JPS6011530Y2 - 照明器具 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は照明器具に関するもので、その目的は簡単に器
具体の組立を行なうことにある。

以下本考案を図面に基づいて説明する。

第１図乃至第３図は本考案の実施例を示し、壁面に固定
した取付板１から突設された取付ねじ２にフランジ３及
び補強板４が取り付き、補強板４に固定されたソケット
台５に取り付いたソケット６と、フランジ３に固着され
たランプの外周を囲う枠体７と、枠体７に取り付いた透
光パネル８と、枠体上面を覆う蓋体９とより成る照明器
具である。

枠体７は四隅に支柱１０を有しその上端は横桟１１で連
結されて、四面は略台形状の透光開口が形成されている
。

各支柱１１には内方に仕切片１２が突設されており、各
透光開口を覆うパネル８がこの仕切片１２によって位置
決めされて上方より挿入され、然る後に蓋体９を枠体７
上面を覆って嵌着し、パネル８は抜は止めされる。

枠体７と蓋体９とは一端側がヒンジ構造となり、他端側
は係合部が設けられている。

このヒンジ部１３は、蓋体９から突部１８を設け、枠体
７には取付孔を設けると共に一方の取付孔１９の側面に
は突部１８より狭巾の開口２０を設けて構成されており
、他方の取付孔２１に突部１８を軸方向から挿入し、取
付孔１９にはその後開口２０より弾性に抗して突部１８
を圧入することにより回動自在に係止したものであり一
方係合部は蓋体９より突設した弾性係止片１６を枠体７
より突設した係止部１７に弾着係合させるようにしたも
のである。

蓋体９内面には、透光パネル８が枠体７に正しく挿入さ
れた状態で透光パネル８の上端を挿入位置決めする溝２
２を設けており、透光パネル８が正しく枠体７に挿入さ
れていないと透光パネル８上端が溝２２に挿入されず蓋
体９が枠体７に嵌着されない。

以上の様に構成したことにより蓋体、枠体、パネルが簡
単に分離組立を行なうことができ梱包輸送が容易となる
。

また、パネルは単に枠体に挿入し蓋体を嵌着させるだけ
で取付固定ができ、特に別個の部品を必要としない。

更にパネルが枠体に確実に挿着されていないと蓋体が嵌
着できないのでパネルの取付誤りが生じない。

その上、ヒンジ部は、突部を軸方向へ取付孔に挿入する
と共に他と対向する突部は取付孔の側面の開口から圧入
して回動自在に係止しており、組立が容易でありながら
外れにくい。

【図面の簡単な説明】

第１図乃至第３図は本考案の実施例を示し、第１図は分
解斜視図、第２図は正面図、第３図は要部斜視図である
。 ７・・・・・・枠体、８・・・・・・透光パネル、９・
・・・・・蓋体、１８・・・・・・突部、１９．２１・
・・・・・取付孔、２０・・・・・・開口、２２・・・
・・・溝。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. ランプ側周に透光開口を有する枠体を設は該枠体の透光
   開口を覆う透光パネルを上方より挿着し、枠体の上方を
   覆って蓋体を着脱自在に嵌着する照明器具において、枠
   体及び蓋体の一方には突部を他方には取付孔を互いに対
   応させると共に少なくとも１組は他の突部及び取付孔に
   対向させて設け、突部を取付孔に挿入すると共に他と対
   向する取付孔の側面に設けられて取付孔に連通する突部
   よりやや巾狭の開口から突部を取付孔に圧入して蓋体を
   枠体に回動自在に係止し、枠体に挿着した透光パネルの
   上端を蓋体の内面に設けた溝に挿入して蓋体を枠体に嵌
   着したことを特徴とする照明器具。