JPH0628361Y2 - 車両のラジオ取付装置 - Google Patents

車両のラジオ取付装置

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JPH0628361Y2
JPH0628361Y2 JP5978087U JP5978087U JPH0628361Y2 JP H0628361 Y2 JPH0628361 Y2 JP H0628361Y2 JP 5978087 U JP5978087 U JP 5978087U JP 5978087 U JP5978087 U JP 5978087U JP H0628361 Y2 JPH0628361 Y2 JP H0628361Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
radio
instrument panel
ashtray
mounting opening
stay
Prior art date
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JP5978087U
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English (en)
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JPS63166854U (ja
Inventor
直輝 加藤
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Suzuki Motor Co Ltd
Original Assignee
Suzuki Motor Co Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、車両のインストルメントパネルへラジオを取
付けるためのラジオ取付装置に関する。
(従来の技術) 従来、インストルメントパネルへラジオを取付けるに
は、一般にインストルメントパネル内に支持プレートを
配設し、この支持プレート上にラジオを載せ、ラジオに
取付けたブラケットと該支持プレートとをねじ締結によ
り一体化するようにしていた。この場合、ねじ締結部が
インストルメントパネルの奥側となり、作業スペースが
小さくてねじ締めが困難となるばかりか、時にはインス
トルメントパネルの取外しを余儀なくされ、組付作業性
がきわめて悪いという問題があった。
そこで、上記問題の対策として、実公昭57-10933号公報
には、インストルメントパネルの前部に階段状に係合部
を設け、この係合部にラジオの両側部に取付けたブラケ
ットを係合させ、該ブラケットとインストルメントパネ
ルの前記係合部とをねじ締結するようにしたラジオの取
付構造が示されている。これによれば、インストルメン
トパネルの前面でのラジオの取付作業を行うことがで
き、その組付性が著しく向上するようになる。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、上記実公昭57-10933号公報に示されたラ
ジオの取付構造によれば、インストルパネルの前面に締
結用ねじのねじ頭が露出しているため、該ねじを緩めて
簡単にラジオを取外すことが可能になり、盗難防止上好
ましくないという問題があった。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、上記従来の問題点を解決すべくなされたもの
で、その構成上の特徴とするところは、インストルメン
トパネルにラジオ取付用開口部と灰皿取付用開口部の2
個の開口部を上下方向に並設し、前記ラジオ取付用開口
部にラジオを取付けた車両において、予め、ラジオケー
スの後部にステーを取付けると共に、前記ラジオ取付用
開口部に前記ステーの挿通を許容する切欠を設け、イン
ストルメントパネルの内部に該インストルメントパネル
と一体にブラケットを設けて、該ブラケットの前記灰皿
取付用開口部に臨む部位に前記ステーの一端部をねじ締
結し、かつ前記ねじ締結部を、板体からなり両側に灰皿
側部のフランジ部を外側から受ける折曲げ部を有し後端
部においてインストルメントパネルにねじ締結される灰
皿ガイドにより隠蔽するようにした点にある。
(作用) 上記構成の車両のラジオ取付装置において、インストル
メントパネルのラジオ取付用開口部に切欠を設けたの
で、予めステーを取付けた状態でラジオをインストルメ
ントパネル内に挿入することが可能になり、該ステーを
インストルパネル内のブラケットにねじ締結するだけで
ラジオを組付けることができる。しかも前記ねじ締結部
位をインストルメントパネルの灰皿取付用開口部に臨む
部位としたので、該灰皿取付用開口部を利用してインス
トルパネル前面で取付作業を行うことができ、組付作業
性が著しく向上する。
また、上記ねじ締結部を、ブラケットにねじ締結した灰
皿ガイドで隠蔽するようにしたので、インストルメント
パネル前面からステーの締結用ねじを視認することがで
きず、ラジオの盗難防止に有効となる。さらにブラケッ
トに灰皿ガイドをねじ締結したことにより該ブラケット
の剛性が向上し、ラジオの組付状態が安定化するように
なる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を添付図面にもとづいて説明す
る。
第1図〜第3図において、1はインストルメントパネル
(以下、インパネという)で、該インパネ1の前面には
ラジオ取付用開口部2と灰皿取付用開口部3とが上下方
向に並べて設けられている。4はラジオであり、ラジオ
ケース5と操作盤6とから概略構成されている。操作盤
6は、ラジオケース5の前面に突設した中空のねじピン
7にナット8を用いて装着されており、その背面の周縁
部に前記ラジオ取付用開口部2の前側縁端部に係合可能
な段差部6aを有している。前記ねじピン7内にはチュ
ーニングまたは音量調整用の操作ロッド9が挿通せられ
ており、該操作ロッド9の操作盤6上に突出した端部に
はダイヤル10が装着されている。前記ねじピン7には
また、操作盤6の後背部に位置してスプリング11が装
着されている。このスプリング11は板ばねから成り、
その両端部に前記ラジオ取付用開口部2の後側の上、下
縁端部に係合可能なカール部11aを有している。
しかして、ラジオケース5の後背部には予め下向にステ
ー12が取付けられ、一方インパネ1のラジオ取付用開
口部2の下側には前記ステー12の挿通を許容する切欠
13が設けられている。この切欠13の存在により、第
3図に示すように、予めラジオ4の全体を傾斜状態と
し、ラジオケース5に先行してステー12を切欠13内
に挿入することにより、後続のラジオケース5の全体を
インパネ1内に挿入できるようになる。
またインパネ1内には、上記ステー12を固定するため
のL字状ブラケット14が配設されている。ブラケット
14は、その一片部の内側に第1の溶接ナット15を、
その他片部の外側に第2の溶接ナット16をそれぞれ有
しており、前記第1の溶接ナット15にインパネ1の外
部から第1のねじ17を螺合させることによって、その
一片部が該インパネ1の内面に固定されている。ブラケ
ット14は、前記インパネ1への固定状態において、そ
の他片部の第2の溶接ナット16が丁度前記灰皿取付用
開口部3に臨むように位置決めされ、該灰皿取付用開口
部3を通じて第2の溶接ナット16に第2のねじ18を
螺合させることによって、その他片部に前記ステー12
の一端を固定できるようになる。ラジオ4は、前記ステ
ー12の一端がブラケット14に固定された状態におい
て、前記操作盤6の係合部6aがラジオ取付用開口部2
の前側縁端部に係合すると共に前記スプリング11の両
端カール部11aがラジオ取付用開口部2の後側縁端部
に衝接し、該ラジオ取付用開口部2内に安定的に保持さ
れる。
上記ブラケット14はまた、その第2の溶接ナット16
下に第3の溶接ナット19を有しており、この第3の溶
接ナット19を利用して灰皿ガイド20の後端部が第3
のねじ21により固定されている。灰皿ガイド20は、
金属等の板体からできており、両側に灰皿22の側部に
設けられたフランジ部(図示せず)を外側から受ける折
曲げ部20aを有するものである。この灰皿ガイド20
は、第2図における左方の後端部が第3のねじ21によ
りインパネ1の奥の部分に、右方の先端部がビス23に
よりインパネ1の前面に固定されている。これによって
ステー12を固定する第2のねじ18の頭部は灰皿ガイ
ド20にてインパネ1の外部に対して隠蔽されるように
なる。
かゝる構成により、予めラジオケース5の後部にステー
12を取付けておき、第3図に示すように、該ステー1
2をインパネ1の切欠13に挿入しつつ、スプリング1
1を含むラジオケース5の全体をラジオ取付用開口部2
内に挿入する。この時、灰皿ガイド20は灰皿取付用開
口部3から取外しておく。そして前記ラジオケース5の
挿入を終えたら、前記灰皿取付用開口部3からインパネ
1内に締付具(図示略)を挿入し、該締付具に持たせた
第2のねじ18をステー12を挿通して第2の溶接ナッ
ト16に螺合させ、該ステー12をブラケット14に締
付固定する。次に灰皿ガイド20を灰皿取付用開口部3
からインパネ1内に挿入し、同じく締付具に持たせた第
3のねじ21を灰皿ガイド20を挿入して第3の溶接ナ
ット19に螺合させ、該灰皿ガイド20の後端部をブラ
ケット14に締付固定し、続いて該灰皿ガイド20の先
端部をビス23にしてインパネ1の前面に固定する。
このようにして、インパネ1に対するラジオ4と灰皿2
2の取付けは完了するが、いずれの取付けもインパネ1
の前面で行うことができ、これらの容易組付けが可能と
なる。
(考案の効果) 以上、詳細に説明したように、本考案にかゝるラジオ取
付装置によれば、ラジオの締結部をインストルメントパ
ネル内に設けたにもかかわらず、インストルメントパネ
ルの前面でその取付作業を行うことができ、組付作業性
が著しく向上する効果がある。また前記締結部をインス
トルメントパネル内に設けたので、該締付部を灰皿ガイ
ドで隠蔽することが可能となり、盗難防止を図る上でき
わめて有効となった。さらにラジオと灰皿ガイドとを共
通のブラケットに締結するようにしたので、該ブラケッ
トの剛性が向上し、ラジオの取付状態が安定化する効果
がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案にかかる車両のラジオ取付装置を一部開
放して示す斜視図、第2図は本ラジオ取付装置の断面
図、第3図は本ラジオ取付装置の使用態様を示す断面図
である。 1……インストルメントパネル 2……ラジオ取付用開口部 3……灰皿取付用開口部 4……ラジオ 5……ラジオケース 12……ステー 13……切欠 14……ブラケット 20……灰皿ガイド

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】インストルメントパネルにラジオ取付用開
    口部と灰皿取付用開口部の2個の開口部を上下方向に並
    設し、前記ラジオ取付用開口部にラジオを取付けた車両
    において、予め、ラジオケースの後部にステーを取付け
    ると共に、前記ラジオ取付用開口部に前記ステーの挿通
    を許容する切欠を設け、インストルメントパネルの内部
    に該インストルメントパネルと一体にブラケットを設け
    て、該ブラケットの前記灰皿取付用開口部に臨む部位に
    前記ステーの一端部をねじ締結し、かつ前記ねじ締結部
    を、板体からなり両側に灰皿側部のフランジ部を外側か
    ら受ける折曲げ部を有し後端部においてインストルメン
    トパネルにねじ締結される灰皿ガイドにより隠蔽したこ
    とを特徴とする車両のラジオ取付装置。
JP5978087U 1987-04-20 1987-04-20 車両のラジオ取付装置 Expired - Lifetime JPH0628361Y2 (ja)

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JP5978087U JPH0628361Y2 (ja) 1987-04-20 1987-04-20 車両のラジオ取付装置

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JP5978087U JPH0628361Y2 (ja) 1987-04-20 1987-04-20 車両のラジオ取付装置

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JPS63166854U JPS63166854U (ja) 1988-10-31
JPH0628361Y2 true JPH0628361Y2 (ja) 1994-08-03

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ID=30891594

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JP5978087U Expired - Lifetime JPH0628361Y2 (ja) 1987-04-20 1987-04-20 車両のラジオ取付装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP5119664B2 (ja) * 2006-12-28 2013-01-16 三菱自動車工業株式会社 車載部品取り付け構造

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JPS63166854U (ja) 1988-10-31

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