JPH0643292Y2 - 可動間仕切の配線空間開口端面隠蔽装置 - Google Patents

可動間仕切の配線空間開口端面隠蔽装置

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JPH0643292Y2
JPH0643292Y2 JP1986009100U JP910086U JPH0643292Y2 JP H0643292 Y2 JPH0643292 Y2 JP H0643292Y2 JP 1986009100 U JP1986009100 U JP 1986009100U JP 910086 U JP910086 U JP 910086U JP H0643292 Y2 JPH0643292 Y2 JP H0643292Y2
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JP
Japan
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wiring space
movable partition
concealing
synthetic resin
opening end
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JP1986009100U
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JPS62144310U (ja
Inventor
清 嶋
暁 田中
Original Assignee
日本スチ−ルケ−ス株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 本考案は、下端部に巾木等を有し、その内部を電源線、
通信線等の配線空間とした可動間仕切において、前記配
線空間の側部開口端面、すなわち、可動間仕切の下端部
側面を隠蔽する隠蔽装置に関するものである。
《従来の技術と問題点》 従来、上記装置は、前記配線空間の側部開口端面に合致
する形状の端部カバーを脚部等にネジ止め等にて取りつ
けるか、あるいは、中央部にノックアウトの切欠部を有
する端部カバーを取りつける構成であった。
そして、連結された可動間仕切間に連続して通信線等を
配線する時は、前者の場合は、端部カバーを取り外し、
後者の場合は、端部カバーのノックアウト部を切り取っ
て配線していた。
この為、可動間仕切が直線状以外に連結されている場合
は、配線空間の側端面は、開口した状態で、美観上好ま
しくなかった。
さらに、可動間仕切の設置状態が変更され、上記の如く
使用されていた可動間仕切が、連結状態の最端部で使用
された時は、前者の場合、再び端部カバーをとりつけな
ければならない為、その作業が煩雑であり、後者の場
合、切欠部が開口のまま残る欠点があった。
《本考案の目的と構成》 本考案は、簡単な構造で安価に製作出来、美観的にもす
ぐれ、配線の作業も容易な可動間仕切の配線空間開口端
面隠蔽装置を提供する事を目的とし、その構成は、端部
カバーの取付部を硬質合成樹脂で隠蔽部を軟質合成樹脂
で成形した事を特徴とするものである。
《実施例》 以下、実施例を図面に基づいて説明する。
第2図は、本考案を具備した可動間仕切を互いに90度に
連結した状態を示し、符号1はパネル本体を示し、符号
2はパネル本体1の上端面にとりつけられた天キャップ
を示し、符号3はパネル本体1の左右端面にとりつけら
れたサイドカバーを示し、符号4は巾木を示し、符号5
は底板カバーを示し、符号6は端部カバーを示し、符号
7は連結部材を示し、符号8はサイド側端カバーを示し
ている。
パネル本体1は、基板の周端部を内方に折り曲げて、上
下左右連結突片11・・・、11′・・・を形成した前後板
10、10′を連結して構成されている。
尚、実施例では、上下連結突片11・・・、11′・・・の
中央部に切り欠き12、12′を形成し、この切り欠き12、
12′の左右側で前後板10、10′の上下連結用突片11、1
1′が上下逆に重合し、さらに左右連結用突片11、11′
が左右端部で逆に重合し、各連結孔が一致した状態でリ
ベットにて連結されている。
天キャップ2は、第3図に示す如く、断面及び側面視略
下向きコ字型をなし、裏面に合成樹脂の押し出し成形に
よって形成され、下面に取付縁を有する天キャップ取付
材22が嵌着されており、パネル本体1の上端面左右端部
にとりつけられ、バネ材より断面略上向きコ字型に形成
された天キャップ取付金具23、23に着脱自在にとりつけ
られている。
サイドカバー3は、パネル本体1の左右端面にネジ止め
された縦枠31に形成された係合爪32・・・に、サイドカ
バー補強材33に形成された係止孔34を上方より係合せし
め、次に縦枠31の上端に形成されたカバー上り止めボル
ト35が下方に締めつけられて縦枠31と連結されている。
符号36は、合成樹脂にて形成され、パネル本体1と、縦
枠31間に挟持され、前後端部に縦枠31の上下方向に所定
間隔を有して、複数個形成された係合孔37・・・の被覆
突片38、38を有するスロットカバーを示している。
巾木4は、前記パネル本体1の左右端部下面にとりつけ
られた左右脚9、9間の前方及び、後方に巾木取付金具
41、41等にて着脱自在にとりつけられ、左右脚9、9及
び、左右脚9、9間にもうけられた脚継ぎ材91等を隠蔽
し、上部配線空間90を形成する。
脚9は、横断面略コ字型のパネル連結部92と、該パネル
連結部92の下端部に形成されたアジャスター取付部93よ
り形成され、前記パネル連結部92の左右側端面にはパネ
ル本体1との連結孔931・・・、及び位置決め突起932が
形成され、前後側面には端部カバー6の取付孔934が形
成され、アジャスター取付部93には、アジャスター933
の取付け用螺孔935と、前記巾木取付金具41、脚継ぎ材9
1、セパレーター52、底板51の取付孔936が形成されてい
る。
巾木取付金具41は、バネ材より形成され、前後端部にへ
の字型の巾木係止突部411、411と、中央部に前記取付孔
935に対応して取付孔412が形成されている。
脚継ぎ材91は、断面下向き略コ字型で、パネル本体1の
前後寸法にほぼ一致する寸法を有し、左右端部が、脚
9、9のアジャスター取付部93の上面にとりつけられ、
後記する下部配線空間50と、上部配線空間90を仕切って
いる。
そして、巾木4は、縦断面略コ字型をなし、上面左右端
部に、上方に突出し、前記パネル本体1の前後板10、1
0′の下連結用突片11、11′に形成された巾木係止孔1
2、12′・・・に係合する巾木係止突片43、43と、下面
左右端部に、前記巾木取付金具41の巾木係止突部411と
係合する巾木係合孔42、42を有している。
底板カバー5は、前記巾木取付金具41の下面にもうけら
れた円筒形のセパレーター52によって、前記脚継ぎ材91
の下方に所定間隔を有して脚9にネジ止めされた底板51
の前後面にとりつけられており、底板51の前後端部に形
成された上向き突片511、511に外嵌する取付外嵌部53
と、取付外嵌部53の上方に突出し、下部配線空間50を形
成する隠蔽突部54より構成されている。
尚、底板カバー5の、隠蔽突部54は、軟質合成樹脂で、
取付外嵌部53は硬質合成樹脂で形成されている。
端部カバー6は、前記上下部配線空間90、50の開口端面
を閉塞する薄板状の隠蔽部61と、該隠蔽部61の前後方向
の裏面中央部から脚9側に突出し、前記脚9のパネル連
結部92の下端部側面とネジ止めされる取付部62より構成
されている。
そして、隠蔽部61は軟質合成樹脂にて、取付部62は硬質
合成樹脂にて一体に形成されている。
連結部材7は、合成樹脂の押し出し成形によって形成さ
れ、中央部分に可橈性を有し、両側に対称形の連結部7
1、71が形成されている。そして、連結部71は、サイド
カバー3の端部裏面に係止される連結係止部72を有して
おり、連結する互いの可動間仕切のサイドカバー3、3
の端部と、サイドカバー補強材33の連結部材取付突片33
1・・・によって連結部71、71がサイドカバー3、3と
連結された後、サイドカバー3、3をパネル本体1、1
に連結された縦枠31、31とそれぞれ連結する事により、
可動間仕切同士を適宜な角度に連結する。
サイド側端カバー8は、合成樹脂の押し出し成形によっ
て形成され、横断面2又状をなし、サイドカバー3の端
部と、縦枠31の端部間の間隙に嵌着され、美観と安全性
を向上せしめる。本考案は、以上の如く構成され、上部
配線空間90を電源系のケーブル配線用として、下部配線
空間50を信号系、及び電話のケーブル配線用として使用
される。
そして、上部配線空間90に配線する場合は、巾木4を取
り外して配線し、下部配線空間50に配線する場合は、ケ
ーブルを底板カバー5の外側から押し込む様にして配線
する。
そして所定の個所でケーブル取り出し用の巾木、あるい
は、コンセント付の巾木から外部に取り出される。
但し、下部配線空間50に配線された電話線は、底板カバ
ー5の隠蔽突部54が軟質合成樹脂で形成されているの
で、所望の位置から外部にとり出せばよい。
一方、上記ケーブルを、さらに他方の可動間仕切に連続
して配線する場合は、上記と同様に他方の配線空間内に
ケーブルを延長して行けばよい。
すなわち、端部カバー6の隠蔽部61は軟質合成樹脂材に
て形成され、しかも薄板状で、中央部のみが取付部62と
連続しているだけであるから、他の部分は容易に変形
し、ケーブルが挿通する個所が外方に浮き上がる状態と
なり、ケーブルの挿通がさまたげられる事がない。
尚、隠蔽部61の他の実施例として、第7図、第8図に示
す如く、切り目611・・・を形成し、該切り目611・・・
に連設してケーブル挿通孔612・・・、あるいは、米印
状のケーブル挿通用切り目613を形成する様にしてもよ
い。
《効果》 以上の如く、本考案は、配線空間の開口端面に取りつけ
られる端部カバーの隠蔽部が軟質合成樹脂にて薄板状に
形成され、しかも中央部のみが取付部と連続しているだ
けであるから、中央部以外は容易に外方に変形するの
で、従来の様に連結された可動間仕切にケーブルを配線
する場合、その都度端部カバーを取り外したり、あるい
はカッター等にてケーブルが挿通する個所を切り取った
りする必要がなく、ケーブルが挿通する個所の薄板状の
隠蔽部を外方に浮き上がる様に変形させれば良く、非常
に配線作業が容易である。
しかも、ケーブルが挿通する個所の隠蔽部が浮き上がる
だけであるから、その他の個所は配線空間の開口端面を
隠蔽できるので、非常に体裁がよい。
また、可動間仕切の設置場所が変更され、ケーブルを挿
通する必要がなくなった場合、隠蔽部は軟質合成樹脂で
形成されるから、その弾性で元の形状に復帰して開口部
を隠蔽するから、従来の様に改めて端部カバーを取りつ
けたり、あるいは切り欠き部分が残ったりする事がな
い。又、取付部と隠蔽部は合成樹脂材にて一体に形成さ
れているから、構造が簡単で安価に製作できる。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の実施例の1つを示し、 第1図は第2図のA−A線拡大断面図、 第2図は本考案を具備した可動間仕切を連結した状態を
示す斜視図、 第3図は可動間仕切の要部分解斜視図、 第4図は第1図のB−B線断面図、 第5図は第4図のC−C線断面図、 第6図は第2図のD−D線拡大断面図、 第7図、第8図は端部カバーの他の実施例の正面図であ
る。 1……パネル本体 2……天キャップ 3……サイドカバー 4……巾木 5……底板カバー 50……下部配線空間 6……端部カバー 61……隠蔽部 62……取付部 7……連結部材 9……脚 90……上部配線空間

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】可動間仕切の配線空間の側部開口端面に、
    端部カバーがもうけられた隠蔽装置において、上記端面
    カバーは、隠蔽部と取付部が合成樹脂より一体に形成さ
    れてなり、隠蔽部は軟質合成樹脂より配線空間の開口端
    面を閉塞する薄板状に形成され、取付部は硬質合成樹脂
    よりなり、隠蔽部の前後方向の裏面中央部より配線空間
    内部に突出し、脚のパネル連結部とネジ止めされている
    事を特徴とする可動間仕切の配線空間開口端面隠蔽装
    置。
JP1986009100U 1986-01-24 1986-01-24 可動間仕切の配線空間開口端面隠蔽装置 Expired - Lifetime JPH0643292Y2 (ja)

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JPS62144310U JPS62144310U (ja) 1987-09-11
JPH0643292Y2 true JPH0643292Y2 (ja) 1994-11-09

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5815421U (ja) * 1981-07-17 1983-01-31 共栄工業株式会社 コ−ド収納部付間仕切用パネル
JPS60122417U (ja) * 1984-01-30 1985-08-17 株式会社 伊藤喜工作所 間仕切装置
JPH0337289Y2 (ja) * 1985-03-25 1991-08-07

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