JPS5917044Y2 - 照明器具のカバ− - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は照明器具のカバーに関するもので、透光板と枠
との取付けを簡単に行なうことを目的とする。

第１図及び第２図は従来例を示し、透光カバー１は透光
性プラスチックで成型された上面開放の函状体で、枠２
は木製で透光カバー１の開放周タト面に取り付けられ照
明器具の本体へ取り付く。

透光カバー１と枠２の取り付けは、透光カバー１の開放
周壁に孔３を設け、該孔３より本わし４にて枠２へ取り
付けられている。

しかし上記のものではプラスチック製の透光カバー １
に孔３明は加工を要し変形、ひび割れ等が生じることが
あり、又木ねし４で強固に固定すると熱膨張により変形
する恐れもあった。

本考案は上記の点に鑑みてなされたもので、以下図面に
基づいて説明する。

次に第３図及び第４図では本考案の他の実施例を示し、
透光カバー１は上面開放の端局より外鍔２５が形成され
、該外鍔２５はそれぞれ中央が巾広で両端が中挟に形成
されている。

枠２は内面全周に外鍔２５の巾より深い溝２０が形成さ
れ、溝２０の下面を段部１９とし上方の内面はわずかに
切欠かれ段部１９よりは後退し、溝２０の底よりは内方
へ突な凸部３１が形成され、対向する凸部３１．３１の
間隔は外鍔２５の外径より小に形成されている。

然して透光カバー１は第４図ａの如く上方より枠２の内
へ挿入し、この時外鍔２５は中央の巾広部分先端が凸部
３１に当接し透光カバー１は同図すの如く側壁が内方へ
撓み、同図Ｃの如く外鍔２５は溝２０の内へ挿入され段
部１９に係止されて取り付く。

この様にして枠２に取り付いた透光カバー１は外鍔２５
で段部１９に係止されて下方へ抜けず、又上方への力が
作用した場合にも外鍔２５が凸部３１に当接して抜は外
れることがない。

又外４．′４２５は中央が巾広で枠２への挿入時その巾
広部で凸部３１と当接し、最も撓み易い中央部が撓み破
損等が生じることなく枠２へ取り付けることができる。

本考案は以上の様に構成され透光カバー１に中央部では
巾広で端部では中挟の外鍔２５を設は枠２には外鍔２５
の巾より深い溝１１．２０を形成してその下面に段部１
０．１９を形成して外鍔２５を溝１１、２０に挿入して
段部１０．１９に係止し、溝１１゜２０の上方に外鍔２
５の外径より内方に突な凸部３０、３１を形成して外鍔
２５の上方への抜は外れを防止したので、透光カバー１
には孔明は加工等を要せず破損の恐れなく取り付けがで
き、その取り付けも取り付は易く外れ難いものである。

【図面の簡単な説明】

第１図及び第２図は従来例を示すそれぞれ分解斜視図、
要部断面正面図である。 第３図乃至第４図は本考案の実施例を示し、第３図は分
解斜視図、第４図は組立手順を示す断面正面図。 １・・・透光カバー ２・・・枠、２５・・・外鍔、３
１・・・凸部。 ２０・・・溝、

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 透光性プラスチック製の画状の透光カバー、の周端に、
   中央部では巾広で端部てはｒｊ１狭の外鍔を設け、該透
   光カバーの外径よりわずかに大な内径を有する枠の内面
   に前記外鍔の巾より深い溝を設けて該溝の下面に段部を
   形成すると共に、溝の上方に内径が外鍔の外径より内方
   に突な凸部を形成し、透光カバーを外鍔で溝に挿入して
   段部に係止し凸部で抜は止めを施したことを特徴とする
   照明器具のカバー。