JPH0145190Y2 - - Google Patents

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JPH0145190Y2
JPH0145190Y2 JP603485U JP603485U JPH0145190Y2 JP H0145190 Y2 JPH0145190 Y2 JP H0145190Y2 JP 603485 U JP603485 U JP 603485U JP 603485 U JP603485 U JP 603485U JP H0145190 Y2 JPH0145190 Y2 JP H0145190Y2
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JP
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chain
wing piece
fixture
speaker
ring
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JP603485U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、天井にスピーカを吊下げて取付け
るスピーカ吊下具に関する。
(従来の技術) 従来、天井吊下型スピーカの吊下具として、第
2図に示すように、天井に固定したフツク1にそ
の切欠部5を通して鎖2の上端を引掛け、鎖2の
下端にスピーカ3を連結し、天井とスピーカ3と
の距離は、フツク1と鎖2との係合位置を変える
ことによつて調節するようにしたものがあつた。
(考案が解決しようとする問題点) ところが、フツク1の鎖2を引掛けた部分は、
半円形になつておりスピーカ3が揺れ動いたとき
に、フツク1の円弧に沿つた鎖2の揺れが生じ易
く、切欠部5から鎖2が外れてスピーカ3ととも
に落下してしまうことがあるという問題点があつ
た。
(問題点を解決するための手段) この考案は、上記従来の問題点を解消するため
に成されたもので、以下図面に示す実施例に基づ
いて詳細に説明する。スピーカ吊下具は、第1図
に示すように、下端にスピーカ10の上端が取付
けられる鎖11と、天井に固定され鎖11の上部
が係合させられる固定具12と、鎖11の残余部
分13と固定具12を収容する略半球状のカバー
14とをそなえている。固定具12は十字状の平
板を折曲げて、中央部に方形の連結片15と、こ
の左右方向に連結片15よりも鎖11の厚み分以
上高い段差部16を介して平行に連なる左翼片1
7および右翼片18と、同じく前後方向に段差部
16よりも鎖11の厚み分以上高い段差部19を
介して平行に連なる前翼片20および後翼片21
とをそなえている。左翼片17と右翼片18に
は、鎖11を通しうる大きさの開口22と23が
設けられ、右翼片18の開口23だけに連続して
段差部16と連結片15とに鎖11の個々のリン
グの肉厚より僅かに大きい幅のスリツト孔24が
設けられ、前翼片20と後翼片21とには天井に
固定するための固定ネジ25に対するネジ孔26
が設けられている。カバー14は、全体形状が椀
型をしていて、内底部中央に鎖11を通すための
円筒状部28によつて囲まれた通し穴27が設け
られ、この円筒状部28とカバー14の側周壁2
9との間に鎖11の残余部分13を巻き込んで収
容するための円周凹溝30が形成されている。カ
バー14の上端部周囲のフランジ部31には、固
定具12の左翼片17と右翼片18に設けたネジ
孔32に止めネジ33で取付けるためのネジ孔3
4が設けられている。
鎖11の下端に位置するリング35は、着脱自
在な連結具36を介して、スピーカ10の上端部
中央に固定された引掛具37に接続されている。
鎖11の上部は右翼片18の開口23を下から上
へ通り抜けた後、連結片15のスリツト孔24に
直交する状態で係合しており、残余部分13は左
翼片17の開口22を上から下に通り抜けて垂れ
下がり、カバー14の円周凹溝30に巻き込まれ
る状態で収容されている。なお、スピーカ3には
スピーカ線(図示せず)の接続端子38が取付け
られている。
このように、平板状の連結片15に直線状のス
リツト孔24が設けられ、ここに鎖11のリング
が横方向にされて差込まれ、このリングの直ぐ上
に直交する状態で連結されたリングがスリツト孔
24の両側にまたがることによつて、固定具12
に鎖11が係合している。
(作用) このように構成されており、天井にスピーカ1
0を吊下げる場合は、まず希望する長さの位置で
鎖11を係合させた状態の固定具12を固定ネジ
25で天井に固定し、カバー14を鎖11の下端
から上方に押し上げると、次に鎖11の残余部分
13がカバー14の円周凹溝30に巻き込まれる
状態で収容され、カバー14を止めネジ33で固
定具12に取付け、最後にスピーカ10の引掛具
37を連結具36を介して鎖11の下端のリング
35に連結する。一旦取付けた後で、スピーカ1
0の吊下げ長さを変更したい場合には、カバー1
4を取外して、鎖11をスリツト孔24から開口
23に移動させて係合を解き、希望する長さ位置
ににある鎖11のリングを再びスリツト孔24に
係合させ、カバー14を取付ける。このとき、ス
ピーカ10が重い場合は取外しておいて作業を行
つても良い。なお、固定具12と鎖11の残余部
分13はカバー14に収容されて美感を損なうこ
ともないし、カバー14に設けられた円周凹溝3
0によつて、可成り長い鎖11の残余部分13で
あつても、整然と渦巻き状に収容される。そし
て、平面上にあるスリツト孔24に鎖2が係合し
ていることと、スリツト孔24を横切る状態でこ
の両側にまたがつて鎖2が係合していることと、
鎖2の残余部分13が左翼片7の開口22を通つ
て垂れ下がつていることによつて、地震等による
振動や揺れが加わつてもスリツト孔24と鎖11
との係合位置はずれにくく、たとえずれたとして
も段差部16によつて止められるから、係合が解
かれてスピーカ10が脱落するようなことは防が
れる。
(考案の効果) 上述のようにこの考案によれば、天井に固定さ
れた固定具にスピーカを吊下げた鎖を、確実に係
合させることが出来、振動や揺れが加わつてもこ
の係合状態を維持することができ、スピーカの脱
落を防ぐことができるし、さらにスピーカ吊下げ
長さの変更も容易に行なうことが出来るなど実用
上優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例を示す分解斜視図、
第2図は従来例を示す斜視図である。 10……スピーカ、11……鎖、12……固定
具、13…残余部分、14……カバー、15……
連結片、16,19……段差部、17……左翼
片、18……右翼片、20……前翼片、21……
後翼片、22,23……開口、24……スリツト
孔、27……通し穴、28……円筒状部、29…
…側周壁、30……円周凹溝、36……連結具、
37……引掛具。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 天井に固定される固定具と、この固定具に上部
    の適当な位置で係合するとともに下端部がスピー
    カに連結される鎖とをそなえ、前記固定具は平板
    状の連結片の左右に前記鎖のリングの厚みより高
    い段差部を介して平行に連なる左翼片および右翼
    片が設けられ、この右翼片には前記鎖を通しうる
    大きさの開口が設けられ、この右翼片の開口に連
    続して前記段差部と前記連結片とに前記鎖のリン
    グの肉厚より僅かに大きい幅のスリツト孔が設け
    られ、前記鎖は前記右翼片の開口を下から上へ通
    り抜けて前記スリツト孔に差込まれ、このスリツ
    ト孔に差込まれた鎖のリングの直ぐ上に直交する
    状態で連結されたリングが前記スリツト孔を横切
    つてこの両側にまたがることによつて前記固定具
    に前記鎖が係合されたことを特徴とする天井吊下
    具。
JP603485U 1985-01-18 1985-01-18 Expired JPH0145190Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP603485U JPH0145190Y2 (ja) 1985-01-18 1985-01-18

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JP603485U JPH0145190Y2 (ja) 1985-01-18 1985-01-18

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61124187U JPS61124187U (ja) 1986-08-05
JPH0145190Y2 true JPH0145190Y2 (ja) 1989-12-27

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JP603485U Expired JPH0145190Y2 (ja) 1985-01-18 1985-01-18

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JPS61124187U (ja) 1986-08-05

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