JP2504734Y2 - ハンガ― - Google Patents
ハンガ―Info
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- JP2504734Y2 JP2504734Y2 JP1992076847U JP7684792U JP2504734Y2 JP 2504734 Y2 JP2504734 Y2 JP 2504734Y2 JP 1992076847 U JP1992076847 U JP 1992076847U JP 7684792 U JP7684792 U JP 7684792U JP 2504734 Y2 JP2504734 Y2 JP 2504734Y2
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、ハンガーに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、切れ目のない略トライアングル状
のハンガー枠を有するハンガーは、一体成型品で折畳み
できなかった。
のハンガー枠を有するハンガーは、一体成型品で折畳み
できなかった。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】このような従来のハン
ガーでは、出荷時や、使用者に於ける不使用時や携帯時
に、嵩張ってしまうという欠点がある。
ガーでは、出荷時や、使用者に於ける不使用時や携帯時
に、嵩張ってしまうという欠点がある。
【０００４】そこで、本考案は、携帯に便利で、また不
使用時にコンパクトにできるハンガーの提供を目的とす
る。また、部品点数が少なく、かつ、容易に製造でき、
さらに、展開使用状態に於て剛性を大とし得ると共にが
たつきを防止できる折畳み・展開可能なハンガーを提供
することを目的とする。
使用時にコンパクトにできるハンガーの提供を目的とす
る。また、部品点数が少なく、かつ、容易に製造でき、
さらに、展開使用状態に於て剛性を大とし得ると共にが
たつきを防止できる折畳み・展開可能なハンガーを提供
することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本考案に係るハンガー
は、複数個の剛性のあるプラスチック製剛性部材と、そ
の剛性部材とプラスチックにて一体成型されると共に該
剛性部材を順次折畳み・展開可能に連結する可撓性のあ
る薄肉ヒンジ部と、を備えたハンガーであって、底辺部
が、中間の剛性部材とその左右両端に連結される剛性部
材とからなり、左右の該剛性部材の内端部に、展開状態
にて上記中間の剛性部材の上面に当接する当接突片を形
成し、かつ、該当接突片に、係止用爪部を下部に有する
垂下片を垂設すると共に、上記中間の剛性部材に、該垂
下片の係止用爪部が係止する係止用凹所を凹設し、左右
の傾斜辺部をなす傾斜状の剛性部材の上端部に、係止用
の爪部を有する係止用突片を突設し、かつ、頂点部をな
す剛性部材の左右下端部に、展開状態にて傾斜状の剛性
部材の上記係止用突片が挿入されて係止される係止用孔
部を設け、さらに、傾斜辺部の剛性部材と、底辺部の左
右の剛性部材との対向端面の一方に、係止用小突部を形
成すると共に、他方の端面に係止用孔部を形成し、上記
係止用小突部を上方へ弯曲状とすると共にその小突部の
下面を展開状態にて上記薄肉ヒンジ部を略中心とするア
ール状に形成したものである。
は、複数個の剛性のあるプラスチック製剛性部材と、そ
の剛性部材とプラスチックにて一体成型されると共に該
剛性部材を順次折畳み・展開可能に連結する可撓性のあ
る薄肉ヒンジ部と、を備えたハンガーであって、底辺部
が、中間の剛性部材とその左右両端に連結される剛性部
材とからなり、左右の該剛性部材の内端部に、展開状態
にて上記中間の剛性部材の上面に当接する当接突片を形
成し、かつ、該当接突片に、係止用爪部を下部に有する
垂下片を垂設すると共に、上記中間の剛性部材に、該垂
下片の係止用爪部が係止する係止用凹所を凹設し、左右
の傾斜辺部をなす傾斜状の剛性部材の上端部に、係止用
の爪部を有する係止用突片を突設し、かつ、頂点部をな
す剛性部材の左右下端部に、展開状態にて傾斜状の剛性
部材の上記係止用突片が挿入されて係止される係止用孔
部を設け、さらに、傾斜辺部の剛性部材と、底辺部の左
右の剛性部材との対向端面の一方に、係止用小突部を形
成すると共に、他方の端面に係止用孔部を形成し、上記
係止用小突部を上方へ弯曲状とすると共にその小突部の
下面を展開状態にて上記薄肉ヒンジ部を略中心とするア
ール状に形成したものである。
【０００６】
【作用】本考案のハンガーでは、全体を折畳み・展開可
能であるから、折畳んでコンパクトに携帯したり、収納
できる。
能であるから、折畳んでコンパクトに携帯したり、収納
できる。
【０００７】また、折畳み・展開可能であるにも係わら
ず、剛性部材と薄肉ヒンジ部とを一体成型できる。さら
に、展開状態に於て、垂下片に係止用爪部が係止用凹所
に係止し、かつ、係止用の爪部を有する係止用突片が係
止用孔部に挿入されて係止されるので、展開状態を強固
に保持することができる。
ず、剛性部材と薄肉ヒンジ部とを一体成型できる。さら
に、展開状態に於て、垂下片に係止用爪部が係止用凹所
に係止し、かつ、係止用の爪部を有する係止用突片が係
止用孔部に挿入されて係止されるので、展開状態を強固
に保持することができる。
【０００８】また、係止用小突部と係止用孔部とを形成
したので、係止用小突部と係止用孔部の嵌合状係止によ
って展開使用状態に於ける剛性部材相互の連結部の剛性
が大きくなり、かつ、がたつきがなくなる。
したので、係止用小突部と係止用孔部の嵌合状係止によ
って展開使用状態に於ける剛性部材相互の連結部の剛性
が大きくなり、かつ、がたつきがなくなる。
【０００９】
【実施例】以下、実施例を示す図面に基づき本考案を詳
説する。
説する。
【００１０】図１と図２は本考案に係るハンガーの一実
施例を示し、このハンガーは、複数個の剛性のあるプラ
スチック製剛性部材１，２，２，３，３，４と、剛性部
材１，２，２，３，３，４を順次折畳み・展開可能に連
結する可撓性のある薄肉ヒンジ部５…と、から構成さ
れ、図１に示す折畳み状態と図２に示す切れ目のない略
トライアングル状の展開使用状態とに、折畳み・展開可
能とされる。
施例を示し、このハンガーは、複数個の剛性のあるプラ
スチック製剛性部材１，２，２，３，３，４と、剛性部
材１，２，２，３，３，４を順次折畳み・展開可能に連
結する可撓性のある薄肉ヒンジ部５…と、から構成さ
れ、図１に示す折畳み状態と図２に示す切れ目のない略
トライアングル状の展開使用状態とに、折畳み・展開可
能とされる。
【００１１】図２に示すように、このハンガーの底辺は
中間部の剛性部材４と、薄肉ヒンジ部５，５を介してそ
の左右両端に連結される剛性部材３，３とからなる。こ
の剛性部材４と剛性部材３，３との間には、展開使用状
態を保持するための第１係止機構６が形成されている。
中間部の剛性部材４と、薄肉ヒンジ部５，５を介してそ
の左右両端に連結される剛性部材３，３とからなる。こ
の剛性部材４と剛性部材３，３との間には、展開使用状
態を保持するための第１係止機構６が形成されている。
【００１２】また、一方の剛性部材３の上面には、ズボ
ンやタオル等を係止するための係止ピン７が一体状に形
成されている。
ンやタオル等を係止するための係止ピン７が一体状に形
成されている。
【００１３】左右の傾斜状の剛性部材２，２と底辺の剛
性部材３，３との連結部には、展開使用状態を保つ嵌合
機構８，８が形成されている。
性部材３，３との連結部には、展開使用状態を保つ嵌合
機構８，８が形成されている。
【００１４】さらに、この剛性部材２，２と頂点部の剛
性部材１との連結部には、展開使用状態を保持するため
の第２係止機構９，９が形成されている。
性部材１との連結部には、展開使用状態を保持するため
の第２係止機構９，９が形成されている。
【００１５】剛性部材１の上部には、この上部を通る前
後方向の軸心Ｌ廻りに揺動自在とされると共に、横倒し
た状態で剛性部材１に沿って収納され、かつ、起立した
状態で上方へ突出状となるフック部３０が取付けられて
いる。
後方向の軸心Ｌ廻りに揺動自在とされると共に、横倒し
た状態で剛性部材１に沿って収納され、かつ、起立した
状態で上方へ突出状となるフック部３０が取付けられて
いる。
【００１６】しかして、図１及び図２からも明らかな如
く、剛性部材１，２，２，３，３，４は、薄肉ヒンジ部
５…によってループ状に連結されている。
く、剛性部材１，２，２，３，３，４は、薄肉ヒンジ部
５…によってループ状に連結されている。
【００１７】さらに、薄肉ヒンジ部５…は、剛性部材
１，２，２，３，３，４とプラスチックにて一体成型さ
れる。
１，２，２，３，３，４とプラスチックにて一体成型さ
れる。
【００１８】つまり、剛性部材１，２，２，３，３，４
と薄肉ヒンジ部５…は、実際には、図１に示した折畳み
状態としてこの前後両面側に配設される金型にて射出成
型等により一体成型される。（なお、フック部３０は別
体として成型される。）
と薄肉ヒンジ部５…は、実際には、図１に示した折畳み
状態としてこの前後両面側に配設される金型にて射出成
型等により一体成型される。（なお、フック部３０は別
体として成型される。）
【００１９】第１係止機構６は、図３と図４に示すよう
に、剛性部材４に凹設された正面視略矩形状の係止用凹
所１０と、剛性部材３の内端部（剛性部材４側の端部）
に形成された垂下片１１と、から構成される。
に、剛性部材４に凹設された正面視略矩形状の係止用凹
所１０と、剛性部材３の内端部（剛性部材４側の端部）
に形成された垂下片１１と、から構成される。
【００２０】即ち、剛性部材４は、略矩形状の鉛直状壁
部１２とその下端縁に沿って一体状に形成された水平状
壁部１３とからなる。係止用凹所１０は、この鉛直状壁
部１２の一面側に凹設されている。つまり、中間の剛性
部材４に、垂下片１１の後述の係止用爪部１６が係止す
る係止用凹所１０を凹設する。
部１２とその下端縁に沿って一体状に形成された水平状
壁部１３とからなる。係止用凹所１０は、この鉛直状壁
部１２の一面側に凹設されている。つまり、中間の剛性
部材４に、垂下片１１の後述の係止用爪部１６が係止す
る係止用凹所１０を凹設する。
【００２１】また、剛性部材３は、帯状の鉛直状壁部１
４とその上端縁に沿って一体状に形成された水平状壁部
１５と、を有する。
４とその上端縁に沿って一体状に形成された水平状壁部
１５と、を有する。
【００２２】しかして、左右の剛性部材３，３の内端部
に、展開状態にて中間の剛性部材４の上面に当接する当
接突片１５ａを形成する。つまり、剛性部材３の水平状
壁部１５の内端部は、鉛直状壁部１４の内端面よりも内
方へ突出している。その当接突片１５ａに、係止用爪部
１６を下部に有する垂下片１１を垂設する。
に、展開状態にて中間の剛性部材４の上面に当接する当
接突片１５ａを形成する。つまり、剛性部材３の水平状
壁部１５の内端部は、鉛直状壁部１４の内端面よりも内
方へ突出している。その当接突片１５ａに、係止用爪部
１６を下部に有する垂下片１１を垂設する。
【００２３】さらに、剛性部材３の鉛直状壁部１４の内
方の下端縁には、水平状小突片１７が突設されている。
方の下端縁には、水平状小突片１７が突設されている。
【００２４】しかして、薄肉ヒンジ部５は、剛性部材４
の水平状壁部１３と、剛性部材３の水平状小突片１７と
の、隣合う端面の下端部を連結するように略Ｕの字状に
一体形成されている。
の水平状壁部１３と、剛性部材３の水平状小突片１７と
の、隣合う端面の下端部を連結するように略Ｕの字状に
一体形成されている。
【００２５】従って、この薄肉ヒンジ部５の撓みにより
剛性部材３と剛性部材４とを相対的に折曲げることがで
きる。
剛性部材３と剛性部材４とを相対的に折曲げることがで
きる。
【００２６】また、図４と図５に示すように、第１係止
機構６の垂下片１１は、水平状壁部１５の内方へ突出し
た部分の下面側に、展開使用状態に於て係止用凹所１０
に係止するように突設されている。
機構６の垂下片１１は、水平状壁部１５の内方へ突出し
た部分の下面側に、展開使用状態に於て係止用凹所１０
に係止するように突設されている。
【００２７】具体的には、垂下片１１の下端部には係止
用凹所１０の上側の内面に係止する爪部１６が形成され
ている（図５参照）。
用凹所１０の上側の内面に係止する爪部１６が形成され
ている（図５参照）。
【００２８】このように垂下片１１の爪部１６が係止用
凹所１０の上側の内面に係止するように構成したことに
より、展開使用状態から不意に折畳み状態となるのを防
止できる。
凹所１０の上側の内面に係止するように構成したことに
より、展開使用状態から不意に折畳み状態となるのを防
止できる。
【００２９】なお、図５の係止した状態の垂下片１１を
矢印Ａで示す如く弾性変形させることにより、係止を解
除させることができる。また、この係止の解除を行い易
くするために、垂下片１１の爪部１６と反対側の面に指
等を引っ掛けるための突部を設けるも好ましい。
矢印Ａで示す如く弾性変形させることにより、係止を解
除させることができる。また、この係止の解除を行い易
くするために、垂下片１１の爪部１６と反対側の面に指
等を引っ掛けるための突部を設けるも好ましい。
【００３０】嵌合機構８は、図６と図７と図８に示すよ
うに、薄肉ヒンジ部５を介して対向する、隣合う剛性部
材２，３の端面の一方に係止用小突部１８を形成すると
共に、他方の端面に係止用孔部１９を形成して、係止用
小突部１８と係止用孔部１９の嵌合状係止によって、展
開使用状態を保つように構成されている。
うに、薄肉ヒンジ部５を介して対向する、隣合う剛性部
材２，３の端面の一方に係止用小突部１８を形成すると
共に、他方の端面に係止用孔部１９を形成して、係止用
小突部１８と係止用孔部１９の嵌合状係止によって、展
開使用状態を保つように構成されている。
【００３１】即ち、剛性部材３の外端部には、鉛直状壁
部１４に直角とされ、かつ、水平状壁部１５に直角とさ
れる外端小壁部２０が形成され、この外端小壁部２０に
係止用孔部１９が貫設されている。
部１４に直角とされ、かつ、水平状壁部１５に直角とさ
れる外端小壁部２０が形成され、この外端小壁部２０に
係止用孔部１９が貫設されている。
【００３２】また、剛性部材２の端部には、展開使用状
態に於て剛性部材３の外端小壁部２０の外面に近接乃至
当接する面を有する小壁部２１が形成され、この小壁部
２１の外端小壁部２０と対向する面に係止用小突部１８
が突設されている。
態に於て剛性部材３の外端小壁部２０の外面に近接乃至
当接する面を有する小壁部２１が形成され、この小壁部
２１の外端小壁部２０と対向する面に係止用小突部１８
が突設されている。
【００３３】剛性部材３の外端小壁部２０と剛性部材２
の小壁部２１との対向面の上端部はアーチ状の薄肉ヒン
ジ部５にて連結されている。
の小壁部２１との対向面の上端部はアーチ状の薄肉ヒン
ジ部５にて連結されている。
【００３４】係止用孔部１９の上面２２は、アーチ状の
薄肉ヒンジ部５の頂点部を中心とするアール面とされて
いる。また、係止用小突部１８は上方へやや弯曲状とさ
れ、その小突部１８の下面３２は、展開状態にて薄肉ヒ
ンジ部５を略中心とするアール状に形成される。かつ、
小突部１８の上面２３は薄肉ヒンジ部５の頂点部を中心
とすると共に展開使用状態に於て係止用孔部１９の上面
２２に密接するアール面とされている（図６と図７参
照）。
薄肉ヒンジ部５の頂点部を中心とするアール面とされて
いる。また、係止用小突部１８は上方へやや弯曲状とさ
れ、その小突部１８の下面３２は、展開状態にて薄肉ヒ
ンジ部５を略中心とするアール状に形成される。かつ、
小突部１８の上面２３は薄肉ヒンジ部５の頂点部を中心
とすると共に展開使用状態に於て係止用孔部１９の上面
２２に密接するアール面とされている（図６と図７参
照）。
【００３５】このように構成したことにより、係止用孔
部１９に係止用小突部１８が嵌合した展開使用状態に於
て、剛性部材３と剛性部材２との連結部の剛性を大きく
することができ、かつ、がたつきが生ずるのを防止でき
る。
部１９に係止用小突部１８が嵌合した展開使用状態に於
て、剛性部材３と剛性部材２との連結部の剛性を大きく
することができ、かつ、がたつきが生ずるのを防止でき
る。
【００３６】なお、上記とは逆に、剛性部材３の外端小
壁部２０に係止用小突部１８を突設し、かつ、剛性部材
２の小壁部２１に係止用孔部１９を貫設するも好まし
い。
壁部２０に係止用小突部１８を突設し、かつ、剛性部材
２の小壁部２１に係止用孔部１９を貫設するも好まし
い。
【００３７】第２係止機構９は、図９と図１０に示すよ
うに、剛性部材１に形成された係止用孔部２５と、展開
使用状態に於て係止用孔部２５に嵌入される係止用突片
２４と、から構成される。
うに、剛性部材１に形成された係止用孔部２５と、展開
使用状態に於て係止用孔部２５に嵌入される係止用突片
２４と、から構成される。
【００３８】つまり、頂点部をなす剛性部材１の左右下
端部に、展開状態にて傾斜状の剛性部材２の係止用突片
２４が挿入されて係止される係止用孔部２５を設ける。
係止用孔部２５は剛性部材１の左右両端の下端部に形成
された傾斜状の小壁部２６に貫設される（図１と図２参
照）。
端部に、展開状態にて傾斜状の剛性部材２の係止用突片
２４が挿入されて係止される係止用孔部２５を設ける。
係止用孔部２５は剛性部材１の左右両端の下端部に形成
された傾斜状の小壁部２６に貫設される（図１と図２参
照）。
【００３９】（図９と図１０にもどって）剛性部材２の
上端には、展開使用状態に於て剛性部材１の小壁部２６
の外面に近接乃至当接する外面を有する小壁部２７が形
成され、この小壁部２７に係止用突片２４が突設されて
いる。
上端には、展開使用状態に於て剛性部材１の小壁部２６
の外面に近接乃至当接する外面を有する小壁部２７が形
成され、この小壁部２７に係止用突片２４が突設されて
いる。
【００４０】そして、図１１に示すように、係止用突片
２４の一面側には、展開使用状態に於て剛性部材１の係
止用孔部２５を通過して小壁部２６の内面に係止する爪
部２８が形成されている。つまり、左右の傾斜辺部をな
す傾斜状の剛性部材２，２の上端部に、係止用の爪部２
８を有する係止用突片２４を突設する。
２４の一面側には、展開使用状態に於て剛性部材１の係
止用孔部２５を通過して小壁部２６の内面に係止する爪
部２８が形成されている。つまり、左右の傾斜辺部をな
す傾斜状の剛性部材２，２の上端部に、係止用の爪部２
８を有する係止用突片２４を突設する。
【００４１】このように係止用突片２４の爪部２８が剛
性部材１の小壁部２６の内面に係止するように構成した
ことにより、展開使用状態から不意に折畳み状態となる
のを防止できる。
性部材１の小壁部２６の内面に係止するように構成した
ことにより、展開使用状態から不意に折畳み状態となる
のを防止できる。
【００４２】また、係止用突片２４を図１１の矢印Ｂで
示す方向に弾性変形させることにより、容易に係止を解
除させることができる。
示す方向に弾性変形させることにより、容易に係止を解
除させることができる。
【００４３】上述のように構成したことにより、このハ
ンガーは、組立て作業がほとんど必要なく（フック部３
０を取付けるのみ）、大量生産が可能となる。
ンガーは、組立て作業がほとんど必要なく（フック部３
０を取付けるのみ）、大量生産が可能となる。
【００４４】さらに、工場からの出荷等に於て、折畳み
状態とすることにより、コンパクトに梱包でき運搬に至
便である。
状態とすることにより、コンパクトに梱包でき運搬に至
便である。
【００４５】なお、（図示省略したが）他の実施例とし
て、フック部３０を剛性部材１の上方へ突出状として一
体成型するように構成するも好ましく、このようにすれ
ば、組立て工程が不要となり、一層大量生産に適したも
のとし得る。
て、フック部３０を剛性部材１の上方へ突出状として一
体成型するように構成するも好ましく、このようにすれ
ば、組立て工程が不要となり、一層大量生産に適したも
のとし得る。
【００４６】
【考案の効果】本考案は、上述の如く構成されるので、
次に記載する効果を奏する。
次に記載する効果を奏する。
【００４７】折畳み・展開可能であるから、コンパクト
に折畳んで、出荷時の梱包が楽となり、また、使用者に
於て、携帯に便利である。また、折畳み・展開可能なハ
ンガーを容易に成型でき、かつ、部品点数を少なくする
ことができる。さらに、組立て工程を減少又はなくすこ
とができ、製造が容易となる。従って、大量生産が可能
となり、かつ、製造コストを減少できる。
に折畳んで、出荷時の梱包が楽となり、また、使用者に
於て、携帯に便利である。また、折畳み・展開可能なハ
ンガーを容易に成型でき、かつ、部品点数を少なくする
ことができる。さらに、組立て工程を減少又はなくすこ
とができ、製造が容易となる。従って、大量生産が可能
となり、かつ、製造コストを減少できる。
【００４８】また、展開状態を強固に保持することがで
き、衣類等が不意に落下するのを防止できる。従って、
携帯用のみならず衣料品店等の衣類の陳列用としても十
分に使用できる。
き、衣類等が不意に落下するのを防止できる。従って、
携帯用のみならず衣料品店等の衣類の陳列用としても十
分に使用できる。
【００４９】さらに、展開使用状態に於ける剛性及び強
度を大きくすることができる。かつ、連結部に於けるが
たつきを防止できる。
度を大きくすることができる。かつ、連結部に於けるが
たつきを防止できる。
【図１】本考案の一実施例の折畳み状態を示す正面図で
ある。
ある。
【図２】展開使用状態を示す正面図である。
【図３】折畳み状態の要部拡大図である。
【図４】展開使用状態の要部拡大図である。
【図５】図４のＸ−Ｘ線断面図である。
【図６】折畳み状態の要部拡大断面正面図である。
【図７】展開使用状態の要部拡大断面正面図である。
【図８】図７のＹ−Ｙ線断面図である。
【図９】折畳み状態の要部拡大断面正面図である。
【図１０】展開使用状態の要部拡大断面正面図である。
【図１１】展開使用状態の要部拡大断面側面図である。
１ 剛性部材 ２ 剛性部材 ３ 剛性部材 ４ 剛性部材 ５ ヒンジ部１１ 垂下片 １５ａ 当接突片 １６ 係止用爪部 １８ 係止用小突部 １９ 係止用孔部２４ 係止用突片 ２５ 係止用孔部 ２８ 爪部 ３２ 下面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−290415（ＪＰ，Ａ) 実開 昭48−32329（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭54−110335（ＪＰ，Ｕ) 実公 昭13−15364（ＪＰ，Ｙ１)
Claims (1)
- 【請求項１】 複数個の剛性のあるプラスチック製剛性
部材１，２，２，３，３，４と、その剛性部材１，２，
２，３，３，４とプラスチックにて一体成型されると共
に該剛性部材１，２，２，３，３，４を順次折畳み・展
開可能に連結する可撓性のある薄肉ヒンジ部５…と、を
備えたハンガーであって、底辺部が、中間の剛性部材４
とその左右両端に連結される剛性部材３，３とからな
り、左右の該剛性部材３，３の内端部に、展開状態にて
上記中間の剛性部材４の上面に当接する当接突片１５ａ
を形成し、かつ、該当接突片１５ａに、係止用爪部１６
を下部に有する垂下片１１を垂設すると共に、上記中間
の剛性部材４に、該垂下片１１の係止用爪部１６が係止
する係止用凹所１０を凹設し、左右の傾斜辺部をなす傾
斜状の剛性部材２，２の上端部に、係止用の爪部２８を
有する係止用突片２４を突設し、かつ、頂点部をなす剛
性部材１の左右下端部に、展開状態にて傾斜状の剛性部
材２の上記係止用突片２４が挿入されて係止される係止
用孔部２５を設け、さらに、傾斜辺部の剛性部材２，２
と、底辺部の左右の剛性部材３，３との対向端面の一方
に、係止用小突部１８を形成すると共に、他方の端面に
係止用孔部１９を形成し、上記係止用小突部１８を上方
へ弯曲状とすると共にその小突部１８の下面３２を展開
状態にて上記薄肉ヒンジ部５を略中心とするアール状に
形成したことを特徴とするハンガー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992076847U JP2504734Y2 (ja) | 1992-10-09 | 1992-10-09 | ハンガ― |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992076847U JP2504734Y2 (ja) | 1992-10-09 | 1992-10-09 | ハンガ― |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0633583U JPH0633583U (ja) | 1994-05-06 |
| JP2504734Y2 true JP2504734Y2 (ja) | 1996-07-10 |
Family
ID=13617055
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1992076847U Expired - Fee Related JP2504734Y2 (ja) | 1992-10-09 | 1992-10-09 | ハンガ― |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2504734Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2706907B2 (ja) * | 1994-12-28 | 1998-01-28 | サンタニー株式会社 | 折り畳み式ハンガー |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB1542724A (en) * | 1976-07-08 | 1979-03-21 | Standard Telephones Cables Ltd | Line circuits for telecommunication exchanges |
| US4673115A (en) * | 1986-04-28 | 1987-06-16 | Lamont Romanus M | Unitary collapsible coat hanger |
-
1992
- 1992-10-09 JP JP1992076847U patent/JP2504734Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0633583U (ja) | 1994-05-06 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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