JPH0239851Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0239851Y2 JPH0239851Y2 JP19505284U JP19505284U JPH0239851Y2 JP H0239851 Y2 JPH0239851 Y2 JP H0239851Y2 JP 19505284 U JP19505284 U JP 19505284U JP 19505284 U JP19505284 U JP 19505284U JP H0239851 Y2 JPH0239851 Y2 JP H0239851Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ornament
- grill
- retainer
- grille
- mounting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 claims description 15
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 4
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 4
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 3
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 2
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 2
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 238000010079 rubber tapping Methods 0.000 description 1
- 230000035939 shock Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
- Connection Of Plates (AREA)
- Vehicle Waterproofing, Decoration, And Sanitation Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は自動車のフロントグリルなどの前面に
取付けられるマークプレート等のグリルオーナメ
ントの取付装置に関するものである。
取付けられるマークプレート等のグリルオーナメ
ントの取付装置に関するものである。
従来技術とその問題点
従来、グリルオーナメントの取付装置として、
オーナメントの背面側にネジ孔を有するボスを突
設し、このボスを２本のグリル間に挿通した状態
でグリルの後面側からリテーナを介して取付ネジ
を上記ボスのネジ孔に螺入することにより、オー
ナメントとリテーナとでグリルを前後から挟着し
て取り付けたものが知られている。
オーナメントの背面側にネジ孔を有するボスを突
設し、このボスを２本のグリル間に挿通した状態
でグリルの後面側からリテーナを介して取付ネジ
を上記ボスのネジ孔に螺入することにより、オー
ナメントとリテーナとでグリルを前後から挟着し
て取り付けたものが知られている。
この場合には、オーナメントをグリルに強固に
取付けることができる利点があるが、オーナメン
トの取付けにあたり、オーナメントを片手で支え
ながらグリルの後面側にリテーナを配置し、かつ
ネジ止めするという煩雑な作業を必要とするた
め、作業性が悪く、しかもオーナメントの取付位
置にバラツキが生じ易い欠点がある。
取付けることができる利点があるが、オーナメン
トの取付けにあたり、オーナメントを片手で支え
ながらグリルの後面側にリテーナを配置し、かつ
ネジ止めするという煩雑な作業を必要とするた
め、作業性が悪く、しかもオーナメントの取付位
置にバラツキが生じ易い欠点がある。
そこで、この欠点を解消するため実公昭57−
37646号公報に記載のように、１本のグリルの上
下面にオーナメントのリブを挿通するとともに、
グリルの後面側に板ばねを配置し、この板ばねの
爪を上記リブに喰い込ませることにより、オーナ
メントを取り付けるようにしたものが提案されて
いる。
37646号公報に記載のように、１本のグリルの上
下面にオーナメントのリブを挿通するとともに、
グリルの後面側に板ばねを配置し、この板ばねの
爪を上記リブに喰い込ませることにより、オーナ
メントを取り付けるようにしたものが提案されて
いる。
この場合には、ネジ止め作業が不要であり、取
付バラツキが比較的生じにくい利点があるが、自
動車の走行中など振動や衝撃を繰り返し受ける
と、爪がリブから外れてオーナメントが位置ずれ
を起こしたり脱落しやすいという問題があつた。
付バラツキが比較的生じにくい利点があるが、自
動車の走行中など振動や衝撃を繰り返し受ける
と、爪がリブから外れてオーナメントが位置ずれ
を起こしたり脱落しやすいという問題があつた。
考案の目的
本考案はかかる従来の問題点に鑑みてなされた
もので、その目的は、取付作業性が良好で、かつ
取付安定性に優れたグリルオーナメントの取付装
置を提供することにある。
もので、その目的は、取付作業性が良好で、かつ
取付安定性に優れたグリルオーナメントの取付装
置を提供することにある。
考案の構成
上記目的を達成するために、本考案は、オーナ
メントにグリルの後端に係止される爪部を突設
し、この爪部でオーナメントをグリルに仮止めす
ることによつて、取付ネジの締め付け作業を容易
にし、かつ爪部の引つ掛け力により取付安定性を
向上させたものである。
メントにグリルの後端に係止される爪部を突設
し、この爪部でオーナメントをグリルに仮止めす
ることによつて、取付ネジの締め付け作業を容易
にし、かつ爪部の引つ掛け力により取付安定性を
向上させたものである。
実施例の説明
図面において、グリル１は複数本平行に設置さ
れており、グリル１の前部下端には後方へ突出し
た突片２が形成されている。
れており、グリル１の前部下端には後方へ突出し
た突片２が形成されている。
オーナメント３は例えば樹脂にて箱形に一体成
形されたもので、前面には所望のマーク４等が刻
印されている。オーナメント３の後面にはグリル
１の後端１ａに係止される一対の爪部５と孔６ａ
を有するボス６とが突設されており、オーナメン
ト３の両側壁にはグリル１の外面に嵌合する切欠
７が形成されている。
形されたもので、前面には所望のマーク４等が刻
印されている。オーナメント３の後面にはグリル
１の後端１ａに係止される一対の爪部５と孔６ａ
を有するボス６とが突設されており、オーナメン
ト３の両側壁にはグリル１の外面に嵌合する切欠
７が形成されている。
リテーナ８は所望の弾性を有する金属板あるい
は樹脂板からなり、上端部にグリル１の突片２と
係合する折曲片９が形成され、下端部にはグリル
１の後端１ａと係合するＵ字状の屈曲部１０が形
成されている。すなわち、リテーナ８は隣り合う
２本のグリル１，１間に架け渡して配置される。
また、リテーナ８にはオーナメント３のボス６と
対応する箇所にネジ挿通孔１１が形成され、取付
ネジ１２がこの挿通孔１１を介してボス６の孔６
ａに螺着される。
は樹脂板からなり、上端部にグリル１の突片２と
係合する折曲片９が形成され、下端部にはグリル
１の後端１ａと係合するＵ字状の屈曲部１０が形
成されている。すなわち、リテーナ８は隣り合う
２本のグリル１，１間に架け渡して配置される。
また、リテーナ８にはオーナメント３のボス６と
対応する箇所にネジ挿通孔１１が形成され、取付
ネジ１２がこの挿通孔１１を介してボス６の孔６
ａに螺着される。
上記構成の取付装置において、オーナメント３
を取り付けるには、まずオーナメント３をグリル
１の前方より嵌め込み、爪部５をグリル１の後端
１ａに係止してオーナメント３を仮止めする。こ
の状態で、オーナメント３の両側壁に設けた切欠
７がグリル１の外面に嵌合するので、切欠７と爪
部５との合計４点で安定に支持される。つぎに、
グリル１の後面側に、隣り合う上下２本のグリル
１，１間に架け渡すようにリテーナ８を配置し、
取付ネジ１２をリテーナ８のネジ挿通孔１１を介
してオーナメント３のボス６の孔６ａにタツピン
グしつつ螺着し、リテーナ８を若干押し撓める。
このリテーナ８の弾性復元力により、オーナメン
ト３はグリル１の前面に圧着し、オーナメント３
は確実に固定される。
を取り付けるには、まずオーナメント３をグリル
１の前方より嵌め込み、爪部５をグリル１の後端
１ａに係止してオーナメント３を仮止めする。こ
の状態で、オーナメント３の両側壁に設けた切欠
７がグリル１の外面に嵌合するので、切欠７と爪
部５との合計４点で安定に支持される。つぎに、
グリル１の後面側に、隣り合う上下２本のグリル
１，１間に架け渡すようにリテーナ８を配置し、
取付ネジ１２をリテーナ８のネジ挿通孔１１を介
してオーナメント３のボス６の孔６ａにタツピン
グしつつ螺着し、リテーナ８を若干押し撓める。
このリテーナ８の弾性復元力により、オーナメン
ト３はグリル１の前面に圧着し、オーナメント３
は確実に固定される。
上記のように、爪部５をグリル１の後端１ａに
係止することによりオーナメント３をグリル１に
仮止めしたので、取付時にオーナメント３を手で
支える必要がなく、取付ネジ１２の締め付け作業
を両手で行うことができる。また、上記爪部５と
切欠７との係合作用によりオーナメント３を安定
に支持できるため、グリル１にオーナメントの取
付座面を別途形成する必要がなく、オーナメント
の有無に関係なくグリル形状を変更する必要がな
い。
係止することによりオーナメント３をグリル１に
仮止めしたので、取付時にオーナメント３を手で
支える必要がなく、取付ネジ１２の締め付け作業
を両手で行うことができる。また、上記爪部５と
切欠７との係合作用によりオーナメント３を安定
に支持できるため、グリル１にオーナメントの取
付座面を別途形成する必要がなく、オーナメント
の有無に関係なくグリル形状を変更する必要がな
い。
なお、上記実施例ではオーナメント３を箱形に
形成したので、内側に設けた爪部５やボス６さら
には後面側に配置したリテーナ８などがグリル１
の隙間から外部に露出せず、美観を損なわないと
ともに、オーナメント側壁の切欠７がグリル１と
係合して上下方向に位置決めするため、オーナメ
ント３をより安定に支持できる。
形成したので、内側に設けた爪部５やボス６さら
には後面側に配置したリテーナ８などがグリル１
の隙間から外部に露出せず、美観を損なわないと
ともに、オーナメント側壁の切欠７がグリル１と
係合して上下方向に位置決めするため、オーナメ
ント３をより安定に支持できる。
考案の効果
以上の説明で明らかなように、本考案によれば
オーナメントの爪部をグリルの後端に係止させて
仮止めするようにしたので、取付ネジの締め付け
時にオーナメントを手で支える必要がなく、作業
性を改善できるとともに、爪部によつてオーナメ
ントとグリルとの位置関係を決定しているので、
オーナメントの取付安定性を向上させることがで
きるという実用的効果を有する。
オーナメントの爪部をグリルの後端に係止させて
仮止めするようにしたので、取付ネジの締め付け
時にオーナメントを手で支える必要がなく、作業
性を改善できるとともに、爪部によつてオーナメ
ントとグリルとの位置関係を決定しているので、
オーナメントの取付安定性を向上させることがで
きるという実用的効果を有する。
第１図は本考案にかかるオーナメントをグリル
に取り付けた状態の斜視図、第２図は第１図の
−線断面図、第３図は分解斜視図である。 １……グリル、１ａ……後端、３……オーナメ
ント、５……爪部、６……ボス、８……リテー
ナ、１１……ネジ挿通孔、１２……取付ネジ。
に取り付けた状態の斜視図、第２図は第１図の
−線断面図、第３図は分解斜視図である。 １……グリル、１ａ……後端、３……オーナメ
ント、５……爪部、６……ボス、８……リテー
ナ、１１……ネジ挿通孔、１２……取付ネジ。
Claims (1)
- 自動車等のグリル前面にオーナメントを取付け
るための取付装置において、オーナメントの後面
にグリルの後端に係止される爪部を突設するとと
もに、グリルの後面側に隣り合う２本のグリル間
に架け渡すようにリテーナを配置し、取付ネジを
リテーナを介してオーナメントに螺着することに
より、オーナメントとリテーナとでグリルを前後
から挟着してなるグリルオーナメントの取付装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19505284U JPH0239851Y2 (ja) | 1984-12-22 | 1984-12-22 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19505284U JPH0239851Y2 (ja) | 1984-12-22 | 1984-12-22 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61108663U JPS61108663U (ja) | 1986-07-10 |
| JPH0239851Y2 true JPH0239851Y2 (ja) | 1990-10-25 |
Family
ID=30752543
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19505284U Expired JPH0239851Y2 (ja) | 1984-12-22 | 1984-12-22 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0239851Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH047006Y2 (ja) * | 1986-09-18 | 1992-02-25 | ||
| JP5850891B2 (ja) * | 2013-08-27 | 2016-02-03 | 本田技研工業株式会社 | 樹脂部品の結合構造 |
-
1984
- 1984-12-22 JP JP19505284U patent/JPH0239851Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61108663U (ja) | 1986-07-10 |
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