JPH0227667Y2 - - Google Patents

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JPH0227667Y2
JPH0227667Y2 JP7363985U JP7363985U JPH0227667Y2 JP H0227667 Y2 JPH0227667 Y2 JP H0227667Y2 JP 7363985 U JP7363985 U JP 7363985U JP 7363985 U JP7363985 U JP 7363985U JP H0227667 Y2 JPH0227667 Y2 JP H0227667Y2
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cabinet
speaker grill
speaker
top plate
recesses
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案はテレビジヨン受像機等のスピーカ部に
おけるスピーカグリル取付機構に関する。
(ロ) 従来の技術 従来、テレビジヨン受像機等におけるスピーカ
部において、スピーカ本体が固定されるキヤビネ
ツトの上面にはスピーカグリルが配されている。
上記スピーカグリルの取付けは例えば第3図に
示す如く、キヤビネツト1の側壁の4辺に夫々凹
所1a,1a…を形成し、一方、いわゆるパンチ
ングメタルと呼ばれる金属製のスピーカグリル2
の4辺に夫々、舌片2a,2a…を設け、この舌
片を前記凹所に係合せしめると共に第4図イ,ロ
に示す如く、前記舌片の先端を内方に折曲するこ
とにより行つている。
尚、前記舌片2a,2a…は天板2bから4辺
が直角に折曲されて形成された側板2c,2c…
より延出している。
しかしながら上記従来例においては、対向する
前記舌片間の寸法と対向する凹所間の寸法とが等
しくなる様に設定されているため、キヤビネツト
1及びスピーカグリル2の加工寸法のバラツキに
より例えばスピーカグリルの寸法の方が大きくな
つた場合、スピーカグリルが取付け状態でガタつ
くことがあり、雑音発生の原因となつていた。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 本考案は上述の点に鑑み為されたものであり、
キヤビネツト及びスピーカグリルの加工寸法が多
少バラついてもスピーカグリルがキヤビネツトに
対してガタつくことなく取付けられることを目的
とする。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本考案は、キヤビネツトへ取付け前のスピーカ
グリルを、その対向する舌片間の寸法が前記キヤ
ビネツトの対向する凹所間の寸法より若干小さく
なる様且つその天板が外側に向つて湾曲する様に
形成してなる。
(ホ) 作用 上述の手段により、スピーカグリルはキヤビネ
ツトへ取付けられた状態において舌片が凹所に弾
性的に係合すると共に天板が略平面となる様に弾
性変形する。
(ヘ) 実施例 以下、図面に従い本考案の一実施例を説明す
る。
第1図は本考案の一実施例機構の分解斜視図、
第2図イ,ロはスピーカグリル取付状態における
平面図及びA−A′断面図である。
本実施例におけるスピーカグリル2′の対向す
る舌片2a′,2a′間の寸法W1及びD1と、キヤビ
ネツト1の対向する凹所1a,1a間の寸法W2
及びD1との関係は夫々、W1<W2、D1<D2とな
つている。
すなわち、スピーカグリル2′の寸法が若干キ
ヤビネツト1の寸法より小さくされている。
更に、スピーカグリル2′の天板2b′は第1図
の如く外側に向つて若干湾曲している。このた
め、側板2c′と天板2b′との角度は90゜以上となつ
ている。
次にこのスピーカグリル2′のキヤビネツト1
に取付け時には第2図イ,ロに示す如く、舌片2
a′,2a′…は外方へ若干弾性変形するため、凹所
1a,1a…に対して弾性的に係合し、前記舌片
の先端を内側に折曲した状態でスピーカグリル
2′がガタつくことはない。
また、取付状態において、第2図ロの如く、予
め側板2c′,2c′と天板2b′とは夫々、90゜以上の
角度が付いているので、側板2c′,2c′が夫々、
弾性変形により傾斜するにもかかわらず、天板2
bは略平面となつている。
(ホ) 考案の効果 上述の如く本考案に依ればキヤビネツトの対向
する凹所間の寸法よりスピーカグリルの対向する
舌片間の寸法の方が予め小さくされているため、
取付け状態において、舌片が凹所に弾性的に係合
するため各部の寸法精度をあまり高くしなくとも
スピーカグリルがガタつくことがない。
また、スピーカグリルの天板は予め外側に向つ
て若干湾曲され天板と側板との角度が90゜以上と
なつているため取付状態において、側板が傾斜し
ても天板は略平面となり、外観を損なうこともな
い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例におけるスピーカグ
リル取付機構の分解斜視図、第2図イは第1図の
スピーカグリルの取付状態の平面図、同図ロは同
図イのA−A′断面図、第3図は従来のスピーカ
グリル取付機構の分解斜視図、第4図イは第3図
のスピーカグリルの取付状態の平面図、同図ロは
同図イのB−B′断面図である。 1……キヤビネツト、1a,1a……凹所、
2′……スピーカグリル、2a′,2a′……舌片、
2c′,2c′……側板、2b′……天板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. キヤビネツトの側壁に複数の凹所を設け、該凹
    所にスピーカグリル側端部に設けた複数個の舌片
    を係合させると共に該舌片を折曲することにより
    前記キヤビネツトに前記スピーカグリルを取付け
    てなるスピーカグリルの取付機構において、前記
    キヤビネツトへ取付け前の前記スピーカグリル
    を、その対向する舌片間の寸法が前記キヤビネツ
    トの対向する凹所間の寸法より若干小さくなる様
    且つその天板が外側に向つて湾曲する様に形成
    し、該スピーカグリルは前記キヤビネツトへ取付
    けられた状態において、前記舌片が前記凹所に弾
    性的に係合すると共に前記天板が略平面となる様
    に弾性変形することを特徴とするスピーカグリル
    取付機構。
JP7363985U 1985-05-17 1985-05-17 Expired JPH0227667Y2 (ja)

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JP7363985U JPH0227667Y2 (ja) 1985-05-17 1985-05-17

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JP7363985U JPH0227667Y2 (ja) 1985-05-17 1985-05-17

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Publication Number Publication Date
JPS61195187U JPS61195187U (ja) 1986-12-05
JPH0227667Y2 true JPH0227667Y2 (ja) 1990-07-25

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