JPH0113431Y2 - - Google Patents

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JPH0113431Y2
JPH0113431Y2 JP6312282U JP6312282U JPH0113431Y2 JP H0113431 Y2 JPH0113431 Y2 JP H0113431Y2 JP 6312282 U JP6312282 U JP 6312282U JP 6312282 U JP6312282 U JP 6312282U JP H0113431 Y2 JPH0113431 Y2 JP H0113431Y2
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JP
Japan
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shaped protrusion
hook
cover
fixing metal
bottom plate
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JP6312282U
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JPS58166079U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はカバーと底板との結合によつてなる電
子機器等において、そのカバーと底板との固定構
造に関するものである。
従来、この種の固定構造としては第1図に示す
様に、二ケ所の曲げにより二平面と一つの立上が
り面とからなる固定金具2を使い、二平面のうち
底面の方にはネジ5の通るバカ穴4と上面にはネ
ジ穴3を設けたものであつた。この固定金具2を
底板1上にネジ止めによつて結合し、カバーを被
せて固定金具2のネジ穴3を利用してカバーをネ
ジ止めすることによつて、カバーと底板1とが固
定される構造となつていた。この様な構造におい
ては、固定金具2の製作時の折曲げ誤差が底板1
とカバーの嵌合に影響してズレが生じやすいし、
固定金具2は底板1に取付けるためのネジ穴3を
持つ底面を有しているため、底板への実装スペー
スがその分狭められるという欠点があつた。
本考案は以上の様な欠点を除去すると共に、固
定金具の組立ても容易に行なえる様にした電子機
器の筐体構造を提供するものである。
以下、図面により本考案の実施例を詳細に説明
する。第2図,第3図に示す本考案の固定構造で
は、固定金具8の脚部に角穴10を持たせると共
に、カバー7を受ける平面部にはネジ穴9を設け
ている。また、角穴10に外側から嵌合するカギ
状突起部11が底板6の両側に向かい合うように
設けられこのカギ状突起部11の両側に、固定金
具8の脚部側面の幅だけ離れたL形の立上がり部
12を形成し、さらに、カギ状突起部11の内側
に固定金具8の板厚分の間隔を開けて凸部13が
設けられている。固定金具8の脚部両先端をL形
立上がり部12をガイドにしながらカギ状突起部
11と凸部13の間に差し込むと、カギ状突起1
1がその立上がり部分の持つバネ性によつて固定
金具8脚部の角穴10に嵌合して、L形の立上が
り部12によつて固定金具8が保持されると共
に、底板6への結合ができる様になつている。こ
の様にして、固定金具8が取付けられた底板6に
カバーを被せ、固定金具8の平面部のネジ穴9に
カバー7よりネジ止めすることによつて、カバー
7と底板6とが固定される構造である。
この構造においては、固定金具8の製作時の折
り曲げ誤差はカバー7と底板6との嵌合にはほと
んど影響を及ぼさないし、従来の様に底板6への
固定金具8の結合がネジ止めによらず差し込むだ
けで良いため、組立が容易に行なえると共に、ネ
ジ止め用のスペースが不要であり底板6への実装
効率も向上する。また、カバー7が引張られ固定
金具8に上方向の力が加わつた場合でも、固定金
具8に嵌合しているカギ状突起11がカバー7の
内側面とほとんど隙間なくできているため、カギ
状突起11が外側に変形して外れてしまうことも
ない。さらに、固定金具8の平面部が上方向に引
張られることによつて両側の脚部が内側に変形し
やすいが、凸部13を設けることにより変形を防
止し、カギ状突起11から外れてしまうことを防
いでいる。なお、カギ状突起部11をプラスチツ
クの一体成形によつて作ると、底板にその部分穴
14が明いてしまうが、固定金具8を取付けた状
態では金具によつてその穴14をふさぐことがで
き、ほこり等が入つて来る心配もないものであ
る。
以上の様に本考案の電子機器の筐体構造は、固
定金具の取付けを差し込みによつて行ない組立状
態でカバーに固定金具に嵌合しているカギ状突起
の外れを、底板には固定金具の変形による外れを
防ぐ働きを持たせることにより、電子機器への振
動,衝撃、または外力が加わつたとしても固定金
具が外れたりすることもなく、従来のものと比べ
固定金具の取付けにネジ止めが不要となつたた
め、部品点数の削減につながると共に、組立作業
性が向上し、さらに底板の実装効率も向上するな
ど、実用上優れた特徴を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の電子機器の筐体構造を示す分解
斜視図、第2図は本考案の電子機器の筐体構造を
示す分解斜視図、第3図は第2図の組立てた状態
を示す断面側面図である。 図において、1,6……底板、2,8……固定
金具、3,9……ネジ穴、4……バカ穴、5……
ネジ、7……カバー、10……角穴、11……カ
ギ状突起、12……L形立上がり部、13……凸
部、14……穴である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 平面部にネジ穴および脚部の両側面に角穴を持
    つたコの字形の固定金具と、底板の両側に向かい
    合う様に設けたカギ状突起部と、前記カギ状突起
    部のそれぞれの両側に形成したL形の立上がり部
    と、前記カギ状突起部の内側に前記固定金具の板
    厚分の間隔を開けて設けた凸部とを有し、前記固
    定金具の脚部の両先端を前記カギ状突起部と前記
    凸部の間に差込み、前記脚部に設けた角穴に前記
    カギ状突起部を引掛けて前記底板と前記固定金具
    を結合し、これにカバーをネジ止めしたときにカ
    バー内側面と前記カギ状突起部が接するような関
    係を成していることを特徴とする電子機器の筐体
    構造。
JP6312282U 1982-04-28 1982-04-28 電子機器の筐体構造 Granted JPS58166079U (ja)

Priority Applications (1)

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JP6312282U JPS58166079U (ja) 1982-04-28 1982-04-28 電子機器の筐体構造

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JP6312282U JPS58166079U (ja) 1982-04-28 1982-04-28 電子機器の筐体構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58166079U JPS58166079U (ja) 1983-11-05
JPH0113431Y2 true JPH0113431Y2 (ja) 1989-04-19

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ID=30073240

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JP6312282U Granted JPS58166079U (ja) 1982-04-28 1982-04-28 電子機器の筐体構造

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0731587Y2 (ja) * 1990-03-02 1995-07-19 三菱電機株式会社 電子機器用ケース
JP5233376B2 (ja) * 2008-04-07 2013-07-10 日本精工株式会社 電動パワーステアリング装置
JP6046546B2 (ja) * 2013-04-24 2016-12-14 日立アプライアンス株式会社 電源端子箱構造及びこれを用いた圧縮機

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JPS58166079U (ja) 1983-11-05

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