JPH0527669Y2 - - Google Patents

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JPH0527669Y2
JPH0527669Y2 JP2432587U JP2432587U JPH0527669Y2 JP H0527669 Y2 JPH0527669 Y2 JP H0527669Y2 JP 2432587 U JP2432587 U JP 2432587U JP 2432587 U JP2432587 U JP 2432587U JP H0527669 Y2 JPH0527669 Y2 JP H0527669Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、板体取付け用の額縁部材の対向側片
の夫々に、ドア等に設けられている開口部の内面
部に設けた係止条溝と係合しうる係止突条を設け
ることにより、該内面部と額縁部材の側片との当
接部分の外側縁を一直線状に奇麗に仕上げうると
ともにその状態を維持でき、外観に優れたドア等
を形成可能とする、ドア等に設けられている開口
部に板体取付用額縁部材を固定する固定構造に関
するものである。
(従来技術及び考案が解決しようとする問題点) ドア等に設けられている開口部に板体取付け用
の合成樹脂製額縁部材を固定する従来の構成にあ
つては、第4図に示すごとく、固定部aにおいて
ドア開口部の内面部bに固定された額縁部材cの
対向する側片d,d先端部分を形成する当接片部
e,eは、内面部bの両側部分f,fと単純に面
接触するごとくなされていた。そのため、額縁部
材cを内面部bに固定する際において、該額縁部
材cが反つたり捩れたりすると、合成樹脂の有す
る弾性作用によつて、当接片部e,eが内方ある
いは外方に自由に変形することとなり、その結
果、第4図において誇張して示すごとく、当接片
部eの外側縁gが蛇行状態となつたりしてドアの
外観が損なわれる不都合があつた。特に第4図に
示すごとく、側片dと内面部bとの当接部分の外
側縁gが内面部bの外縁hと近接した状態にある
ときには、外側縁gの蛇行状態は非常に目立つも
のとなつていた。
本考案は、かかる問題点を解決しうる、ドア等
に設けられている開口部に板体取付用額縁部材を
固定する固定構造(以下固定構造という)の提供
を目的とするものである。
(問題点を解決するための手段) 本考案に係る固定構造は、ドア等に設けられて
いる開口部1に板体取付け用の合成樹脂製額縁部
材3を固定する構造であつて、:該額縁部材3は、
開口部1の内面部5への固定部6と板体2の周縁
部分7を保持しうる保持溝9とを具える主体10
の両側に、内面部5の両側部分12,12と当接
しうる当接片部13,13を有しかつ該当接片部
13,13に係止突条16,16が設けられてな
る側片11,11を連設してなるものとなし、該
額縁部材3を、その固定部6において内面部5に
固定するとともに、当接片部13,13の係止突
条16,16を、内面部5の両側部分に設けられ
ている係止条溝15,15と係合させることを特
徴とするものである。
なお、本考案においてドア等とは、開戸、引
戸、折畳み戸、間仕切りバネ等、その具える開口
部に板体が取付けられる構成を有するもの全般を
指す。
(作用) 然して本考案の固定構造においては、額縁部材
3の係止突条16,16と内面部5に設けられて
いる係止条溝15,15との係合によつて、当接
片部13,13はその当接状態において位置固定
されることとなり、その固定状態が維持されるこ
ととなる。
(実施例) 以下本考案の実施例を、それが折畳み戸に応用
されたばあいを例にとり、図面に基づいて説明す
る。
第1〜3図において本考案の固定構造は、折畳
み戸4に設けられている開口部1に、板体(例え
ばガラス板)2を取付けるための額縁部材3を固
定するものである。
該額縁部材3は、開口部1の内面部5への固定
部6と板体2の周縁部分7を保持しうる保持溝9
とを具える主体10の両側に片側11,11を連
設してなる。該側片11,11は、左右対称の形
態を有し、保持溝9の上縁部を基端として側方に
傾斜するごとく延びるとともに、その先端部にお
いて、内方に向け折曲しかつ内面部5の両側部分
12,12と当接しうる当接片部13,13が連
設され、該当接片部13,13の先端部には、内
面部両側部分12,12の内側部位に設けられて
いる例えばV字状を呈する係止条溝15,15と
係合しうる、係止突条16,16が突設されてい
る。なお、固定部6は、本実施例においては、保
持溝9の底部両側縁部において内面部5に向け突
出する係合突片17,17として形成されてお
り、該係合突片17,17には、内面部5の中央
部分両側に対して突設せしめられた係合突出片1
9,19の内側に設けられている係合凹部20,
20と弾性的に係合しうる係合突部21,21が
設けられている。
然して、係合突部21,21を係合凹部20,
20に弾性的に係合せしめることによつて額縁部
材3を内面部5に固定するとともに、両側片1
1,11の当接片部13,13先端に設けらてい
る係止突条16,16を係止条溝15,15と係
合させると、両当接片部13,13は、それが内
面部5の両側部分12,12と当接した状態で確
実に位置固定されることとなる。(第1図参照) なお本の固定構造において、額縁部材3は、前
記実施例において示したごとく一体品として形成
されることの他、分割片の組合わせ体として構成
されるばあいもある。又額縁部材3の固定部6の
構成は、前記実施例で示したものに限定されず、
該固定部6を介して額縁部材3を内面部5に固定
させうる各種態様のものとなしうる。
(考案の効果) 本考案の固定構造は、板体取付け用の額縁部材
の両側片に、ドア等に設けられている開口部の内
面部に設けた係止条溝と係合しうる係止突条を設
ける構成とした結果、係止突条と係止条溝との係
合によつて、当接片部は、それが内面部の両側部
分と当接した状態で確実に位置固定されることと
なる。それ故、額縁部材を内面部に固定する際に
おいて、該額縁部材に捩れ変形等の無理がかかつ
たとしても、当接片部は内方あるいは外方への動
きが完全に封じられていることから、内面部と側
片との当接部分の外側縁は一直線状に奇麗に仕上
がることとなり(第1図参照)、従つてドア等に
おける額縁部材の固定部分の外観は非常に見栄の
よいものとなる。特に、第1図に示すごとく、側
片と内面部との当接部分の外側縁22が内面部の
外縁23と近接した状態にあるときには、その効
果が顕著にあらわれる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す斜視図、第2
図はその分解斜視図、第3図は本考案の固定構造
を応用して形成された折畳み戸を示す正面図、第
4図は従来の固定構造を示す斜視図である。 1……開口部、2……板体、3……額縁部材、
5……内面部、6……固定部、9……保持溝、1
0……主体、11……側片、13……当接片部、
15……係止条溝、16……係止突条。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ドア等に設けられている開口部1に板体取付け
    用の合成樹脂製額縁部材3を固定する構造であつ
    て:該額縁部材3は、開口部1の内面部5への固
    定部6と板体2の周縁部分7を保持しうる保持溝
    9とを具える主体10の両側に、内面部5の両側
    部分12,12と当接しうる当接片部13,13
    を有しかつ該当接片部13,13に係止突条1
    6,16が設けられてなる側片11,11を連設
    してなるものとなし、該額縁部材3を、その固定
    部6において内面部5に固定するとともに、当接
    片部13,13の係止突条16,16を、内面部
    5の両側部材12,12に設けられている係止条
    溝15,15と係合させることを特徴とする、ド
    ア等に設けられている開口部に板体取付用額縁部
    材を固定する固定構造。
JP2432587U 1987-02-20 1987-02-20 Expired - Lifetime JPH0527669Y2 (ja)

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JPS63132085U JPS63132085U (ja) 1988-08-30
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JP3308214B2 (ja) * 1998-07-15 2002-07-29 トステム株式会社 戸 体
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