JPS632411Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS632411Y2
JPS632411Y2 JP1983106165U JP10616583U JPS632411Y2 JP S632411 Y2 JPS632411 Y2 JP S632411Y2 JP 1983106165 U JP1983106165 U JP 1983106165U JP 10616583 U JP10616583 U JP 10616583U JP S632411 Y2 JPS632411 Y2 JP S632411Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fabric
coat
attached
folded
storage case
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1983106165U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6013921U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP10616583U priority Critical patent/JPS6013921U/ja
Publication of JPS6013921U publication Critical patent/JPS6013921U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS632411Y2 publication Critical patent/JPS632411Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Outer Garments And Coats (AREA)
  • Details Of Garments (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は携帯用コート、就中一般的な全ての
機能を有するコートに対し、収納用のケース構造
を付加することによりコートの折畳、携行を有効
に約束するようにした利用価値の特に高いコート
の提供に係るものである。
(従来の技術) 而して、この種のコート就中レインコート類
は、雨降りに際しては必需品であるにも拘らず、
雨上り後の処置が煩わしいことより往々にして携
行を嫌う傾向の存したものである。かゝるコート
類における最大の難点は、使用時以外の携帯が概
ね上腕に掛けていることに由来し、これが早くよ
りパツケージ化の工夫が凝らされた主たる原因と
されたものである。
かゝる点において、一般的には収納用の袋を用
意し、折畳んだレインコート類を、これに押し込
んで、畳み崩れを防止した状態で旅行鞄等に収
納、持運ぶようにしたものである。
しかし乍ら、かゝる手法においてはレインコー
トの携帯に合せて収納袋も必ず用意する必要を生
じ、往々にしてこの袋の携行を失念し、あるいは
袋の散失を生じ、又レインコート使用時に際して
の袋の管理が要請されたものである。
又、かゝる袋内への折畳みコート類の収納は思
いの外難しく、収納コート類のシワ、ヨレ折畳縁
のマルマリ、細かい折りジワの発生を生じ、整然
とした折畳みパツケージにおいては格別の熟練と
多くの手間を要したものである。
かゝるコート類の袋内への収納による諸弊害を
是正するために、レインコート本体の前身頃の裏
面にレインコート収納用の取付片を取付け、該取
付け片の周縁に設けられるフアスナーの連結によ
つてレインコートの収納を行う発明(特開昭54−
29240)が案出されたものであるが、同発明にお
けるレインコート収納用の取付片はレインコート
本体の前身頃に直接取付けられているものであ
り、レインコート収納用の取付片が縫着される場
合には当然この縫目がレインコートの表部にあら
わされるものとなり、外観体裁を著しく低下させ
るものとなつたものである。
又、同発明においてはレインコート収納用の取
付片に沿つたレインコート本体における取付け部
が折返し部となるために、かゝる折畳みを正確に
行なわなくてはならず、ラフな折畳みによつては
フアスナー部への挾込み等を誘起し、スムーズな
収納が実行し得なかつたものである。
(この考案の目的と構成) 本考案に係る携帯用コートは、かゝる従前例に
おける不都合に鑑み特に発案されたものであつ
て、使用時以外におけるコートの折畳み収納携行
と、この収納折畳みの容易さと、収納ケースの同
時携行の特性とを特に改良したものであつて、そ
の構成の要旨をコート内側の生地面に折畳部1a
を介して対称とされる収納ケース用生地1を取付
けるようになすと共に、該生地1周縁に前記折畳
部1aより両側方に向けて相互に噛合するフアス
ナー2,2′を設けるようにした収納ケースaを
構成し、前記生地1の取付けコート内側面を表面
として該生地1面上に折畳まれたコートを折畳部
1a位置より再度折畳み、フアスナー2,2′を
噛合して生地1の折畳み周縁を係着、封入するよ
うにした携帯用コートにおいて、前記収納ケース
用生地1が、コートの前身頃における身返し部に
該収納ケース用生地1における縦長寸法部を該身
返し部に縫着されるマチ布6を介して、該身返し
部と一定間隙を空けて対応する如く装着されてい
る点に置き、以下の具体的な実施例と、これ等の
実施例に附随する相当の設計変更が予定されたも
のである。
(実施例) 以下、本考案に係るコートの典型的な一実施例
を添付の図面について説明するに、レインコート
を主とした一般的なコートbは、使用目的に合せ
た形状、素材よりなるものとし、種々の素材、形
状よりなるものが予定されたものである。
かゝるコートbにおける内側面、図示例におい
ては前身頃の上下方向に亘り収納ケース用生地1
が友生地として縫着されたものである。即ち、コ
ートbにおける身頃の開き縁に沿つて、上下方向
に対称となるように配された生地1は、その中央
の水平方向を折畳部1aとし、この折畳部1aを
もつて区分された上半部mと、下半部m′の周縁
に対となつて噛合されるフアスナー2,2′を囲
繞、縫着するようになすと共に生地1の裏面、即
ち、コートbの本体方向にポケツト地を縫着し、
開口部にフアスナー3を配し適宜ポケツト4を構
成し、あるいは携帯用のループ状をなすバンド5
等を生地1の表面に取付け、更に生地1の表面に
バツグとして必要な意匠的ないしは実用的な種々
の工夫、例えば補強テープの縫着、小物用ポケツ
トの縫着、名刺入れポケツトの付設、旅行業者あ
るいは団体名の表記等がなされたものである。
かゝる生地1はコートbの生地に縫着されるに
際し、身頃の縫い合せと共に縫いつける場合と、
マチ布6を介して取付けられる場合とが存し、コ
ートの種別、生地1の形状、寸法等により適宜い
ずれかの手法が使用されたものである。又、かゝ
る生地1はコートbのつくりにあわせて、その全
周縁が縫着される場合と、その一部特に身頃並び
に開き縁の縫製に合せた縁部分のみの縫着が予定
される場合とが存し、夫々のコートの使用目的、
形状等により適宜の手法が選択使用されたもので
ある。
尚、生地1の取付けられる位置は、必ずしも図
示例のものに限らず、コートbの内側面である限
り、必ずしも位置的な制約の存しないものである
が、コートの着装、着装時におけるポケツト4の
使用、整然とした折畳み等を効果的になすものと
して、生地1と取付け位置とがマチ布6を介して
一定間隙を有しながら取付けられるのが最適の一
実施例とされたものである。
叙上構成よりなるコートbの使用後において、
生地1を表面にして、即ち、コートbを裏返すよ
うにして生地1上に整然と折畳んだ後、これを折
畳部1aにおいて二ツ折りとなし、フアスナー
2,2′を係合することによりコートbは完全に
生地1をもつて構成されるケースa内に取込まれ
ると共に生地1の面に設けられたフアスナー3、
バンド5その他の名刺入れ、各種デザイン等は全
てケースaの外表面に表わされたものである。
(考案の効果) 本考案に係るコートは叙上における特徴ある構
成よりなることよりして、逐一収納袋類の同時携
行を不要とし、単純なコートの着装外出のみによ
り、私用済みコートの収納持帰りを可能としたも
のである。又、袋類に詰め込むことゝ異なつて、
単純な平面的な折畳み操作のみとしたことよりし
て、袋類への詰め込みに際して生ずる前記不都
合、就中コート折畳み周縁のマルマリ、シワ、ヨ
レが抑止されたものである。
次いで、折畳み操作自体も、生地1がコートb
にマチ布6を介して縫着されていることより、こ
の縫着縁に沿つたラフな折込みをもつて容易且つ
確実な整然とした折畳みを可能としたものであ
る。
又、生地1は単純な一枚生地としてコートbの
内側面に縫着され、これが袋状をなしているもの
でないことよりして、コートの着装が特に自然な
ものとされ、生地1の介入による違和感ないしは
コート機能の損耗は全く見受けられないものであ
る。
更に、コート内側の生地面に取付けられる該生
地1がマチ布6を介して取付けられていることに
より、該生地1がコート内側の生地面に縫着をも
つて取付けられる場合にこの縫着による縫目をコ
ート表面に目立たせることがなく、外観体裁を整
えたものである。
更に又、生地1の表面に設けられるポケツト4
は、コートbの着装においても又、コートを収納
した際のケースaのいずれかにおいても共用でき
る位置に存したことよりして、乗車券、小銭、ハ
ンカチーフ等の連続した即ち、コートの着装、脱
装携行のいずれにおいても逐一ポケツト4より取
出し、移動させることなしに連続して使用が可能
とされたものである。
又、折畳み収納されるコートbは、生地1に対
し裏返しの状態とされたものであり、特に雨降り
時の使用後における収納に際してもケースaより
濡れ出しが確実に防止されたものである。
本考案は叙上における通り、携行、使用のいず
れにおいても顕著な効果の存する携帯用コートの
提供を目的としたものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るコートの斜視図、第2図
は同要部拡大平面図、第3図〜第6図は使用状態
を示す斜視図である。 尚、図中1……生地、2……フアスナー、3…
…フアスナー、4……ポケツト、5……バンド、
6……マチ布、a……収納ケース、b……コート
を示したものである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. コート内側の生地面に折畳部1aを介して対称
    とされる収納ケース用生地1を取付けるようにな
    すと共に、該生地1周縁に前記折畳部1aより両
    側方に向けて相互に噛合するフアスナー2,2′
    を設けるようにして収納ケースaを構成し、前記
    生地1の取付けコート内側面を表面として該生地
    1面上に折畳まれたコートを折畳部1a位置より
    再度折畳み、フアスナー2,2′を噛合して生地
    1の折畳み周縁を係着、封入するようにした携帯
    用コートにおいて、前記収納ケース用生地1が、
    コートの前身頃における身返し部に該収納ケース
    用生地1における縦長寸法部を該身返し部に縫着
    されるマチ布6を介して、該身返し部と一定間隙
    を空けて対応する如く装着されていることを特徴
    とする携帯用コート。
JP10616583U 1983-07-08 1983-07-08 携帯用コ−ト Granted JPS6013921U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10616583U JPS6013921U (ja) 1983-07-08 1983-07-08 携帯用コ−ト

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10616583U JPS6013921U (ja) 1983-07-08 1983-07-08 携帯用コ−ト

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6013921U JPS6013921U (ja) 1985-01-30
JPS632411Y2 true JPS632411Y2 (ja) 1988-01-21

Family

ID=30248553

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10616583U Granted JPS6013921U (ja) 1983-07-08 1983-07-08 携帯用コ−ト

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6013921U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104188147A (zh) * 2014-09-24 2014-12-10 江苏红豆实业股份有限公司 可携带型轻便西服

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112369733A (zh) * 2020-11-11 2021-02-19 晋江市远祥服装织造有限公司 一种防泼水防污面料的户外装备

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52641U (ja) * 1975-06-23 1977-01-06
JPS5429240A (en) * 1977-08-04 1979-03-05 Sanyou Shiyoukai Kk Raincoat

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52641U (ja) * 1975-06-23 1977-01-06
JPS5429240A (en) * 1977-08-04 1979-03-05 Sanyou Shiyoukai Kk Raincoat

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104188147A (zh) * 2014-09-24 2014-12-10 江苏红豆实业股份有限公司 可携带型轻便西服

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6013921U (ja) 1985-01-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5009319A (en) Shape giving system for soft purses
US4475251A (en) Wearable purse
US6457635B1 (en) Shirt wrapper
US4351066A (en) Dual purpose jacket
US1730603A (en) Shopping bag
JPH09500038A (ja) ケース
JPS632411Y2 (ja)
JPH0444568Y2 (ja)
JPH0437845Y2 (ja)
JPS6010408Y2 (ja) かかえ型のハンドバツグ
JPH057207Y2 (ja)
JPH083321Y2 (ja) 衣服カバー
JPH023296Y2 (ja)
JPH0445541Y2 (ja)
JP3070386U (ja) 収納袋付き上着
JPS6019603Y2 (ja) 衣服用バツク
JPS6335627Y2 (ja)
JPS6223765Y2 (ja)
JPH083320Y2 (ja) 衣服カバー
JPS5835603Y2 (ja) エプロン用ダブルポケツト
JPS6126209Y2 (ja)
JPS632417Y2 (ja)
JPS6239715Y2 (ja)
JPH0430137Y2 (ja)
JPS5927154Y2 (ja) 拡狭と開口自在なポケットを有する鞄類