JPS5844729Y2 - パネル連結部構造 - Google Patents

パネル連結部構造

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Publication number
JPS5844729Y2
JPS5844729Y2 JP1978137042U JP13704278U JPS5844729Y2 JP S5844729 Y2 JPS5844729 Y2 JP S5844729Y2 JP 1978137042 U JP1978137042 U JP 1978137042U JP 13704278 U JP13704278 U JP 13704278U JP S5844729 Y2 JPS5844729 Y2 JP S5844729Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
panels
panel
panel connecting
connecting frame
portions
Prior art date
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Expired
Application number
JP1978137042U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5553135U (ja
Inventor
信雄 海作
広志 宮坂
昌彦 城野
Original Assignee
日本板硝子株式会社
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Publication date
Application filed by 日本板硝子株式会社 filed Critical 日本板硝子株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、組立式家屋の側壁パネルまたは間仕切パネル
等の各種パネルの連結部構造に関するもので、パネル連
結作業が簡単で、分解も容易にでき、しかも確固たる連
結状態が得られるとともに、連結部分に隙間が生じずに
美麗な外観が得らねlたコストも安くてすむパネル連結
部構造を得んとするものであり、その構成は次の通りで
ある。
本考案は、二枚のパネルと、断面コ字形の長尺枠状に形
成したパネル連結枠とを具備し、両パネルの連結すべき
横側端面を、パネル突き合わせ面となる凸面部と、上記
パネル連結枠が嵌装される凹面部とからなる段状に形威
し、該凹面部には、上下方向複数個所に少なくとも上方
が開口した保合部を設けるとともに、上記凸面部側と反
対側の端部に弾性に富む目地部材を上下方向全長に亘っ
て取付け、一方、上記パネル連結枠には、両側辺部に上
記保合部に対応する複数個の下向きの保合部を設け、該
パネル連結枠を上記両パネルの横側端面における凹面部
間に嵌装させて、上記各保合部を各保合部に係合させる
ことにより、両パネルを互いの凸面部および目地部材同
志が当接する状態で連結してなることを特徴とするパネ
ル連結部構造である。
以下、本考案の実施例を図に依拠して説明する。
なお、この実施例では連結せんとするパネルとして防音
パネルを例に挙げているが、本考案は防音性に特別な考
慮を払っていない通常のパネルにも勿論適用することが
できる。
パネル1は、表面に樹脂コーティングを施した鋼板等か
らなる遮音板2と布シート3との間に、前後二層に分け
た吸音材層4,5およびベニヤ合板、石膏ボード等から
なる減音板6、それに空間部7を設けて構成している。
遮音板2は上下および左右の側辺部が内側に折曲された
枠状をなし、この折曲辺部の内側に、布シート3が張設
された額縁状の枠体10をねじ11・・・にて固着する
ことにより、遮音板2と布シート3を相対向する平行姿
勢で一体に連結している。
遮音板2の左右の折曲辺部8,8は、断面s形の段状に
形成さ札バネ〃連結時に該折曲辺部8の凸面部9aがパ
ネル同志の突き合わせ面となり、凹面部9bにパネル連
結枠が嵌装される。
しかして、凹面部9bにおける凸面部9a側の隅角部に
釦いて、上部と中間部と下部の三個所を外方に向けて平
面鉤形に切り起すことによって係合部12・・・を形成
している。
13はパネル連結枠で、鋼板その他の金属または硬質プ
ラスチックにて断面コ字形の長尺枠状に形成している。
このパネル連結枠13の左右両側辺部における上音へ中
間部、下部の三個所をL字形に切欠14・・・すること
によって下向きの係合爪15・・・を形成している。
切欠14・・・の開口部の上下方向寸法は、保合部12
のそれより大きくして核部12が切欠14内に嵌入し得
るようにしている。
なお、このパネル連結枠13には、中央部に上玉方向所
定間隔置きに複数個の棚受取付孔16・・・を設けると
ともに、両側隅角部に荊記した遮音板2への枠木10連
結用ねじ11・・・の頭部のための上下に長い逃げ孔1
7・・・を設けている。
しかして、パネル1,1を連結するときは、該両パネル
1,1の横側端面同志を互いの凸面部9a9aが密接し
、かつ互いの凹面部9b 、9b間にパネル連結枠13
が嵌装された状態で突き合わせる。
この際、パネル連結枠13を若干上方に持ち−ヒげて、
両パ木ル1,1の各係合部12・・・を切欠14・・・
に挿入させておく。
すなわち、各係合爪15・・・を係合部12・・・の上
方に臨1せておく。
従って、この後パネル連結枠13を押し下げれば、係合
爪15・・・が係合部12・・・に自動的に係合し、こ
れによってパネル1,1がパネル連結枠13を介して左
右に連結される。
このように、パネル1,1の横側端面同志を突き合わせ
てパネル連結枠13を落とし込むだけで両パネル1,1
を非常に簡単に連結することができる。
とくに、この構造によると重いパネル1゜1を上げ下げ
する必要がないため、一層連結作業が楽になる。
しかも、パネル1,1は、互いの横側端面において凸面
部9a 、9a同志が面当接し、かつ凹面部9b 、9
b間にパネル連結枠13が嵌合された状態で、上下三個
の係合爪15・・・と係合部12・・・とを係合させて
いるため、前後左右に確実に位置規制された状態で確固
と連結される。
従って、以下上記同様にしてパネルト・・を順次連結す
ることによって、組立式家屋または間仕切等を能率良く
、かつ安定的に組立てることができる。
また、組立式家屋の分解時等に釦いては、パネル連結枠
13を引き上げた状態でパネル1,1を左右に離反させ
るだけで容易かつ迅速にパネル1゜1を分離させること
ができる。
なお、パネル1,1を互いの横側端面で連結する本構造
の場合、組立式家屋等を組立てるに当たって、コーナ一
部には第3図に示すようなL形のパネル1cを用いる。
また、同図において、18はパネル1,1間に介在させ
た気密保持用のバッキングである。
19は目地部材で、塩化ビニルまたはゴム等の弾性に富
む素材にて長尺の枠状に形成している。
この目地部材19は、通常パネル製作時にパネル1の横
側端面における内側端部にねじ止め等によって装着され
る。
そして、パネル連結状態で両パネル1,10目地部材1
9.19の端部同志が密接してパネル1,1間の隙間が
閉塞される。
しかも、この目地部材19,19の相接する端部19a
、19aを他より薄肉として高弾力且つ柔軟に形成して
おり、これによって該両目地部材19゜190接合部分
を人為的に自由に開閉できるようにしている。
かへる構成とすれば、パネル連結部において、片面(外
面)は凸面部9a、9a同志が密接し、もう片面(内面
)は目地部材19.19によって閉塞されるため、該バ
ネ/4結部に余計な隙間が一切生じない。
このため、美麗な外観が得られるとともに、パネル連結
部の気密性が高められ、防音効果の点で有利となる。
lた、所望に応じてパネル内面に棚を取付けるべく、第
5,6図に示すようにパネル連結枠13の棚受取付孔1
6・・・を利用して棚受20を取付ける場合に、目地部
材19゜19を装着した1〜の状態で、該棚受20を任
意の高さ位置に取付けることができる。
すなわち、棚受20は、後端部に上下二個の係止片21
.22を有し、この係止片21.22をパネル連結枠1
3の所望高さ位置に釦ける上下二個の棚受取付孔16゜
16に係合させることにより、該棚受20がパネル連結
枠13の前面に取付けられる。
この棚受取付時において、棚受20の後端部を目地部材
19゜190合わせ目に押し込めば、接合部分19a。
19aが棚受後端部に密接した1〜内方に弾性変形し、
棚受20の進入を許容する。
こうして、目地部材19.19をいちいち取外す必要な
くして棚受20を任意の高さ位置に簡単に取付けること
ができる。
しかも、目地部材19,19の接合部分19a、19a
は、棚受20の部分だけが開放して他はすべて閉塞状態
に保たれ、また棚受部分においても棚受20に隙間なく
弾性的に密着しているから、前記した良好な美観と気密
性(防音性を確保できる。
なお、本考案は上記実施例に限定されず、たとえばパネ
ルの保合部を形成するについて、コ字形等の別体の金具
をパネル横側端面に固着してもよい。
また、パネル連結枠の係合爪は、上記実施例では該連結
枠の側辺部を切欠して形成したが、同連結枠の側辺部に
突出状態で一体に連設してもよいし、下向き鉤形の別部
材を固着して形成してもよい。
さらに、これら保合部および係合爪の数は実施にあたり
適宜選択し得るところである。
上記のように本考案によれば、パネルの横側端面同志を
互いの間にパネル連結枠を介在させて突き合わせ、パネ
ル連結枠を押下げるだけできわめて簡単にパネルを連結
でき、かつパネルの分離も連結時同様、容易かつ迅速に
行なうことができる。
しかも、両パネルを、互いの横側端面において曲面部同
志を密接させ、かつ凹面部間にパネル連結枠を嵌合させ
た状態で、上下複数個の係合爪と係合部の係合によって
連結するため、前後左右にガタつきのない確固と安定し
たパネル連結状態が得られる。
また、バネ4結部に一切の隙間が生じないため、美麗な
外観が得られるとともに、気密性が良好となる。
その上、構造が簡単でコストが安くてすむ等、実用上き
わめて有益なものである。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の実施例を示し、第1図はパネルの一部切欠
横断面図、第2図はパネル連結枠とパネル一部の斜視図
、第3図はパネル連結状態の横断面図、第4図は第3図
IV−IV線に沿う縦断側面図、第5図は棚受取付状態
の横断面図、第6図は同縦断側面図、第7図は第6図■
−■線に沿う縦断正面図である。 1・・・・・・パネル、9a・・−・・・凸面部、9b
・・・・・・凹面部、12・・・・・・係合部、13・
・・・・・バネ/4結枠、15・・・・・・パネル係合
爪、19・・・・・・目地部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 二枚のパネルと、断面コ字形の長尺枠状に形成したパネ
    ル連結枠とを具備し、両パネルの連結すべき横側端面を
    、パネル突き合わせ面となる凸面部と、上記パネル連結
    枠が嵌装される凹面部とからなる段状に形成し、該凹面
    部には、上下方向複数個所に少なくとも上方が開口した
    保合部を設けるとともに、上記凸面部側と反対側の端部
    に弾性に富む目地部材を上下方向全長に亘って取付け、
    一方、上記パネル連結枠には、両側辺部に上記保合部に
    対応する複数個の下向きの保合部を設け、該パネル連結
    枠を上記両パネルの横側端面における凹面部間に嵌装さ
    せて、上記各保合部を各保合部に係合させることにより
    、両パネルを互いの凸面部および目地部材同志が当接す
    る状態で連結してなることを特徴とするパネル連結部構
    造。
JP1978137042U 1978-10-04 1978-10-04 パネル連結部構造 Expired JPS5844729Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978137042U JPS5844729Y2 (ja) 1978-10-04 1978-10-04 パネル連結部構造

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JP1978137042U JPS5844729Y2 (ja) 1978-10-04 1978-10-04 パネル連結部構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5553135U JPS5553135U (ja) 1980-04-09
JPS5844729Y2 true JPS5844729Y2 (ja) 1983-10-11

Family

ID=29108851

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1978137042U Expired JPS5844729Y2 (ja) 1978-10-04 1978-10-04 パネル連結部構造

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59106914U (ja) * 1982-12-31 1984-07-18 株式会社ニチベイ 間仕切パネルの段違い連結装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54106013U (ja) * 1978-01-10 1979-07-26

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JPS5553135U (ja) 1980-04-09

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