JPH0784772B2 - 間仕切り装置 - Google Patents

間仕切り装置

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JPH0784772B2
JPH0784772B2 JP63015542A JP1554288A JPH0784772B2 JP H0784772 B2 JPH0784772 B2 JP H0784772B2 JP 63015542 A JP63015542 A JP 63015542A JP 1554288 A JP1554288 A JP 1554288A JP H0784772 B2 JPH0784772 B2 JP H0784772B2
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実 加納
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小松ウオール工業株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、事務所フロア等を仕切るために使用する間
仕切り装置に関する。
従来技術 事務所フロア等を簡便に仕切る目的で、各種の間仕切り
装置が開発されている。
このものは、一般に、フロア面に立て並べた支柱間を間
仕切り用のパネルやドア等によって連結して行くもので
あり、用途に応じて大面積のフロアを簡単に仕切り、模
様替えすることができる。
かかる間仕切り装置は、パネルの下端とフロア面との間
にいくらかの隙間を設け、この隙間を介し、事務機器や
証明器具等の配線工事を行なうのが普通であり、この隙
間の全体または一部をふさぐ目的で、いわゆる巾木(は
ばき)が使用される。
巾木は、一般に、パネル幅と同長で、しかも、パネルの
下端とフロア面との隙間に対応するような横長の部材で
あって、その両端部は、パネルを支持する支持にねじ止
めすることによって固定されている。
発明が解決しようとする課題 かかる従来技術によるときは、巾木は、その着脱に際
し、支柱に対してねじ止めしている止めねじを締め付
け、あるいは、これを緩めるという作業が不可欠である
から、着脱作業が煩雑であり、設置工事や模様替え工事
に手数がかかるという問題があった。
また、巾木の取付け孔と支柱のねじ孔との対応関係を調
節するために、前者を長孔にするのが一般的であるが、
これでは、巾木を取り付けた際に、止めねじの頭部とと
もに長孔の一部が巾木の表面側に露出し、仕切り体裁が
よくないという問題もあった。
そこで、この発明の目的は、かかる従来技術の問題に鑑
み、巾木本体と、巾木本体に移動自在に装着する掛止用
舌片付きの取付金具とを設けることによって、一挙動で
巾木を着脱することができ、しかも、巾木の表面側に止
めねじや長孔等が露光することがなく、全体を体裁よく
スマートに仕上げることができる間仕切り装置を提供す
ることにある。
課題を解決するための手段 かかる目的を達成するためにこの発明の構成は、支柱を
介して連結する間仕切り用のパネルと、パネルの下部に
配設する巾木とを備えてなり、巾木は、少なくとも左右
の両端部を縦断面Cチャンネル形に形成し、本体板を左
右に延長して連結舌片を両端に形成する巾木本体と、本
体板の内側に左右に移動自在に装着する一対の取付金具
とを組み合わせ、巾木本体は、パネルの下方に挿し込む
突縁部を上端面の裏面側に有し、連結舌片の長さを支柱
の前面幅の1/2とする一方、取付金具は、裏面側に突出
して支柱のスリットに掛止する掛止用舌片を備えること
をその要旨とする。
また巾木本体は、裏面側下端縁に沿って、配線収納チャ
ンネルを形成してもよい。
作 用 かかる発明の構成によるときは、巾木は、取付金具の掛
止用舌片を支柱のスリットに掛止することによって取り
付けることができ、また、前者を後者から外すことによ
って取り外すことができる。しかも、取付金具は、巾木
本体の内側において移動自在であるから、取り付けるべ
き支柱のスリットの位置に適合するように、掛止用舌片
の位置を任意に調節することができる。なお、このと
き、連結舌片は、その長さが支柱の前面幅の半分である
から、支柱の両側に取り付けられる巾木の各連結舌片を
突き合わせることによって、支柱の前面を覆い、支柱の
表面が外部に露出することを防止するとともに、左右の
巾木を連続させることが可能である。また、巾木本体の
上端面の突縁部は、パネルの下方に挿し込むことによ
り、パネルと巾木との間に不要な隙間が生じることを防
止する。
巾木本体の裏面側下端縁に沿って配線収納チャンネルを
形成すれば、巾木本体に取り付けるコンセント用の配線
ケーブル等を簡便に収納することができる。
実施例 以下、図面を以って実施例を説明する。
間仕切り装置は、支柱R、Rを介して連結する間仕切り
用のパネルPと、パネルPの下部に配設する巾木10とを
備えてなる(第2図)。
巾木10は、巾木本体11と、一対の取付金具12、12とを組
み合わせて構成されている(第1図)。
巾木本体11は、板材を折曲げ加工することにより、長方
形の本体板11aの長辺に沿って、同方向にL形に屈曲す
る脚部11b、11cを形成してなる。一方の脚部11cの先端
部には内側に折り曲げられており、他方の脚部11bの先
端部は外部に折り曲げ、巾木本体11の上端面の裏面側に
突縁部11dが形成されている。また、本体板11aの両端部
は、脚部11b、11cより長く左右に延長して、平板状の連
結舌片11e、11eが形成されている。突縁部11dを有する
脚部11bの両端部の内側には、他方の脚部11cと対向する
短いL形のブラケット11f、11fが固着されており、ブラ
ケット11f、本体板11a、脚部11cは、Cチャンネル形の
縦断面を形成している。
取付金具12は、本体板11aの内側に左右に移動自在に装
着できるように、溝形に形成されている。すなわち、各
取付金具12は、板体12aの相対向する2辺に沿って脚12
b、12bを屈曲形成し、板体12aの他の一辺の中央部に
は、脚12b、12bと反対方向に、きのこ形の掛止用舌片12
cが突設されている。板体12aには、塗装時の吊下げ用の
丸孔12dが穿設されており、脚12b、12bの先端両隅部
は、小径の円弧状に丸められている。
かかる構成の巾木10は、支柱R、R…、パネルP、P…
と一体に組み立てることができる(第2図)。
支柱Rは中空の四角柱体であって、その周壁の相対向す
る2側面には、両側のパネルP、PのフックP1、P1…を
掛止するためのスリットR1、R1…を形成する一方、前後
の各面には、両側の巾木10、10を取り付けるためのスリ
ットR2が下部に形成されている。ただし、スリットR2の
上方には、棚吊り用のスリットR3、R3…が設けてあり、
また、支柱Rの下端部には、高さ調整用のベースブラケ
ットR4が装着されている。ベースブラケットR4は、支柱
Rの内部に設けるねじ棒R5に螺合しており(第3図)、
ねじ棒R5を左右に回転することにより、支柱Rの内部に
おいて上下に移動し、支柱Rの全長を調節することがで
きる。
パネルPは、左右の竪枠P3、P3と上下の横枠P4、P4とを
介して2枚のパネル材P2、P2を貼り合わせた上(第2
図)、各竪枠P3に対し、フックP1、P1…を突設してな
る。ただし、第2図において、竪枠P3、P3、横枠P4、P4
は、それぞれの一方のみが図示されている。パネルP
は、支柱Rに対し、パネル材P2、P2によって支柱Rを前
後方向から挟み込み、スリットR2、R3、R3…を設ける前
面幅W1のほぼ1/2を覆うように取り付けするものとする
(第3図、第4図)。すなわち、竪枠P3の厚さは、支柱
RのパネルP側の側面幅W2に適合しており、パネル材P
2、P2は、竪枠P3に対し、支柱Rの前面幅W1の約半分に
相当する深さの溝を形成しているものとする。
巾木10は、パネルPを支持する2本の支柱R、Rのスリ
ットR2、R2に対し、両端部の掛止用舌片12c、12cを掛止
するように取り付ける。このとき、各掛止用舌片12cが
きのこ形になっているため、巾木10の突縁部11dをパネ
ルPの下方に挿し込むように掛止用舌片12cをスリットR
2に挿し入れ(第3図の二点鎖線)、つづいて、掛止用
舌片12cのネック部がスリットR2の下端に掛かるように
全体を下方に落ち着かせることにより、巾木10の取付け
を完了することができる(同図の実線)。
このようにして取り付けられた巾木10は、その突縁部11
dの上端縁部がパネルPの下端縁の下に挿し込まれるよ
うに各部の関係寸法を定めるものとし、したがって、こ
のとき、パネルPと巾木10との間に不要な隙間が生じる
ことはない(第4図)。また、このとき、突縁部11d
は、パネルPを支持する支柱R、Rの間に嵌まり込み、
パネルPとともに、支柱R、Rの相互間隔を一定に規制
している。
巾木10の連結舌片11e、11eは、その長さLを支柱Rの前
面幅W1の1/2にとることにより、支柱Rの前面の半分を
覆うことができる。一方、1本の支柱Rの前面には、左
右両側から2本の巾木10、10が取り付けられるから(第
4図の実線と二点鎖線)、支柱RのスリットR2は、両者
の掛止用舌片12c、12cが共通に挿着し得る幅に仕上げる
ものとし、このとき、両者の連結舌片11e、11eは、支柱
Rの前面の中央で突き合わせられ、支柱Rの前面幅W1の
全体を覆うことができる。
なお、掛止用舌片12cは、巾木本体11に対して相対移動
可能な取付金具12の裏面側に突設されている。したがっ
て、支柱R、Rの相互間隔に若干の不同があったとして
も、掛止用舌片12cは、取付金具12の位置を調節するこ
とにより、スリットR2に簡単に適合させることができ
る。
また、巾木10を取り外すときは、前述の取付け手順の逆
の手順によればよい。
以上の説明において、巾木本体11のブラケット11f、11f
は、取付金具12、12を保持するためのCチャンネル形の
断面を形成するためのものであるから、その長さは、特
に問うものではない。たとえば、ブラケット11f、11f
は、両者を一体化して突縁部11dと同一長さにすること
により、巾木本体11のほぼ全長を縦断面Cチャンネル形
に形成してもよい。すなわち、巾木本体11は、少なくと
も左右の両端部が縦断面Cチャンネル形であればよい。
他の実施例 巾木本体11の下端縁に形成する脚11cは、本体板11aの裏
面側への折曲げ高さを高くするとともに、先端部に形成
する内側への折曲げ部11gに沿ってL形の仕切り材11hを
設けることにより、配線収納チャンネル11kを形成する
ことができる(第5図)。ただし、仕切り材11hは、本
体板11aとの間に取付金具12を保持することができるよ
うに取り付けるものとする。配線収納チャンネル11k
は、巾木本体11にコンセントを取り付けるとき、コンセ
ントに接続する配線ケーブルを簡便に収納することがで
きる。
発明の効果 以上説明したように、この発明によれば、少なくとも両
端部を縦断面Cチャンネル形に形成し、両端に連結舌片
を有する巾木本体と、この巾木本体に移動自在に装着す
る掛止用舌片付きの一対の取付金具とを組み合わせて巾
木を構成することによって、巾木は、支柱に設けたスリ
ットに対し、掛止用舌へを掛け外しすることにより一挙
動で着脱することができるので、設置工事や模様替え工
事に際して作業が極めて簡便である上、取付け用の止め
ねじや長孔等が表面に露出することがなく、全体を体裁
よくスマートに仕上げることができるという優れた効果
がある。
また、巾木本体に突縁部を形成することにより、間仕切
り用のパネルと巾木との間に不要な隙間が生じることを
確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は実施例を示し、第1図は巾木の分
解斜視図、第2図ないし第4図は、それぞれ、全体構成
分解斜視図、要部拡大断面図、要部斜視説明図である。 第5図は、他の実施例を示す巾木の要部斜視図である。 P……パネル R……支柱 R2……スリット L……長さ W1……前面幅 10……巾木 11……巾木本体 11a……本体板 11d……突縁部 11e……連結舌片 11k……配線収納チャンネル 12……取付金具 12c……掛止用舌片

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】支柱を介して連結する間仕切り用のパネル
    と、該パネルの下部に配設する巾木とを備えてなり、該
    巾木は、少なくとも左右の両端部を縦断面Cチャンネル
    形に形成し、本体板を左右に延長して連結舌片を両端に
    形成する巾木本体と、前記本体板の内側に左右に移動自
    在に装着する一対の取付金具とを組み合わせ、前記巾木
    本体は、前記パネルの下方に挿し込む突縁部を上端面の
    裏面側に有し、前記連結舌片の長さを前記支柱の前面幅
    の1/2とする一方、前記取付金具は、裏面側に突出して
    前記支柱のスリットに掛止する掛止用舌片を備えること
    を特徴とする間仕切り装置。
  2. 【請求項2】前記巾木本体は、裏面側下端縁に沿って配
    線収納チャンネルを形成することを特徴とする特許請求
    の範囲第1項記載の間仕切り装置。
JP63015542A 1988-01-25 1988-01-25 間仕切り装置 Expired - Lifetime JPH0784772B2 (ja)

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JPH01190855A JPH01190855A (ja) 1989-07-31
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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2587036Y2 (ja) * 1993-12-28 1998-12-14 株式会社イトーキクレビオ 間仕切パネルにおける巾木の取り付け構造

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JPH0643293Y2 (ja) * 1986-01-24 1994-11-09 日本スチ−ルケ−ス株式会社 可動間仕切

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