JP3014421U - 電子機器の保持構造 - Google Patents

電子機器の保持構造

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JP3014421U
JP3014421U JP1995001215U JP121595U JP3014421U JP 3014421 U JP3014421 U JP 3014421U JP 1995001215 U JP1995001215 U JP 1995001215U JP 121595 U JP121595 U JP 121595U JP 3014421 U JP3014421 U JP 3014421U
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JP
Japan
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main body
electronic device
holder
groove
holding structure
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Application number
JP1995001215U
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English (en)
Inventor
実 岡崎
真二 川村
Original Assignee
八重洲無線株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 小型電子機器等の着脱と、操作性の向上を図
る。 【構成】 本体1下部を逆八の字に形成した電子機器に
突起部11と溝部12を設ける。ホルダー2には、本体
1の溝部12へスライドして収納するレール部21が設
けてあり、突起部11と弾性係止部22との作用によっ
て本体1を保持する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、小型電子機器等における保持構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種の保持構造においては、図2の(a)ないし(h)に示されるよ うなものが既に公知の技術として広く知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上述のような従来技術においては、図2の(a)ないし(d)のもの では本体に大きな突起物が必要となり、(h)のものはマグネット用の金属を本 体に埋め込むか取り付ける必要がある。
【0004】 そして、前記(a)ないし(d)のものでは保持力がほとんど無いに等しく、 ぐらついてしまう欠点があり、かつ、(b)ないし(d)のものは片面しか使用 できない欠点がある。
【0005】 また、(e)と(f)のものは樹脂体等による弾性力だけでは保持し得ないの で、これを補うためにガードが必要となり、本体側面の中央部分までホルダーを 覆わなければならず、全体に大きくなってしまう欠点がある。
【0006】 また、(g)のものではバネ機構等による部品点数が増加するという欠点があ る。
【0007】 この考案は、従来知られていた電子機器等における保持構造の、このような欠 点を改良する目的で成されたものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】 図1によりこの考案に係る電子機器の保持構造の一例を説明する。電子機器本 体1下部を逆八の字に形成した電子機器において、この本体1を保持するホルダ ー2にレール部21と弾性係止部22とを設ける一方、前記本体1下部の逆八の 字部分に溝部12と、その開口部分を八の字に形成し、更に、前記本体1の背面 又は正面に突起部11を設けて、この突起部11を前記弾性係止部22の嵌合凹 部23へ押圧嵌合することにより、前記本体1を保持するものである。
【0009】
【作用】
電子機器の本体1下部に設けた溝部12と、これを保持するホルダー2のレー ル部21とを逆八の字に形成することにより、前記本体1が出し入れしやすくな る。
【0010】 また、ホルダー2が3点支持のため、本体1の保持力が高くなり、かつ前記突 起部11を本体1の背面と正面とに設ければ保持向きの表裏使用が可能となる。
【0011】
【実施例】
次に、この考案の電子機器の保持構造を図面に基づいて説明する。図1におい て、電子機器の本体1に突起部11と逆八の字に形成した溝部12を設け(図1 の(A))、更に、この溝部12の開口部分を後述するホルダー2のレール部2 1が入りやすくなるように、略30゜の角度を持たせている(図1の(B))。
【0012】 一方、ホルダー2の形状を前記本体1の溝部12へ嵌入するレール部21の形 状と同じ逆八の字に形成し、更に、その先端部分を直線状(ストレート)にする ことにより、左右のガタつきを補正している(図1の(C))。
【0013】 また、前記ホルダー2の弾性係止部22をある程度可撓性のある物(樹脂体等 )で形成し、その嵌合凹部23へ本体1の突起部11が押圧嵌合されたとき、前 記可撓性の度合いによりその保持力が決定され、前記本体1の出し入れに際して 適度の保持力を得ることができる。
【0014】 更に、前述したレール部21の作用と前記弾性係止部22の保持力と相俟って 、本体1の背面下半分と両側面下部を覆うようホルダー2を形成している。
【0015】 なお、電子機器の本体1の形状を上述したような逆八の字に形成することなく 、直角形の箱体としてもよいことや、突起部11を表裏の一方のみに設けてもよ いことは勿論である。
【0016】
【考案の効果】
この考案は以上説明したように、電子機器本体には突起部及び溝部を設け、ホ ルダーにはレール部及び弾性係止部を設けることにより、大きな突起物や、固定 用の別部品は必要でなく、このため手に異物感を生じないという効果を奏する。
【0017】 また、電子機器本体の両側面下部と背面略中央部とを3点支持することにより 、表裏面と両側面(側面下部は除く)を有効利用し得る効果があり、ここにスイ ッチ等を配置して、これを片手で操作することができて便利である。
【0018】 更に、ホルダーの弾性係止部の嵌合凹部にストッパーの働きを持たせているた め、このストッパーを前記ホルダーの略中央に設け、かつ本体の背面下半分と両 側面下部を覆う形状としているので、ホルダーとしては極めて小型に形成し得る ものである。
【0019】 そして、本体両側面の縦溝を前後の中央に設け、更に本体の下部形状を該溝を 中心に線対称の関係とすれば、本体の背面と正面との両方に突起部を設けること によって、表裏いずれでも保持できるという極めて優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案による電子機器の保持構造の一例を示
す正面図と側面図で、(A)は電子機器本体の正面図、
(B)は同じく側面図、(C)はホルダーの正面図であ
る。
【図2】従来の電子機器の保持構造の数例を示す図であ
り、(a)は正面図と側面図、(b)ないし(d)と
(h)は側面図、(e)ないし(g)は正面図と平面図
で表したものである。
【符号の説明】
1 本体 2 ホルダー 11 突起部 12 溝部 21 レール部 22 弾性係止部 23 嵌合凹部

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 背面又は正面に突起部を備えた電子機器
    本体の下部を逆八の字に形成し、かつ、この逆八の字に
    形成された両側面に溝部を設け、更に、この溝部の下端
    部を八の字に開口した本体と、この本体を保持するホル
    ダーとから成り、該ホルダーの内側両側面に、前記溝部
    へ摺動しつつ嵌入するレール部を設け、更に、このレー
    ル部の外下端部を直線状に形成し、弾性係止部の嵌合凹
    部へ前記突起部を押圧嵌合することにより、前記本体を
    保持して成ることを特徴とする電子機器の保持構造。
  2. 【請求項2】 前記突起部を背面及び正面に備え、前記
    溝部を前記両側面中央に設け、前記本体を正面向きにも
    背面向きにも保持できるようにしたことを特徴とする請
    求項1記載の電子機器の保持構造。
JP1995001215U 1995-02-07 1995-02-07 電子機器の保持構造 Expired - Lifetime JP3014421U (ja)

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