JPH0411937Y2 - - Google Patents

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JPH0411937Y2
JPH0411937Y2 JP1986199855U JP19985586U JPH0411937Y2 JP H0411937 Y2 JPH0411937 Y2 JP H0411937Y2 JP 1986199855 U JP1986199855 U JP 1986199855U JP 19985586 U JP19985586 U JP 19985586U JP H0411937 Y2 JPH0411937 Y2 JP H0411937Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、例えば、紙製洋服箱等の適宜物品包
装箱に着脱自在に取付けられ、物品包装箱の携帯
を容易にする手提具に関する。
(従来の技術) 従来、この種の手提具は種々提供されている。
例えば、実公昭57−23289号公報に記載されてい
るような包装用箱の提手がある。これは第4図に
示すように、若干弾性を有する合成樹脂により、
一対の開閉自在な門形握持体30,31がそれら
の両下端どうしをつなぐ下方突出状の薄肉折曲部
32を介して一体に形成され、各門形握持体3
0,31の水平把持部33の上面に、互いに相手
方の握持体30,31の方向に向つて傾斜し且つ
先端に夫々互いに咬合う球形部34を有する係合
突片35が夫々設けられている。
また、実公昭51−24686号公報に記載されてい
るような、中央部が厚みを有するへ状杆の両下端
部に夫々角片を水平方向に手前、後に取り付け、
かつ、へ状杆の下端部を軟質合成樹脂片で連結
し、へ状杆の中央部の内側に一方に長孔、他方に
該長孔に嵌入する凸条を設け、かつ、中央部の上
端に切欠部を設けた手提具が存在した。
更に、実公昭50−28533号公報に記載されてい
るような枢支部を設けている手提具で、この枢支
部が、一方のL形杆のL形折曲部に輪部を一体に
折曲形成し、他方のL形杆のL形折曲部に内側に
突出するつ字状軸部を一体に折曲形成し、軸部を
輪部内に遊嵌して枢着したものも存在した。
(考案が解決しようとする課題) ところが、4図に示す手提具では、薄肉折曲部
32部分を薄く形成すればする程破断し易くなる
難点があつた。そのため、薄肉折曲部32部分を
ある程度厚く形成しなければならず、これを厚く
形成すればその破断は防げるが、一対の握持体3
0,31の開閉操作がスムーズに行い難くなると
共に、薄肉折曲部32自身の弾発力が握持体3
0,31を常に開く方向に付勢し、握持体30,
31が不用意に開き易くなる難点があつた。そこ
で、水平把持部33上面に球形部34を備えた係
合突片35を突設することにより、一対の握持体
30,31の閉じた状態を確実に維持できるよう
にしたが、この球形部34を備えた係合突片35
は、握持体30,31の水平把持部33の上面に
突出しているため、水平把持部33を握持する際
に邪魔になり易いと共に、握持したときの手の感
触が悪く、外観上の体裁もあまり良好とならない
等の難点を有していた。
同様に、実公昭51−24686号公報に記載される
手提具も、軟質合成樹脂片を薄く形成すればする
程破断し易くなり、手提具を長期間使用すること
ができない等の欠点があつた。また、この手提具
では、へ状杆中央部の上端に切欠部を設けている
ものの、切欠部が比較的に小さく形成されている
ために切欠部を指で掴みにくく、嵌合状態にある
2つのへ状杆を分離することが非常に面倒であつ
た。
更に、実公昭50−28533号公報に記載される手
提具では、一方のL形杆のL形折曲部に輪部を一
体に折曲形成し、他方のL形杆のL形折曲部に内
側に突出するつ字状軸部を一体に折曲形成し、輪
部を輪部内に遊嵌して枢支部を構成するため、形
状の異なる鋼線を2本用意しなければならず、手
提具の製造が極めて面倒であると共に、その製造
コストが高いものとなり易かつた。また、一方の
鋼線の軸部を、他方の鋼線の軸部内に遊嵌して枢
支部を構成するため、振動や衝撃等によつて軸部
が輪部内から外れ易く、手提具全体の強度を維持
することもできなかつた。加えて、この手提具で
は、鋼線の取手部に特別な構成が存在しないた
め、重なり合つている2本の鋼線を分離す作業が
非常に面倒であつた。
(課題を解決するための手段) そこで、本考案は、握持部と、この握持部両端
から下方に向つて夫々延設される脚部とが正面略
門形状をなし、脚部下端には、外方に向つて水平
に延設される係止突起部と、この係止突起部の延
設方向に於いて反対がわに配設される枢支部とを
夫々設けて合成樹脂製手提基体を形成し、この手
提基体は、二個の手提基体を対向するように配置
すると共に、互いに他の手提基体の枢支部相互を
係合せしめて組合せ、枢支部を介して手提基体相
互が展開、合掌自在とし、前記握持部の長手方向
中央より端寄りに係合解除用切欠部を配設し、前
記枢支部は、一方の脚部下端の枢支部を、枢支孔
を備えた枢支基板と、この枢支基板に対して所定
間隔で配設される枢支基板とで構成し、他方の脚
部下端の枢支部を、枢支孔に嵌入可能な枢支突起
を備えた枢支基板と、この枢支基板に対して所定
間隔で配設される枢支基板とで構成することで、
前述の如き難点等の解消が図れるようにした。
(作用) しかして、二個の手提基体A1は、相互に対向
するように配置されると共に、互いの他の手提基
体A1の枢支部4相互が係合して組合され、枢支
部4を中心として展開、合掌自在となる。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を、図面に基づいて説
明する。
図中Aは、本考案の手提具を示し、この手提具
Aは、同一形状の合成樹脂製手提基体A1相互を
枢支部4を介して着脱自在に連結すると共に、枢
支部4部分を支点として展開、合掌自在となるよ
うに構成されている。
すなわち、手提基体A1は、水平に配置される
握持部1と、この握持部1両端から下方に向つて
夫々延設される脚部2と、脚部2下端から表がわ
外方に向つて水平に延設される係止突起部3と、
脚部2下端から係止突起部3の延設方向に於いて
反対がわ(裏がわ)に突設される枢支部4とから
なり、握持部1と脚部2が正面略門形状を呈し、
握持部1と係止突起部3とが側面略L字形状を呈
するように構成されている。
握持部1には、その長手方向(水平方向)中央
より適宜端寄りで且つその上端縁部分を略半円状
に凹設してなる係合解除用切欠部5が設けられて
おり、二個の手提基体A1を合掌状態としたと
き、係合解除用切欠部5相互が合致しないように
形成されている。また、握持部1裏がわの適位置
には、嵌合突起6と嵌合穴7とが夫々配設されて
おり、この嵌合突起6と嵌合穴7は、握持部1の
長手方向中央を境として左右対称位置に配置さ
れ、二個の手提基体A1を合掌状態としたとき、
嵌合突起6と嵌合穴7とが係脱自在に嵌合するよ
うに形成されている。
前記枢支部4は、一方の脚部2下端の枢支部4
が、枢支孔11を備えた枢支基板10aと、この
枢支基板10aに対して所定間隔で配設される枢
支基板10bとで構成され、他方の脚部2下端の
枢支部4が、枢支孔11に嵌入可能な枢支突起1
2を備えた枢支基板10cと、この枢支基板10
cに対して所定間隔で配設される枢支基板10d
とで構成されている。
また、枢支基板10a,10b,10c,10
d夫々の配設位置は、二個の手提基体A1を組合
せたとき、一方の手提基体A1の枢支基板10a
と枢支基板10bとの間に、他方の手提基体A1
の枢支基板10cが介在され、この枢支基板10
cと枢支基板10dとの間に一方の手提基体A1
の枢支基板10bが介在されるように配設されて
おり、枢支孔11と枢支突起12との嵌入状態が
不意の外力等によつて簡単に解除されないように
形成してある。尚、枢支部4の具体的構成(枢支
基板10a,10b,10c,10dの数、形
状、寸法、配設位置等)は、具示例等に限定され
ることなく適宜自由に設定できる。
ところで、手提基体A1全体の具体的形状、寸
法、握持部1の形状、寸法、脚部2の形状、寸
法、係止突起部3の形状、寸法、係合解除用切欠
部5の形状、配設位置、嵌合突起6、嵌合穴7の
配設位置、数等は図示例等に限定されることなく
適宜自由に設定できる。
本考案は、前述の如く構成されており、次にそ
の使用について説明すると、先ず、手提基体A1
相互を展開状態として、一方の手提基体A1の係
止突起部3と、他方の手提基体A1の係止突起部
3とを合掌状態として箱20の取付孔21に挿入
する。そして、手提基体A1相互を合掌状態と
し、展開状態となる係止突起部3相互が箱20の
取付孔21内がわ孔縁部分に係止されて手提具A
が抜脱されないようにする。このとき、一方の手
提基体A1の嵌合突起6に他方の手提基体A1の
嵌合穴7が、他方の手提基体A1の嵌合突起6に
一方の手提基体A1の嵌合穴7が夫々嵌入され、
手提基体A1相互の合掌状態が維持される。尚、
手提基体A1相互を合掌状態から展開状態とする
には、一方の手提基体A1の係合解除用切欠部5
に指を入れて他方の手提基体A1の握持部1を押
圧すると同時に、他方の手提基体A1の係合解除
用切欠部5に指を入れて一方の手提基体A1の握
持部1を押圧することにより、嵌合突起6、嵌合
穴7相互の嵌入状態を強制的に解除して行う。
(考案の効果) 従つて、本考案は、握持部1と、この握持部1
両端から下方に向つて夫々延設される脚部2とが
正面略門形状をなし、脚部2下端には、外方に向
つて水平に延設される係止突起部3と、この係止
突起部3の延設方向に於いて反対がわに配設され
る枢支部4とを夫々設けて合成樹脂製手提基体A
1を形成し、この手提基体A1は、二個の手提基
体A1を対向するように配置すると共に、互いに
他の手提基体A1の枢支部4相互を係合せしめて
組合せ、枢支部4を介して手提基体A1相互が展
開、合掌自在とし、前記握持部1の長手方向中央
より端寄りに係合解除用切欠部5を配設し、前記
枢支部4は、一方の脚部2下端の枢支部4を、枢
支孔11を備えた枢支基板10aと、この枢支基
板10aに対して所定間隔で配設される枢支基板
10bとで構成し、他方の脚部2下端の枢支部4
を、枢支孔11に嵌入可能な枢支突起12を備え
た枢支基板10cと、この枢支基板10cに対し
て所定間隔で配設される枢支基板10dとで構成
したので、手提具Aの展開、合掌操作を僅かな力
でスムーズに行えるようになると共に、手提具A
の合掌状態の維持を図るための構成を簡素なもの
とすることができるようになる。そのため、手提
具Aの握持部1を簡素に構成できるようになると
共に、握持し易く構成できるようになり、握持し
たときの手の感触が良好で且つ外観上の体裁も良
好となる手提具Aを提供できる。
特に、枢支部4は、一方の脚部2下端の枢支部
4を、枢支孔11を備えた枢支基板10aと、こ
の枢支基板10aに対して所定間隔で配設される
枢支基板10bとで構成し、他方の脚部2下端の
枢支部4を、枢支孔11に嵌入可能な枢支突起1
2を備えた枢支基板10cと、この枢支基板10
cに対して所定間隔で配設される枢支基板10d
とで構成したので、この枢支部4を備えた一種類
の手提基体A1を製造するだけで、手提具Aを構
成できる。その結果、大量の手提具Aを短時間の
うちに製造して、手提具Aを安価に提供すること
ができる。加えて、手提具Aを、枢支部4を備え
た一種類の手提基体A1を製造するだけで構成で
きるため、手提具A自体の形状が非常にシンプル
なものとなつて、その強度を維持することもでき
る。また、支孔11を備えた枢支基板10aと、
所定間隔で配設される枢支基板10bに、枢支突
起12を備えた枢支基板10cと、定間隔で配設
される枢支基板10dを嵌合させたときには、枢
支孔11に枢支突起12がしつかりと嵌まり合つ
て、手提基体A1を頻繁に展開、合掌させても手
提基体A1同志が外れるようなことはない。その
結果、不意の外力等によつて枢支部4相互の係合
状態が簡単に解除されることはなく、手提具A自
身が、堅牢で、且つ耐久性の優れたものとなつ
て、重量のある荷物等を、何時でもしつかりと持
ち運ぶことができる。
更に、握持部1の長手方向中央より端寄り上端
縁に係合解除用切欠部5を配設したので、二個の
手提基体A1を合掌状態としたとき、係合解除用
切欠部5相互が合致しないようになり、一方の手
提基体A1の係合解除用切欠部5に指を入れて他
方の手提基体A1の握持部1を押圧すると同時
に、他方の手提基体A1の係合解除用切欠部5に
指を入れて一方の手提基体A1の握持部1を押圧
することができ、嵌合突起6、嵌合穴7相互の嵌
入状態を強制的に解除して、手提基体A1相互を
合掌状態から展開状態とすることが簡単に行える
ようになる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案を例示するもので、第1図は分解
斜視図、第2図は一部切欠正面図、第3図は一部
切欠側面図、第4図は従来の手提具の斜視図であ
る。 A……手提具、A1……手提基体、1……握持
部、2……脚部、3……係止突起部、4……枢支
部、5……係合解除用切欠部、6……嵌合突起、
7……嵌合穴、10a……枢支基板、10b……
枢支基板、10c……枢支基板、10d……枢支
基板、11……枢支孔、12……枢支突起、20
……箱、21……取付孔、30……握持体、31
……握持体、32……薄肉折曲部、33……水平
把持部、34……球形部、35……係合突片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 握持部と、この握持部両端から下方に向つて
    夫々延設される脚部とが正面略門形状をなし、脚
    部下端には、外方に向つて水平に延設される係止
    突起部と、この係止突起部の延設方向に於いて反
    対がわに配設される枢支部とを夫々設けて合成樹
    脂製手提基体を形成し、この手提基体は、二個の
    手提基体を対向するように配置すると共に、互い
    に他の手提基体の枢支部相互を係合せしめて組合
    せ、枢支部を介して手提基体相互が展開、合掌自
    在とし、前記握持部の長手方向中央より端寄りに
    係合解除用切欠部を配設し、前記枢支部は、一方
    の脚部下端の枢支部を、枢支孔を備えた枢支基板
    と、この枢支基板に対して所定間隔で配設される
    枢支基板とで構成し、他方の脚部下端の枢支部
    を、枢支孔に嵌入可能な枢支突起を備えた枢支基
    板と、この枢支基板に対して所定間隔で配設され
    る枢支基板とで構成したことを特徴とする手提
    具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5028533U (ja) * 1973-07-04 1975-04-01
JPS5124686U (ja) * 1974-08-10 1976-02-23

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