JPH0647330Y2 - ハンガー - Google Patents

ハンガー

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JPH0647330Y2
JPH0647330Y2 JP1988143136U JP14313688U JPH0647330Y2 JP H0647330 Y2 JPH0647330 Y2 JP H0647330Y2 JP 1988143136 U JP1988143136 U JP 1988143136U JP 14313688 U JP14313688 U JP 14313688U JP H0647330 Y2 JPH0647330 Y2 JP H0647330Y2
Authority
JP
Japan
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hanger
locking means
folded
shoulders
slit
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1988143136U
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English (en)
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JPH0264363U (ja
Inventor
繁孝 三谷
Original Assignee
株式会社アイ・トワニー
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Filing date
Publication date
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  • Holders For Apparel And Elements Relating To Apparel (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、合成樹脂にて一体形成された洋服掛け用ハン
ガーに関する。
〈従来の技術〉 店頭で既製服を吊るすのに使用される業務用ハンガーに
は、低コストなことが求められている。また、ハンガー
自体の質感は必要とされないが、既製服の商品価値を高
め、また展示中に形くずれが生じるのを防ぐため、ボリ
ュームのある立体形状が求められている。このような要
求を考慮して、最近の業務用ハンガーは、ポリプロピレ
ン等の合成樹脂による一体成形法で製造されており、そ
の肉厚は薄いものの、立体感あふれる形状に仕上げられ
ている。
〈考案が解決しようとする課題〉 このような合成樹脂にて一体成形された薄肉の立体的な
ハンガーは、非常に軽量であり、その意味では運送や持
ち運びが容易と言えるが、梱包等に際しては非常に嵩張
り、運送効率は極めて低い。本考案は上記事情に鑑みて
創案されたもので、立体的に形成されていても効率よく
梱包でき、しかも軽量、低コストで、使用性も良好なハ
ンガーを提供することを目的としている。
〈課題を解決するための手段〉 本考案に係るハンガーは、全高のほぼ1/2の高さに折り
畳める合成樹脂にて一体成形された洋服掛け用の立体的
なハンガーであって、折曲可能な接続部が設けられた左
右の肩部と、この左右の肩部の頂部に設けられたフック
部と、左右の肩部をのばした状態で前記接続部に嵌め込
まれ、肩部の折曲を阻止するロック手段とを備えてお
り、肩部を接続部から折曲しても厚さ寸法が変化しない
ようになっている。
〈作用〉 本考案のハンガーは、立体的に形成されていても、接続
部を支点としてスリットが開き、肩部で簡単に折り畳む
ことができる。折り畳んだ状態でハンガーの高さは約半
分になる。しかも、肩部は傾斜しているので、肩部で2
つ折りにすれば折曲された肩部は干渉せず、肩部の厚み
が大きい場合もその影響を受けることなく、コンパクト
に折り畳められる。
また、広げることも容易で、広げた時にスリットの部分
はストッパーとなり、広げるだけで所定の形状に組み上
がる。組み上げ後、使用中は所定の形状が保持される。
接続部で折曲を行わしめ、この部分で部材を分断してい
ないので、折り畳み機能を有するにもかかわらず、ハン
ガー全体が一体成形でき、別部材によるヒンジ接続も必
要としない。
〈実施例〉 以下、図面を参照して本考案に係る一実施例を説明す
る。第1図(a)、(b)は本考案を実施したハンガー
の一例についてその全体構造を示す斜視図で、(a)は
ハンガーを広げた状態、(b)は折り畳んだ状態を表わ
し、第2図(a)、(b)はその折曲部を広げた状態と
折り畳んだ状態とについて示した断面である。
本考案のハンガーは、ポリプロピレン等の合成樹脂によ
る一体成形品である。該ハンガーは、左右の肩部10L及
び10R、その下端をつなぐ下辺部20ならびに頂部に設け
られたフック部30からなっている。これらの各部材は、
いずれも正面側が開放したU状の断面形状を有してお
り、肩部10L及び10Rは、背面側に凸の状態でゆるやかに
湾曲するとともに、下部ほど厚みを増大させている。
左右の肩部10L及び10Rは、またハンガーの全高のほぼ1/
2のところで、正面側に折曲される。しかも、肩部10L及
び10Rは下部ほど厚みを増大させているので、折り畳む
と上方部材が10Aは下方部材10Bの間に嵌まり込み、使用
時の厚さ寸法と変わらない。そのため、肩部10L及び10R
には、正面側に所定の肉厚の接続部41を残して、肩部材
に交差する下辺部20に平行なスリット42が設けられてい
る。スリット42の上下に位置する肩部の上方部材10A及
び下方部材10Bは、スリット側端部に、強度確保のため
に一体形成された端板43A及び43Bを有している。端板43
A及び43Bを設けたことによって、上記接続部41は部材幅
方向で連続するものとなり、充分な接続強度を確保す
る。
上方部材10A及び下方部材10Bは又、端部背面側に、ロッ
ク手段50を装着するための透孔44A及び44Bを有してい
る。上方部材10A及び下方部材10Bに設けた端板43A及び4
3Bは、背面側がロック手段50の肉厚分だけ凹陥してお
り、反スリット側表面にはロック手段50を係止するため
の枝部430A及び430Bを有している。
ロック手段50は、ハンガーと同材質で形成されたコ字状
部材である。その対向する脚部51A及び51Bは、前記透孔
44A及び44Bに嵌入し得る断面形状と、2枚の端板43A及
び43Bの合計厚みに相当する間隔とを有しており、更に
先端には前記段部430A及び430Bに係合する爪部510A及び
510Bを有している。ロック手段50の背面52は、前記上方
部材10A及び下方部材10Bの背面と同一の曲面で形成さ
れ、両部材に装着端板43A及び43B状態で両部材の背面と
面一になる。
本考案のハンガーは、接続部41をヒンジとして正面側に
2つに上方部材10Aと下方部材10Bとが干渉することな
く、コンパクトに折り畳むことができ、この状態で高さ
は広げた時の約半分になる。左右の肩部10L及び10Rに設
けたスリット42は、この折り畳みを可能にしている。ハ
ンガーを広げた時は、スリット42を挟んで対向する端板
43A及び43Bが当接する。この状態で、ハンガーは正規の
形状となるので、スリット42はストッパーの役目も果た
している。
ハンガーを広げた後は、背面側より透孔44A及び44Bにロ
ック手段50の脚部51A及び51Bを嵌入させる。こうする
と、その脚部51A及び51Bにて端板43A及び43Bが挟持さ
れ、スリット42の開放が阻止されて、ハンガーは正規の
形状に固定される。
ロック手段50は、その爪部510A及び510Bが端板43A及び4
3Bの段部430A及び430Bに係合するので、不用意に外れる
ことなく、使用時にハンガーは正規の形状に保持され
る。
なお、接続部41は、ハンガーがポリプロピレンで一体成
形されている場合、成形直後の熱い段階で数回曲げてお
けば、冷却後も充分な可撓性を示し、簡単に破断するこ
とはない。
第3図〜第5図は、ロック手段50の他の例を示した斜視
図である。
第3図のロック手段50は、上記実施例と同様のコ字状の
挟持部材であるが、その装着は、U状断面形状を有する
ハンガーの正面開放側より行われる。第4図はロック手
段50がハンガーに付設された例を示している。該ロック
手段50は鉤状で、その基部は、上方部材10Aの端部に一
体成形されたフラット部46に軸支されている。先端の鉤
部53は、下方部材10Bの端部に一体成形されたガイド部4
7に係合するようになっている。この例のように、ロッ
ク手段50をハンガーに設ければ、ロック手段50の紛失が
防止される。
第5図のロック手段50は、ハンガーに対して一体的に設
けられている。該ロック手段50は鉤状で、上方部材10A
及び下方部材10Bのいずれかに一体成形される。ロック
手段50が形成されなかった側の部材には、ロック手段50
に係合する窪み48が形成される。なお、ここに示された
ハンガーは、上記実施例とは異なり、そのU状断面の閉
塞側、すなわち、背面側に折り畳まれるようになってい
る。
上述の実施例では、いずれのハンガーもU字状断面を有
し、その開放側を正面としているが、開放側を背面とし
たハンガーに対しても、本考案は適用でき、その場合も
正面側、背面側のいずれにも折り畳むことが可能であ
る。更に、U字以外の例えばL字状断面を有するハンガ
ーに対しても、本考案の適用が可能である。
〈考案の効果〉 本考案のハンガーは、立体的形状を有している場合も、
スリットの所で簡単に折曲し、しかも折曲した肩部が互
いに干渉することなく、コンパクトに折り畳むことがで
きる。
しかも、上方部材が下方部材の間に嵌まり込むので、折
り畳んだ場合の厚さ寸法は、伸ばした場合と変わること
がない。
また、ヒンジ部材を使わず、合成樹脂にて一体成形のま
まで折り畳みを可能にしている。従って、搬送時に嵩張
らず、効率よく梱包できるのみならず、製造が容易で、
製造コストの上昇が実質的になく、重量増加も生じな
い。使用に際しては、スリットの所がストッパーとな
り、組立が容易であるとともに、組立後はロック手段に
て不用意に折れ曲がるのが防止され、従来の一体成形ハ
ンガーと変わらない使用性を有している。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を実施したハンガーの一例についてその
全体構造を示す斜視図、第2図はその要部構造を示す断
面図、第3図、第4図、第5図は要部の他の構造例を示
す斜視図である。 10L、10R……肩部 41……接続部 42……スリット 50……ロック手段

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】全高のほぼ1/2の高さに折り畳める合成樹
    脂にて一体成形された洋服掛け用の立体的なハンガーで
    あって、折曲可能な接続部が設けられた左右の肩部と、
    この左右の肩部の頂部に設けられたフック部と、左右の
    肩部をのばした状態で前記接続部に嵌め込まれ、肩部の
    折曲を阻止するロック手段とを具備しており、肩部を接
    続部から折曲しても厚さ寸法が変化しないことを特徴と
    するハンガー。
JP1988143136U 1988-10-31 1988-10-31 ハンガー Expired - Lifetime JPH0647330Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988143136U JPH0647330Y2 (ja) 1988-10-31 1988-10-31 ハンガー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988143136U JPH0647330Y2 (ja) 1988-10-31 1988-10-31 ハンガー

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0264363U JPH0264363U (ja) 1990-05-15
JPH0647330Y2 true JPH0647330Y2 (ja) 1994-12-07

Family

ID=31409688

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1988143136U Expired - Lifetime JPH0647330Y2 (ja) 1988-10-31 1988-10-31 ハンガー

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5121863U (ja) * 1974-08-07 1976-02-18
JPS55372Y2 (ja) * 1974-09-26 1980-01-08

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0264363U (ja) 1990-05-15

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