JPH083321Y2 - 衣服カバー - Google Patents

衣服カバー

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Publication number
JPH083321Y2
JPH083321Y2 JP1993018931U JP1893193U JPH083321Y2 JP H083321 Y2 JPH083321 Y2 JP H083321Y2 JP 1993018931 U JP1993018931 U JP 1993018931U JP 1893193 U JP1893193 U JP 1893193U JP H083321 Y2 JPH083321 Y2 JP H083321Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
cover body
cover
cut line
clothes
garment
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1993018931U
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English (en)
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JPH0677656U (ja
Inventor
盛宣 法亢
Original Assignee
マルホ産業株式会社
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Publication date
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  • Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)
  • Holders For Apparel And Elements Relating To Apparel (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、仕立屋や洋服店、或い
はクリーニング店等で使用するに好適な二つ折り可能な
衣服カバーに関する。
【0002】
【従来の技術】図3は従来の衣服カバーの一例を示す斜
視図である。
【0003】従来の衣服カバー5としては、例えば図3
に示すように、袋状のカバー本体1の前面に開閉口3を
設けると共に、カバー本体1の下部に折り畳み用ベロ2
を付設した構造のものが広く用いられていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかし、これでは、カ
バー本体1のほかに折り畳み用ベロ2が必要となるの
で、必然的に材料コストが上昇してしまうという不都合
があった。
【0005】そこで、材料コストを低く抑えるために折
り畳み用ベロ2を用いないで済む方法が種々提案されて
いるが、これ等は、特に衣服7が厚物である場合に収納
性が劣ったり、二つ折りにしたときに内部の衣服7が見
えてしまうという欠点を伴なっている。
【0006】本考案は、上記事情に鑑み、材料コストを
低く抑えることが出来るのは勿論のこと、厚物の衣服を
収納しやすく、かつ二つ折りにしても内部の衣服が見え
ることのない衣服カバーを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】即ち、本考案は、ハンガ
ー(6)に吊り下げられた衣服(7)を収納した状態で
所定の折り目(FL)から二つ折りにすることが出来る
衣服カバー(5)において、前記衣服を収納し得る袋状
のカバー本体(1)を有し、前記カバー本体の上下端部
に前記ハンガーのフック部(6a)が突出するハンガー
係止孔(1a、1b)をそれぞれ設け、前記カバー本体
の前面に、中央部が垂れ下がった略U字曲線状又は直線
の組合せからなるカットライン(9)をその両端部がそ
れぞれ当該カバー本体の左右両端部との間に所定の間隔
(L1)を保持しつつ前記折り目を越えて上側に至る形
で設けて構成される。
【0008】また、上記カバー本体(1)の左右両側に
それぞれ襞部(1c、1d)を設けて構成される。
【0009】なお、括弧内の番号等は、図面における対
応する要素を表わす便宜的なものであり、従って、本考
案は図面上の記載に限定拘束されるものではない。この
ことは、「実用新案登録請求の範囲」及び「作用」の欄
についても同様である。
【0010】
【作用】上記した構成により、本考案は、略U字曲線状
のカットライン(9)の両端部が折り目(FL)を越え
て上側に至る形で設けることにより、開口部を大きくす
ることが出来、また、カバー本体(1)の左右両端部と
カットラインとの間に所定の間隔(L1)を保持するこ
とにより、折り畳んだ状態のカバー本体内の衣服(7)
がカットラインから見える状態を未然に回避することが
出来るように作用する。
【0011】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0012】図1は本考案による衣服カバーの一実施例
を示す図であり、(a)は正面図、(b)は平面図、
(c)は右側面図、図2は図1に示す衣服カバーを二つ
折りにした状態を示す斜視図である。
【0013】本考案による衣服カバー5は、図1に示す
ように、合成樹脂からなる袋状のカバー本体1を有して
おり、例えばカバー本体1の前面は透明、後面は不透明
となっていてもよい。カバー本体1の前面には、中央部
が垂れ下がった略U字曲線状(直線を組み合わせてU字
曲線に近似する形状としてもよい。)のカットライン9
が設けられており、カットライン9の両端部は、当該カ
バー本体1を二つ折りにするときの折り目FLを越えて
上側に至っていると共に、カバー本体1の左右両端部と
の間に所定の間隔L1を保持している。また、カバー本
体1の上下端部には、ハンガー6のフック部6aが突出
するハンガー係止孔1a、1bが形成されており、更
に、カバー本体1の左右両側にはそれぞれ、図1(b)
に示すように、Σ字断面状の襞部1c、1dが設けられ
ている。
【0014】本考案による衣服カバー5は以上のような
構成を有するので、この衣服カバー5を用いて衣服7を
保管する際には、図1(a)に示すように、略U字曲線
状のカットライン9を開いてその開口部から衣服7を収
納し、ハンガー6のフック部6aをハンガー係止孔1a
から外部に突出させる。この際、カットライン9の両端
部が折り目FLを越えて上側に至っているので、開口部
を大きくすることが出来、しかもカバー本体1の左右両
側には襞部1c、1dが設けられているので、収納すべ
き衣服7が冬用コート等の厚物であっても非常に収納し
やすい。また、衣服カバー5のカバー本体1は衣服7の
全体を覆っており、かつカットライン9はその中央部が
垂れ下がっているので、衣服7の保管時にカットライン
9近傍のカバー本体1部分が自重で下向きにめくれてそ
こから塵埃がカバー本体1内に入り込むようなことはな
く、防塵性能に優れる。
【0015】また、こうして衣服カバー5に収納された
衣服7を携帯する際には、カバー本体1をその略中央部
の折り目FLから二つ折りにした後、カバー本体1の上
部をカットライン9から内部に挿入し、ハンガー6のフ
ック部6aをハンガー係止孔1bから外部に突出させ
る。すると、図2に示すような状態となるが、この際、
カバー本体1の左右両端部とカットライン9との間には
所定の間隔L1が保持されているので、折り畳んだ状態
のカバー本体1内の衣服7がカットライン9から見える
ような虞はない。
【0016】なお、上述の実施例においては、カバー本
体1の前面にカットライン9を設けただけの衣服カバー
5について説明したが、更に、このカットライン9に沿
ってファスナーやボタン、或いはテープ等の開閉機構を
付設して防塵性能を高めることも可能である。
【0017】また、上述の実施例においては、カバー本
体1が合成樹脂製である場合について説明したが、カバ
ー本体1の材質としては、合成樹脂以外のもの(例え
ば、紙、紙に樹脂を塗布したもの等)を用いることも勿
論可能である。
【0018】
【考案の効果】以上説明したように、本考案によれば、
ハンガー6に吊り下げられた衣服7を収納した状態で所
定の折り目FLから二つ折りにすることが出来る衣服カ
バー5において、前記衣服7を収納し得る袋状のカバー
本体1を有し、前記カバー本体1の上下端部に前記ハン
ガー6のフック部6aが突出するハンガー係止孔1a、
1bをそれぞれ設け、前記カバー本体1の前面に、中央
部が垂れ下がった略U字曲線状又は直線の組合せからな
るカットライン9をその両端部がそれぞれ当該カバー本
体1の左右両端部との間に所定の間隔L1を保持しつつ
前記折り目FLを越えて上側に至る形で設けて構成した
ので、衣服7の保管時においては、カバー本体1が衣服
7の全体を覆い、カットライン9はその中央部が垂れ下
がっているため、カットライン9近傍のカバー本体1部
分が自重で下向きにめくれてそこから塵埃がカバー本体
1内に入り込む事態の発生を未然に防止できることか
ら、防塵性能に優れる。更に、カットライン9の両端部
が折り目FLを越えて上側に至っているため、開口部を
大きくすることが出来ることから、厚物の衣服の出し入
れがしやすい。また、カバー本体1の左右両端部とカッ
トライン9との間には所定の間隔L1が保持されている
ので、衣服7の携帯時において、二つ折りにした状態の
カバー本体1内の衣服7がカットライン9から見えるよ
うな虞はない。その上、袋状のカバー本体1にカットラ
イン9を設けるだけの極めて簡単な構造であるため、衣
服カバー5の材料コスト及び製造コストを大幅に低減す
ることが可能となる。
【0019】また、上記カバー本体1の左右両側にそれ
ぞれ襞部1c、1dを設けて構成すると、衣服7の収納
性が一層向上するので、厚物の衣服7であっても非常に
収納しやすい衣服カバー5を提供することが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による衣服カバーの一実施例を示す図で
あり、(a)は正面図、(b)は平面図、(c)は右側
面図である。
【図2】図1に示す衣服カバーを二つ折りにした状態を
示す斜視図である。
【図3】従来の衣服カバーの一例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1……カバー本体 1a、1b……ハンガー係止孔 1c、1d……襞部 5……衣服カバー 6……ハンガー 6a……フック部 7……衣服 9……カットライン FL……折り目

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハンガー(6)に吊り下げられた衣服
    (7)を収納した状態で所定の折り目(FL)から二つ
    折りにすることが出来る衣服カバー(5)において、 前記衣服を収納し得る袋状のカバー本体(1)を有し、 前記カバー本体の上下端部に前記ハンガーのフック部
    (6a)が突出するハンガー係止孔(1a、1b)をそ
    れぞれ設け、 前記カバー本体の前面に、中央部が垂れ下がった略U字
    曲線状又は直線の組合せからなるカットライン(9)を
    その両端部がそれぞれ当該カバー本体の左右両端部との
    間に所定の間隔(L1)を保持しつつ前記折り目を越え
    て上側に至る形で設けて構成した保管及び携帯用の衣服
    カバー。
  2. 【請求項2】 カバー本体(1)の左右両側にそれぞれ
    襞部(1c、1d)を設けて構成した請求項1記載の保
    管及び携帯用の衣服カバー。
JP1993018931U 1993-04-14 1993-04-14 衣服カバー Expired - Lifetime JPH083321Y2 (ja)

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JP1993018931U JPH083321Y2 (ja) 1993-04-14 1993-04-14 衣服カバー

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JPH0677656U JPH0677656U (ja) 1994-11-01
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Families Citing this family (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5648779B2 (ja) * 2009-08-12 2015-01-07 株式会社アクシス スーツ袋
DE102019122130A1 (de) * 2019-08-16 2021-02-18 Lars Reinecke Schutzverpackung für Bekleidungsstücke

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JPS4863850A (ja) * 1972-06-23 1973-09-05
JPS5142506U (ja) * 1974-09-26 1976-03-29

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JPH0677656U (ja) 1994-11-01

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