JPH0323786Y2 - - Google Patents

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JPH0323786Y2
JPH0323786Y2 JP1527686U JP1527686U JPH0323786Y2 JP H0323786 Y2 JPH0323786 Y2 JP H0323786Y2 JP 1527686 U JP1527686 U JP 1527686U JP 1527686 U JP1527686 U JP 1527686U JP H0323786 Y2 JPH0323786 Y2 JP H0323786Y2
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JP
Japan
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cover
corner
wiring
baseboard
synthetic resin
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JP1527686U
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Description

【考案の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 本考案は、下端部に電源系、信号系、電話系の
ケーブルを配線する配線空間を形成した可動間仕
切を、L字型、T字型に連結して、各間仕切に配
線した時に、コーナー部分に露出するケーブルを
隠蔽する可動間仕切におけるコーナー配線部隠蔽
装置に関するものである。
《従来の技術と問題点》 従来の上記装置は、コーナー部分に合致するカ
バーを可動間仕切にネジ止めして、コーナー部分
に露出するケーブルを隠蔽していた。
この為、電話線、通信線の様に比較的配線替え
の頻度の多いものであつても、その都度カバーを
取りはずさなければならず、この作業が非常に煩
わしかつた。
《本考案の目的と構成》 本考案は、簡単な構造で安価に製作でき、美観
的にもすぐれ、配線作業の容易なコーナー配線部
隠蔽装置を提供する事を目的とし、その要旨は、
可動間仕切にもうけた軟質合成樹脂よりなるケー
ブル挿入部に連続して、コーナーカバーに軟質合
成樹脂よりなるコーナー底部カバーをもうけた事
を特徴とするものである。
《実施例》 以下、実施例を図面に基づいて説明する。
第2図は、本考案を具備した可動間仕切を互い
に90度に連結した状態を示し、1はパネル本体、
2はパネル本体1の上端面に取りつけられた天キ
ヤツプ、3はパネル本体1の左右端面に取りつけ
られたサイドカバー、4は巾木、40は配線カバ
ー、6はコーナーカバー、7は連結部材、8はサ
イド側端カバーである。
パネル本体1は、基板の周端部を内方に折り曲
げて、上下左右連結突片11……,11′……を
形成した前後板10,10′を連結して形成され
ている。
尚、実施例では、上下連結突片11……,1
1′……の中央部に切り欠き12,12′を形成
し、内部にペーパーハニカム等を介在せしめて、
前記切り欠き12,12′をかみ合わせる様にし、
切り欠き12,12′の左右側で前後板10,1
0′の上下連結突片11,11′が上下逆に重合
し、さらに左右連結突片11,11′が左右端部
で逆に重合し、各連結孔が一致した状態でリベツ
トにて連結している。
天キヤツプ2は、断面及び側面視略下向きコ字
型で、裏面に合成樹脂の押し出し成型によつて形
成され、下端に取付縁を有する天キヤツプ取付材
21が嵌着されており、バネ材より断面略上向き
コ字型に形成され、パネル本体1の上端面左右端
部に取りつけられた天キヤツプ取付金具22,2
2に着脱自在に取りつけられている。
サイドカバー3は、スロツトカバー90を介し
てパネル本体の左右端部にネジ止めされた縦枠5
に着脱自在にとりつけられる。
スロツトカバー90は、合成樹脂にて形成さ
れ、横断面略コ字型をなし、前後端部に後記する
縦枠5の係合孔54……を隠蔽するスロツト隠蔽
部91,91を有している。
そして、縦枠5は、横断面略コ字型の取付基板
51の両端部を外方にL字型に折り曲げて、形成
した連結部材7の保持突片52,52と、取付基
板51の所定数個所をそのまま外方に突出せし
め、端部を内方に対向して折り曲げて形成した係
合突片53……を有している。
そして取付基板51の側片511,511には
上下方向に所定間隔を有して複数個の係合孔54
……を形成すると共に、取付基板51の内面上端
部にサイドカバー固定装置9をもうけている。
そして、サイドカバー3は、前後両端部を内方
に折り曲げて係止突片31,31を形成した偏平
板状の表板32と、該表板32の裏面に取りつけ
られたサイドカバー補強材33と、裏面上端部に
前記固定装置9に対応してもうけられた固定用受
け座34より構成されている。
サイドカバー補強材33は、縦枠5側に突出す
る横断面コ字型の基板の両端部を、表板32の係
止突片31,31側に折り曲げて、傾斜片部3
5,35を形成し、この傾斜片部35,35に前
記縦枠5の係合突起53……に対応して、係止孔
36……が形成されると共に、前記係止孔36…
…の下方に表板32と平行で、後記連結部材7の
取付脚部71が密嵌される間隙を、係止突片3
1,31間に有する切り起こし突片38……が形
成されている。
前記固定用受座34は、前記サイドカバー固定
装置9にもうけた固定用ボルト(図示せず)と連
携し、係止孔36……と係合突起53……が確実
に係合し、縦枠5にサイドカバー3を連結した
り、あるいは、係合突起53……から係止孔36
……を逸脱せしめたりする機能を有する構成とな
つている。
連結部材7は、合成樹脂の押し出し成形によつ
て形成され、中央部分に可撓性を有し、両側に対
称形の取付脚部71,71が形成されている。
そして、取付脚部71は、サイドカバー3の端
部と縦枠5の保持突片52間に位置し、係止突片
31,31と、切り起こし突片38,38間で挟
持され、端部に前記係止突片31,31に係止さ
れる係止突部74,74を有している。
サイド側端カバー8は、合成樹脂の押し出し成
形によつて形成され、横断面二股状をなし、縦枠
5の保持突片52の端面と、保持突片52と、サ
イドカバー3間を隠蔽するカバー部80と、保持
突片52とサイドカバー3の端部間に嵌入される
2つの突出脚部82,82を有している。
尚、連結部材7をサイドカバー3に取付ける時
は、縦枠5からとりはずされたサイドカバー3の
端部に、側方より連結部材7の取付脚部71に形
成した係止突部74を係止突片31に係止せしめ
る。
この時、切り起こし突片38……は、上下に所
定間隔を有して形成しているので、連結部材7が
取付後、ガタ付く様であれば、指先で切り起こし
突片38……を係止突片31側に押しつけて変形
させれば連結部材7を強固に取りつける事ができ
る。
そして、可動間仕切をL字型に連結する場合
は、2つのサイドカバー3,3のそれぞれの一方
の端部に連結部材を取りつけて2つのサイドカバ
ー3,3を連結部材7で連結した状態となし、次
にサイドカバー3,3をそれぞれの可動間仕切に
とりつけられた縦枠5,5に連結すればよい。
巾木4は、前記パネル本体1の左右端部下面に
とりつけられた左右脚83,83間の前方及び、
後方に巾木取付金具41,41等にて着脱自在に
とりつけられ、左右脚83,83及び、左右脚8
3,83間にもうけられた仕切板84等を隠蔽
し、上部配線空間900を形成する。
脚83は、横断面略コ字型のパネル連結部85
と、該パネル連結部85の下端部に形成したアジ
ヤスター取付部86より形成され、前記パネル連
結部85の左右側端面にはパネル本体1との連結
孔861……、及び位置決め突起862が形成さ
れ、前後側面にはコーナーカバー6の取付孔86
3が形成され、アジヤスター取付部86には、ア
ジヤスター864の取付け用螺孔865と、前記
巾木取付金具41、仕切板84、セパレーター8
7、底板88の取付孔866が形成されている。
巾木取付金具41は、バネ材より形成され、前
後端部にへの字型の巾木係止突部411,411
と、中央部に前記取付孔866に対応して取付孔
412が形成されている。
仕切板84は、断面下向き略コ字型で、パネル
本体1の前後寸法にほぼ一致する寸法を有し、左
右端部が、脚83,83のアジヤスター取付部8
6の上面にとりつけられ、後記する下部配線空間
500と、上部配線空間900を仕切つている。
そして、巾木4は、縦断面略コ字型をなし、上
面左右端部に、上方に突出し、前記パネル本体1
の前後板10,10′の下連結用突片11,1
1′に形成した巾木係止孔13,13′……に係合
する巾木係止突片43,43と、下面左右端部
に、前記巾木取付金具41の巾木係止突部411
と係合する巾木係合孔42,42を有している。
配線カバー40は、前記巾木取付金具41の下
面にもうけた円筒形のセパレーター87によつ
て、前記仕切板84の下方に所定間隔を有して、
脚83にネジ止めされた底板88の前後面にとり
つけられており、底板88の前後端部に形成した
上向き突片881,881に外嵌する取付外嵌部
44と、取付外嵌部44の上方に突出し、下部配
線空間500を形成すると共に外部から隠蔽する
ケーブル挿入部45より構成されている。
尚、配線カバー40の、ケーブル挿入部45
は、軟質合成樹脂で、取付外嵌部44は硬質合成
樹脂で形成されている。
コーナーカバー6は、互いに連結された可動間
仕切のコーナー部分に露出したケーブルを、上方
から隠蔽する上方隠蔽部61と、側方から隠蔽す
る側方隠蔽部62よりなる断面略逆さL字型の上
部コーナーカバー63と、該上部コーナーカバー
63の下端部に形成された取付突片64に取りつ
けられるコーナー底部カバー65より構成されて
いる。
上部コーナーカバー63は、前記は巾木4と同
寸の高さを有し、左右端部に、外方に突出し、前
記脚83にネジ止めされる連結用突片66,66
を有している。
コーナー底部カバー65は、断面略逆さL字型
をなし、前記取付突片64に両面テープ等にて取
りつけられる硬質合成樹脂からなる取付面651
と、該取付面651と同時に、軟質合成樹脂より
成形され、前記側方隠蔽部62の下方部分を隠蔽
するコーナー下部隠蔽部652から構成されてい
る。
本考案は、以上の如く構成され、上部配線空間
900を電源系のケーブル配線用として、下部配
線空間500を信号系、及び電話のケーブル配線
用として使用される。
そして、上部配線空間900に配線する場合
は、巾木4を取り外して配線し、下部配線空間5
00に配線する場合は、ケーブルを配線カバー4
0の外側から押し込む様にして配線する。そして
所定の個所でケーブル取り出し用の巾木、あるい
は、コンセント付の巾木から外部に取り出され
る。
但し、下部配線空間500に配線された信号
線、電話線は、底板カバー5のケーブル挿入部5
4が軟質合成樹脂で形成されているので、所望の
位置から外部にとり出せばよい。
一方、上記ケーブルを、さらに他方の可動間仕
切に連続して配線する場合は、上記と同様に他方
の配線空間内にケーブルを延長した後、可動間仕
切のコーナー部分に露出したケーブルを覆つて、
コーナーカバー6の連結用突片66と、脚83を
ネジ止めし、コーナーカバー6をとりつける。
次に各間仕切に巾木4を取りつけてケーブルを
隠蔽する。
また、下部配線空間500に配線された電話線
を、配線しなおす時は、ケーブル挿入部54、コ
ーナー下部隠蔽部652が、それぞれ軟質合成樹
脂にて形成されているので、その弾性に抗して引
き出したり、あるいは、押し込んだりして配線し
なおせばよい。
尚、実施例では、可動間仕切をL字型に連結し
た場合を述べているが、T字型の場合は、上部カ
バーの形状が平面視四角形となる。
また、コーナー底部カバーを軟質合成樹脂より
なるコーナー下部隠蔽部652と、硬質合成樹脂
よりなる取付面651より構成しているが、取り
つけの構成(例えばネジ止め)によつては、両者
を軟質合成樹脂で形成してもよく、本考案の要旨
を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
《効果》 以上の如く、本考案は、下部配線空間の底板カ
バーのケーブル挿入部を軟質合成樹脂にて形成
し、可動間仕切のコーナー部分にとりつけられる
コーナーカバーのコーナー底部カバーを軟質合成
樹脂にて形成しているので、連結された可動間仕
切にケーブルを連続して配線する場合、単に外側
からケーブルを押し込むだけでよく、従来の様
に、コーナーカバーをその都度取り外す必要がな
く配線できるので、非常に配線作業が簡単であ
り、しかも、ケーブルが位置する個所を隠蔽でき
るので、非常に体裁がよく、しかも、簡単な構造
で、合成樹脂によつて形成されているので、安価
に製作でき、さらに、ケーブル挿入部と、コーナ
ー底部カバーに連続した一体感が生じ、美観的に
もすぐれた、実用に即した有益な考案である。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の実施例の一つを示し、第1図は第
2図のA−A線拡大断面図、第2図は本考案を具
備した可動間仕切を連結した状態を示す斜視図、
第3図は可動間仕切の要部分解斜視図、第4図は
第2図のB−B線拡大断面図、第5図は第2図の
C−C線拡大断面図、第6図は第1図のD−D線
端面図である。 1……パネル本体、2……天キヤツプ、3……
サイドカバー、4……巾木、40……配線カバ
ー、45……ケーブル挿入部、6……コーナーカ
バー、63……上部コーナーカバー、65……コ
ーナー底部カバー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 下端部前後面に着脱自在にもうけられた巾木
    と、該巾木の下方に位置し、軟質合成樹脂より形
    成されたケーブル挿入部を有する配線カバーよ
    り、配線空間を形成した可動間仕切を、L字型あ
    るいは、T字型に連結した際に形成されるコーナ
    ー部分の、少なくとも前記配線空間に連続する箇
    所に、コーナーカバーをもうけたコーナー配線部
    隠蔽装置において、前記コーナーカバーは、前記
    ケーブル挿入部に連続して軟質合成樹脂より形成
    されたコーナー底部カバーを有する事を特徴とす
    る可動間仕切りにおけるコーナー配線部隠蔽装
    置。
JP1527686U 1986-02-03 1986-02-03 Expired JPH0323786Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1527686U JPH0323786Y2 (ja) 1986-02-03 1986-02-03

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JP1527686U JPH0323786Y2 (ja) 1986-02-03 1986-02-03

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Publication Number Publication Date
JPS62129231U JPS62129231U (ja) 1987-08-15
JPH0323786Y2 true JPH0323786Y2 (ja) 1991-05-23

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