JPH0518597Y2 - - Google Patents

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JPH0518597Y2
JPH0518597Y2 JP8929089U JP8929089U JPH0518597Y2 JP H0518597 Y2 JPH0518597 Y2 JP H0518597Y2 JP 8929089 U JP8929089 U JP 8929089U JP 8929089 U JP8929089 U JP 8929089U JP H0518597 Y2 JPH0518597 Y2 JP H0518597Y2
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fan
flange
mounting plate
combustion fan
combustion
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、燃焼用フアンをフアン取付板に着脱
自在に取り付けるための構造に関する。
[背景技術] 第3図に示すものは、燃焼用バーナにエアを送
るための燃焼用フアンであり、自動風呂釜等の燃
焼機器の内部に設けられている。この燃焼用フア
ン51は燃焼機器内に固定されたフアン取付板5
2に着脱自在に取り付けられる構造となつてい
る。燃焼用フアン51の上面に設けられた風吹出
口53の周囲にはフランジ54が形成されてお
り、フランジ54の下面において燃焼用フアン5
1の前面部には、燃焼用フアン51を固定するた
めの固定用プレート55が設けられている。一
方、燃焼用フアン51を取り付けるためのフアン
取付板52には、取付けられた燃焼用フアン51
の風吹出口53と対向するように風通し孔56が
開口されており、フアン取付板52の後端部には
燃焼用フアン51のフランジ54の後端部を差し
込んで保持させるための差込部57が設けられて
おり、フアン取付板52の前端両側からは固定用
プレート55をねじ止めするための取付部58が
垂下されている。しかして、燃焼用フアン51を
フアン取付板52に取り付ける場合には、燃焼用
フアン51を前方からフアン取付板52の下面に
納入し、フランジ54の後端部を差込部57に差
し込んで保持させ、さらに固定用プレート55の
両端部をフアン取付板52の取付部58に当接さ
せ、固定用プレート55の両端に設けられた通孔
59に通したビス60を取付部58に設けられた
ねじ孔61に螺合させることによつて燃焼用フア
ン51を固定していた。
[考案が解決しようとする課題] 従来の燃焼用フアンの取付け構造にあつては、
上記のように固定用プレートの両側端部をそれぞ
れビスによつてフアン取付板にねじ止めする構造
となつている。このため、燃焼用フアンをフアン
取付部に着脱する場合には、燃焼用フアンの左右
においてそれぞれドライバー等を用いて、ねじ止
め作業等を行なう必要があり、燃焼用フアンの前
面に広いメンテナンス空間が必要である。
したがつて、このメンテナンス空間には他の部
品等を配置することができず、燃焼機器の内部構
成のレイアウトを行う上で妨げとなり、またコン
パクトな燃焼用機器を製造する邪魔になつてい
た。
なお、従来の燃焼用フアンにおいて、左右のう
ち固定用プレートの一方だけをねじ止めしたので
は、燃焼用フアンが左右に振れ動き、固定するこ
とができなかつた。
しかして、本考案は叙上の従来例の欠点に鑑み
てなされたものであり、その目的とするところ
は、1本のビスによつて燃焼用フアンをフアン取
付板にしつかりと固体することができるように
し、燃焼用フアンの周囲におけるメンテナンス空
間をできるだけ小さくすることができるようにす
ることにある。
[課題を解決するための手段] このため本考案の燃焼用フアンの取付け構造
は、燃焼用フアンの風吹出口の周囲にフランジを
設けると共にフランジの前部に固定用プレートを
設け、略中央部に風通し孔を開口されたフアン取
付板の後部下面に設けられた差込部にフランジの
後端部を差し込んで保持させ、フアン取付板の少
なくとも一方の側縁から下方へガイド片を垂下す
ると共にフアン取付板の前端の左右両側に垂下片
を設け、フアン取付板の一方側縁に位置する前記
ガイド片の少なくとも一部を前記フランジの一方
側面に当接する当たり部として前記フランジの一
方側面に当接させ、前記固定用プレートの前記当
たり部側に位置する側端部を前記当たり部側に位
置する前記垂下片の前面に当接させ、前記固定用
プレートの他方側端部を他方の前記垂下片にビス
のような止め具によつて固定したことを特徴とし
ている。
[作用] 本考案にあつては、フランジの後端部を差込部
内に差し込み、固定用プレートの一方の側端部を
フアン取付板の垂下片にビスのような止め具によ
つて固定しているので、ねじ止め箇所が少なく、
ねじ締め作業等の煩わしい作業が軽減され、燃焼
用フアンの着脱作業を簡単に行なうことができ
る。しかも、ビスのような止め具による固定箇所
が減少したので、ねじを締めたり、緩めたりする
ためのメンテナンス空間を小さくでき、機器の内
部構成のレイアウトをより自由に行える。しか
も、一箇所の止め具で燃焼用フアンを固定するよ
うにしたにもかかわらず、止め具と反対側におい
て固定用プレートの側端部をフアン取付板の前面
の垂下片に当接させると共に、フアン取付板のガ
イド片に設けられた当たり部をフランジの側面に
当接させているので、止め具によつて固定された
箇所と反対側が揺れ動いたり、がたついたりする
こともなく、しつかりと燃焼用フアンを固定でき
る。
[実施例] 以下、本考案の実施例を添付図に基づいて詳述
する。
第2図に示すように、燃焼用フアン1の上面に
は風吹出口2が設けられており、この風吹出口2
の周囲にはフランジ3が周設されている。フラン
ジ3の四周部は、上方へ折り曲げられて垂直片1
0が形成されており、これによりフランジ3の強
度を高めると共にフランジ3とフアン取付板6と
の間から周囲へ風が漏れるのを防止している。ま
た、フランジ3の前端部は下方へ折り曲げられて
おり、フランジ3と一体に垂直な固定用プレート
4が設けられている。固定用プレート4の向かつ
て左側の側端部には通孔11が穿孔されている。
フアン取付板6は、金属板を折り曲げ加工するこ
とによつて一体に形成されたものであり、中央部
には風通し孔5が開口されている。また、フアン
取付板6の下面後端には燃焼用フアン1のフラン
ジ3を前方から差し込んで保持させるための差込
部7が設けられており、フアン取付板6の前端の
左右両側からはそれぞれ垂下片12が垂下されて
おり、向かつて左側の垂下片12にはねじ孔13
が穿孔されている。さらに、フアン取付板6の左
右側辺には下方へ折り曲げるようにしてガイド片
14が設けられており、ガイド片14は後方へゆ
くに従つて内側、すなわち風通し孔5に近づくよ
うに斜めに配置されている。そして、この向かつ
て右側のガイド片14の後端がフランジ3に当接
する当たり部8となつている。
しかして、燃焼機器の内部に固定されたフアン
取付板6に燃焼用フアン1を取り付ける場合に
は、以下のようにして行なうものである。まず、
燃焼用フアン1のフランジ3をフアン取付板6の
下面に納入し、フランジ3の後端部を前方から差
込部7内に挿入する。このとき、フアン取付板6
の両ガイド片14は後方へゆく程互いの間隔が狭
くなつているので、ガイド片14間に納入された
フランジ3は中央へガイドされ、後端部がスムー
ズに差込部7に挿入される。こうして、フランジ
3の後端部が差込部7に挿入されることにより、
燃焼用フアン1は下方へ落下しないように支持さ
れる。ついで、固定用プレート4の左右両側端部
をフアン取付板6の両垂下片12の前面に当接さ
せ、固定用プレート4の左側の通孔11から左の
垂下片12のねじ孔13へビスのような止め具9
を螺入することによつて燃焼用フアン1がフアン
取付板6に固定される。この取付け状態において
は、第1図に示すように、固定用プレート4が1
本の止め具9によつてフアン取付板6に固定され
ているだけであるにもかかわらず、固定用プレー
ト4の右側側端部がフアン取付板6の右の垂下片
12の前面に当接しているので、固定用プレート
4が撓んで燃焼用フアン1が第1図の矢印イ方向
に回動することがなく、また、右のガイド片14
の後端に設けられた当たり部8がフランジ3の右
の側面に当接しているので、固定用プレート4が
撓んで燃焼用フアン1が第1図の矢印ロ方向に回
動することもない。したがつて、本考案によれ
ば、1本の止め具9によつて燃焼用フアン1をが
たつきなく、安定に固定することができるのであ
る。なお、ガイド片14の後端間の距離は、フラ
ンジ3の幅よりも若干広くしてある。ガイド片1
4の後端間をフランジ3の幅と等しくすることに
よつても、燃焼用フアン1の振れ、がたつきを防
止できるが、このような方法であると、フランジ
3の幅とガイド片14の後端間の寸法との間にば
らつきがあつた場合、フランジ3をガイド片14
間に挿入することができなくなりが、本考案のよ
うに一方のガイド片14の先端に設けた当たり部
8と固定用プレート4の側端部とによつて、燃焼
用フアン1の振れ、がたつきを防止する方法によ
れば、寸法誤差によつて燃焼用フアン1の取付け
が不可能になるようなことはない。
[考案の効果] 本考案によれば、1本の止め具によつて、燃焼
用フアンをフアン取付板に固定することができる
ので、ビス等の止め具の面倒な締め付け作業等を
少なくでき、燃焼用フアンの着脱作業が容易にな
る。また、止め具が1本だけであるので、止め具
の周囲のメンテナンス空間が少なくなり、機器の
内部構成のレイアウトの制約が少なくなり、レイ
アウトの自由度が良くなる。しかも、1本の止め
具によつて燃焼用フアンを取り付ける構造とした
にもかかわらず、止め具と反対側で固定用プレー
トの端部をフアン取付板の前面に当接させると共
に、フアン取付板の当たり部をフランジに当接さ
せることによつて、燃焼用フアンの振れ、がたつ
きを防止でき、燃焼用フアンを簡単かつ安定に固
定することができるようになつた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す平面図、第2
図は同上の分解斜視図、第3図は従来例を示す分
解斜視図である。 1……燃焼用フアン、2……風吹出口、3……
フランジ、4……固定用プレート、5……風通し
孔、6……フアン取付板、7……差込部、8……
当たり部、9……止め具。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 燃焼用フアンの風吹出口の周囲にフランジを設
    けると共にフランジの前部に固定用プレートを設
    け、略中央部に風通し孔を開口されたフアン取付
    板の後部下面に設けられた差込部にフランジの後
    端部を差し込んで保持させ、フアン取付板の少な
    くとも一方の側縁から下方へガイド片を垂下する
    と共にフアン取付板の前端の左右両側に垂下片を
    設け、フアン取付板の一方側縁に位置する前記ガ
    イド片の少なくとも一部を前記フランジの一方側
    面に当接する当たり部として前記フランジの一方
    側面に当接させ、前記固定用プレートの前記当た
    り部側に位置する側端部を前記当たり部側に位置
    する前記垂下片の前面に当接させ、前記固定用プ
    レートの他方側端部を他方の前記垂下片にビスの
    ような止め具によつて固定したことを特徴とする
    燃焼用フアンの取付け構造。
JP8929089U 1989-07-28 1989-07-28 Expired - Lifetime JPH0518597Y2 (ja)

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JPH0330041U JPH0330041U (ja) 1991-03-25
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JP6972915B2 (ja) * 2017-10-25 2021-11-24 株式会社ノーリツ 燃焼装置

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