８，９で
連結されている。 【００１９】この連結は支柱１側の取付穴とパネル２側
に設けた取付穴１０にジョイナータイプＡの連結具８の
左右の突出部をそれぞれ挿入したのち引き下げることに
より固定されるものである。 【００２０】また、パネル２と中間支柱１Ａとの連結も
中間支柱１Ａに設けられた取付穴１１を挟んでに左右の
パネル２に設けられた取付穴にジョイナータイプＢによ
る連結具９の左右の突出部を挿入したのち、引き下げる
ことにより固定されるようにしたものである。 【００２１】なお、図１において、１２は支柱カバー、
１３は脚である。 【００２２】 【発明の効果】本発明は以上説明したように構成したか
ら、従来パネルの下部に設けられていた幅木は本発明に
よれば単なる板材で良く、しかも取付けや取外しは吊り
具に対して引掛けるだけで行えるので取付けや取外しに
際しても従来のように工具やビス類を用いることなく簡
単に行え、外観上も取付けによるビス等の頭部が露出す
るような見ぐるしさがなくなるのて見栄えが向上する。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明にかかる幅木取付装置が取付けられた間
仕切りパネルの正面図。 【図２】（ａ）は分解斜視図、（ｂ）は吊り具の拡大斜
視図。 【図３】（ａ）は吊り具と幅木の取付状態を示し、
（ｂ）は（ａ）のＡ−Ａ矢視断面図。 【図４】図１のパネルの底面に設けられた取付け穴の形
状を示す図３のＢ−Ｂ矢視断面図。 【図５】本発明の吊り具の構造を示し、（ａ）は平面
図、（ｂ）は正面図、（ｃ）は側面図。 【符号の説明】 １ 支柱 ２ パネル ３ 取付け穴 ３ａ，３ｂ 穴 ４ 吊り具 ５ 幅木 ６，７ 係合部
仕切りパネルの正面図。 【図２】（ａ）は分解斜視図、（ｂ）は吊り具の拡大斜
視図。 【図３】（ａ）は吊り具と幅木の取付状態を示し、
（ｂ）は（ａ）のＡ−Ａ矢視断面図。 【図４】図１のパネルの底面に設けられた取付け穴の形
状を示す図３のＢ−Ｂ矢視断面図。 【図５】本発明の吊り具の構造を示し、（ａ）は平面
図、（ｂ）は正面図、（ｃ）は側面図。 【符号の説明】 １ 支柱 ２ パネル ３ 取付け穴 ３ａ，３ｂ 穴 ４ 吊り具 ５ 幅木 ６，７ 係合部
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項１】支柱およびパネルからなる間仕切りにおい
て、該パネルの底面の長手方向に設けた複数個の取付け
穴に吊り具の頭部をそれぞれ嵌着し、平板状の幅木の上
下部を前記吊り具の上下に設けた係合部に嵌合支持する
ようにし、前記頭部の下にくびれ部があり、このくびれ
部の付け根に延設された水平張出部分があってこの水平
張出部分に位置決め用凸部が設けられていることを特徴
とする間仕切り用パネルにおける幅木取付け構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP09706995A JP3471481B2 (ja) | 1995-04-21 | 1995-04-21 | 間仕切り用パネルにおける幅木取付け構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP09706995A JP3471481B2 (ja) | 1995-04-21 | 1995-04-21 | 間仕切り用パネルにおける幅木取付け構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08291575A JPH08291575A (ja) | 1996-11-05 |
| JP3471481B2 true JP3471481B2 (ja) | 2003-12-02 |
Family
ID=14182362
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP09706995A Expired - Lifetime JP3471481B2 (ja) | 1995-04-21 | 1995-04-21 | 間仕切り用パネルにおける幅木取付け構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3471481B2 (ja) |
-
1995
- 1995-04-21 JP JP09706995A patent/JP3471481B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH08291575A (ja) | 1996-11-05 |
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